京丹後市議会 > 2023-03-29 >
令和 5年庁舎整備等特別委員会( 3月29日)
令和 5年庁舎整備等特別委員会( 3月29日)

ツイート シェア
  1. 京丹後市議会 2023-03-29
    令和 5年庁舎整備等特別委員会( 3月29日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    令和 5年庁舎整備等特別委員会( 3月29日)   ───────────────────────────────────────────               庁舎整備等特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 令和5年 3月29日(水曜日)       開会 午後 4時53分       閉会 午後 5時42分  2 開催場所 京丹後市役所3階 301会議室  3 出席委員 平井委員長和田正幸委員長、         池田委員川戸委員多賀野委員永井委員中野委員鳴海委員平林委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 鳴海委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 中西市長川口市長公室長安田建設部長松本政策企画課長、              井上都市地域拠点整備推進室長中川都市計画建築住宅課長、              安達都市計画建築住宅課主査 10 議会事務局出席職員 奥垣議会事務局長田中議会総務課長補佐 11 会議に付した事件   (1)庁舎整備等について 12 議  事                                 開会 午後 4時53分 ○(平井委員長) ただいまの出席委員は9名であります。定足数に達しておりますので、庁舎整備等特別委員会開会します。  本日の署名委員鳴海委員を指名します。  本日の議題はお手元に配付のとおり、庁舎整備等についてであります。本件の調査に当たり、中西市長市長公室長建設部長及び関係課職員説明員として出席していただいておりますので、出席者紹介をお願いします。  中西市長。 ○(中西市長) 定例会終了後の大変お疲れのところ、お集まりいただきましてありがとうございます。  それではまず、出席職員紹介させていただきます。  市長公室長川口でございます。政策企画課長松本でございます。都市地域拠点整備推進室長井上でございます。建設部長安田でございます。都市計画建築住宅課長中川でございます。同じく建築住宅課安達主査でございます。  以上で説明させていただきます。 ○(平井委員長) それでは、本件については、前回基本設計書を提出していただきまして、それについて説明を受けたところであります。そこで引き続き、質疑から入りたいと思います。  和田委員長。 ○(和田正幸委員長) このA−3の1階の平面図の少し確認ですが、前も言っていましたがトイレ入り口は1つで、奥で分かれるということで、これはこのままいかれるのか、いかれないのか。それとA−4の2階の上が少し見にくいので、これはどのようになっているのか少し説明を。2階のトイレ、何か字が読めないのです。何だかよく分からないので、これどうなってるのかということを少し確認で聞きます。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) それでは2点ありましたので、まず1点目の、1階の市民利用トイレの出入り口の件ですが、入り口については1か所から入って男女分かれて入っていくという形になります。  次に、2階のトイレなのですが、左上に紫色でマーカーされているところ、少し見えにくいということで大変申し訳ないです。一応ここのトイレにつきましては、今LGBTQに対応したトイレということで計画のほうをしております。イメージとしましては、多目的トイレを並べているというようなイメージになります。ですので、基本的には多機能トイレと、あと部分的に大便器小便器が中のほうに配置されたトイレというのを計画しております。  以上です。 ○(和田正幸委員長) この2階でこれ4つしかないということなのでしょうか。それで間に合うのかなと今ふと思ったのですが。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応設計事務所のほうにもその辺り便器の基数であったりというのを確認していますが、現段階、調整の中では足りているということです。トイレについては一応1階、2階、3階とございますが、図面向かって左側を市民トイレ右側のほうに階段の辺りにありますが、そちらは一応職員用トイレということで分けております。箇所数としては6か所ほどになります。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 基本方針の2です。いわゆる通常の1.5倍の耐震性という、なぜ1.5という数字が出てきたのかということや、浸水被害は最小限としますということで、どれくらいの降水量に耐えられるのか、この2点をお願いします。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 耐震性のこの1.5という数字なのですが、一応建築基準法上で最低の基準というのがありまして、それを1.0というふうに考えております。そこから割増しというような形で1.25倍、1.5倍というような形であるのですが、今回の建物については、構造上1類ということで最も耐震性が高い部類に入ってきます。それが1.5倍程度ということでこの数字のほうが出てきております。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 関連です。このことによって、やはり一定コストはかかるという認識でよろしいですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) この数字にすることによってコストはかかってきます。 ○(平井委員長) 続けて。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応今回の想定してます浸水深というか深さにつきましては、現在、今の地盤面から1メートル程度を想定しています。計画上はかさ上げで50センチ程度あと止水板のほうで50センチ程度ということで、併せて1メートル程度浸水深に対応するというところで計画しています。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) 多賀野です。ご苦労さまです。  今、止水板の件もありましたが、これは増築棟だけの話ですか。それはこの峰山庁舎関係ない話ですか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今回計画している止水板については増築棟のみというところになっております。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) そうしたら峰山庁舎増築棟関係で、こっちはかさ上げするけど、こっちはかさ上げしないですね。このままでこっち側でも止水板がないと1000年に1回の雨が降ったときは、こっち側が1メートルぐらいつかるということで、七十何センチあったということですよね、そうなら。確認です。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 現施設につきましては、地盤が高いということで、70センチ程度の高さがございますので、その辺り止水板入り口にしてもほかのところの施設構造が変わりませんので、そのままの計画でいきたいなというふうに思っております。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 基本方針5ですね、スケルトンインフィル構造というのを初めて聞くのですが、これ具体的に説明をお願いしたいのと、それから、いわゆるメンテナンス性の高いシンプルな内外装計画、将来の更新に配慮したライフサイクルの長い設備計画を行いとあるのですが、これもう少し具体的にこういうものを使用してこういうことを考えていますというのがないのですかね。いわゆる議会に求められるのが、どれだけ経費削減して無駄をなくしたのだということを問われますので、この辺りがもう少し具体的な説明が聞きたいなと思います。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) まず、スケルトンインフィル説明なのですが、こちらについては一応構造躯体設備というのを切り離して建築するという考え方でして、基本的には一体型にしないということで、間仕切りの変更に対応しやすいとか、特に設備更新の際には躯体を傷めずに更新できるとかそういうメリットがあるというところで、そういう設計のほうを今進めているというところです。あとメンテナンス性でしたりとか経済性に配慮したというところにつきましては、できるだけ華美な材料とかを使わずに経済性あと汎用性の高い、特に替えが利きやすいようなものを中心に材料の選定をしたりとかするようなことでこの辺りを反映させていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○(平井委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 併せて最後部分ですね。徹底的な合理化を図り無駄のない効率的な執務を可能としますという、必ずこういう文面が出てくるのですが、もう少し具体的に、ではどれくらい徹底的な合理化を図られてどれくらい無駄のない効率的な執務ということを考えられておるのか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応合理化という部分建築的な考えでいきますと、できるだけ無駄なスペースがなくシンプルな配置計画であったりレイアウト計画、特には机とか椅子とかそういったところのレイアウト計画でありましたりとか、今ペーパーレスというところも書かれてますが、その辺りそういうソフト面で進めていくことによって減らせる倉庫でありましたりとか、そういったよく執務室内に棚とかそういったところもたくさんありますが、そういったところの改善をすることによってそういったものもできるだけ縮小していく、合理的に計画していくというところで今、徹底的なというところで記載させていただいております。  以上です。 ○(平井委員長) 私のほうからですが、それかワーキンググループとかで働き方改革などペーパーレスとかあるのですが、我々委員会で視察行ったときに、徹底的なペーパーレス化をするために部局間を飛び越えてでもやっていくという形なのですが、目標する数値とかも踏まえてこの計画に入っているのでしょうかね。  井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) ペーパーレス化につきましては、今後の発生するものは抑制をしながら執務をしていくという形で、最低限の物を置くというところです。ただ、どの程度というところは、ほかの事例でありますと50%とかそういったところがございますので、我々もそういったところを踏まえながら設定していくのですが、最終、スペースの中にどこまで置けるかといったもので、そこに合わせたものしか入れないというようなことも視野に入れながら整備を進めていきたいと考えているところであります。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 同じところで、ペーパーレス化の続きで、ユニバーサルレイアウトなどということを、どのような内容考えておられるのでしょうか。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) このユニバーサルレイアウトというのが汎用性の高いというか、数であったりとか形状だったり配置、これはできるだけ合わせることによって部署配置のときに動かさなくてもいいだったりとか、その家具自体が、もしほかのところで使いたいというふうになったとしても、できるだけそれをまた違うところに転用できるとか、そういった考え方になります。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 先ほどペーパーレスについての話があったのですが、以前は95%のペーパーストックレスを目指すのだという話もあったように記憶をしているのですが、今のお話だと一定ペーパーレス化ペーパーストックレスを目指しつつ、入る分、施設増築棟庁舎関連して置ける分がこの数値目標になっていくような感じで聞こえてきたのですが、その辺りは何か目途があるのですか。大体何%ぐらいの程度ペーパーレス化ペーパーストックレスをすればこの庁舎の中で納まるだろうみたいなところが今目途をお持ちなのか、それとも今はもう持てないということなのかお伺いします。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 現段階ペーパーレス化につきましては令和5年度から新たなものの取組を始めていこうとしているところであります。過去の文書一定期間保存であるとかそれを活用して業務を行わなければいけないというところで、当初については執務室内にも一定のものが、紙の保存が発生するのかなと思っているところであります。ですので、最終的には95%であるとかそういったところに向けて進めていくのですが、その過渡期というか変わっていく段階的に減っていくと。ただし、それだから全てのものを入れますよというような考え方ではなくて、合理的なスペースになるようにできるだけそういったものは置かないような形でオフィスの環境を整備していきたいと考えているところであります。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 承知しました。そうしましたら一番最初が一番書類関連が多いということで、そこからどんどん減っていくことが可能になるという、そういう想定で理解を共有しておいたらいいですか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 一定そういうふうな形で文書については減っていくと考えています。ただ、どうしてもパンフレットであるとかそういったものの保管とかも必要になってきますので、一定のそういった保管スペースというのは必要だと考えているところであります。 ○(平井委員長) 多賀野委員。 ○(多賀野委員) 関連です。一応書類管理というのは、行政側としては何年という基本的なものは持っておられるのですか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 文書につきましては、その文書の性質であるとか今後の扱いによって何年というのが種類によって変わってきます。現段階でいいますと1年、3年、5年、10年、30年、永年というものがございます。そういったところで今後、保存年限の在り方も含めて令和5年度から整理を進めていきたいと考えているところであります。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 今の関連ですが、書類保存するということもしなければならないということですが、ここの今のスペースの中で、そういったスペースは取れるということですか。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 文書につきましては、今、五箇小学校の跡にも書庫を持っておりまして、そこについては保存年限が長いものというのを保存するようにしております。ですので、短いものについては、年限くれば廃棄していきますので、そういったことも含めて、あと五箇小学校のキャパシティーとか考えて、増築棟であるとかそういったところの書庫というか保存スペース考えていきたいと考えているのですが、やはりどうやってペーパーレス後の図り方をするかというところが大事になりますので、全てを納めるからこれだけ必要ですよというところにはいかないのかなと考えているところです。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今の建築のほうの図面でいいますとAのページ数でいうと5ページ目に1階、2階、3階の平面図がついておりますが、ちょうど建物右側に1階、2階、3階ともにブルーでマークしている部分がありますが、そこが一応倉庫スペースになります。建物割合としては、現在は大変少ないというような割合になってますが、部分的に会議室というところを一時的には保管できるような形というのも今考えているというところです。ただ倉庫につきましては、ペーパーレスが進めば少なくなってくるかと思いますので、少なくなってくれば、ほかの使い方ができるようにというふうに考えております。  以上です。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 永井です。効率化ペーパーレスとともにアドレスフリーということがよく言われたのですが、そういう言葉も直接書かれていないのですが、これは実際に前から言われている形で職員の数より机は少ないというようなことがここに盛り込まれているという理解でよろしいですか。 ○(平井委員長) 中西市長。 ○(中西市長) 基本設計書の中にフリーアドレスという言葉は使っておりませんが、例えば基本方針の5のところに将来の変化に柔軟に対応できるという、この機能的で合理的な庁舎という中の一番最後のところに、先ほど池田委員からの御質問のありました徹底的な合理化を図るという、ここの言葉の中にそういった働き方改革業務改善も含めて表現しておりまして、一つの方法としてフリーアドレスということによって働き方改革にもつながるし、そうした什器の購入費用も節減できるという、そんなふうな表現と読み取っていただければと思っております。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 考え方は分かるのですが、それがいわゆる実際の間取りであったり机の配置であったりそういう中の数字であったり、そこに反映されたものがここに出されているのかということです。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 今、発信させていただきましたが、増築棟の1階、2階の平面図があります。1階部分平面図は黄色い部分がございますし、2階の部分では執務室ということで水色の斜線がございます。この部分につきまして、大体職員の70%で計算をさせて基本設計を進めているところでございます。 ○(平井委員長) ほかに。  鳴海委員
    ○(鳴海委員) 14ページ、A−10のところなのですが、建築意匠計画ユニバーサルデザイン計画というところで、ほかの計画と比べたら基本的な考え方のところはかなり抽象的な感じで具体的にはあまり読みにくいなというふうに思っているのですが、この辺りは意図として基本設計書が完成するまでにユニバーサルデザインなので、実際障害があったりとか高齢者の方だったりとか子育てされてる方だったりとかというところの具体的な意見を聴取されてこの計画が完成されていくということに考えたらよいのか、何かその辺り意見をこれから求められたりとか反映させたりすると考えがあるのかお伺いします。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) ここの項目については、大変基本的な考え方しか今現在、記載していなくて大変申し訳なかったのですが、今後ここの項目につきましては、実際のトイレ計画でしたりとか一般的なユニバーサルデザイン関係といったものを、具体的にもう少し落とし込んでいきたいなというふうに思っていますので、一応、一般的に言われている内容という部分につきましては、具体的に落とし込んでいきたいなと思っております。  以上です。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) 団体の御意見ということで、この基本設計の前に基本計画ということでも各種団体のほうにも御意見を聞かせていただきました。そこには障害者関係団体の御意見も聞かせていただきながら、そういった機能を盛り込んでいこうということで決めておりますので、改めて団体のほうには今のところ聞くという考えはございません。ただ詳細な部分で、どうしても各種団体意見が聞きたい、また市のほうでも関係部署福祉サイド、そういった部分で検証は必要かなというふうに考えております。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 前半は聞く考えはないというところで理解はしたのですが、後半に何か検証する必要があるということで、何か少し理解がしにくかったのですが、ユニバーサルデザインを具体化されることに当たって、実際、当事性の高い方からの話を聞いて、実際の設計に至るのかどうかというところをお伺いしているのです。その辺り少し明確に御答弁いただきたいです。 ○(平井委員長) 公室長。 ○(川口市長公室長) ユニバーサルデザインを具体化していくその設計上において、そういう方々の意見というのを反映させていくというのは、大切な観点だと思っております。もちろん設計事務所においてそういった観点も持ち合わせていると考えておりますが、障害者福祉課を通じながら、関係団体だとかに意見聴取をしながらというようなことはやっていくべきだというふうに思っております。今、具体的にそのスケジュールとしては持ち合わせてはいませんが、やっていくべきだと思っております。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) もう一つ市民利用スペースについてなのですが、一定説明の中でワークショップの件を参考にしたのだというふうに御説明をいただいているのですが、もう少し、どういうふうなことを参考にされて、どうされるのかというところを、補足の説明をいただきたいです。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) ここの項目につきましても、現在、聞いた意見を具体的に記載しているところまでには至っておりません。なので、基本設計をまだ現在進めておりますが、その辺りについては市民ワークショップで出た、例えばですが、マルシェができたらいいねとか、みんなの広場というところの使い方として、子育て世帯にも使いやすいような場所になったらいいね、みたいな意見についても出ていましたので、そういった使い方、こういったところも使い方としてあるよというような部分を、基本設計の中で落とし込んでいけたらなというふうに思っております。  以上です。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 重ねてすみません。峰山庁舎改修計画のほうです。36ページ、K−03のところです。特にこの1階の平面図を見せていただくと、便所のところが未改修というか斜線が引いてあって改修されないということだというふうに読んでいるのですが、この部分がほかのところ改修されると、中では少し暗かったりとかで、この部分改修がされないことで、便所部分は目立ってくるのかなというふうに感じたりするのですが、この辺り改修でよいのかというところと、その辺り内装だけでも触ることできないかという観点で、この辺り改修にされた考え方、お伺いします。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 既存の峰山庁舎改修範囲ですが、議員言われたとおり、斜線部分については改修範囲外というふうになっています。ただ、LEDの照明の改修でしたり、斜線部分はほとんど空調入っていないのですが、空調改修については斜線部分以外のところにも一応改修する予定にはなっておりまして、特にトイレ部分につきましては、便器あとトイレブース、タイル、内装につきまして、割とまだきれいな状態にあるのかなというふうに感じてますので、少し暗いという部分についてはLED化というところでもう少し明るくはなるのかなというふうには思っていますが、基本的に内装改修というは今のところ考えておりません。  以上です。 ○(平井委員長) 私のほうから1点なのですが、前回説明の中でA−5のところです。4,000平米というところで床面積4,000平米、今回3階建てにして1階、2階を広く取りましたと、それでテラス設けました。建築の単価かけて4,000平米かけて概算出ていたのですが、そのテラスを造ることによって、通常の陸屋根とかではなくてコストがアップしていくと思うのですよね。そこのところの考え方、広くして執務スペースをよくして市民利便性をよくしたという説明はあったのですが、そことプラスされていく費用と、今回費用がプラスされていくという説明があったのですが、そこの考え方整理をお願いします。  安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今回1階、2階については広く取って、3階部分については面積を4,000平米とすることによって少し狭くなったというところでのコストアップというところなのですが、基本的にはやはり下層階によって単価というところが大きく違うと思うので、あまり3階を小さくすることによってコストが変わるということはないのかなと。一応コストが上がるよという部分については、今回そのテラスの部分、屋上である一定スペースができることによって、屋上のテラスというのを基本計画としては反映させています。そのテラスについては少しデッキがあったりとか植栽があったりとかということで、通常の防水の仕上げとはグレードが上がってくるというところで単価が上がってくるということになります。 ○(平井委員長) 中西市長。 ○(中西市長) 設計考え方は今安達主査が言ったとおりなのですが、今回の増築棟建築に当たって、一つ考え方の方針として、できるだけ市民から親しまれる庁舎づくりというようなテーマがありました。そうした中で市民利用スペースワークショップも含めて議論する中で、せっかく3階にテラスがあるのであればそこも市民利用市民が集えるようなスペース利用ができないかということでこの提案をさせていただいているということで、それに伴っての費用が上がるということで、費用対効果ということであれば狙いはそうなのですが、今後その出来上がったスペースをどういうふうな有効利用していって、市民同士のコミュニケーションあるいは職員市民とのコミュニケーションというものが増進していけるかというところで、効果というところは変わってくるというふうに思っております。議会のほうとして、コストが上がるのであればそんな機能必要ないよということであれば、この基本計画の中で見直しをさせていただく必要があるのではないかというふうに思っておりますが、我々はワークショップや基本的なテーマも含めまして、3階のテラスについてはそういったスペース利用をすべきではないかということで提案させていただいているということです。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 少し確認ですが、以前も確認したことがあると思いますが、直方体にするよりかは費用は安くなるということですよね。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 建物については、今回4,000平米というのが決まっていますので、基本的に高く建てれば建てるほど建築の1階部分の面積は小さくなってきます。ですので、一応そうしたほうが単価としては安くなる形になります。1階部分が広ければ広いほど基礎の部分にかかるお金というのが少し高くなってきますので、その辺りコスト増になるというところになります。  以上です。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) その辺りの金額の差異、概算で構わないですが差がどういうふうになっているのかということを御説明いただければと思います。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 前回の特別委員会のほうで提示させていただいた金額というのが、今の計上の建物で幾らかというのを設計事務所のほうが積み上げて出している金額になるのですが、同じように平米単価で計算されるものではなくて積上げになってくるので、例えばですが、総3階建てにするというパターンになってくると今と対比する金額としては、今は出せないというところです。 ○(平井委員長) 先ほど中西市長のほうからこの一、二階のAベース、下のほうを広くしてテラスを設けるということでコストアップにつながる。ただし市民との交流の場とかそういうところを踏まえての利便性が図れるのではないかと。それについての議会として意見がありますかという投げかけがあったのですが、それについて御意見がありましたらよろしくお願いします。  多賀野委員。 ○(多賀野委員) 私は執行部が言う一、二階を大きくしてテラスを使う、そして費用対効果として市民との交流だとか市民同士の交流、いろいろな面で今後20年、30年たったときにはそういったことで費用対効果が出るだろうと、私もそう思っておりますし、総3階建てにすると本当に増築棟庁舎の間のところしか市民が集わないということで、それはそれでいいのかも分からないですが、一応そういったいろいろな方の声を、こういった形でいろいろな内容が入っていますので、そういったことを総合的に、俯瞰的に考えたときにそういう3階のこのテラスも使いようがあるだろうなということで、私は執行部の考え方に同意いたします。  以上です。 ○(平井委員長) では、基本計画を変えるべきであるとかそういう御意見はないでしょうかね。この特別委員会の中でというか個々の中でありますでしょうか。  テラスの件、今の建物の形について、御意見は執行部の提案のとおりでよろしいという形でいいですか。    (「異議なし」の声あり) ○(平井委員長) それではほかに、この基本計画の中でお願いします。  永井委員。 ○(永井委員) 永井です。Sのところの20ページからのところですが、耐震性が1.5ということが出されていて、Sの02、次のところの3つのパターンが耐震だ、制振だ、免震だというのは、それというこの3つの中からどれが想定されているのかというのは、さらに次のページにも3つか4つぐらい案があって比較されているのですが、その辺りはどういうことが考えられているのかということを解説お願いします。 ○(平井委員長) 安達主査。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) まず構造関係ですが、順番的にS−3のほうから見ていただきまして、今回、建物構造、上部構造計画という部分になるのですが、どういう構造で建てていくかというのをここで比較してます。こちらについては鉄筋コンクリート造から一応木造までの4つの構造の比較でさせていただいているのですが、一番下に総合評価というところで評価しているのですが、コスト面、あと耐震性、耐久性等、その辺りに優れている点、あとは実績が多いというようなところの信頼性みたいなところも踏まえまして、まず上部構造については鉄筋コンクリート、RC造といわれるもので計画しております。  1枚戻っていただいて、続きまして、S−02の部分になります。こちらについては、耐震関係構造の比較をしています。先ほど議員に言われたように、3つの構造形式があるのですが、こちらについても比較をしまして、最終総合評価としてはこれが一番大きいところではあるのですが、コスト面、あと工期、こちらについて最も有利な耐震構造というものを採用することで計画しております。基本的にはがっちりと固めた建物にするという構造になります。  以上です。 ○(平井委員長) ほかになければ、これで本日の質疑を終結したいと思います。  説明員の皆様、御苦労さまでした。  暫時休憩します。                午後 5時36分 休憩                午後 5時41分 再開 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  それでは今後の予定ですが、必要に応じて委員会を開催したいと思いますので、よろしいでしょうか。    (「はい」という者あり) ○(平井委員長) それでは、本日の特別委員会を終了します。  御苦労さまでした。                                 閉会 午後 5時42分 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   平井 邦生            │ │                                           │ │                    署名委員  鳴海 公軌            │ └───────────────────────────────────────────┘...