城陽市議会 > 2013-12-06 >
平成25年第4回定例会(第1号12月 6日)

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  1. 城陽市議会 2013-12-06
    平成25年第4回定例会(第1号12月 6日)


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    平成25年第4回定例会(第1号12月 6日) 平成25年       城陽市議会定例会会議録第1号 第 4 回      平成25年12月6日(金曜)午前10時00分開会   〇出席議員(19名)  太  田  健  司  議 員  村  田  圭 一 郎  議 員  阪  部  晃  啓  議 員  熊  谷  佐 和 美  議 員  乾     秀  子  議 員  相  原  佳 代 子  議 員  阪  部  正  博  議 員  飯  田     薫  議 員  若  山  憲  子  議 員  熊  﨑  雅  章  議 員  野  村  修  三  議 員  園  崎  弘  道  議 員
     増  田     貴  議 員  藤  城  光  雄  議 員  宮  園  昌  美  議 員  八  島  フ ジ ヱ  議 員  土  居  一  豊  議 員  本  城  隆  志  議 員  畑  中  完  仁  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局  田  中  信  三  局長  安  田  光  雄  次長              庶務係長事務取扱  山  中  美  保  議事調査係長  樋  口  友  彦  主事  涌  井  憲  政  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  奥  田  敏  晴  市長  出  野  一  成  副市長  中  村  範  通  教育長  森     俊  博  市長公室長  本  城  秋  男  総務部長  吉  岡  喜  彦  市民経済環境部長  小  嶋  啓  之  福祉保健部長              福祉事務所長  有  川  利  彦  まちづくり推進部長  松  本  雅  彦  まちづくり推進部参事  岡  田  陸  夫  都市管理部長  石  川  康  郎  消防長  乾     政  明  上下水道部長              公営企業管理者職務代理者  中  井  康  彦  教育部長  森  島  正  泰  総務部次長  大  橋  弘  次  下水道課長  芝     英  明  工務課課長補佐 〇議事日程(第1号) 平成25年12月6日(金曜)午前10時00分開議  第1         諸報告  第2         会議録署名議員の指名について  第3         会期の決定について     (決算特別委員会付託分)  第4 議案第59号  平成24年度(2012年度)城陽市一般会計歳入歳出決算の認定に             ついて     議案第60号  平成24年度(2012年度)城陽市国民健保険事業事業特別会計歳             入歳出決算の認定について     議案第61号  平成24年度(2012年度)城陽市介護保険事業特別会計歳入歳出             決算の認定について     議案第62号  平成24年度(2012年度)城陽市寺田財産区特別会計歳入歳出決             算の認定について     議案第63号  平成24年度(2012年度)城陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳             出決算の認定について     議案第64号  平成24年度(2012年度)城陽市水道事業会計決算の認定につい     議案第65号  て平成24年度(2012年度)城陽市公共下水道事業会計決算の認             定について  第5 議案第68号  城陽市暴力団排除条例の制定について(市長堤出)  第6 議案第69号  城陽市営住宅設置及び管理条例の一部改正について(市長提出)  第7 議案第70号  城陽市税条例の一部改正について(市長提出)  第8 議案第71号  城陽市水道事業給水条例及び城陽市公共下水道使用料条例の一             部改正について(市長提出)  第9 議案第72号  城陽市介護保険条例の一部改正について(市長提出)  第10 議案第73号  城陽市国民健康保険条例の一部改正について(市長提出)  第11 議案第74号  城陽市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について(市長             提出)  第12 議案第75号  城陽市産業会館の指定管理者の指定について(市長提出)  第13 議案第76号  城陽市立福祉センターの指定管理者の指定について(市長提出)  第14 議案第77号  城陽市立老人福祉センターの指定管理者の指定について(市長             提出)  第15 議案第78号  城陽市立老人介護支援センターの指定管理者の指定について             (市長提出)  第16 議案第79号  城陽市立老人デイサービスセンターの指定管理者の指定につい             て(市長提出)  第17 議案第80号  文化パルク城陽及び城陽市総合運動公園等スポーツ施設の指定             管理者の指定について(市長提出)  第18 議案第81号  宿泊施設アイリスイン城陽の指定管理者の指定について(市長             提出)  第19 議案第82号  市道路線の認定について(市長提出)  第20 議案第83号  行政区域外市道認定に関する承諾について(市長提出)  第21 議案第84号  行政区域外市道認定に関する承諾について(市長提出)  第22 議案第85号  損害賠償額の決定について(市長提出)  第23 議案第86号  公の施設の区域外利用に係る協議について(市長提出)  第24 議案第87号  公の施設の区域外利用に係る協議について(市長提出)  第25 議案第88号  平成25年度(2013年度)城陽市一般会計補正予算(第3号)             (市長提出)  第26 意見書案第2号  特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書(議員提出)  第27          請願について 〇会議に付した事件  議事日程に同じ     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員数は19名でございます。  これより平成25年第4回城陽市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程に入るに先立ち、市長から発言の申し出がありますので、お受けいたします。  奥田敏晴市長。
    ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 おはようございます。  本日ここに、平成25年第4回城陽市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、師走を迎え何かとご多用の中ご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  今議会に上程しております補正予算では、私が公約に掲げたものの中からスピーディーに実行できる施策を盛り込ませていただきました。その1つは、産業の活性化を図り、地元企業の競争力を強化することを目的に、新しく仮称産業育成懇話会を設置し、商工会議所や企業関係者、学識経験者などの方々と将来の希望ある産業について議論を行い、その中でのご意見を施策として実現していきたいと思っております。  また、教育を通じた人材育成という公約に係るものとして、城陽市学力テストのフォローアップができるよう、CDの購入や小学校の教育充実補助員の勤務時間の延長を行い、児童たちの基礎・基本を習得する学習習慣を定着する、学習意欲を高めるという目標を達成していきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。  さて、京都サンガフットボールクラブについてでありますが、先日、プレーオフ準決勝がありました。引き分けでございましたが、ルールに従い勝利することになり、いよいよ最終のプレーオフ決勝が明後日の8日にあります。この試合に見事勝利し、J1復帰を果たしていただきたいと期待しており、ホームタウン城陽市として、まちを挙げて応援していきたいと思っております。  最後になりますが、今期定例会に提案させていただいております諸議案につきまして、よろしくご審議をいただき、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第1、諸報告を行います。  まず、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく、平成25年9月分及び10月分の例月現金出納検査結果報告書が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。     ────────────────────────                       25城監第36号                       平成25年11月14日                       (2013年) 城陽市議会議長  藤 城 光 雄 様                城陽市監査委員  川 村 和 久                城陽市監査委員  阪 部 正 博      例月現金出納検査の結果に関する報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定により例月現金出納検査を執行したので、同条第3項の規定によりその結果に関する報告書を次のとおり提出します。        例月現金出納検査の結果に関する報告書 1 検査の対象  (1)会計管理者所管に係る     平成25年(2013年)9月末日現在における現金の出納状況  (2)公営企業管理者所管に係る     平成25年(2013年)9月末日現在における現金の出納状況 2 検査日    平成25年(2013年)10月22日 3 検査の結果    各会計に属する各種出納簿残高、保管現金及び預金残高等の計数を会計諸帳簿と照合した結果、それぞれ符合し正確であると認めた。     ────────────────────────                       25城監第39号                       平成25年11月29日                       (2013年) 城陽市議会議長  藤 城 光 雄 様                城陽市監査委員  川 村 和 久                城陽市監査委員  阪 部 正 博      例月現金出納検査の結果に関する報告について  地方自治法第235条の2第1項の規定により例月現金出納検査を執行したので、同条第3項の規定によりその結果に関する報告書を次のとおり提出します。        例月現金出納検査の結果に関する報告書 1 検査の対象  (1)会計管理者所管に係る     平成25年(2013年)10月末日現在における現金の出納状況  (2)公営企業管理者所管に係る     平成25年(2013年)10月末日現在における現金の出納状況 2 検査日    平成25年(2013年)11月29日 3 検査の結果    各会計に属する各種出納簿残高、保管現金及び預金残高等の計数を会計諸帳簿と照合した結果、それぞれ符合し正確であると認めた。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  同じく監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定に基づく、平成25年度随時(工事)監査結果報告書が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。     ────────────────────────                      25城監第38号                      平成25年11月29日                       (2013年) 城陽市議会議長  藤 城 光 雄 様                城陽市監査委員  川 村 和 久                城陽市監査委員  阪 部 正 博  平成25年度(2013年度)随時(工事)監査の結果報告について  地方自治法第199条第5項の規定により、平成25年(2013年)8月22日に実施した随時(工事)監査2件について、同条第9項の規定に基づき、その結果に関する報告書を次のとおり提出します。 第1 監査の実施期間    平成25年(2013年)7月18日~平成25年(2013年)11月29日 第2 監査の対象    1 寺田小学校体育館大規模改造及び耐震補強工事並び寺田小学校南校舎耐震補強工事(建築)      〔教育委員会事務局 教育総務課、都市管理部 営繕課〕    2 寺田小学校体育館大規模改造及び耐震補強工事並び寺田小学校南校舎耐震補強工事(設備)      〔教育委員会事務局 教育総務課、都市管理部 営繕課〕 第3 監査の手続    この監査は、抽出した2件の工事について提出された書類を検分し、関係者に工事等に係る説明を求めるとともに施工現場の調査を行った。    なお、監査の実施に当たっては、工事技術に関する専門的知識を必要とするため、工事の技術調査を社団法人大阪技術振興協会に業務委託し、その調査報告を参考としている。 第4 監査の結果    監査の対象別の工事概要及び監査の結果は、次のとおりである。
       今後とも、適正な工事の執行と、最少の経費で最大の効果をあげるように努められたい。         ────内容は別冊に収録────     ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、相原佳代子議員、阪部正博議員を指名いたします。  両議員にお差し支えのある場合には、次の議席の方にお願いいたします。     ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第3、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から12月25日までの20日間といたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって今期定例会の会期は、20日間と決定いたしました。     ─────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第4、議案第59号から議案第65号までの7議案を一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案第59号から議案第65号までの7議案については、平成25年第3回定例会において、決算特別委員会を設置し、これに付託しておりましたが、委員長から審査終了の旨の委員会審査報告書が提出されました。  それでは、これより委員会における審査経過と結果について、委員長から報告を求めます。  村田圭一郎決算特別委員長。 ○村田圭一郎決算特別委員長  〔登壇〕 失礼いたします。  平成25年第3回定例会におきまして、決算特別委員会に付託を受けました議案第59号、平成24年度城陽市一般会計歳入歳出決算から議案第65号、平成24年度城陽市公共下水道事業会計決算までの7議案につきまして、11月27日に審査を終了いたしましたので、その審査経過と結果を報告いたします。  本委員会は、付託を受けた10月15日に正副委員長を互選し、11月15日から延べ7日間にわたって審査を行いました。  審査の冒頭には、2カ所の現地を視察。その後、8つの区分に分けて質疑を行い、総括質疑で審査を深めたところでございます。  審査の過程では、各委員からさまざまな質疑、要望が出されましたが、その詳細は、後刻、委員会記録によりご承知いただきますようお願い申し上げまして、採決に先立った討論の概要を報告いたします。  まず、一般会計に対する反対討論ですが、 o 企業誘致で税収が確保できるとの新市街地整備事業に対する疑問は払拭できなかった。 o 国保料を京都地方税機構に移管していない自治体がある中、全ての税目を移管している。 o 同和関連予算では、人権侵害相談が少ないにもかかわらず、同和問題を強調した研修が事実上義務づけられている。 o 保育園や水害問題で機敏な対応ができていない。また、同和関連予算への支出は時代に応じて見直されたい。  また、国民健康保険事業特別会計介護保険事業特別会計後期高齢者医療特別会計についても、 o 医療や介護の厳しい現状は理解するが、平成24年度は市民負担をふやす提案がなされたもので、耐えがたい痛みを市民に押しつけたとの反対討論がございました。  以上が討論の概要でございます。  採決の結果、議案第59号の一般会計、議案第60号の国民健康保険事業特別会計、議案第61号の介護保険事業特別会計、議案第63号の後期高齢者医療特別会計の4議案は賛成多数で認定いたしました。また、他の3議案につきましては、いずれも全員一致で認定いたしました。  以上が本委員会における審査の概要でありますが、審査の中で出されました指摘・要望につきましては、財政が極めて厳しい中ではありますが、速やかにご検討いただき、市民生活の安定と福祉向上のため、なお一層の努力をされますよう切望いたしまして、決算特別委員会の報告といたします。  平成25年12月6日 決算特別委員長 村田圭―郎     ───────────────────────                       平成25年12月 5日 城陽市議会議長   藤 城 光 雄 様                     決算特別委員長                       村 田 圭一郎          委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第110条の規定により報告します。                 記 ┌──────┬──────────┬──────┬──────┐ │事件の番号 │  件    名  │議決の結果 │議決の理由 │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第59号│度)城陽市一般会計歳│ 認 定  │ 適 当  │ │      │入歳出決算の認定つい│      │      │ │      │て         │      │      │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第60号│度)城陽市国民健康保│ 同 上  │ 同 上  │ │      │険事業特別会計歳入歳│      │      │ │      │出決算の認定について│      │      │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第61号│度)城陽市介護保険事│ 同 上  │ 同 上  │ │      │業特別会計歳入歳出決│      │      │ │      │算の認定について  │      │      │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第62号│度)城陽市寺田財産区│ 同 上  │ 同 上  │ │      │特別会計歳入歳出決算│      │      │ │      │の認定について   │      │      │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第63号│度)城陽市後期高齢者│ 同 上  │ 同 上  │ │      │医療特別会計歳入歳出│      │      │ │      │決算の認定について │      │      │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第64号│度)城陽市水道事業会│ 同 上  │ 同 上  │ │      │計決算の認定について│      │      │ ├──────┼──────────┼──────┼──────┤ │      │平成24年度(2012年│      │      │ │議案第65号│度)城陽市公共下水道│ 同 上  │ 同 上  │ │      │事業会計決算の認定に│      │      │ │      │ついて       │      │      │ └──────┴──────────┴──────┴──────┘     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  飯田議員。 ○飯田薫議員  平成24年度の決算の討論を行います。  日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第59号、平成24年度一般会計予算、議案第60号、城陽市国民健康保険事業、議案第61号、介護保険事業、議案第63号、後期高齢者医療について、反対の立場で討論を行います。  平成24年度一般会計予算は、予算特別委員会で5つの修正案が出され、波乱に富んだ予算審議でありました。長引く不況が続く経済状況の中での24年度の予算執行でしたが、本決算委員会におきましての審査全体を通じて、生活保護制度については、改悪に伴う申請辞退につながる水際作戦の徹底ではなく、従来どおりの市の対応を堅持する答弁や、子育て支援、医療費拡充については次年度の予算編成で検討することなど、一定、前向きな答弁がありました。  しかしながら、平成24年度予算案の審議で私どもは、企業誘致の成功によって初めて税収確保ができるという危うい新市街地整備事業について、その実現、可能性についての疑問は先日の決算委員会でも払拭することはできませんでした。  また、京都地方税機構については、国保料滞納者が分納で納付しているのにもかかわらず、市は機構に移管させているため、差し押さえや厳しい徴収に苦しむ市民の現状が出ています。国保料を切り離して税機構に移管させない自治体が7件もあるのに、城陽市は税機構が取り扱う全ての滞納徴収を移管させて、払いたくても払えない人への丁寧な対応が後退しています。  統合の今池保育園は、今まで指摘したように、建設場所が保育園の用地としてふさわしくないことが市の答弁からも明らかになりました。  さらに同和関連予算も、今なお同和問題を強調した研修が事実上義務づけられていることなどが審査を通じて浮き彫りになりました。
     以上の理由により、一般会計決算に反対します。  また、国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療についても、医療や介護をめぐる厳しい現状ではありますが、平成24年度はいずれも保険料の引き上げが行われ、市民や、とりわけ高齢者の方には大きな負担増となり、耐えがたき痛みを市民に押しつけるべきでないという立場から、反対とします。  なお、議案第62号、寺田財産区特別会計、議案第64号、水道事業会計、議案第65号、公共下水道事業会計決算については賛成といたします。  以上、討論を終わります。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  太陽の会はそれぞれの議員の立場が違いますので、賛成、反対があると思いますので、私の立場から申し上げたいと思います。  議案第59号でありますが、当初の24年度の予算案に対しても反対をいたしました。その中で好転する事業とか、あるいは我々議員が指摘したことが端的にまたあらわされて修正ができるものなら賛成もという考えもありましたけれども、ほとんど前進することなく、後退ばかりしていたという思いがこの年度にありました。特に今池保育園の問題は、最後はその場所がよかったということじゃなしに、やっぱり考えるべきだったというような答弁があったような決算委員会でありました。このようなことでは、やはり城陽市のこれからの前向きな施策はなかなか見えてこないということでありますので、私は議案第59号、平成24年度城陽市一般会計歳入歳出決算の認定については反対をしたいと思います。  そのほかの決算に対しては賛成をいたします。  ただ、一番思うのは、賛成討論なしに可決されたということは、私、長いことここにおりますけど、そのような決算認定はなかったように思います。それぞれの皆さんの思いも後で聞いてみたいと思いますので、各議員の奮起をお願いしたいと思います。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  畑中議員。 ○畑中完仁議員  私どもも太陽の会で一人一人の意見が尊重されますので、私も決算委員会には出席していないので、私の立場を述べたいと思います。  まず一般会計、議案第59号について申し述べたいと思います。  私、最も大きく気になるのは新市街地の問題でございまして、その中で、今、進められているのですけれども、果たして本当に地権者にプラスになるのか、そして市民にとって行政が言う雇用や税金、そんなものが大きく前進するのか。そして今の経済状況の中で、確かにアベノミクスと言われて景気がいいような感じですけど、ただ、行政が物事をして、商売的な事業をして成功した事例が余りにも少なく、そして今の担当している方々が果たして責任がとれるのか。そんな大きな心配をしております。そういう中で、私の捉えている主として新市街地は私は何としても今の中で行政サイドとしては自重してほしいというのが大きな願いでございます。  そして、今、本城議員がおっしゃったように、今池保育園の問題に関しても、何であんな場所でつくらんならんのやというのがすごい疑問としてあります。ただ、今、奥田市長がなられて、市のほうのいろんな形が変わってきたというのを私、実感していまして、その中でエールを送る意味も込めまして、何とか期待を込めて、今までの新市街地や今池保育園は私は本当に気に入りませんけど、奥田市長への期待を込めて、ここは私は賛成をしたいと思います。  そして、この前も希望が見えたのは、きのうも私、税務課に行きまして、所得証明をくださいという、そういうことの中で、1分間か2分間かわかりませんけど、大変すばらしい皆さん職員が対応をなされました。それは何かと言いますと、私が窓口へ行ったときにもさっと寄ってきて、ほかにいろんな部分があったにもかかわらず、来て対応していただいたのと、そして電話もパーフェクトの電話の対応であったり、そして何よりも帰りしな、ありがとうございましたという職員から出ました。私はすばらしい対応の中で、まさに今、奥田市長が目指している市民のための市役所、そんな部分を期待を込めて、今回の24年度の決算委員会、一般会計からその他会計を賛成したいと思います。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって討論を終わります。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第59号を採決いたします。  議案第59号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第59号は、認定することに決しました。  次に、議案第60号を採決いたします。  議案第60号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第60号は、認定することに決しました。  次に、議案第61号を採決いたします。  議案第61号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第61号は、認定することに決しました。  次に、議案第62号を採決いたします。  議案第62号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第62号は、認定することに決しました。  次に、議案第63号を採決いたします。  議案第63号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって議案第63号は、認定することに決しました。  次に、議案第64号を採決いたします。  議案第64号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第64号は、認定することに決しました。  次に、議案第65号を採決いたします。  議案第65号は、委員長の報告どおり、認定することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第65号は、認定することに決しました。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第5、議案第68号から日程第8、議案第71号までの4議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 それでは、議案第68号から議案第71号までの4議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第68号、城陽市暴力団排除条例の制定についてご説明申し上げます。  本件は、暴力団の存在及び暴力団員の不当な行為による影響を排除し、市民の安全・安心で平穏な生活を確保するため、必要な事項を新規に定めたいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第69号、城陽市営住宅設置及び管理条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部が改正されたことに伴い、本条例に引用いたしております法令の題名について改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第70号、城陽市税条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、地方税法の一部改正に伴い、年金所得者からの個人市民税の徴収について、区域外へ転出した場合も転出した年度は特別徴収を継続するなど、所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第71号、城陽市水道事業給水条例及び城陽市公共下水道使用料条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、平成26年4月1日の消費税及び地方消費税の税率改正に伴い、課税対象となる加入金、水道料金及び下水道使用料について、所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、こ可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります、質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第68号から議案第71号までの4議案については、総務常任委員会に付託いたします。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第9、議案第72号から日程第11、議案第74号までの3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第72号から議案第74号までの3議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第72号、城陽市介護保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、地方税法の一部改正に伴い、地方税の延滞金率が引き下げられたことに鑑み、介護保険料についても延滞金の率を引き下げたいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第73号、城陽市国民健康保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、地方税法の一部改正に伴い、地方税の延滞金の率が引き下げられたことに鑑み、国民健康保険料についても延滞金の率を引き下げたいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第74号、城陽市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、地方税法の一部改正に伴い、地方税の延滞金の率が引き下げられたことに鑑み、後期高齢者医療保険料についても延滞金の率を引き下げたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第72号から議案第74号までの3議案については、福祉文教常任委員会に付託いたします。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第12、議案第75号、城陽市産業会館の指定管理者の指定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第75号、城陽市産業会館の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市産業会館の管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第75号については、総務常任委員会に付託いたします。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第13、議案第76号から日程第18、議案第81号までの6議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第76号から議案第81号までの6議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第76号、城陽市立福祉センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
     本件は、城陽市立福祉センターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第77号、城陽市立老人福祉センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市立老人福祉センターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第78号、城陽市立老人介護支援センターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市立老人介護支援センターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第79号、城陽市立老人デイサービスセンターの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市立老人デイサービスセンターの管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第80号、文化パルク城陽及び城陽市総合運動公園等スポーツ施設の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、文化パルク城陽及び城陽市総合運動公園等スポーツ施設の管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第81号、宿泊施設アイリスイン城陽の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本件は、宿泊施設アイリスイン城陽の管理について、指定管理者制度による指定管理者を指定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  指定管理者の提案がされておりますけれども、継続してのところが多いのですが、プラムインの指定が今回外れておりますが、どういうことでしょうか。 ○藤城光雄議長  中井部長。 ○中井康彦教育部長  プラムイン城陽につきましては、募集を行いましたが応募者がございませんでした。したがいまして、再募集を行うといったことで、現在、事務を進めているところでございます。  以上でございます。 ○藤城光雄議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ということは、今回出ないんですが、いつごろをめどに提案されるのか、お聞きしたいと思います。 ○藤城光雄議長  中井部長。 ○中井康彦教育部長  現在の予定でございますけれども、この12月議会の福祉文教常任委員会におきましてその募集要項を提案をさせていただきたいと、このように考えております。その後、受付を開始をいたしまして、2月には選定委員会を開催し、3月議会には議決をお願いをしたいと、このように思っております。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第76号から議案第81号までの6議案については、福祉文教常任委員会に付託いたします。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第19、議案第82号から日程第21、議案第84号までの3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第82号から議案第84号までの3議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第82号、市道路線の認定についてご説明申し上げます。  本件は、都市計画法に基づく開発行為により設置された路線を市道として認定し、維持管理を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第83号、行政区域外市道認定に関する承諾についてご説明申し上げます。  行政界をまたぐ路線について、道路法の規定に基づき行政区域外市道認定の承諾を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして、議案第84号、行政区域外市道認定に関する承諾についてご説明申し上げます。  行政界をまたぐ路線について、道路法の規定に基づき、行政区域外市道認定の承諾を行いたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。     ──────────────────────── 議案第82号    市道路線の認定について  市道路線を次のとおり認定したいので、議会の議決を求める。   平成25年12月6日提出   (2013年)                城陽市長 奥 田 敏 晴               認 定 路 線 調 書 ┌────┬────┬────────┬────────┬─────┬──┐ │    │    │        │        │ 総延長(m)│図面│ │整理番号│路線名 │ 起   点  │ 終    点 ├─────┤  │ │    │(号) │        │        │ 幅 員(m)│番号│ ├────┼────┼────────┼────────┼─────┼──┤ │    │    │城陽市枇杷庄西 │城陽市枇杷庄西 │ 70.6  │  │ │ 3-1-9-8│ 3198 │ノ口17番1先 │ノ口17番6先 ├─────┤1 │ │    │    │        │        │6.0~6.3 │  │ └────┴────┴────────┴────────┴─────┴──┘     ──────────────────────── 議案第83号    行政区域外市道認定に関する承諾について  行政区域外市道認定を次のとおり承諾したいので、議会の議決を求める。   平成25年12月6日提出   (2013年)                城陽市長 奥 田 敏 晴          行政区域外市道認定に関する承諾に伴う調書 ┌─────────┬────────┬────────┬─────┬──┐ │         │        │        │ 延 長(m)│図面│ │   路線名   │ 本市区域内の │ 本市区域内の ├─────┤  │ │         │ 起点     │ 終点     │ 幅 員(m)│番号│ ├─────────┼────────┼────────┼─────┼──┤ │宇治市道広野町  │宇治市広野町尖 │宇治市広野町尖 │ 75.7  │  │ │         │        │        ├─────┤1 │ │ 292号線(仮称) │山4番1232   │山4番1206   │6.0~7.8 │  │ └─────────┴────────┴────────┴─────┴──┘     ──────────────────────── 議案第84号    行政区域外市道認定に関する承諾について  行政区域外市道認定を次のとおり承諾したいので、議会の議決を求める。   平成25年12月6日提出   (2013年)                城陽市長 奥 田 敏 晴          行政区域外市道認定に関する承諾に伴う調書 ┌─────────┬────────┬────────┬─────┬──┐
    │         │        │        │ 延 長(m)│図面│ │   路線名   │ 本市区域内の │ 本市区域内の ├─────┤  │ │         │ 起点     │ 終点     │ 幅 員(m)│番号│ ├─────────┼────────┼────────┼─────┼──┤ │宇治市道大久保町 │城陽市平川茶屋 │城陽市平川茶屋 │ 70.0  │  │ │         │        │        ├─────┤1 │ │76号線     │裏30番の4  │裏51番の3  │ 2.1   │  │ └─────────┴────────┴────────┴─────┴──┘     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第82号から議案第84号までの3議案については、建設消防常任委員会に付託いたします。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第22、議案第85号、損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第85号、損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。  本件は、平成25年1月10日午前0時10分頃、特別養護老人ホーム施設内において、上下水道部職員が給水管の洗管作業中に発生した、施設に勤務する警備職員がふたのあいた量水器ボックスに転落して負傷した事故について、損害賠償金を支払い、示談としたいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。     ──────────────────────── 議案第85号    損害賠償額の決定について  損害賠償の額を次のとおり決定したいので、議会の議決を求める。   平成25年12月6日提出   (2013年)                城陽市長 奥 田 敏 晴 1 損害賠償の額   金、1,407,620円 2 損害賠償の相手方   住 所 大阪府枚方市長尾元町7丁目11-54   氏 名 田中 由雄     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  市が損害賠償額をお支払いするということは市に責任があるから賠償になっている、このように考えます。そこで、損害賠償というのはとかく過失ということが考えられるのですが、今回の賠償については市と相手側との過失割合というのはどのように判断されましたか。  2つ目、入院もしくは通院されているのではないか、そのように思いますが、入院されておられましたら入院日数、通院の場合は通院日数を。  3つ目、休まれていると思うんですね、仕事を、休業日数は何日でしたか。  4点目、慰謝料を最終的に払ってこれは示談という形になっていると思うのですけれども、慰謝料金額は幾らになっていますか。  以上、お願いします。 ○藤城光雄議長  乾職務代理者。 ○乾政明公営企業管理者職務代理者  まず、市と相手方の過失割合の状況でございますが、当時、夜間作業をいたしておりまして、本来、当然のことながら行うべき投光器、ライトの設置、あるいは防護柵の設置など安全対策をとらなければならない措置がございましたが、ビハーラ本願寺という閉鎖された施設内であったこと、また作業の時間帯からも、入所者が来られないとの判断をいたしまして、これらを怠って作業いたしておりました。また、職員が2名当時配置をいたしておりましたが、職員間の連絡調整のために現場を離れたといった事情もございまして、重なり本件の事故が発生いたしております。  市と相手方の過失割合でございますが、担当私ども上下水道部と相手方の間で一定、事故の状況の中で過失相殺の割合のお話をさせていただきましたが、最終、全額保険で適用するというふうな形の相手方の同意も得られましたので、最終の保険適用の判断は、過失割合は市が100、相手方はゼロというふうな形で、これは保険会社の医療費調査も含めました最終の結果というふうな形でございます。  次に、診療日数の関係でございますが、この間、事故発生から9月までの間でございますが、延べ診療日数が114日でございます。  それと、相手方の休業の関係でございますが、施設の警備巡回ということで、実質上休業はされておりません。引き続き継続勤務をされたというふうな状況がございます。  それと、損害賠償額のうちの慰謝料の関係でございますが、日額4,200円掛ける診療日数掛ける2でございまして、それらに後遺障がい、これは症状固定の状況がございまして、後遺障がい14級相当の認定というふうな形で、慰謝料総額といたしましては、損害賠償額の内数といたしまして131万8,000円を算定をされているというふうな状況でございます。  以上です。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  賠償額については、通院日数から見れば、また慰謝料の金額等も判断すれば、適正な額で賠償され示談された、そのように思います。その中において過失割合が100対ゼロということは全ての責任は市にあると、そうなりましたら、かかる事案が起きないために、これは今後対策が必要と思うんですけど、水道部として今後この事故を起こさないためにどのようにするか、考えておられますか。答弁ください。 ○藤城光雄議長  乾職務代理者。 ○乾政明公営企業管理者職務代理者  本年1月10日に事故が発生いたしております。私どもとしては一般的に上下水道部は公道上の工事を施工いたしております。例外的に民間の民地へ入らさせていただいて工事をするというふうなケースもございます。  本件の場合、施設内ということで非常にまれなケースで、それも夜間ということで実施いたしたわけですが、1月15日付で部内の全課に対しまして部長名で、工事施工に対する安全施工について留意する旨、文書通達をいたしております。  それと、今後どういうふうな形で対応するかというふうなご指摘でございますが、本件については先ほど申し上げたとおり施設内での施工ということと作業が深夜といった形で、事故が起こらないというふうな職員の思い込みから油断が生じて事故に至ったというふうに認識をいたしております。  今後、上下水道部、公共事業におきまして、初心に立ち返って安全対策に、現場担当職員、あるいは事務方も含めまして留意して対応してまいりたいと、このように考えております。  以上です。 ○藤城光雄議長  土居議員。 ○土居一豊議員  わかりました。よく工事をすれば必ずマンホール等をあければ四周に道路コーンのようなものを立てて、そして入らないように柵をし、夜間であればそれに照明灯をつけるという基本的なことをやりますよね。今回の教訓はそこに至ると思うんです。だから、施設内であっても、施設外であっても、やはり民間の方がやっているように基本的なこと、そしてもし、今回は穴が小さかったからいいようなものの、もし大きな穴であれば死亡事故につながる可能性もある。そうなればそこに、2人の職員が離れてしまったといいますけど、必ず離れないように誰かついておくということも必要ではないか。今回の教訓から、単にけがだけで終わった、それでいいというんではなくて、死亡事故につながる可能性も起こり得るのだということを考えて、今後しっかり安全対策を確立して工事に当たっていただきたいということを申し述べて、質問を終わります。 ○藤城光雄議長  ほかに質疑はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  ただいまの職員の行為というか、最終的には城陽市が100%責任があるということでありますので、そういう場合、職員に対してどう指導されているか。指導はされていると思うんですが、処分という形ではどういうふうな結果になったのか、教えていただきたいと思います。 ○藤城光雄議長  乾職務代理者。 ○乾政明公営企業管理者職務代理者  通常こういった事例の場合、個々に職員の現場を離れたことによる過失かどうかというふうなご指摘もあろうかと思いますけれども、当然、現場の業務間での必要な事項として2名体制の中で現場を一時離れたというふうな形での部分でございますので、部といたしましては、当該職員に対して一切処分はいたしておりません。  以上です。 ○藤城光雄議長  本城議員。 ○本城隆志議員  ふだんはやっぱり結果が求められると思うんですよ。結果があるからこそ、こういうふうに100%城陽市のほうが過失があるという形が出たんですから、それは相当のものが必要だろうと思います。新しい市長にも聞いてまいりたいと思います。よろしくお願いします。どうですか。 ○藤城光雄議長  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  ただいまの件につきましては、私自身も重く受けとめております。今後の対応については、関係者と慎重に考慮しながら進めて、今後二度と起こらないようにやってまいりたいと考えております。  以上です。 ○藤城光雄議長  本城議員。 ○本城隆志議員  結果を重く受けとめておるという形で答弁がありました。つまり交通事故でも、こちらが悪くなかっても、向こうから当たってきても、示談なんかになってくると責任をとられる場合がある。それと同じだと思います。そういうことをしっかりふだんからやっていくことによって職員の勤務体制、あるいは能力いろんなもので上がっていくと思いますので、やはりしっかり結果を求めていく。そのためにはやっぱり奨励もするけれども処分もする、評価もする。いろんなところで柔軟に対応することも必要でありますが、今後の対応を見守っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第85号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第85号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより議案第85号を採決いたします。  議案第85号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第85号は、原案のとおり可決されました。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第23、議案第86号及び日程第24、議案第87号を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第86号及び議案第87号につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第86号、公の施設の区域外利用に係る協議についてご説明申し上げます。  本件は、本市と井手町との行政界をまたがる商業・工業系の開発区域における上水道の給水に関し井手町と協議したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第87号、公の施設の区域外利用に係る協議についてご説明申し上げます。  本件は、本市と井手町との行政界をまたがる商業・工業系の開発区域における汚水の排水に関し井手町と協議したいので、提案するものでございます。
     以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。     ──────────────────────── 議案第86号    公の施設の区域外利用に係る協議について  公の施設の区域外利用について井手町と協議をしたいので、議会の議決を求める。   平成25年12月6日提出   (2013年)                城陽市長 奥 田 敏 晴                記 1 公の施設の名称 城陽市上水道施設 2 施設の利用者  井手町住民           (京都府綴喜郡井手町大字多賀小字西北山の一部、同小字東北山の一部、同小字堀畑の一部及び同小字上戸塚の一部) 3 利用条件    利用者への上水道の給水については、次に定めるところによる。           (1)城陽市水道事業給水条例           (2)城陽市水道事業給水条例施行規程     ──────────────────────── 議案第87号    公の施設の区域外利用に係る協議について  公の施設の区域外利用について井手町と協議をしたいので、議会の議決を求める。   平成25年12月6日提出   (2013年)                城陽市長 奥 田 敏 晴                記 1 公の施設の名称 井手町公共下水道施設 2 施設の利用者  城陽市住民           (城陽市市辺白坂の一部及び同茶山の一部) 3 利用条件    利用者が公共下水道施設へ排水することについては、次に定めるところによる。           (1)井手町公共下水道条例           (2)井手町公共下水道使用料条例           (3)井手町公共下水道条例施行規則           (4)井手町公共下水道使用料条例施行規則     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第86号及び議案第87号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって議案第86号及び議案第87号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  討論なしと認めます。  これより議案別に採決いたします。  まず、議案第86号を採決いたします。  議案第86号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第86号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第87号を採決いたします。  議案第87号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  全員挙手。よって議案第87号は、原案のとおり可決されました。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第25、議案第88号、平成25年度城陽市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田敏晴市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第88号、平成25年度城陽市一般会計補正予算第3号につきましてご説明申し上げます。  今回の補正予算は、補正前予算額236億7,940万8,000円に、歳入歳出それぞれ4億25万3,000円を追加し、予算の総額を240億7,966万1,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、歳出予算では、総務費で、職員退職手当基金積立金4,561万7,000円。民生費で、障がい者自立支援給付事業6,402万9,000円、老人医療事業1,799万2,000円、障がい児通所支援給付事業2,655万8,000円、児童手当支給事業1,367万円、保育所保育委託事業7,221万6,000円、生活保護扶助事業1億865万1,000円。衛生費で、城南衛生管理組合負担金1,438万7,000円。商工費で、仮称産業育成懇話会事業19万円。教育費で、学力向上事業131万3,000円。予備費で4,000万円などを計上いたしております。  次に、歳入予算といたしましては、地方交付税で、普通交付税1億8,964万7,000円。国庫支出金で、障がい者自立支援事業費負担金2,795万6,000円、障がい児施設給付費等負担金1,260万円、保育所運営費負担金1,904万6,000円、児童手当負担金779万6,000円、生活保護費負担金8,126万8,000円。府支出金で、障がい者自立支援事業費負担金1,397万8,000円、障がい児施設給付費等負担金630万円、保育所運営費負担金952万3,000円、児童手当負担金293万7,000円、老人医療助成事業費等補助金899万6,000円。市債で、臨時財政対策債2,020万6,000円を計上いたしております。  このほか、債務負担行為で、子ども・子育て支援システム改修事業で限度額1,200万円、ごみ収集運搬業務委託事業で限度額2億2,800万円を計上いたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○藤城光雄議長  ただいま議題となっております議案第88号については、本日は提案理由の説明のみにとどめ、質疑等は後日行いますので、ご了承願います。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第26、意見書案第2号、特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  熊﨑雅章議員。 ○熊﨑雅章議員  〔登壇〕 失礼いたします。  ただいま議題となっております意見書案第2号、特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書につきまして、案文を紹介しながら提案の趣旨をご説明させていただきたいと思います。  現在、国会におきまして特定秘密保護法案が審議されております。去る11月26日の夜には、特定秘密保護法案の修正案が衆議院本会議で、自民・公明・みんなの賛成多数で強行採決をされ、参議院では、みんなの党や日本維新の会も含め、野党が徹底審議を求めているところでございます。ご承知のように、昨日午後には参議院の特別委員会におきまして、またもや強行採決が行われたわけでございます。  本法案は、言論、出版その他一切の表現の自由を保障する国民の基本的人権である知る権利を侵害するなど重大な問題をはらんでおり、日本の今後の政治の根幹にかかわる重大な問題でございます。  まず第1に、秘密事項が恣意的に決められる可能性やその範囲も不透明であること。第2に、情報を漏らした公務員らに最高10年の懲役刑を科すなど、情報公開の時代とは全く逆行したものになっていること。第3に、秘密指定期間も60年と極めて長く、後世に検証の余地を残していないこと。第4に、第三者機関の設置や権限も不明確で、その実効性が担保されていないことなど、余りにも問題が多過ぎる法案であり、多くの国民は、この法案が成立することに大きな不安と危惧を感じております。  したがいまして、政府におかれては、最終盤を迎えた参議院における審議に際して、国民の疑念と不安を払拭されるよう十分な日程と時間をかけて、慎重な上にも慎重に審議をされ、採決を強行することがないよう、強く求めるものである。  以上でございます。  地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。  本日が参議院は最終本会議となっております。ぜひ皆さんの活発なご議論をいただきまして、この意見書の採択に向けましてご賛同いただきますよう心からお願いを申し上げまして、提案趣旨の説明とさせていただきます。     ────────────────────────                       平成25年12月 6日 城陽市議会議長   藤 城 光 雄 様
                       提出者  城陽市議会議員                         熊 﨑 雅 章                         飯 田   薫                         若 山 憲 子                         八 島 フジヱ             議 案 提 出 書  下記の意見書案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。                記  意見書案第2号  特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書       特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書  現在、国会において、特定秘密保護法案が審議されている。去る11月26日の夜には、特定保護法案の修正案が衆議院本会議で自民・公明・みんなの賛成多数で強行採決され、参議院では、みんなの党や日本維新の会も含め、野党が徹底審議を求めているところである。  本法案は言論、出版その他一切の表現の自由を保障する、国民の基本的人権である「知る権利」を侵害するなど重大な問題をはらんでおり、日本の今後の政治の根幹にかかわる重大な問題である。  第一に、秘密事項が恣意的に決められる可能性やその範囲も不透明であること、第二に、情報を漏らした公務員らに最高10年の懲役刑を科すなど、情報公開の時代とは全く逆行したものになっていること、第三に秘密指定期間も60年と極めて長く、後世に検証の余地を残していないこと、第四に、第三者機関の設置や権限も不明確で、その実効性が担保されていないことなど、余りにも問題が多すぎる法案であり、多くの国民はこの法案が成立することに大きな不安と危惧を感じている。  よって、政府におかれては最終盤を迎えた参議院における審議に際し、国民の疑念と不安を払拭されるよう十分な日程と時間をかけ、慎重な上にも慎重に審議をされ、採決を強行することがないよう、強く求めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。                       平成25年12月  日 衆議院議長      伊 吹 文 明 様 参議院議長      山 崎 正 昭 様 内閣総理大臣     安 倍 晋 三 様 内閣府特命担当大臣  森   まさこ 様                城陽市議会議長 藤 城 光 雄     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第2号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  異議なしと認めます。よって意見書案第2号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。  八島議員。 ○八島フジヱ議員  提案者の中に名前を書いておりますので本当はふさわしくないかもしれませんけれども、この間の国会の審議を見ておりましても、余りにも強権力で、数に任せて審議を続行しようとする、続けていこうとする態度に本当に心から義憤を感じておりますので、一言言いたいなと思って、言わせていただきます。  まず、政府の態度ですけれども、要するに安倍首相の態度を見ておりましても、国民のいろいろな意見にたかをくくっている。要するに、ちらっと言われましたけれども、それは中谷さんが言われましたけれども、国民の皆さんは安保のときでも、成田闘争でも、結局は今、幸せになっているではないか、そういう意見を言われました。私はそれもびっくりしまして、国民が安保の件も、それから成田闘争の件でも、それ以降幸せになっているかというと、そうではないと私ははっきり断言したいと思います。  選挙のときもですけれども、非常に多数の票を得て今の巨大な与党ができているわけですけれども、あれは国民は今の自民党・公明党の与党をつくるために投票したというよりか、今までの不況を、この日本の不況の状況を何とか打開してほしいという、アベノミクスの魅力といいますか、魅力ではないのですけれども、アベノミクスのあり方に期待をして、それと民主党の失敗にも乗りまして、票の勢いが非常に変わってきたと思っております。自民党と公明党さんの政治のあり方に、今現在の消費税の問題にしても、決して期待をして、これで私たちが幸せになれるという、そういったものでなったことではない。  聞いておりましても、最近特に、非常に参議院に移ってから20時間足らず、衆議院の場合は46時間しましたけれども、これだけの日本の方向を決めようとするときに、かつ今回の参議院になっての討論を見ていても、本当に次から次へと新しい意見を提出してくるわけですね。国民は、あるいは国会でも慎重審議を頼む、慎重審議をしてくれと言っていますのに次から次へと新しい法案を出してくる。それは慎重審議を全くその言葉を無視したやり方ですので、今回の法案というものは国民はこぞってやっぱり疑問を持ってきているわけですから、安保、成田、そのときの国民の闘争の状況と、今はおばあさんでも、普通の市民でも、これはおかしい、私たちが自由に物を言えなくなると、そういった感覚、感じでもってデモに参加しているわけですから、やっぱりこのことは何とか、どういう形にしろ阻止する方向というものを国民全体が主張していかなければならないと思っております。  岸信介にしろ、安倍さんにしろ全て山口県人ですが、私は山口県を誇りに思えなくなってきた。私自身も山口県ですけれども、同じ山口県人ですということを誇りを持って言えなくなっている、そういう感じで今、この動きを見ております。参議院の完全な自殺行為ですので、良識ある行動を私たちやっぱり政治家の端っこにいるということを考えながら、正しいといいますか、正当な行動をしていくべきだと思っております。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  本城議員。 ○本城隆志議員  今回の意見書には、私は微妙には違うのですが、賛成する意味から討論したいと思います。  特定秘密保護法案、その自体のものに対しては私は賛成をしたいと思っておるのです。ただ、問題は、そこでどれだけの論議をしたかということが今回問題になっているのだろうと思います。  世界の中で、各国々が政治を行う、あるいは外交を行う中で、やはり外交の中での秘密というのはそれぞれにやっぱり法律の中で指定しないと、勝手に政権を握った人が判断すると大変なことになってしまったり、独裁になったり、あるいは他の国々に侵略をされるとか、いろんな問題が出てこようと思うし、信頼の問題もあろうと思うんですね。  そういう意味では、この法案、あるいは国家をどう持っていくかということは、今まで戦後の体制の中で十分審議されてこなかった。その中でも十分に日本は平和を享受できていたというのはやっぱり55年の体制があったからかなというようなこともいろいろ言われますけれども、そこで1つちょっと私が気になっているのが、これがなかったって、民主党の菅さんのときですか、沖縄のほうでの尖閣諸島で、海上保安庁の船に中国の漁船が追突したときのビデオを出せない。出さなかった。しかし、今の自民党はそれを出そうとした。出してもいいんじゃないか。出している。そういうことで、自民党だけが全面的に何でも封殺してしまうかというと、そうでもなかった。そのときの政権の判断によってごろごろ変わってくる。これでいいのかどうか。そういうことも含めて、もっと国民に知らしめていくことが必要であろうと。  今、外交とか防衛とかいう特定の問題だけでありますけれども、拡大解釈しては困るという意見もいろいろ出てきているんですが、地方自治体の中で拡大解釈したら、教育委員会は出さないよと言ったら、この問題を例に挙げながら我々も大事な問題だと。これはたまたま例で言っているだけでね、気にしないでほしいんですけど、そういうことになっては困るということで、やっぱり論議することによって、これはその中に入らないなということが国民の中でしっかりわかるようになっていくためには、もう少し私は時間をかけてやるべきだろうというふうに思っている。  それから、60年間その中身を封殺してしまったら誰が責任をとるのか。子どもがその秘密法案をしたら、六十何歳や70歳でまだ生きているでしょうけど、大体、国家の大事な問題を二十代ではできない。30代で仮にやったとしても、90を超してしまうとその人はいないかもしれないし、いても責任能力はないような時代になってしまう。そうじゃなしに、やはりその人が残りながら責任をとるというところまで持っていく期間というものも必要になってこようかなと思っておるんです。  そういう意味で、城陽市の問題にもう1回戻るならば、新市街地で誰が責任をとるのかといいましたら、担当者はもう職員をやめてしまって、知らんという形になってしまっても困るというようなことがあります。そういう部分で、いろんな部分の期間とか、あるいは懲罰の問題でも、国家を揺るがす問題で10年が最高は大きいんではなしに、私は反対に20年、30年と死刑に準ずるぐらいのことをやってもいい。それぐらいのこともあるのだろうから、もっと論議するべきだろうなということを思っておりますので、いい国にするために論議をしっかりやってほしいということで、今回、特定秘密保護法案そのもの全体の反対という形での意見書ではないというふうに理解しますので、この意見書に対して私は賛成をいたします。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  畑中議員。 ○畑中完仁議員  私も、この意見書について賛成の立場で討論したいと思います。  今の自民党政権も入れて、この特定秘密法案をつくるという意味は確かにあると思うんですけど、今のこの状況、つまりいろんな方がこの部分の特定秘密法案に対して反対しているという理由をいろいろ私なりに考えてまして、特に文化人、作家や、そして映画監督や、役者さんやら、要するに社会に発信しているような人たちが、大変危険だということをすごく強調されております。そしてまた、私どもがいつも読んでおります日刊紙に関しましても、2つあるんですけど、大変すごい量でこの問題を取り上げて、大変たくさんの市民の皆さんや、そしていろんな方がコメントしたり、いろんな状況を詳しく説明している中で、そして賛成している立場として何をおっしゃるかいうと、国民や市民があおられているんではないか。今までこういう形でいろんな反対もあったけど、そういうことを通り越してうまくいっている例のほうが多いとか、今そのことをあおられて何を前後左右しているのかということを強調されていることもあるように思います。  ただ、今の中で、例えば第二次世界大戦が始まったという1つの項目の中で、統帥権という憲法上の1つの項目によってかなり拡大解釈された中で、いろんな部分を拡大解釈した中でやっぱり戦争に突入したということも確かなことでございますので、私たちは、よりそういう今の世論の中の部分やらいろんな状況も踏まえながら、より慎重にこの問題をやらなければ大きな災いを残すという強い思いで、私もこの意見書に賛成したいと思います。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  土居議員。 ○土居一豊議員  本城議員から、法案には賛成だけど慎重な審議をとありました。私はこの意見書に反対する立場で討論いたします。  今般創設されようとしております、既に創設されました国家安全保障会議、これはアメリカのNSCこれの日本版と言われております。これは民主党政権も提案をしてきたものであります。この会議を創設するに当たって最も大事なことは、各国と情報のやりとりをすることであります。そのためには特定秘密保護法がなければ、ほかの国から信用が得られません。信用をもらうことができません。日本の場合、抜け穴とよく言われます。何か。秘密が守られない国、スパイ天国とレッテルを張られているのは皆さん承知のことと思います。これでは世界の信用は得られません。  敵を知りおのれを知れば百戦危うからずという言葉があります。国の重要なものが敵に漏れれば、敵というのは対する国ですよね。国の安全が脅かされるのは、これは明らかであります。国が、ある一部のものを、特定のものを秘密にするのは、これは当たり前のことです。今、当たり前でないように報道されていますけど、民主主義の国であれば当たり前のことです。それが法律として今までできていないのは日本だけです。言うまでもなく、国家の使命は国民の生命保護と国土の保全にあります。国際水準の法整備を一日も早く実現してもらいたいと思うものであります。  今回出されている内容を見れば、防衛、外交、スパイやテロ行為防止など安全保障の分野の機密事項を特定秘密として指定し、厳格に管理することを目的にしております。いずれも国家国民の安心・安全のために最低限必要なものに限られています。しかし、マスコミは驚くほどの勢いで反対のキャンペーンを張っています。今、一部の議員からありましたように、有名な作家、芸能人等も反対キャンペーンを張っています。マスコミが積極的に国民に反対を先導しているともとられるような報道と私は受けとめております。知る権利や報道機関の取材活動に悪影響があるということもあります。そういう懸念があるという反対も出ております。もう少し国の安全保障を冷静に考えていただきたいなと思うものです。  国会議員の中に、国会の秘密会で行政機関から特定秘密の説明を受けた議員が講演会などに漏らした罪として懲役5年になるのかとの質問に、政府は、そのとおりだと見解を示しております。  これについて、あさま山荘事件のときの現場の指揮官、後の内閣安全保障室長の佐々淳行さんが言っています。特定秘密保護の最も大きな意義は政治家に守秘義務を課せることである。一番知る立場にある政治家に課せることにある。アメリカで多発テロが起こったときに、当時の田中真紀子外務大臣が記者会見で大統領の避難先の話をしました。アメリカ合衆国は秘密情報を漏らしたと大問題になったことがあります。この法律は、まず政治家の言動を律するためにあると私は思われてなりません。  ことわざに風が吹けば桶屋がもうかるという例がありますけれども、国家の秘密を扱う者に適性があるかどうか、これは調査することは当然のことではありませんか。私も過去の仕事においてそういう立場に立ってきました。一番厳格に言われる機密というものを扱ってきました。逆に管理する立場になったときには、人をよく確認をいたします。その上で管理を任せます。  今回の議決について、なぜそんなに急ぐのかということを日本維新の会の国会議員が言っています。もう少し勉強してほしいな。今回の秘密保護法は今回出たことですか、急に。いつからこれが出てきたのか。そこにさかのぼれば、国会の時間は十分私は尽くしている。もとをただせば中曽根内閣のときに出てきているんです。もう何年前ですか。そこで成立できずに、長い間、議論を重ねてこられたのです。その結果が今にあるのです。  中国など無法国家が近くにあって、今、日本の安全は脅かされようとしております。世界の警察国家と言われたアメリカも、もはや衰退をしております。自分の国は自分で守らなきゃならない時代が来ております。70年近く戦争がなかった国、日本を除いてほかにはほとんどありません。しかし、いつ日本だって戦争状態になるかもわかりません。いつまでも平和ぼけしているわけにはいきません。安全保障やテロ対策など、国際協力の実を上げるためには世界に信頼される日本になることが必要です。  むろん政府のすることですから何でも従えとは私は思いません。法案にも幾つかの問題が今、指摘されているのは事実です。よく法律はつくってから改正されることがあります。今、大事なことは、基本的なものを決めて、そこに問題があれば今後改正し、議論をしていけばいいじゃないですか。今まで議論されてきた。私は熟された。私は今回の意見書の裏には、慎重な審議を求める裏には、廃案に持っていくことがここに見え隠れしているのではないか。よって私はこの意見書に反対をいたします。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  増田貴議員。 ○増田貴議員  私もですね、この意見書につきまして反対の立場から討論をさせていただきます。  今のマスコミ、先ほど土居議員のほうからも話がありましたけれども、同じ点は重複いたしません。ただしですね、ここで一番大きな問題は、今の社会が余りにもこの特定秘密保護法案に関して騒ぎ過ぎであると、私はそのように思います。  まず一番大きな原因というのは、改善しなければいけない点ということで、この意見に賛成の方は戦前の治安維持法のような形で、国民の自由がこれによって奪われないかと、このような過大評価をされている、そういった意見がやはり、今じゃないですけれども、マスコミ等でも報道される。一般の方は、今のマスコミの現状を見ておりましたら、危うくもそのような形になってしまうんではないか。  実はですね、ある1つの、これはこの秘密保護法案に反対するビラがありました。それを私、見せていただきましたら、オスプレイが空に飛んでおると。2機飛んでおる。それを見てですね、あ、オスプレイが飛んでいるということを何かの形で伝える。これは秘密保護に違反するというふうな、そういったビラが配られているわけですね。全くですね、普通の一般の常識では考えられないビラであると、このように思います。  それと、先ほど言われましたように、例えばこの特定秘密保護が必要な理由というのは、大量破壊兵器や国際テロ活動に適切に対処するために安全保障に関する重要な情報を入手し、その漏れを防止し、国民の安全や国益を守ることが喫緊の課題です。これが中心的な課題なのです。  それと、先ほど申されましたように、日本におきましては国家公務員法や自衛隊法などにも秘密を漏えいした公務員等を処罰する規定はありますが、量刑が軽過ぎます。情報の対象が限定されておるわけでございます。例えば、国家の最高責任者まではいきませんけれども、ある程度こういった秘密にかかわる人がほかの方に、こういったことがありますよと。今、中国の情勢とかアメリカの情勢はこういったことですよということで、国家が秘密にしておかなければいけない情報が漏えいしてもそれほど重くない刑しかその方には与えられない。これは大変なことであると思います。  日本の人がアルジェリアにおきまして要するに亡くなった事件がございました。あれも日本はいろんな情報をほかの国から仕入れようとしても、日本は国家秘密を守る、そういったことが十分ではないために情報が流れてこない、こういったことも言われております。そのために、今回のこの特定秘密保護法案、これはやはり何としても実現しなければいけない、このように思います。  きょう読売新聞に書いておりましたけれども、これはある大学教授の話でございます。今現在、国会で審議されているわけでございます。自公連立、自民党、公明党、そしてこの秘密法案に関しまして、みんなの党、そして日本維新の会もそれぞれ、日本維新の会とみんなの党は自分の案を持ち寄りまして、今回の秘密保護法、こういった案でどうですかということで協議を持ってきたわけですね。それに対して与党はそれに協議をすることによって、与党の考えでないことを、みんなの党とか日本維新の会ということで聞きながら、そして要するに譲歩しながら、譲歩という言葉はおかしいかもしれませんけれども、それで実現しようとしているわけです。それに対して私、民主党はやはり、思いますのは、民主党の1つの政策というものをこういった政策で、今の保護法に関してはこの辺のところを改善すべきだということを明確に打ち出していただいて、そして改善の方針にしていかなければいけない。私はこの特定秘密保護法というのは日本の国にとって必ずですね、有用になる。決して害にはならない法律であると、このように思います。  それと、一番必要なのはやはり規定です。決めたからにはですね、やはりそういった規定に対してこれが秘密に値するのかということ、これをやはり第三者委員会等、今回でもそれをするということで決めましたけれども、明確にはっきりしたそういった機関によって、秘密かどうか、そして秘密保護法に値するかどうかということを明確にはっきり国民の皆様にこれを決めていただく、国民の皆様が理解できるように決めていただく、こういった第三者機関の設置もやるというふうな形でやっておりますんでね、我々はこの特定秘密保護法案を見守っていきたいと思います。  それで、もし仮にですね、この法案ができたとしても、法案というのはですね、やはり全知全能ではありません。人間の考えることでございます。しかし問題が生じたときに、その問題の部分を引き続き訂正していけばいいわけです。民主党政権につきましても、この法案のどこの部分が問題であるかということを、もし問題が生じたら国民の皆さんにそれを提案してですね、そして民主党はこういった形でやっていくんだという明確なビジョンを打ち立てればいいわけです。ただ、一番危惧することは、こういった国にとっての大事な法案を政争の具にしてもらってはいけないというふうな形で私は思います。  以上です。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  日本共産党の議員団は、この意見書に賛成の立場から討論させていただきます。  先ほどもありましたけれど、いわゆる国会議員や公務員には既に守秘義務が課せられています。その厳罰化を図ることで秘密が守られるとは思えません。特定秘密保護法案は、国民の目と耳、口をふさぐ憲法違反の治安立法であることが極めて短い国会審議の中でも明らかになりました。また、衆議院でも参議院でも強行採決が進められないことに、いかに国民の世論を恐れているか、道理のない法律であることを示しています。日本共産党は、この憲法違反の特定秘密保護法案には絶対反対という立場です。  同時に、本日、参議院本会議が午後から開会をされ、本案の採決が行われるとの報道がなされていますが、事態は緊迫しています。まともな採決となっていないことから、委員会に差し戻し、十分な時間をかけて問題点を浮き彫りにするべきだというのが日本共産党の立場です。  ここに慎重審議を求める意見書を城陽市議会が採択することは、この法案に心配する多くの市民の皆さんの願いに応えるものだと確信をしています。どうか議会の皆さんが意見書案第2号、特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書に賛成をしていただきますように、賛成討論といたします。 ○藤城光雄議長  ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  これをもって討論を終わります。  これより意見書案第2号を採決いたします。
     意見書案第2号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手、可決することに。  意見書案第2号を採決いたします。  意見書案第2号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○藤城光雄議長  挙手多数。よって意見書案第2号は、原案のとおり可決されました。  ただいま議決されました意見書の字句及び取り扱いにつきましては、議長にご一任願います。     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  日程第27、請願についてを議題といたします。  お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。          ───────────────────────                請 願 文 書 表 ┌─────┬───┬─────┬────┬─────┬──────────┐ │     │   │     │    │     │          │ │受理番号 │25-6│受理年月日│25.11.27│付託委員会│総務常任委員会   │ │     │   │     │    │     │          │ ├─────┼───┴─────┴────┼─────┼──────────┤ │請願者の │城陽市久世里ノ西230-21│紹介議員 │土居 一豊     │ │住所及び │              │     │          │ │氏名   │    栗 原 加津美   │     │          │ ├─────┼──────────────┴─────┴──────────┤ │件  名 │野良猫の去勢・避妊の助成を求める請願             │ ├─────┼───────────────────────────────┤ │要  旨 │ 野良猫の去勢・避妊の助成金制度を設けて、野良猫の対策をお願い│ ├─────┘します。                           │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ │                                     │ └─────────────────────────────────────┘     ──────────────────────── ○藤城光雄議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  明日12月7日から12月15日までは休会とし、12月16日午前10時から本会議を開きます。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○藤城光雄議長  ご異議なしと認めます。よって12月16日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日はこれをもって散会いたします。         午前11時32分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                城陽市議会議長  藤 城 光 雄                会議録署名議員  相 原 佳代子                   同     阪 部 正 博...