○議長(岩本広海君)
文教厚生委員長、上野篤彌君。
◆
文教厚生委員長(上野篤彌君) おはようございます。 只今から、
文教厚生委員会に付託されました議案の審議の経過と結果について御報告を致します。 私
達文教厚生委員会は、去る十二日、全
委員出席のもと、教育長をはじめ
教育次長、
福祉生活部長、
関係課長、係長の出席を求め開催を致しました。 本委員会に付託されました案件は、
条例関係が二件、
補正予算が三件、陳情が二件であります。 先ず、議案第七十一号、宇土市
ホームヘルプサービス事業負担金徴収条例の一部を改正する条例については、
老人ホームヘルプサービス事業費用負担基準の一部改正に伴う措置であります。ちなみに九百十円を九百二十円に改める訳でございます。 次に、議案第七十三号、宇土市
公民館条例の一部を改正する条例のについては、宇土市
網津公民館網引分館の建設に伴い、
管理委託業務の明確化と、
公民館運営審議会委員の組織の充実を図るためのものであります。ちなみに、五名から七名の委員に組織替えをするものであります。 次に、議案第七十五号、平成八年度宇土市
一般会計補正予算(第四号)について、
所管事項の主なものについて歳出から申し上げます。先ず、民生費の六千三百四十五万三千円の
補正増額の主なものは、
支給対象者の増加により、
乳児保育事業補助金二百二万九千円、
私立保育園措置費負担金二千四百六十万円、これは乳児の低年齢化がその主なものになっております。低年齢化によって、先生一人当たりの受け持つ子どもの数が少なくなって参りますので、この関係で増加になります。
生活保護費負担金二千八百二十三万六千円であり、その他七年度の
実績報告に基づき、
老人在宅福祉事業補助金返納金三百三十六万五千円などでございます。 衛生費の三百七十七万七千円の
補正増額の主なものは、
合併処理浄化槽設置整備事業補助金二百五十七万七千円と、これは設置をする人が非常に多くなったということであります。それから、
老人医療保険者別医療通知事務委託料百二十万円であります。教育費の一千六百八十八万三千円の
補正増額の主なものは、
小中学校管理経費四百三十九万六千円、
伊津野遺跡緊急発掘調査経費九百八十五万円などでございます。特に、小中学校の
管理経費のうち、
網田中学校の修理費が少しかかっております。それから、
伊津野遺跡の
緊急発掘は、農道を建設中に発掘されたもので、緊急に必要になったものでございます。尚、歳入つきましては
補正予算書の通りでありますので、省略をさせて頂きます。 次に、議案第七十六号、平成八年度宇土市
国民健康保険特別会計補正予算(第三号)については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ五十八万七千円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ三十億三千六百七万四千円とするもので、
在宅医療等推進事業に伴う経費であります。 以上が、付託を受けました
議案審議の
あらましであり、
原案通り賛成多数にて承認、可決致しました。 続きまして、陳情について御報告致します。平成八年度
受理番号十七番、「
障害児養育のための
予算確保を求める陳情」及び、平成八年度
受理番号十八番、「市の運営による公的・
児童クラブの設置に関する陳情」につきましては、陳情の主旨を踏まえ、
全員一致によりまして採択と致しました。 以上が、
文教厚生委員会に付託を受けました概要でありますが、委員会の審査の過程において論議された中で、
生活保護受給者或いは障害者に対しての再審査のあり方や、指導の必要性について要望しておきました。
議員各位におかれましては、本委員会の承認決定の通り本会議におかれましても、宜しく御賛同頂きますようお願い申し上げまして、
文教厚生委員長の報告と致します。有り難うございました。
○議長(岩本広海君)
文教厚生委員長の報告は終わりました。 以上で、各
常任委員長の報告を終わります。
○議長(岩本広海君) これより、只今各
常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
○議長(岩本広海君) 村田やつ子君。
◆二十三番(村田やつ子君) おはようございます。
女性議員として、二人の
女性議員がおりますが、誇りを持って
議会政治の中で努力に努力を重ねております。しかし、私は
総務委員長の報告について質疑を致したいと思います。嘱託会の予算の見直しについて、
総務委員会で審議がなされたという御報告がありましたが、その審議の内容について、もう少し詳しく説明を戴きたいと思います。御答弁によりまして、再度登壇を致します。
○議長(岩本広海君)
総務委員長、関 末子君。
◆
総務委員長(関末子君) お答えを致します。 先程の
委員長報告でも申し上げました通り、前
総務委員会での当初予算、三月の当初予算の時に大変な論議をされておりまして、今年度の分は今年度につきましては、承認を得ているからそのままで実行を致しまして、来年度からはその内容については見直しを考えながらという様な事でございます。よろしゅうございますか。
○議長(岩本広海君) 村田やつ子君。
◆二十三番(村田やつ子君) 今の御説明につきまして、非常にこう私はその所管の委員ではございませんので、もう少し詳しくお尋ねをしたいと思います。 嘱託会の正副会長の研修、又、嘱託員の
研修費用の事についてと思うのでございますが、その研修の費用を上げるのか少なくするのか、又、嘱託会の
皆さん方が行政に対して、最末端の方々でございます。毎日毎日、市民のため、又行政のために最大の努力をしておられるのは、議員の
皆さん方十分御承知と思いますが、その仕事をしていらっしゃる区長さん方の気持ちを察しながら、私は今委員長の御報告に対して、些か不満を感じております。議員の
皆さん方も地域において区長さん方がどれだけ市の行政のため、又市民のために御協力を頂いておられることと思いますが、
総務委員会でこの様な審議をなされたという事は、非常に私は御賛成しかねます。以上でございます。 (自席より、
河野議員「質疑か討論か区別してください。」) (自席より、
村田議員「質疑て言うたつよ。」) (自席より、
河野議員「反対討論はだめ。」)
○議長(岩本広海君)
総務委員長、関 末子君。
◆
総務委員長(関末子君) 只今の再度の御質問にお答えしたいと思います。 嘱託員の
皆さん方の努力、それに又行政に対する御賛同という様な事に対しては、
総務委員会全員がそういう考えを持っておりまして、別にそれを削れとか増やせとかと言ってる訳ではございません。どちらかというと増やした方がいいんではないかという意見の方が強うございました。それから、そのやり方とか正副会長さんだけの二重になった研修の仕方は、一般の末端の嘱託員さんからみれば、差別になるんじゃないかという様な論議でございます。以上ぐらいです。
○議長(岩本広海君) 他に質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、質疑を終結致します。 これより、討論を行います。討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 福田慧一君。
◆十三番(福田慧一君) おはようございます。 提案されております議案第七十一号、宇土市
ホームヘルプサービス事業負担金徴収条例の一部を改正する条例について、反対の立場から意見を述べます。 今国においては、消費税三%から五%へ約五兆円、特別減税廃止で二兆円、この様に新たに七兆円の税の負担増、老人保健法及び健康保健法の解約で二兆円、併せますと九兆円に昇るこの国民に対する負担増が準備をされております。特に、消費税の導入にあたりましては、高齢化社会に対応するとこういう事で導入されておりますが、これまで消費税導入以後、国に入りました消費税額約三十一兆円、この中から老人福祉に回った分は一兆八千億円、全体のわずか六%であります。この様に、高齢化社会に対応すると言いながら、消費税を導入しておきながら、老人福祉にはほんのわずかしか回されないと。その一方で、この様に徴収金の新たな負担を求めるという様なやり方は、許せないというふうに思います。国の責任において、もっと内容を充実をする、この事が先決ではないかと、この様な立場からこの点につきましては、反対であります。以上です。
○議長(岩本広海君) 他に討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、討論を終結致します。 これより、採決致します。 お諮り致します。議案第七十号及び議案七十二号、議案第七十三号の以上三件についてを一括して採決いたしたいと思います。只今の各
常任委員長の報告は、原案通り可決であります。各
常任委員長の報告の通り、原案を可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし』と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今の三件については、原案通り可決されました。 次に、お諮り致します、議案第七十一号についてを採決致します。 只今の
文教厚生委員長の報告は原案可決であります。同委員長の報告の通り決することに賛成の諸君の規律を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岩本広海君) 起立多数であります。よって、本件については原案通り可決することに決しました。 次にお諮り致します。議案第七十四号から議案第七十八号までの以上五件については、只今の各委員長の報告は原案可決であります。各委員長の報告の通り決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今の五件については、各
常任委員長の報告の通り決しました。
△日程第三 請願・陳情について
○議長(岩本広海君) 日程第三、請願・陳情についてを議題と致します。 只今の各
常任委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、質疑を終結致します。 これより、討論を行います。討論はありませんか。
○議長(岩本広海君) 上野篤彌君。
◆六番(上野篤彌君) 夫婦別姓制度の導入に反対する意見に反対する立場から討論を致したいと思います。 先ず、結論から先に申し上げますならば、現在の制度より選択し、つまり選ぶ道が一つ多くなる事であって、むしろ歓迎すべき制度の導入ではないかと考えます。ちなみに、現行の制度では一般に結婚する事によって、養子にならない限りですね、男性の姓を名乗ることになります。この事は、女性にとって結婚前の姓を変えなければならないという事です。免許を必要とする職業、例えば教師の場合、免許状から履歴書まで全てを書き換えなければならないという様な不便さがあります。 又、結婚前の名前をもって世間にその名前を売ってきた様な職業の人も不利益を被る訳です。離婚といった事が起きた場合、仮に男性の方にその落ち度があったとしても、女性が結婚前の姓に変わる事により、職場などで詮索されるという様な事になり、不利益を被るのはやはりい女性であって、男性は何らの不利益も彼らない訳です。家族の一体感というとらえ方も、同姓でなければ一体感がないと言えば、必ずしもそうではないと思います。それは、むしろ家族全体がその事をどうとらえるかという問題だと思います。男性の姓に変わるという事は、何か女性がその男性の従属的な立場になってしまうという事で、むしろ女性の人権が侵害されているという感じがしてなりません。日本の倫理観、道徳観まで崩壊させられる事にもなりかねないと書いてありますが、その様な倫理観や道徳観こそが、何の根拠もない部落差別といった同和問題、人権問題をいまだに引きずっていくという事ではないでしょうか。 民法ではどちらでも選択出来る様になっていますが、通常男性の姓を名乗る事があたかも当たり前の様に考えられています。この様な意識こそが問題であると思います。今の男性中心の家族制度はむしろ崩壊した方がよいのではないかと考えます。世界的にみても、日本以外の数カ国が姓を変えるといった制度になっていますが、流れは夫婦別姓と言われています。 最初に、申し上げました通り、現行制度よりむしろ選択肢が一つ多くなるという事は、歓迎すべき事ではないかと思います。この様な事を
議員各位よくお考え戴きたいと思います。以上の様な事から、この意見書を提出する事には反対であります。終わります。
○議長(岩本広海君) 他に討論はありませんか。
○議長(岩本広海君) 福田慧一君。
◆十三番(福田慧一君) 只今、上野議員から述べられました様な主旨から、夫婦別姓導入に反対するこの意見書、或いは請願書に反対の立場から簡単に意見を述べます。 この意見書或いは請願書の中で、夫婦別姓制度の導入を許せば、日本の良き伝統である家族制度を崩壊する事になるばかりか、祖先を大切にするという家族の縦の連体や絆、地域の一体感、引いては日本人の倫理観、道徳観まで崩壊する事にもなりかねず、日本の将来に重大な禍根を残す事は必至でありますと、この様に今謳われている訳でありますが、夫婦が別姓を名乗ったからといって、こういう事にはならないと思います。これは、制度の問題ではなくして、現在でも離婚は沢山あって家庭の崩壊というのはあっておりますし、同時に親子の断絶とか色々ありますし、それは制度の問題ではなくして、問題はやっぱり夫婦或いは家族の話し合いと言いますか、或いはお互い対等に認め合うと、この事が大事であって、制度の問題ではないという事を明確にしなければならないというふうに思います。 同時に、憲法で明確にされております基本的人権の尊重、或いは男女平等と、こういう立場からこの別姓を名乗るというのは当然だという主旨から、この導入に反対する意見書には反対であります。以上です。
○議長(岩本広海君) 他に討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、討論を終結致します。 これより、採決致します。お諮り致します。
請願受理番号二番については、
建設委員長の報告は採択であります。只今の委員長の報告の通り決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、本件については、同委員長の報告の通り決定いたしました。 次に、お諮り致します。
請願受理番号三番については、
総務委員長の報告の通り採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岩本広海君) 起立多数であります。よって、本件は同委員長の報告の通り決しました。 次に、お諮り致します。
陳情受理番号十三番、十五番、十七番及び十八番の以上四件については、各委員長の報告は採択であります。只今の同委員長の報告の通り決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今の四件については、各委員長の報告の通り決定致しました。
△日程第四
水資源問題調査特別委員長中間報告
○議長(岩本広海君) 日程第四、水資源問題調査特別委員会の審査の経過について、特別委員長の中間報告を求めます。
○議長(岩本広海君) 水資源問題調査特別委員長、河野龍之祐君。
◆水資源問題調査特別委員長(河野龍之祐君) 失礼致します。 只今から、水資源問題調査特別委員会の中間報告を致します。本委員会で目下審議を致しております、八代工業用水の上水道への転用については、前回の委員会では非常に明るい見通しが立ったというふうに御報告頂いておったんでございますれども、御案内の通り今月十一日の新聞の報道等もございまして、八代市が議会において、今後企業用の工業用水の供給用としての確保する必要があると、八代市自体でですね。そのため、上水道への転用は非常に難しいと。宇土市をはじめ関係市町村に分けてやる水はありませんというふうに状況が急変致しまして、この水を分けてやるという事に対して、大変厳しい反対の意見が出ている所でございます。そういう報告を委員会として受けております。本委員会でこの様な事を踏まえ、上水道転用問題については、今後どの様に対応していくのか論議を交わし、その結果八代市の考えは、ごく最近の見解であろうというふうに、この八代市の見解自体が最近いわゆる急変したという事と、それから併せて県のこの事についての指導もあっている事でもありますので、上天草、宇城地域水資源対策協議会の正副会長、つまり宇土市長ですね、はじめ県知事とこの事について明日、二十日にですね、面談をして、八代市とそれから県の考え方を質す事になっているんだそうでございます。 その結果を踏まえて、今後この水問題については対応して行くという事で、全会一致致しております。引き続き審議をしていく事になっております。 併せて、委員からの御意見としては、これまで通り八代工業用水からの上水道転用も大変重要であるが、併せて地元での水源の確保にもう全力を挙げて、水資源対策を進めていかなければならいという強い意見が出ておる所でございます。 いずれにしましても、早急にこの水については見通しをつけなければ、本市の水資源対策の方向性が見出せないじゃないかというふうに意見を申し上げている所でございます。県の考え方が、この市長をはじめ正副会長さんが知事とお会いになって、その結果を早く私どもの方に委員会の方に御報告を頂いて、それによって更にこの方向性を見つけ出す様に、委員会は審議する様に決定致しております。とりあえず、以上中間報告を終わらせて頂きます。
○議長(岩本広海君) 水資源問題調査特別委員長の中間報告に対する質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、質疑を終結致します。 これより討論を行います。討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、討論を終結致します。 以上で、水資源調査特別委員長の中間報告を終結致します。
△日程第五
決算審査特別委員会の設置並びに付託
○議長(岩本広海君) 日程第五、
決算審査特別委員会の設置についてを議題と致します。 お諮り致します。議案第五十九号から議案第六十九号までの以上十一件の平成七年度一般会計、並びに特別会計の
歳入歳出決算の認定については、委員会条例第四条の規定により、」八名の委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託するとともに、閉会中の継続審査と致したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、議案第五十九号から議案第六十九号までの以上十一件については、六名の議員をもって構成する、
決算審査特別委員会を設置し、これに付託するとともに、閉会中の継続審査とする事に決定致しました。
○議長(岩本広海君) 只今、設置されました
決算審査特別委員会の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、議長において三番、浜口多美雄君、九番、中山新之助君、十一番、村田守君、十四番、建脇憲一君、二十三番、村田やつ子君を指名致します。 只今、議長において指名致しました五名の諸君を、先程申し上げました閉会中の継続審査の六名の委員をもって構成する、五名に訂正を致します。五名でございます。 五名の諸君を
決算審査特別委員会の委員として選任致したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今議長において指名致しました五名の諸君を
決算審査特別委員会の委員に選任する事に決定致しました。 只今、選任されました委員の諸君は御会合の上、委員長及び副委員長を選出して、議長へ報告をお願い致します。 この際、二十分間休憩致します。 (午前十時 五十五分 休憩) (午前十一時 十八分 再開)
○議長(岩本広海君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
決算審査特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長に村田やつ子君、副委員長に建脇憲一君が選出されましたので報告致します。
△日程第六 議員発議第九号について
○議長(岩本広海君) 日程第六、議員発議第九号についてを議題と致します。 先ず、
事務局長をして朗読致させます。
○議長(岩本広海君)
事務局長、
奥村尚一君。
◎
事務局長(
奥村尚一君) 朗読致します。 発議第九号、
議員定数問題調査特別委員会の設置について。 宇土市議会委員会条例第四条の規定により、特別委員会を設置する。 平成八年十二月十九日 提出 宇土市議会議長 岩本 広海 一、目的 社会情勢の変化に伴い、市民の付託に応えるべく議員定数の調査の必要性が生じたため。 二、調査事項 宇土市における宇土市議会議員の適正数の調査について。 三、委員会委員数 五名以上でございます。
○議長(岩本広海君)
事務局長の朗読は終わりました。 宇土市における議員の適正数については、五名の委員をもって構成する
議員定数問題調査特別委員会を設置し、これに付託するとともに、閉会中の継続審査とし、尚、調査が終了するまでと致したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。本件については、五名の議員をもって構成する
議員定数問題調査特別委員会を設置し、これに付託するとともに、閉会中の継続審査とし、尚調査が終了するまでと決定致しました。
○議長(岩本広海君) 只今、設置されました
議員定数問題調査特別委員会の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、議長において浜口多美雄君、上野篤彌君、福田慧一君、岡崎誠男君、村田やつ子君、以上五名を指名致します。 只今、議長において指名致しました五名の諸君を、
議員定数問題調査特別委員会の委員として選任致したいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今、議長において指名致しました五名の諸君を、
議員定数問題調査特別委員会の委員に選任することに決定致しました。 尚、本委員会に正副議長の二名がオブザーバーとして参画することを併せて御承認方を宜しくお願い致しておきます。 只今、選任されました委員の諸君は、御会合の上委員長及び副委員長を選出して議長へ報告をお願い致します。 この際、暫時休憩致します。 (午前十一時二十三分 休憩) (午前十一時 三十分 再開)
○議長(岩本広海君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議員定数調査特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長に岡崎誠男君、副委員長に浜口多美雄君が選出されましたので、御報告致します。
△日程第七 議案第七十九号から日程第十七 議案第八十九号までの十一件、日程第十八諮問第二号から日程第ニ十 諮問第四号までの三件、及び日程第二十一 発議第十号並びに日程第二十二発議第十一号の二件の以上の十六件について
○議長(岩本広海君) 日程第七、議案第七十九号から日程第十七、議案第八十九号までの十一件、日程第十八諮問第二号から日程第ニ十、諮問第四号までの三件、及び日程第二十一、発議第十号並びに日程第二十二発議第十一号のニ件の以上の十六件についてを議題と致したいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。 先ず、
事務局長をして朗読を致させます。
○議長(岩本広海君)
事務局長、
奥村尚一君。
◎
事務局長(
奥村尚一君) 朗読致します。 議案第七十九号 専決処分の報告及び承認を求めることについて 議案第八十 号 宇土市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 議案第八十一号 平成八年度宇土市
一般会計補正予算(第五号)について 議案第八十二号 平成八年度宇土市
国民健康保険特別会計補正予算(第四号)について 議案第八十三号 平成八年度宇土市
簡易水道事業特別会計補正予算(第二号)について 議案第八十四号 平成八年度宇土市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第一号)について 議案第八十五号 平成八年度
宇土駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)について 議案第八十六号 平成八年度宇土市
公共下水道事業特別会計補正予算(第五号)について 議案第八十七号 平成八年度宇土市
水道事業会計補正予算(第三号)について 議案第八十八号 宇土市
教育委員会委員の任命について 次の者を宇土市
教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定により、議会の同意を求める。 記 住 所 宇土市本町二丁目八番地の二 氏 名 今 村 都 紀 子 生年月日 昭和十三年八月三日 平成八年十二月十九日 提出 宇土市長 西田 誠 (提案理由)
教育委員会委員今村都紀子氏の任期が平成八年十二月二十三日で満了するので、新たに委員を選任する必要があるため。 議案第八十九号 宇土市
教育委員会委員の任命について 次の者を宇土市
教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定により、議会の同意を求める。 記 住 所 宇土市新町二丁目二十三番地の一 氏 名 坂 本 光 隆 生年月日 昭和十三年一月二十四日 平成八年十二月十九日 提出 宇土市長 西田 誠 (提案理由)
教育委員会委員三浦孝之氏の任期が平成八年十二月二十三日で満了するので、新たに委員を選任する必要があるため。 諮問第二号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 次の者を
人権擁護委員の候補者に推薦したいので、議会の同意を求める。 記 住 所 宇土市下網田町四九一番地 氏 名 中 野 隆 之 生年月日 昭和五年五月十九日 平成八年十二月十九日 提出 宇土市長 西田 誠 (提案理由)
人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、委員の推薦については、議会の意見を必要とするため。 諮問第三号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 次の者を
人権擁護委員の候補者に推薦したいので、議会の同意を求める。 記 住 所 宇土市神馬町一九九番地 氏 名 堀 川 栄 生年月日 昭和六年九月二十一日 平成八年十二月十九日 提出 宇土市長 西田 誠 (提案理由)
人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、委員の推薦については、議会の意見を必要とするため。 諮問第四号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 次の者を
人権擁護委員の候補者に推薦したいので、議会の同意を求める。 記 住 所 宇土市本町五丁目二九番地 氏 名 橘 孝 文 生年月日 昭和十六年十月二十四日 平成八年十二月十九日 提出 宇土市長 西田 誠 (提案理由)
人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づき、委員の推薦については、議会の意見を必要とするため。 発議第十号、「夫婦別姓」制度の導入に反対する意見書 地方自治法第九十九条第二項及び会議規則第十三条の規定により、別紙の通り意見書を提出する。 平成八年十二月十九日 提出者 宇土市議会議員 河 野 龍之祐 浜 口 多美雄 田 中 哲 也 岡 崎 誠 男 中 村 忠 儀 大 原 栄 一 本 田 道 男 宇土市議会議長 岩 本 広 海 殿 「夫婦別姓」制度導入に反対する意見書 この度、法務省の諮問機関である法制審議会民法部会の「民法改正案要綱」の答申を機に、我が国の家族制度や結婚観に大きな影響を与えかねない「夫婦別姓」制度の導入を推進する動きが、いよいよ本格的に進められようとしていることは、御承知の通りです。 今、かかる「夫婦別姓」制度の導入を許せば、日本の良き伝統である家族制度を崩壊させることになるばかりか、祖先を大切にするという家族の縦の連帯や地域の一体感、ひいては日本人の倫理観、道徳観まで崩壊させることにもなりかねず、日本の将来に重大な禍根を残すことは必至であります。 就きまして、国民の中に広くコンセンサスが出来上がっているとは認められない今日、日本の将来に重大な禍根を残しかねない「夫婦別姓」制度を導入に反対することを強く要望します。 右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。 平成八年十二月十九日 宇土市議会議長 岩 本 広 海 内閣総理大臣 法務大臣宛でございます。 発議第十一号、平成九年度
政府予算編成に係わる
道路整備予算の
確保拡大を求める意見書 地方自治法第九十九条第二項及び会議規則第十三条の規定により、別紙の通り意見書を提出する。 平成八年十二月十九日 提出者 宇土市議会議員 河 野 龍之祐 浜 口 多美雄 田 中 哲 也 岡 崎 誠 男 中 村 忠 儀 大 原 栄 一 本 田 道 男 宇土市議会議長 岩 本 広 海 殿 平成九年度
政府予算編成に係る
道路整備予算の
確保拡大を求める意見書 「道路は、豊かな生活の実現と市土の均衡ある発展を図るための最も基本的な施設であり、その整備に市民の強い期待が寄せられている。 二十一世紀に向け、国土の交流基盤の形勢を促進するとともに、活力ある地域づくりや豊かなくらしづくりを支援するためには、道路整備を一層促進することが是非とも必要である。 よって、国におかれましては、平成九年度
政府予算編成にあたって、左記の事項に配慮じた
道路整備予算を確保されるよう強く要望する。」 記 一 平成九年度政府予算の編成に当たっては、第十一次道路整備五ヵ年計画の完全達成のため、道路整備費の大幅な拡大確保が図られるよう配慮すること。 一 ガソリン税、軽油引取税、自動車取得税等の道路
特定財源諸税の現行の税率を絶対に堅持するとともに、
一般財源の投入を大幅に拡大すること。 一 国土の均衡ある発展と活力ある地域づくりを一層推進するため高規格幹線道路及び地域高規格道路の整備を推進すること。 一 地方における生活を支える国道はもとより、県道並びに市町村道の道路整備財源を充実強化すること。 右、地方自治法第九十九条第二項の規定により、意見書を提出する。 平成八年十二月十九日 宇土市議会議長 岩 本 広 海 内閣総理大臣 大蔵大臣 建設大臣 自治大臣 経済企画庁長官 国土庁長官宛でございます。以上でございます。
○議長(岩本広海君)
事務局長の朗読は終わりました。 次に、市長より只今の十四件について提案理由の説明を求めます。
○議長(岩本広海君) 市長、西田 誠君。
◎市長(西田誠君) 皆さんこんにちは。 本日は、議会の最終日のあたりますが、熱心なるご審議御苦労さまでございます。 さて、本日追加上程いたしております議案は、専決報告が一件、条例改正案が一件、
補正予算が七件、人事案件が五件の計十四件でございます。それでは、追加上程議案につきまして御説明申し上げます。 先ず、議案第七十九号、専決処分の報告及び承認を求めることについて、専決第十五号調停申立などについてでございます。これは、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき、専決致したことを同条第三項の規定により、議会に報告し承認を頂くもので、事件内容は、物件宇土市住吉町字西川二一二四番四、地目雑種地、面積九百九平方メートルに係る、市有水路用地確認などに関する調停などについての申立でございます。 市が昭和四十六年四月十六日、用水用地として同物件を買い受けていたもので、その所有権移転登記を求めるためのものでございます。 次に、議案第八十号、宇土市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、これは国家公務員給与などの改正についての人事院勧告に伴い、地方公務員についてもこに準じて行うもので、十五歳から二十二歳で支給の特定扶養手当を五百円引き上げる事などと、給与の改正については、平均〇・九七%の引き上げとなっております。 次に、議案第八十一号、平成八年度宇土市
一般会計補正予算(第五号)から議案第八十七号までの各会計
補正予算は、今回の人事院勧告に伴う調整等、一般会計につきましては、平成八年度宇土市漁業経営短期融資預託金及び法人市民税還付金に係る
補正予算でございます。 次に、議案第八十八号、第八十九号宇土市
教育委員会委員の任命についてでございますが、これは十二月二十三日をもちまして、三浦孝之、今村都紀子の両委員が任期満了となりますので、地方行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定によりまして、新たに市
建設部長の坂本光隆氏を委員として、又、今村都紀子氏につきましては、再度任命致したく議会の同意を求めるものでございます。 次に、諮問第二号から諮問第四号までは、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めるものでございますが、これは委員の小山忠夫、中野隆之、寺本正彦の三氏の任期が平成九年三月十四日をもって満了となりますので、新たに本町五丁目の橘孝文氏、神馬町の堀川栄氏を
人権擁護委員の候補者として、又、中野隆之氏については再度委員として法務大臣に推薦するため、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ慎重に御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明を終わらせて頂きます。宜しくお願い致します。
○議長(岩本広海君) 市長の提案理由の説明は終わりました。 次に、お諮り致します。 只今、議題となっております議案十一件、諮問三件及び発議二件の以上十六件については、会議規則第三十六条第二項の規定により、委員会付託を省略し直ちに審議する事に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今の十六件については委員会付託を省略し、直ちに審議する事に決定致しました。
○議長(岩本広海君) これより、只今の議案十一件及び諮問三件について、一括して質疑を行います。 質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、質疑を終結致します。 これより、討論を行います。討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、討論を終結致します。 これより、採決致します。 お諮り致します。議案第七十九号から議案第八十七号までの以上九件については、原案通り可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、只今の十一件については原案通り可決されました。 次に、お諮り致します。 議案第八十八号、宇土市
教育委員会委員の任命について同意する事に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岩本広海君) 起立多数であります。よって、議案第八十八号、宇土市
教育委員会委員の任命について同意を求める件は、これに同意する事に決定致しました。 次に、お諮りいたします。 議案第八十九号、宇土市
教育委員会委員の任命について同意する事に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岩本広海君) 起立多数であります。よって、議案第八十九号、宇土市
教育委員会委員の任命について同意を求める件は、これに同意する事に決定致しました。 次に、お諮りいたします。 諮問第二号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、原案通り答申することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、本案については異議がない旨答申する事に決定致しました。 次に、お諮りいたします。 諮問第三号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、原案通り答申することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、本案については異議がない旨答申する事に決定致しました。 次に、お諮り致します。 諮問第四号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、原案通り答申することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、本案については異議がない旨答申する事に決定致しました。 只今の発議二件について質疑を行います。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、質疑を終結致します。 これより、討論を行います。討論はありませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) どなたもないようでありますので、討論を終結致します。 これより、採決致します。 お諮り致します。先ず、発議第十号については原案通り可決する事に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岩本広海君) 起立多数であります。よって、本件は原案通り可決されました。 次に、お諮り致します。 発議第十一号については原案通り可決する事に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岩本広海君) 御異議なしと認めます。よって、本件については原案通り可決されました。 以上で、今期定例会の日程は全部終了致しました。これをもって平成八年第四回定例会を閉会致します。 去る四日に招集されました今期定例会も、
議員各位並びに市長はじめ執行部の皆さんの温かい御理解とご協力によりまして、本日ここに無事閉会を迎える運びとなりましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。 尚、就任初めての議会で、不慣れな面もありましたが、今後は心を新たにし議会運営にあたる所存でございますので、どうかこれからも皆様方の尚一層の御指導と御協力をお願い致します。今年も残り少なくなり、何かと御多忙の事と存じますが、健康に十分御留意されまして、良い年をお迎えになられますことを心から祈念申し上げまして、閉会のご挨拶と致します。 市長のお礼の御挨拶を戴きます。
○議長(岩本広海君) 市長、西田 誠君。
◎市長(西田誠君) 本市議会の終了にあたりまして、一言お礼の言葉を申し上げたいと存じます。
議員各位におかれましては、師走のこの多忙な中にもかかわりませず、今回提案致しました各議案を慎重に御審議戴き、議決を賜りました。心から御礼申し上げます。皆様方には御健勝で良き新年をお迎えくださいます様にお祈り申し上げまして、お礼の言葉に代えさせて頂きます。本当に有り難うございました。 (午前十一時五十分 閉会)地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。 平成 年 月 日宇土市議会議長 岩 本 広 海宇土市議会議員 上 野 篤 彌宇土市議会議員 田 代 和 臣...