◎予防課長(廣田芳三君) 議案第47号 海南市
火災予防条例の一部を改正する条例についてを御説明申し上げます。 このたびの改正につきましては、
住宅用防災機器の設置及び位置に関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正によるものでございます。 近年、共同住宅の一部を利用して小規模な
グループホーム等の福祉施設を開設する
複合型居住施設が増加していることから、
消防法施行令の
防火安全性能を有する消防設備として
複合型居住施設用自動火災報知設備が認められたことに伴い、
複合型居住施設用自動火災報知設備を設置した
複合型居住施設の
共同住宅部分には
火災予防条例で定める
住宅用防災機器の設置を免除する改正でございます。 附則といたしましては、平成22年12月1日から施行でございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、当局入れかえのため、暫時休憩いたします。 午前9時42分
休憩 ------------------- 午前9時45分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-------------------
△日程第4 議案第48号 平成22年度海南市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(磯崎誠治君) 次に、日程第4 議案第48号 平成22年度海南市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君
◆12番(岡義明君) 17ページの7、企画費、これがいわゆる
事業仕分けに係る予算かと思われますが、今まで海南市の場合、補助金とか委託金とか、そうしたところでいろいろ見直しがずっとやられてきたと思うんですが、この
事業仕分けという、これ、新たに予算を立ててるんですが、中身をまず教えていただきたいなと思います。 そして、27ページです。常備消防費の消耗品の中の、これも火災報知機だと思うんですが、低所得者に対する
住宅用火災報知機の費用だと思うんですが、まず、低所得者というのはどういう範囲であるのか教えていただきたい。 そして、件数にしてどれぐらいの件数を想定しているのか教えていただきたい。 そして、お年寄りなんかだったら、自分でなかなかよう取りつけないんで、その点についてどのように対処していくのか教えていただきたいと思います。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 12番 岡議員の、予算書17ページ企画費について、
事業仕分けに係る予算で中身を教えてほしいとの御質疑に御答弁させていただきます。 この17ページの企画費50万7,000円の補正は、
事業仕分けにかかわる補正予算でありまして、別に資料といたしまして配付させていただいております議案第48号 平成22年度海南市
一般会計補正予算(第2号)企画費に係る参考資料というのをお配りさせていただいております。こちらのほうの資料に基づきまして御説明させていただきます。 まず、1番の目的でございますが、今回実施しようとする
事業仕分けは、
市民サービスの質の向上や業務の一層の効率化を図るとともに、市が担うべき役割の明確化、事業の廃止・改善による経費削減と市政への市民参加を促進するため、公開の場で外部の客観的な視点をもって見直しの方向性について議論するため実施しようとするものでございまして、開催日は平成22年10月31日の日曜日、場所は
海南保健福祉センターでの開催を予定しております。だれでも自由に傍聴できるということになっております。 次に、4の
仕分け事業数ですが、8事業になっております。お配りしております資料の3ページに
事業仕分けスケジュールという表があるんですが、その中に8事業を記載しております。 次に、5番の対象事業のところですが、市単独事業、継続して実施している事業、それから事業費がおおむね300万円以上の3つの条件を満たす事業の中から選定しております。 次に、6の実施方法でありますが、仕分け作業では、まず事業シートに基づき事業担当課から事業説明を行い、次に仕分け人による質疑応答、議論を行いまして、事業判定、まとめをすることとなります。 次に、資料2ページでありますが、
仕分けチームの構成でありますが、コーディネーター1名、仕分け人8人の合計9人で仕分け作業を予定しております。この9人は、資料の3ページの下の表、
仕分けチームという表ですが、この表に記載の
構成メンバーを予定しております。 それから、この9人の仕分け人とは別に、
市民判定人の制度も設けます。この
市民判定人は、仕分け議論には参加しませんが、仕分け人の議論を聞いていただく中で判定を出すという役割を担っていただくこととしております。この
市民判定人は20人で、そのうち10人は市内の各種団体から推薦していただいた方を充てまして、残り半数の10人は市民からの公募を考えております。 次に(3)の仕分け区分でありますが、A、不要・廃止、B、民間が実施、C、国・県が実施、D、民間委託を拡大、市民参画・協働を推進、E、要改善、F、現行どおりの6つの区分の判定を出すこととしております。 次に、7の
事業仕分け結果の活用でありますが、
事業仕分けの結果は直ちに市の方針とするものではありませんが、その結果や議論の内容については平成23年度以降の事務事業の見直しに反映できるよう努めることとしております。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君)
岩崎消防長 〔消防長 岩崎好生君登壇〕
◎消防長(岩崎好生君) 12番 岡議員の、補正予算書27ページ消防費にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、低所得者の範囲という御質疑でございます。 市と同様の事業をしております事業が数点ございます。それを参考にさせていただき、市民税が非課税の世帯を対象とさせていただきます。 それと、2点目の件数はどれぐらい想定しているのかとの御質疑でございます。
住宅用火災警報器設置促進事業という形で今回事業をさせていただきます。平成22年6月24日の判定基準日において、7,154世帯ございます。このうち、既に取りつけられている市営住宅の入居者及び生活保護の住宅扶助が受けられる世帯は、合わせおおむね700世帯ございます。残りは6,454世帯で、さらに、
自動火災報知設備または
スプリンクラー設備が設置されているマンション及び共同住宅に居住する世帯及び老人ホーム、福祉施設等に居住されている世帯並びに平成18年6月1日以降に新築された共同住宅、長屋式住宅及び
一戸建て住宅に居住する世帯、おおむね25%を想定いたしまして1,614世帯と見込み、
給付対象世帯を7,154からおおむね700を引いて6,454世帯、さらにそこから1,614世帯を引きまして4,840世帯と想定しています。このうち、今年度で実施いたしますのは3,500世帯ということで、補正予算に計上させていただきました。 最後の取りつけの方法はどのようにされるのか、内容は、高齢者など取りつけ困難者に対してはどうするのかという御質疑でございます。 この事業に際しまして、
緊急雇用創出事業で2名臨時職員を採用したいと考えてございます。その職員と私
ども消防職員と消防団員、婦人消防隊、協力しながら取りつけ困難者に設置したいなというふうに考えてございます。 以上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君)
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 12番 岡議員からいただきました御質疑の中で、予算の内訳、中身についての答弁、ちょっと抜けておりましたので再度させていただきます。 予算の内容でございますが、まず8節の報償金26万8,000円は、仕分け人9人、それと
市民判定人20人の方々の謝金となっております。 11節の需用費3万3,000円は、
事業仕分け当日それから
事前打ち合わせ会の食糧費、飲み物代となっております。
事業仕分け当日は昼食代も入っております。 それから、13節の
会議録作成委託料20万6,000円は、
事業仕分け当日の音響や録音、それから会議録作成を業者に委託しようとするものでございます。 以上でございます。御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君
◆12番(岡義明君)
事業仕分けについて、あらかたわかってまいりました。 そこで、仕分け人と、そしてそれに対する団体と市民の公募で判定人というのを合計20名ということでやられるんですけれども、そして、その結果については直ちに市の行政に反映するものではないというふうなことを言っておられましたが、まず仕分け人が判定されて、そして
市民判定人が「いやいや、それは意見が違いますよ」というふうになった場合に、どちらの意見を優先としていくのかどうか。 そして、仕分け人について、この
事業仕分けの中には
敬老祝い金等事業もありますので、お年寄りの方々、例えば敬老会とか老人会とか、そういう団体入ってませんね。その点について、老人会なんかはこの仕分け人の中へ入っているのでしょうか、教えてください。 27ページの火災報知機の件でありますが、よくわかってまいりましたが、例えば、これはこれで僕はいいと思ってんのですが、マンションとかアパートの経営者については、本来はその部屋について、その経営者が責任持ってつけるべきかなって僕は思ってるんですが、それも入居してる方々が低所得者の方であれば、こちらの行政が消防のほうでつけるということになると思うんですが、その点についてちょっと、僕はそれでいいと思うんですが、その住宅等の経営者の方に負担は負わせないということなんでしょうか。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 12番 岡議員からの再度の御質疑に御答弁させていただきます。 まず1点目、仕分け人と
市民判定人の判定が違う場合、どちらを優先するのかという御質疑でございます。
事業仕分けにおきましては、仕分け人が多数決で判定を出しますが、一方、
市民判定人も多数決で判定を出しますので仕分け人の判定と
市民判定人の判定の2つの判定が出るわけですが、その判定結果が異なってくるということもございます。この場合、どちらの判定を重視するとかそういうことではなくて、この判定とは別に、仕分け人と
市民判定人には仕分け対象事業の8事業ごとにシートに自身の判定とその判定を出した理由等を記入してもらうこととしておりますので、市としましては、
事業仕分け後は4つの視点から事務事業の見直しをすると。その4つの視点というのは、1つは仕分け人の判定、それから
市民判定人の判定、それと仕分け人と
市民判定人に記入していただいた意見、それから最後に仕分け作業での議論、この4つの項目、これらの結果、内容を総合的に勘案する中で事務事業の見直しに反映させていきたいと考えております。 それから、2点目の老人会など入っているのかということでございますが、仕分け人の9名の中には入ってございません。
市民判定人20人で、そのうち10人は市内の各種団体から推薦していただいた方を充てるわけですが、その各種団体の中には老人クラブ連合会から推薦していただいた方に入っていただく予定にしております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君)
岩崎消防長 〔消防長 岩崎好生君登壇〕
◎消防長(岩崎好生君) 12番 岡議員の再度の27ページ、消防費にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 御質疑の趣旨は、マンション、アパートの所有者が設置するのか、また、入居者が設置するのかとの御質疑でございます。 アパートや借家に入居されている場合は家主と入居者とが協議の上、設置することとなっていますので、協議の結果、入居者が設置する場合で給付の対象の市民税非課税であれば、給付対象となります。 以上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君
◆12番(岡義明君) 仕分けのほうはセレモニー的に終わらないように、ぜひ市民の方々の仕分けの意見を十分に反映されるように、今後考えていただきたいなと思います。 火災報知機については、非課税世帯ということでありますが、世帯全員が非課税かどうかちゅうの、そこら教えてください。それだけです。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
岩崎消防長 〔消防長 岩崎好生君登壇〕
◎消防長(岩崎好生君) 12番 岡議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 非課税世帯は全家族が非課税かという御質疑でございます。 全非課税といたしております。 御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) ほかに御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) おはようございます。 何点かお伺いをいたします。 まず、22ページの間伐の関係です。 ちょっと先ほど担当の人たちにお聞きをしたんですが、当初の予算のこの、私総務ですからあんまり歳入のことは言えないんですが、ちょっとわかりにくいんで、議長、歳入部分も入ることをお許しください。 歳出のほうを中心に聞きますけども、場所については雨の森であるということで、それはそれで予算のことについては結構なんですが、これ間伐をそこでやることは結構で、しかも100%、歳入でいきますと13ページに間伐・里山再生云々ということで、100%県補助でやれるということですわ。ところが、30万円、13ページで、これ歳出にかかわるからちょっと質疑お許しください、いわゆる削減の、この紀の国云々から間伐・里山に変えたので、その30万円の削減の補正予算が出てますし、あわせて11ページの美しい森林云々の30万円削減しちゃんのよ。 なぜこれを聞きたいのかというたら、雨の森をやっていただくことは非常に結構なんですし、そのとおりやと思うんですが、市有林は間伐をもっともっとせなあかんとこあると思うんよ。そやから、それは100%これはこっちでやって、削減をしないでそのまま予算をつけてやればええのではないかと思うんですわ。補助金ついてますからね。後の質問との関係もあるから聞くんです。 その関係でいきますと、定住促進よ。26ページよ。これは部長、あんたのとこやな。一緒やな、そやな。これ丸々一般財源やろ。これも僕、あかんと言うんちゃうんよ。これ、要望があるから2,000万円わざわざやっとるわけやいしょ。間伐せなあかんとこもどっさりあるわけやろう、まだ。そやのに、わざわざ補助の組みかえをしてるのはなぜですかと言うのは、そういうことで比較して言いたいがために言うとるわけです。 定住促進のとこについて具体的に質問をいたします。 まず、これで大体1年間の全体の予算が幾らになるかどうかです。それが1点目。 それから、市営住宅の担当も
まちづくり部長とこやな。今入っておられる方は、それなりに収入ある方でも市営住宅へ若い人入れるんやいしょ。例えば、お父さんがその市営住宅、1人の収入のときに入った。それで奥さんも勤め出した。子供も勤め出した。子供2人やったら、4人勤め出したらそれで収入ふえるな。それでも入れるんでしょう。それはそれでええことなんやから、別に収入がふえてきても一定いけるわけやろう、以前から入っとったら。ところが、若い人2人で働いちゃあった場合、それなりに収入上がんのやいしょ。ほんなら、市営住宅入れやん世帯あらな。層があんねん。ところが、定住促進の場合は、家建てていかれる。これは私ええ制度やと思ちゃんのよ。そこの部分の人たちを支援できてないところがあんのよ。これ質問なんですわ。 それと、定住促進でやるのは非常に結構なんやけれども、地元の業者でなく、割に大手やよその業者がうまいこと、それええんですよ。もっと私が言いたいのは、定住促進でやっぱり地元の建設業の業者の潤うようなことにしてもらわなんだら、これやられること結構大事なんですけれども、結構いろいろ聞いてたら大手の業者に、やっぱりあの人らのほうが専門の、企業大きくなったらありますからね、そういうスタッフもどっさりありますからね、結構地元でなしに大手の住宅メーカーでやられる場合が多いんですわ。これも質問です。そういう部分が多いと思いますが、その点どうか。 そして、地元の建設業者にこれはもうやっぱりやっていただきたい。せっかくの補助金ですから、遠くの人が、和歌山の人が、岩出の人が、大阪の人が地元に住んでもらう、勧める、これは非常に大事です。しかも地元の業者が潤うようにしてほしいんですけど、その点も質問です。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本
産業振興課長 〔
産業振興課長 橋本正義君登壇〕
◎
産業振興課長(橋本正義君) 14番 河野議員の、22ページ林業総務費の特定間伐等促進事業委託料についての御質疑に御答弁申し上げます。 本事業につきましては、当初は美しい森林づくり基盤整備交付金30万円と紀の国森づくり基金活用事業費補助金をそれぞれ国・県の補助を受けまして本年度から3カ年の計画で平成22年度4ヘクタール、平成23年度8ヘクタール、平成24年度8.21ヘクタールの計20.21ヘクタールの間伐を実施することとしてございましたが、昨年度の後半に、3カ年の期間限定の補助金で間伐・里山再生加速化事業が新設されました。市有林はもちろんのこと、一定の条件を満たせば計画区域内に存在する民有林においても100%補助を受けることができることから、補助制度を乗りかえまして平成22年度と平成23年度の2カ年で間伐事業を完了させることとし、このたび予算の増額をお願いするものでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 畑中
都市整備課長 〔
都市整備課長 畑中 正君登壇〕
◎
都市整備課長(畑中正君) 14番 河野議員からの定住促進奨励金にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 今回、補正として2,000万円上げさせていただいてございます。当初予算4,000万円でございましたので、お認めいただければ合計6,000万円となる予定でございます。 もう1点の地元の業者が潤うようにという御質疑でございますが、この奨励金は若年層の住宅取得を支援するものでございまして、条件といたしまして、期間内に住宅を建てて登記された方を対象としてございます。本来、主なこの奨励金の使途としては、建築後のいろんな、例えば照明器具とかそういった部分の支援がなされていると考えてございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) どっちも答弁漏れやから聞きますわ、もう一回。 前後しますけどね、定住促進の場合は全体の6,000万円ちゅうのはわかりました。私が言いたいのは、地元の業者の皆さんがなかなか仕事が潤うようになってない実態についてわかってますかということの質問したんよ。その点でお教え願いたい。それが1点です。 もう1点目は、地元の業者の皆さんが潤うような形に何か私もしてほしいんですが、その点ちょっと私も悩ましいんよ。その点でどうですか。それも質問です。 あなたが答えにくいかもわからんけれども、いわゆる定住促進の施策は、市長、ようわかるんですが、これは非常に大事なことだと思ってます。しかし、住宅を建てたくても建てられない層と、しかも市営住宅へ入りたくても入れない層がありますね。この辺での行政としての支援策は、これはもう市長がお答えください、私もちょっと思いつかんので、一定の方向を出していかなあかん時期に来てるんちゃうかなと思うんですよ。これ、6,000万円というのは非常に大きい額ですからね。その点で私も悩ましいんですが、市長のお考えを、私が言った住宅に入りたくても入れない、市営住宅に、しかも住宅を建てたいんだけどちょっと給料が下がったという、いろんな今の不景気の事情がありますから、その点での施策が一定私は必要だと思うんで、それは市長のほうでお願いします。 あと、こっち側ね、答弁してくれたんでよかったんよ。改めて質問します。 民有林でもいけるて言うとな。ほいたら民有林も間伐せなあかんとこいっぱいあるで、藤白山系見たら。どっさりあら。ほいたら民間の人たちに、民有林の間伐100%て聞きましたか、あんたら。今までこれ、私、雨の森の間伐、反対してんちゃうで。やったらええことやで。ほいたら民有林は民有林で100%やったらええんやしてよ。間伐せなあかんとこいっぱいあら。これ間伐せなんだら、それこそ自然環境の問題にもなる。えらいまるっきり違う話して悪いけどね、貴志川水系と違うけどよ、貴志川がえらい汚れがたくさん出て水がすごく出るんが早なったというのが、ずっと高野山からやっぱり間伐ちゃんとやってないちゅう問題もあんのよ。日方川もそやし、これ。日方川水系もあるし……。 (「亀の川」と呼ぶ者あり) ありがとうございます。亀の川、大きな水系もあるし、これはやっぱり民有林も間伐、そっちでやったったらええんやいしょ。ほなこっち側は今までの予算でいってもええんやいしょ。その点はどうですか。 ほいて、民有林の間伐について、民間の皆さんにお聞きしましたか。これ一定の制約あると思うんで、難しい部分もあると思うんやで。 まず、質問整理しますわ。民有林もあるのでしたら、民間の人たちに間伐のことを、この予算を使ってやることをお聞きしましたか。そして、今までの事業でこの森林公園雨の森をやっても構へんと思うんですが、そういう点ではどうですか。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君 〔市長 神出政巳君登壇〕
◎市長(神出政巳君) 河野議員の定住促進奨励金に対する再度の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目のこの定住促進の利用される方々がなかなか地元の建設業者に発注をされないということの実態についてどう考えるかということでございますが、なかなか家を建てる方に地元の業者を使えというのは市では言いにくいというのが考えでございます。特に大手のハウスメーカーが多いという御指摘でございます。そのとおりというふうに思います。家を建てられる方が、土地を購入する際に住宅の建築条件なんかもついていて、ハウスメーカー、特に建て売り業者なんかが多いのではないかなというふうに思っております。 機会をとらえて地元の建設業者を使っていただければというような話もしたいわけでありますが、先ほど
都市整備課長からもお答えしましたように、この定住促進奨励金を使われるのは建築がほぼ済んだ後の外溝工事とか照明器具等への購入費に充てられるのではないかなというふうに思っておりますので、なかなか議員の言われるように地元の施工業者を使えというのは市のほうでは言いづらいのではないかなというふうに思います。 そして、2点目の市営住宅等の公営住宅へ入れない、公的に支援を受けられない層に対する考えということでございますが、この件につきまして、そういう方も多数おられるというふうに思いますが、現在の市の施策といたしましては定住促進奨励金等で若い方々に海南市に残っていただけるように対応したいというのが考えでございます。 今後も議員の言われるような層に対する支援策については担当部署で考えてまいりたいというふうに思いますので、またいろいろな御提言も賜ればというふうに思います。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 北口
まちづくり部長 〔
まちづくり部長 北口和彦君登壇〕
◎
まちづくり部長(北口和彦君) 14番 河野議員からいただきました御質疑に御答弁を申し上げます。 間伐材の件でございまして、議員から民有林もこの制度に乗りかえることによって活用できる中で、民有林について市民の林業家の意見を聞いたか、また、これの制度についての御質疑がございました。 この特定間伐にかかわりましては、京都議定書の第1約束期間の終期である平成24年度までの集中的な間伐等の実施の促進を図るため、森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法が平成20年5月16日に交付、施行されました。それに伴いまして、都道府県及び市町村が法律に基づき間伐等を効果的に進めるための、特定間伐等の実施の促進に関する基本方針が策定されました。海南市も、和歌山県の特定間伐等の実施の促進に関する基本方針に基づき、特定間伐等促進計画を策定いたしました。特定間伐の実施計画として、海南市では公衆の保健保安林としてされております生活環境保全林、森林公園雨の森において海南市市有林20.21ヘクタールを間伐促進区域として定めており、今回の間伐では、この範囲のうちから10ヘクタール分間伐を実施するものでございます。 そうしたことから、今回の事業実施箇所は、海南市特定間伐促進計画の実施計画に沿った範囲で間伐を行うため、民有林はございません。 先ほど課長のほうから答弁がございましたが、この間伐実施の意義を踏まえまして民有林伐採の必要がある場合、事業実施に当たり和歌山県森林整備加速化・林業再生協議会の構成員である海南市から県に間伐の実施計画を提出し、計画承認の上、補助対象とすることができるとございます。 この事業につきましては2カ年を予定してございますので、今後そういった林家の方々の意見も聞き、民有林、ただし、それにはいろいろな条件がございまして間伐対象にするには保安林でありますとか公衆の保健や休養に役立つ等々条件がございますので、これらにつきましては、林家とも十分に協議しながら2カ年の間で実施計画にふさわしい区域がありましたら、それにつきましても実施をしてまいりたいというふうに考えてございますので、御理解賜りたいと存じます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 大事なことを聞き忘れたんです。そこから先言っときます。 25ページの、野上新4号線道路新設改良費、野上新4号線の改良に伴う測量調査設計委託料1,300万円ですね。野上新、溝ノ口に橋をかけるという話で、地元の皆さんからも御要望等々が出ておりましたので橋をかけていくということですので、その点ちょっと、どの辺に橋をかけて、工期とか一定の工事の内容、一番肝心なこと忘れちゃったんで、それをお教え願います。 それから、さっきの定住促進の部分については、もう市長がお答えをしてくれましたんで、委員会でよろしくお願いいたします。2人委員おるんやな、うちは。頑張ってください。 それから、間伐材の問題よ。民有林でもいけるということは、民有林に聞いてないんかどうか。これから聞くちゅうような言い方しとったけど、そこはどういうことなんか。民有林の持ち主の方に、この事業をするために補助を受けませんかとか、この事業をするためにしませんかということを聞いてるかどうか聞いたんよ。これから聞くということは言うてくれはったんやけど聞いたかどうか、一つですわ。 それから、ようまだわからんのですが、この今までの間伐・里山云々はこれはこれで109万円でやっていただいていいんですが、今までの国と、この美しい森林づくりが国ですわな。それから、県は紀の国森づくり云々で、かなりの補助率ついてますからね。それはそれで、その20ヘクタールのうちの10ヘクタールを雨の森の間伐で、新しい事業でやるんですが、残りの部分については今までのやつでできないのかどうか、返上しないで、補助金を。まだまだ間伐していかなあかん部分が多いですやろ。その点だけお聞きをいたします。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長 〔建設課長 畠中康行君登壇〕
◎建設課長(畠中康行君) 14番 河野議員の、補正予算書25ページ7款土木費の補正額1,300万円、野上新4号線に関しましての御質疑に御答弁申し上げます。 今回計上させていただきました補正予算は、中野上の溝ノ口地区と南野上の野上新地区を結びます市道野上新4号線整備にかかわって、測量調査設計委託料を計上させていただいたものでございます。 溝ノ口地内には東西方向及び南北方向には狭隘な道路しかないため車両同士の対向に難渋しており、野上新側の県道奥佐々阪井線、阪井停車場線から山橋に至る道路も同様に狭隘であることから、両地区内の幹線道路を整備するとともに、貴志川を挟んで両地区を結ぶ現在の山橋につきましても昭和29年に完成したもので56年の年月が経過し老朽化が進んでおることから、代替の橋の建設が望まれていたところでございます。 計画路線は、溝ノ口地区の北側に位置します国道370号と野上新地区の東西方向の県道奥佐々阪井線との2路線をほぼ直線的な道路で整備をしてつなげることにより、地域住民の方々の日常生活の利便性向上と地域経済活動の効率化を図ることを目的としてございます。 全体計画といたしましては、溝ノ口地区の市道溝ノ口6号線の中間付近から南方面へ向かい、貴志川を渡り、野上新の県道奥佐々阪井線へ接続します延長520メートル、車道幅員5.5メートル、そのうち橋梁部は延長約80メートルでございますが、この路線と農道椋木線の東端とを連絡する道路95メートルの計画でございます。車道幅員につきましては4メートルの計画をしてございます。この路線の計画でございます。 本事業につきましては、昨年度、平成21年度におきまして国に事業の新規採択の申請をしてございましたが、平成22年度の当初予算要求時に採択される見通しが立たなかったため、当初予算には計上しておりませんでした。平成22年度、本年度になりまして、国のほうから割り当ての内示が届いたところから各地区におきまして調整をしていただいたところ測量などの立ち入りの承諾が得られたことから、工事のための測量調査設計委託料といたしまして1,300万円を計上させていただいております。全体事業費としては5億6,000万円を予定してございまして、事業期間は一応5年間、平成26年というふうに予定してございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 それと、すみません。新しい橋の架設場所については、現在の山橋の上流側約100メートルぐらいの付近になると思われますが、その付近に橋をかける計画としてございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 北口
まちづくり部長 〔
まちづくり部長 北口和彦君登壇〕
◎
まちづくり部長(北口和彦君) 14番 河野議員からいただきました再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 まず1点目、民有林の所有者に意見を聞いたかということでございます。 先ほど申し上げました特定間伐等促進計画におきましては、民有林が当初計画しております計画の中には入っていないということで、今回の特定間伐等促進計画の委託料の増額に関しまして意見は聞いてございません。 それから、美しい森林づくり基盤整備交付金、また紀の国森づくり基金活用事業費補助金、これも有効な補助金でありながら、これを活用しながら実施していけるのではないかといった御質疑がございましたが、先ほど申し上げました海南市のほうで計画いたしました特定間伐等促進計画につきましては、平成22年度、23年度、24年度で計20.21ヘクタール分の間伐を実施する計画となってございます。そうしたことから、先ほどございました美しい森林づくり、また紀の国森づくりの基金を活用して実施する計画を立ててございましたが、今回新たな100%補助のメニューがあるということで、3カ年計画しておりました20.21ヘクタールを2年間で20.21ヘクタール実施したいということで、より有利な方法での、さらに3年計画を2カ年で前倒しで実施できるということで、今回の補正をお願いしたところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
○議長(磯崎誠治君) ほかに御質疑ございませんか。 11番 上田弘志君
◆11番(上田弘志君) それでは、それぞれ常任委員会ありますんで、大まかな点でお聞きします。 事項別説明書の27ページ、消防費、岡議員も質疑をしたんですけれども、消防長のお答えでお聞きすると、この低所得者の方々への
住宅用火災報知機、本年度は対象は4,840世帯あるけれども3,500世帯ということで、全体に比べて3,500世帯、残りをどのようにされるのか、そこあたりはどうなっているのか。やられるのは別にいいことなんで、そやけどやはり4,840世帯いながら3,500世帯にしたと、この理由をお聞きしたいんですよ。 それと、もう1点は残りの1,300世帯ですか。これに対する取り組みをどのように考えておられるのか、これをお聞きします。それが1点。 それから、同じく消防費の非常備消防費、それの5節で災害補償費210万円、団員公務災害補償費ありますけれども、これは、消防団員の方でいわゆる消防の活動中負傷されたということで、この補償費を今回出されたと思うんですけどもその内容と、それと後遺障害含めて、今後、後遺障害等発生してないのか。 それから、こういった公務中の災害ですけれども、こういった点で、これはもう常備消防、非常備消防含めてこういった公務災害に対する労働安全衛生的な取り組みなど、災害を契機にしてどのように取り組まれているのか。これについてお尋ねします。あと細かいところはもう委員会でやっていただいたらいいんですけど、大まかな点で悪いんですけれどもお願いします。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
岩崎消防長 〔消防長 岩崎好生君登壇〕
◎消防長(岩崎好生君) 11番 上田議員の、27ページ消防費にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 先ほど住宅火災警報器促進事業の中で、3,500世帯を今年度に支給する、残りの分はどうするのかとの御質疑でございます。 残り1,340世帯にありましては、設置期限でございます平成23年5月31日までの来年度の分に計上させていただいて、設置促進に当たりたいと考えてございます。 それと、災害補償費の210万円の御質疑でございます。 この内容につきましては、市町村は、消防団員等の公務上の災害を受けた場合は、条例の定めるところによりその災害の補償を行うこと、となってございます。海南市においても、海南市
消防団員等公務災害補償条例に基づき、補償を行うための予算として当初において歳入歳出とも10万円の予算を計上してございましたが、2名の消防団員が公務により負傷し予算に不足が生じましたので、今回補正予算を計上させていただくものでございます。 負傷の内容でございますが、1名は、平成22年6月2日、ポンプ操法訓練中に左下腿部を挫傷したもので、通院2日程度の軽症であり既に完治してございます。もう1名は、昨年末、平成21年12月30日の海南市年末消防特別警戒実施中に転倒し下顎骨骨折--あごです--の負傷でありまして、3カ月余りの入院加療を行い、現在においても通院加療中となってございます。 補正予算額の内訳といたしましては、ポンプ操法訓練中の1名分は既に完治してございまして、補償額2万5,665円と確定してございます。また、年末警戒中の1名は、退院後に第1回目、その後に第2回目の請求を行いまして、合計208万9,121円と確定してございます。2名分の確定額211万4,786円及び通院中の1名分の今後の支払い予想額を合わせて、予算不足額210万円を歳入歳出ともに今回補正予算に計上させていただくものでございます。 なお、現在までの補償確定額211万4,786円につきましては、既に消防団員公務災害補償等共済基金より海南市に支払われてございます。 それと、このような形の消防職団員の安全管理についての御質疑でございます。 安全管理にあっては、消防団員にあっては新入団員の研修時に安全管理の研修を行っています。また、さらに年間定例会、分団長会議を設けまして、その分団長から安全管理を周知徹底するように指示してございます。消防職員にあっては、通常の安全管理とともに、消防学校等の教育期間中、安全管理について徹底的に教育を受けてございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに御質疑ございませんか。 16番 出口茂治君
◆16番(出口茂治君) 簡単な質問をさせていただきます。 歳入のほうで、3ページです。 2款の地方贈与税、4項地方道路譲与税、これ当初予算では廃項ということで残額ゼロになったんですが、今回1,000円ということが補正で計上されています。この税は、揮発油に課せられた税の一つの地方道路譲与税。これは、国税として集められて、徴収されまして、
地方公共団体に全額譲与するという譲与税だと思います。 今回1,000円補正を組んだということは、国のいろいろ状況が変わって、もう今、頭の整理つかんのですけれども、例の暫定税率とか絡みでこういうふうになったのか、その辺のところ、どうして1,000円また計上したのかをお聞きしたいと思います。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 16番 出口議員からいただきました予算書3ページと10ページの歳入、地方道路譲与税、平成22年の当初予算で廃項となっていたのになぜまた1,000円上がっているのかということについてでございます。 この地方道路譲与税につきましては、平成21年度の税制度改正によりまして地方道路譲与税の名称が地方揮発油譲与税に改められましたので、平成22年度の当初予算では地方道路譲与税の項を廃項とさせていただきました。しかしながら、今回、改正前に課税された地方道路譲与税の滞納繰越分52円について交付される旨の通知がございましたので、今回、歳入の予算措置をさせていただくものでございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 16番 出口茂治君
◆16番(出口茂治君) よくわかりましたけれども、この地方道路譲与税ということになりますと、補正、これ52円ぽっきりということになるのか、この地方道路譲与税というのは、譲与の時期ちゅうのは6月、11月とか、3月とあると思うんですが、11月にまたあっさり出てくるのか、その辺の期待値どうですか。ないですか。その辺ちょっとお伺いします。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 16番 出口議員からの再度の御質疑について御答弁させていただきます。 先ほどの地方道路譲与税、今回この52円で終わりになるのか、まだこれ以降歳入があるのかということでございますが、今回歳入として入ってくる分は改正前に課税された地方道路譲与税の滞納繰り越し分ということでございまして、この滞納繰り越し分が今後あるかどうかというのはちょっと把握できておりませんので、よろしく御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午前10時50分
休憩 ------------------- 午前11時5分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第5 議案第49号 平成22年度海南市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(磯崎誠治君) 次に、日程第5 議案第49号 平成22年度海南市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第6 議案第50号 平成22年度海南市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(磯崎誠治君) 次に、日程第6 議案第50号 平成22年度海南市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、当局入れかえのため、暫時休憩いたします。 午前11時6分
休憩 ------------------- 午前11時9分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第7
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について
○議長(磯崎誠治君) 次に、日程第7
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 伊藤総務部長 〔総務部長 伊藤明雄君登壇〕
◎総務部長(伊藤明雄君) 平成21年度におきます
健全化判断比率及び
資金不足比率について報告させていただきます。 今回提出させていただいております平成21年度決算における
健全化判断比率報告書及び
資金不足比率報告書につきましては
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、
健全化判断比率を同法第22条第1項の規定に基づき
資金不足比率を報告するものでございます。 それでは、1ページの
健全化判断比率報告書をごらんください。 実質赤字比率と連結実質赤字比率でございますが、どちらも赤字額がありませんので数値は記載してございません。また、実質公債費比率は13.2%、将来負担比率は161.3%となってございます。この4つの指標につきましては、下段括弧の早期健全化基準を下回っています。 次に、2ページの
資金不足比率報告書をごらんください。 水道事業会計、病院事業会計、港湾施設事業特別会計、簡易水道事業特別会計のいずれの会計においても資金不足が生じていないので、数値は記載してございません。 3ページをごらんください。 3ページは、
健全化判断比率の状況で、4指標の前年度との比較、法に定める基準、標準財政規模を記載してございます。 4ページをごらんください。 各指標の算定について御説明申し上げます。 まず、実質赤字比率でございますが、標準財政規模に対する一般会計等の実質赤字額の比率でございます。本市の場合、一般会計、産業廃棄物処理事業特別会計及び同和対策住宅資金貸付事業特別会計の実質収支額の合計額が赤字であるかどうか、標準財政規模に対する割合がどれだけのものかあらわすものでございます。 各会計の実質収支額でございますが、中段の一般会計等に係る実質収支額欄①に記載しておりますように、平成21年度では一般会計が4億2,559万2,000円の黒字、産業廃棄物処理事業特別会計が191万8,000円の赤字、同和対策住宅資金貸付事業特別会計が2億1,298万4,000円の赤字で、合計2億1,069万円の黒字となりました。 一番上の表をごらんください。 平成21年度の実質赤字比率でございますが、マイナス1.5%となり、平成20年度と比べると0.15%数値が改善しております。 これは、一般会計の実質収支額が前年度よりも2,160万5,000円増加したことによるものでございます。なお、早期健全化基準は12.88%でございます。 次に、連結実質赤字比率でございますが、公営企業会計を含む全会計を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率でございます。 これは、一般会計、産業廃棄物処理事業特別会計、同和対策住宅資金貸付事業特別会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計の実質収支額と水道事業会計、病院事業会計、港湾施設事業特別会計及び簡易水道事業特別会計の資金不足額の合計額が赤字であるかどうか、標準財政規模に対する割合がどれだけのものかをあらわすものでございます。 各会計の実質収支額及び資金不足額でございますが、4ページの中段①から④までに記載しておりますように、一般会計が4億2,559万2,000円の黒字、産業廃棄物処理事業特別会計が191万8,000円の赤字、同和対策住宅資金貸付事業特別会計が2億1,298万4,000円の赤字、国民健康保険特別会計が3億1,225万6,000円の黒字、老人保健特別会計が34万4,000円の赤字、後期高齢者医療特別会計が822万2,000円の黒字、介護保険特別会計が1億2,961万円の黒字、水道事業会計が6億2,894万6,000円の黒字、病院事業会計が526万7,000円の黒字、港湾施設事業特別会計が117万4,000円の黒字、簡易水道事業特別会計が2,525万円の黒字となり、合計13億2,107万1,000円の黒字となりました。 一番上の表をごらんください。 平成21年度の連結実質赤字比率でございますが、マイナス9.63%となり、平成20年度と比べると1.72%数値が改善しております。これは、国民健康保険特別会計において1億279万1,000円、介護保険特別会計において7,082万1,000円、実質収支額が前年度よりも増加したことによるものでございます。なお、早期健全化基準は17.88%でございます。 次に、5ページをごらんください。 実質公債費比率でございますが、これは
地方公共団体が支出する公債費の元利償還金と公営企業及び一部事務組合へ支出した純元利償還金の標準財政規模に対する比率でございまして、3カ年の平均値であらわします。 ページの右上に各年度の数値を記載しておりますが、平成19年度は11.7%、平成20年度は13.5%、平成21年度は14.5%となり、3カ年の平均値であらわしますので、平成21年度の実質公債費比率でございますが、左上段に記載しております13.2%となり、平成20年度と比べると1.1%数値が悪化しております。これは、合併特例債及び臨時財政対策債の償還額が増加していること、また、交付税の算入期間が終了し元利償還額から控除できる交付税算入額、⑥から⑪まででございますが、それが1億1,169万6,000円減少したことにより、前年度よりも実質公債費比率が悪化したものでございます。なお、早期健全化基準は25.0%でございますので、基準値を下回っております。 次に、6ページをごらんください。 将来負担比率でございます。 一般会計等の地方債残高を初め、公営企業の地方債残高、土地開発公社及び一部事務組合に対する将来負担見込み額など一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する割合がどれだけのものかをあらわすものでございます。 平成21年度の将来負担比率でございますが、左上段に記載しております161.3%となり、平成20年度と比べると12.8%数値が改善されています。これは、土地開発公社が所有しておりました昭南工業株式会社跡地用地の売却等により将来負担額が4億7,478万6,000円減少したこと、また、合併特例債など交付税算入のある公債費償還額の増加に伴い充当可能財源等が8億8,052万3,000円増加したことにより、前年度よりも将来負担比率が改善したものでございます。なお、早期健全化基準は350%でございますので、基準値を下回ってございます。 これら4つの指標の
健全化判断比率がどれか1つでも早期健全化基準以上である場合は財政健全化計画を策定しなければならなくなりますが、本市におきましては、ただいま御説明申し上げましたようにすべての指標において基準以下となってございます。 申しわけございません。次に、再度4ページをごらんくださいませ。
資金不足比率について御報告申し上げます。
資金不足比率でございますが、各公営企業の資金不足額の事業規模に対する割合がどれだけのものかをあらわすものでございます。 下段の③と④をごらんください。 水道事業会計では6億2,894万6,000円、病院事業会計では526万7,000円、港湾施設事業特別会計では117万4,000円、簡易水道事業特別会計では2,525万円の剰余金がそれぞれございましたので、いずれの会計におきましても資金不足は生じてございません。なお、経営健全化基準は20%となってございます。 以上で平成21年度決算におきます
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告とさせていただきます。
○議長(磯崎誠治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告についてを終わります。
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△日程第8 教育委員会の点検・評価の報告について
○議長(磯崎誠治君) 次に、日程第8 教育委員会の点検・評価の報告についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 谷教育次長 〔教育次長 谷 勝美君登壇〕
◎教育次長(谷勝美君) それでは、平成21年度事業を対象といたしました教育委員会の点検・評価報告書について御説明申し上げます。 この報告書は、平成19年6月に公布されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正によりまして、平成20年4月から毎年、教育委員会の事務の管理執行状況について、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図りつつ、教育委員会が自己点検・評価を行うこととし、その結果に関する報告書を作成し議会に提出するとともに公表しなければならないとされてございます。 そのため、平成21年度における教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況についての点検・評価報告書を本議会に提出させていただいたものでございます。なお、点検・評価の項目や点検・評価の方法、また議会への報告、公表の方法、時期につきましては、国で基準を定めるのではなく、各教育委員会が実情を踏まえて行うこととされてございます。 それでは、報告書の概要につきまして御説明申し上げます。 まず、1ページをごらんください。 このページは、この報告書の作成の趣旨、それから教育委員会の点検・評価制度の概要等について記載してございます。 次に、2ページをごらんください。 このページは、点検・評価の方法について記載をしてございます。 3ページをごらんください。 このページは、学識経験者の知見の活用といたしまして、5人の点検・評価委員による委員会の開催状況や点検・評価委員名、さらに、市のホームページに掲載することにより市民への公表とすることを記載してございます。 5ページからは点検・評価委員の意見、教育委員会の総合評価及び今後の方針といたしまして、次ページでございます6ページから25ページまで、教育委員会が実施しております主要施策のうち重要な教育課題への対応等、特に市民に説明責任を果たすべき必要があると考える施策につきまして20事務事業を取り上げ、事業ごとに事業目的、事業内容、それから5人の評価委員さんによります各事業への御意見、最後に評価委員さんの御意見を活用しました教育委員会としての総合評価及び今後の方針について記載してございます。なお、各事業の説明は省略させていただきたいと考えてございます。 次に、資料といたしまして、28ページから32ページには、海南市教育委員会の運営状況の報告としまして、教育委員名や教育委員会議の開催状況、また、教育委員によります学校訪問や会議、研修会等への参加状況を記載してございます。 33ページには、この点検・評価に至ります根拠法令といたしましての地方教育行政の組織及び運営に関する法律の抜粋を、34ページには、点検・評価を実施するための海南市教育委員会点検・評価実施要綱を、また、35ページには、学識経験を有する者の知見を活用するための委員会を設置するための海南市教育委員会点検・評価委員会設置要綱を掲載してございます。 以上、平成21年度事業を対象といたしました教育委員会の点検・評価の報告とさせていただきます。
○議長(磯崎誠治君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 何点かお聞きをいたします。 ページからいきます。簡単なやつから、3ページ、市民への公表ですね。点検・評価結果は、海南市ホームページにより公表しますということで、これはホームページでやるというのはわかったんですが、ここだけに限るということなんですか。それ以上に、市民に説明責任云々て言われましたね。やっぱりもうちょっと広げるべきだと思うんですが、ホームページというのは僕らもあちこち見ますけど、まだまだ紙になれ親しむ層なんで、やっぱり市民に説明責任ということはもうちょっと広げていただきたい。それ1点目。 それからメンバーですが、点検・評価委員5人、しかも35ページに構成員、第4条、「委員会は、5名以内をもって構成する」ということで、5名の方を選んでくれてます。皆さん、私も個人的に立派な方だと思いますし、個人的に知ってる方もありますので、あえて個人の名前を公開せえという立場ですが、私は、ここでは個人の名前は言いません。それの関係で、これ公募かどうか、点検・評価委員。それが1点目です。点検・評価委員についての質問の1点目は、公募かどうかです。 それから、1ページ、学識経験者の知見の活用についてのところのイのところ、「教育に関し学識経験を有する者については、教育委員や現職教員・事務局職員等ではない者で」構成するとなってますね。肩書きを見ますと、現在は公立高校や公立小中学校の職員ではないですが私立高校の職員の方がある。この方は立派な方で、個人的に私はよいと思うんですよ。立派な方だと思ってるんですよ。そして、社会教育委員の方もあります。私もこの方はよく個人的に知ってますので、そういう意味から、教育委員さんや--教育委員ではないです、社会教育委員です、この方はね。--現職職員や事務局職員ではない者というふうに書かれてます。それとの関係で言いますと、元校長先生、現在は紀美野町にある私立高等学校の教頭先生、それから、教育委員ではありませんが社会教育委員の方も入っておられますね。お二方は立派な方ですが、その書いてることとの関係、イとの関係で1ページの、この方々とはふさわしいかです。私は、個人は立派で尊敬する方だと思ってるんですよ。その点。 それから、細かいやつで悪いんですが、12ページ、学力向上の取り組み事業です。教育委員会は、私は一般質問でエアコン・クーラーの問題を取り上げました。教育委員会の中心的な仕事は、やはり学力をつけていただくために教育環境を整備するということが教育委員会の中心的な仕事だと思うんです。総合評価の中にある全国学力・学習状況調査云々については、あえてこれはそこへ入りません。考え方の違いもありますからあえて言いませんが、点検・評価委員の意見の中には、早寝、早起き、朝御飯、いわゆるこの生活習慣、非常に大事だと思いますし、学校と保護者の連携、これも非常に大事なことだと思いますし、それからいわゆる感受性を育てる、美しいものを美しいという部分がある、これは非常に点検・評価委員さんの意見として私は非常にいいものだとあるんですが、総合評価の部分です。学力調査云々ということは、私はもう考え方の違いがあるからあえてこれは述べません、ここでこれやりますと非常に時間がかかりますから。しかも、その一番上に、学力向上の取り組みは学校教育の根幹であるというふうに書かれてます。そして、ずっといきます。一番下の段の3行目です。「さらに、学力を支える基盤として、市内すべての子供たちに望ましい生活習慣を着実に身につけさせる」ちゅうのはわかるんですよ。わざわざ括弧して、「あいさつ・掃除」ちゅうのは括弧してあるんです。あいさつ、掃除ちゅうのは私も大事やと思ってます。私も子供たちと今かかわってますから、あいさつのできない子も多いし、親もできやん親多いわ。私は、このことを別に否定してるわけではありません。掃除も大事やと思いますし、いろんな所へ行くと、キャンプとか野外活動などは来たときよりも美しくしようと子供たちも私も呼びかけてます。そのとおりなんですが、しかし、わざわざ括弧するほどあいさつや掃除というのは、私は大事なことやと思うんですが、なぜこれが括弧するほど強調せなあかんのかということなんです。知識、知恵をつける、体力をつける、それから徳ですね。知、徳、体、いわゆる美しいものを美しいと感じたり、豊かな心を育てるということは大事なんですが、総合評価及び今後の方針の中で、これは教育委員会がつくった考え方だと思うんですが、わざわざあいさつ、掃除を括弧する意味を私はちょっと理解できないんです。 点検・評価委員の意見の中には、グラウンドでしっかり遊んだ後云々と細かいことも書かれてますけど、私は非常にこれ大事だと思うんですが、あいさつ、掃除以外にもいっぱいいろいろと生活習慣をつけることがあると思うんですが、わざわざ括弧した理由を教えてください。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 谷教育次長 〔教育次長 谷 勝美君登壇〕
◎教育次長(谷勝美君) 14番 河野議員からいただきました平成21年度教育委員会の点検・評価報告書のまず3ページの市民への公表について、ホームページだけなのか、もっと紙ベース等広く周知をしないのかという御質疑に御答弁申し上げます。 今現在、公表につきましては、ホームページだけを予定してございますが、今後、今お手元のほうに配付させていただいておりますこの評価・点検の報告書についてはかなりのボリュームがございますので、ちょっとページ的に、紙面的にはちょっと無理かなというふうには考えてございます。 それと、評価・点検委員のメンバーにつきまして公募をしたのかという御質疑でございますけれども、これにつきましては、書かせていただいてますように教育者の知見の活用ということで公募はしてございません。 以上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 西原教育長 〔教育長 西原孝幸君登壇〕
◎教育長(西原孝幸君) 14番 河野議員からの教育委員会の点検・評価報告書についての御質疑、特に具体的項目7の学力向上の取り組み事業の中での総合評価についてにかかわる御質疑に御答弁を申し上げます。 議員も御質疑の中でありましたように、学力をつける基盤として子供たちの生活習慣を築くということは非常に重要だと、そのようにとらえております。その中で、特に括弧書きで「あいさつ・掃除」と書かせていただいておりますのは、本市内において小学校から高等学校まで、その成長段階において特にあいさつ、そしてだれもが学校で共同生活の中で行う掃除を通じていろいろなことを学ばせるということを具体的な取り組む共通の内容として学校にも提示しておりますので、そういう意味からここに記載しております括弧書きで取り上げて書かせていただきました。 以上でございますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 谷教育次長 〔教育次長 谷 勝美君登壇〕
◎教育次長(谷勝美君) 14番 河野議員からいただきました点検・評価の報告書の中で、評価委員のメンバーの人選と1ページの学識経験者の知見の活用についてのイの教育委員や現職教員との関係はどうなのかということでございます。 先ほど私が公募のときに少しお答えさせていただきましたように、これにつきましては、教育に関し学識経験を有する者ということでお願いをしたわけでございまして、ここには現職教員というふうな形で書かれておりますけれども、この先生につきましては、確かに今現在、私立高等学校の教頭先生でございますけれども、もう公立の学校の校長先生を卒業されてございますのでお願いをしたということでございます。 また、社会教育委員につきましては、ここのイの中に教育委員ということで書かれておりますので、これに当てはまらないというふうな感じでお願いをしてございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) これ、そしたら何部つくったんですか。私ども議員数は22人、それで当局には出しておられるから、何部つくったんですか。 そして、やっぱりこれ、市長初め当局に配るし議員に配るということは私も大事だと思うんですが、これ市民に説明責任っていうふうに言われましたからね。市民全部に配るということは私できないというのはわかるんですよ。しかし、これ評価を受けてる学校とかよ、社会教育関係団体とか、公民館とか、1冊やそこら置いても私は別に何ら問題ないと思うんですよ。その点、これからどうされるかだけお答えください。 それから、谷次長、点検・評価委員のことよ、私個人的にはこの方々は立派な方やと思ったあるんやで。この方々は、私も言うたように現職の教員ではない、それはわかってます。僕質問しました。ほんで社会教育委員は教育委員さんではない、これもわかってます。しかし、教育委員や現職教員や事務局職員でない者というふうにわざわざ書いてんのやいしょう。そやから、もっと広くこれから、もう答弁いいですわ、これは。やっぱりあくまでも評価の客観性を確保するという趣旨によるものなのでって書いてあんのやいしょな。それとの関係で、やっぱり、この方々は立派な方ですけれども、評価の客観性云々ということをわざわざ書いてますから、今後の人選についてはお願いをいたします。 それから、教育長、答弁をしていただいたんですが、私は特にこのこと2点を、やっぱりいわゆるしつけというんですか、子供たちに対するしつけという部分ではないと私は思うんですよ。冒頭、「早寝、早起き、朝ごはん」って点検・評価委員の方々が書いてある。これ、生活していく上での基本なんです、早寝、早起き、朝御飯というのは。これが括弧してわざわざ書いてるから、私はこのことは非常に大事やと思うんですけれども、わざわざあいさつ、掃除だけではないと思うんですよ。そやから、もっともっとしつけや生き方の問題については大事な部分がありますので、これも答弁いいですけど、やっぱりもっともっと基本的な部分で先生方が子供たちに指導しやすいような方向の支援をすべきだということに思いますので、教育委員会はこれ括弧されますとあいさつや掃除だけに限って見るという視点に立たれたら、私はぐあい悪いと思うんですよ。 そやから、もうこれはこれ以上この点で論議はしませんけれども、やはり基本的な生活習慣を身につける、豊かな心を身につけていく、この点では非常に大事なことですから、これはもうまたいずれの機会に、これやり出したら何時間でもかかりますから、いずれの機会にやりますとして、先ほど言うた部分だけちょっと答弁くれますか。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 谷教育次長 〔教育次長 谷 勝美君登壇〕
◎教育次長(谷勝美君) 14番 河野議員からいただきました点検・評価に関しましての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、何部作成したのかということでございますけれども、現在、この作成した部数につきましては、今議会報告用といたしまして議員の皆様並びに議案配付担当課長以上というふうな形で作成してございますので、約100部ちょっとぐらいと考えてございます。 それと、今後市民への公表という御意見の中で公民館等公共施設へも置くようにというふうな御提言をいただきましたので、今議会終了後各1冊程度かわかりませんけれども置かせていただきたいというふうに考えてございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 13番 橋爪美惠子君
◆13番(橋爪美惠子君) 今、河野議員からも質疑されましたけれども、12ページの学力向上の取り組み事業のところですが、あいさつ、掃除等でいいのかということですが、総合評価及び今後の方針のところでも、中段のところでは、「全国学力・学習状況調査等において学力の現状を把握し、引き続き全ての小中学校で学力の分析を行い、それに基づく指導方法の改善・充実を図る」というふうに書かれてあるのと続いて生活習慣的なことが書かれてるということに、何か委員の方々の意見として拮抗するようなものがあったんじゃないかなということをここで何か見て取れるような気がするんですが、この全国学力・学習状況調査等というのは全国的に行われている学力テストへの参加ということではないかと思うんですが、保護者の方からもやめてほしいよというような声も個人的にお聞きしたりするわけなんですが、そういう学力テストによってその学力を把握して何とかしようという思いもあるとは思うんですけれども、やはり学力向上の取り組みというのは子供たちの意欲をさらに高めていく、それから、わかったという実感を伸ばしていくということが一番ではないかと思うわけです。 そのことと、だけれどもそれを支えるものとして生活全般がきちんとしてないと何ともいかないという葛藤のようなものを感じるんですけれども、こういう学力テスト、さらに生活習慣ということに対しては、委員の方のみならず保護者の方、そして市民の皆さん全体がさまざまな御意見をお持ちだと思うんです。さっき河野議員もいろんなところにおいてこれを公表してという話がありましたけれども、公表してさらに皆さんの意見を募っていくことも大事ではないかと思うんですけれども、そのつもりがあるかどうかお聞かせ願えましたらと思います。よろしくお願いします。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 西原教育長 〔教育長 西原孝幸君登壇〕
◎教育長(西原孝幸君) 13番 橋爪議員からの学力向上の取り組みの事業についての中で、特に学力向上にかかわっての御質疑に御答弁を申し上げます。 議員も今、御質疑の中にありましたように、子供たちのこれからの生きる力をつけていくためには、知識であったり知識理解であったり、知との部分と、豊かな心、徳の部分と体力の部分、知、徳、体という3つのバランスのある力をつけていくことが大事だととらえております。その中で知識理解等につきましても、全国学力・学習状況調査というのは一つの指標でありまして、それがすべての学力を示すというものではないというふうにはとらえております。 そこで、生活習慣につきましても、バランスよく生活習慣も身につけさせる、その上で、基本的な生活習慣が確立している中で学力をつけていくということは、これは国の中でも皆さん方も御理解いただけることだと思いますので、今後、学力向上については保護者はもとより市民の皆様方が注目されるところでもあると思いますし、いろいろな形で御意見も賜りたいと、そんなふうに常々考えておりますので、また議員からも御意見もいただければと存じております。 以上、御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって教育委員会の点検・評価の報告についてを終わります。 この際、昼食のため、午後1時30分まで休憩いたします。 午前11時49分
休憩 ------------------- 午後1時30分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-------------------
△日程第9 議案第51号 平成21年度海南市
一般会計歳入歳出決算の認定について
○議長(磯崎誠治君) 次に、日程第9 議案第51号 平成21年度海南市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、議事進行上、歳入歳出決算のうち歳出から各款ごとに御質疑いただくことにいたします。 歳出1款議会費について御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって1款議会費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、2款総務費について御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 幾つかありますので、まずページからいきます。財産管理費、44ページの報償金、一般質問との関係でお聞きをいたします。 ここに入札監視委員会の委員の報償費入ってますね。平成21年度の入札監視委員会の活動の状況、中身をお教え願えますか。 それから、続いて税務総務費の56、57ページ、臨時雇賃金。これは、成果表の11ページに詳しく書かれておりますが、11ページの市税調定状況の上に、和歌山県雇用創出事業臨時特例基金補助金の交付を受け、臨時職員1名(10月から)を配置し、現年度の徴収課にかかる電話催告の強化を図りましたということを書かれてるんですが、電話催告のために臨時雇いの方を雇ったんですが、どういう内容でどういう職員の方を雇っていったのかということです。 それから、次に、続いて、68、69ページのところにあります、成果表にも載ってます、17ページの辺地共聴施設整備事業。後で意見書、私どものところともうお一方のところの皆さん方が、いろいろとこのテレビのことで、いろいろと、デジタル完全移行云々といういろいろな問題がありますので、私ども私なりになんですが、それは当局は直接関係ありませんが。 ここに書いてる事業でいいます辺地共聴施設整備事業補助金278万6,000円の中の、県の新たな難視聴事業で判明した地域やそれぞれの住民のところに行った説明会等々のことについてお聞きをします。 それで最後に野上支所、70、71ページです。これも一般質問した関係でちょっとお教え願いたいんです。野上支所及び巽、亀川出張所費です。下津行政局は特別になってますからそれはいいんですが、ここの事務の取り扱いで、単純に比較をできる部分で言いますと、来庁者なども、それぞれの支所、出張所の来庁者も出てるんやったら来庁者教えてください。 そして、事務で一番単純に比較できるっちゅうたら、住民票の交付とか、そういうことになるんかな。単純に比較できる部分、それぞれの3つのところで、1つか2つを例に出して、それぞれ比較できるところを、例えば野上支所は何人来庁して、その事務で比較できるの何人だとか、それぞれお教え願います。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 三口
管財情報課長 〔
管財情報課長 三口素美雄君登壇〕
◎
管財情報課長(三口素美雄君) 14番 河野議員の、歳出予算のうち管財情報課に係る財産管理費の中の報償金、入札監視委員会の活動内容等について御答弁申し上げます。 本入札監視委員会は、そもそも公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律というのがございます。これの趣旨に基づきまして、入札の公平性、透明性を図ることを目的としまして、学識経験を有する委員さん3人の意見を適切に反映することとし、設置いたしております。 それで、活動の内容は、平成21年度に執行されました工事、上半期、下半期に分けまして、それぞれの主な内容、工事名称、落札金額、落札業者あるいは落札率等の概要を示した一覧表をお見せしまして、その中から特に委員さんが選定した工事、これを、入札ですが、一般競争入札、指名競争入札、随意契約に分けまして、選定された工事について委員様方の御質問を受け、それに対して当局のほうがお答えしまして、それで審議していただいて適正かどうかということを判定していただきました。そのような会議を平成21年5月29日と平成21年11月30日の2回にわたって実施しまして、その費用が7,700円掛ける3人の2回分で、4万6,200円となっております。 以上のとおりでございます。よろしく御理解のほどお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 楠戸税務課長 〔税務課長 楠戸啓之君登壇〕
◎税務課長(楠戸啓之君) 14番 河野議員の臨時雇いに関する御質疑に御答弁申し上げます。 税務課といたしましては、平成22年10月1日から6カ月の雇用といたしまして、1名の方をハローワークと連携いたしまして緊急雇用いたしました。 内容的には、納期内納付をしていただけない方に対して早期に対応し新たな滞納者をふやさない取り組みを行うことを目的といたしまして、また他に滞納がなく1期のみが残っているような方にも至急電話をしていただき、納税の勧奨や収納、口座振替の加入・奨励等の徴収補助業務を行ってまいりました。その補助の方1名をこの6カ月間していただき、また今年度、平成22年度からも引き続き継続してございます。 以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 猪尻
市民交流課長 〔
市民交流課長 猪尻義和君登壇〕
◎
市民交流課長(猪尻義和君) 14番 河野議員の御質疑に御答弁を申し上げます。 辺地共聴施設整備事業補助金につきましては、これは重根の宮橋テレビ共聴組合に対する補助金でございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) 楠川市民課長 〔市民課長 楠川安男君登壇〕
◎市民課長(楠川安男君) 14番 河野議員の各支所の事務の内容の住民交付に関する御質疑に御答弁申し上げます。 市民課におけます戸籍、住民基本台帳、印鑑登録、外人登録等々の各支所におけます交付数は、全体で6万7,167件、うち野上支所が7,488件で11.1%、巽出張所は2,771件で4.1%、亀川出張所は4,473件で6.6%、行政局は1万2,270件で18%でございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 来庁者等はカウントしてなかったらカウントしてないでもう言うてください。いいですわ。行政局と野上と亀川、巽。できやなんだらできやんでいいですから。まあ、やっぱり見たら亀川がね、地域も広大ですから、案外多いということがわかりました。それは、それだけ答えてください。順番逆で申しわけありません。 順番逆に、辺地共聴施設整備事業、その事業補助金はわかりました。そしたら、その辺地共聴施設整備事業、決算成果表に書かれてる部分の、ちょっとここ、予算がどこ出てるか、ちょっとよう探せてないんよ。そればっかり思うとったんでね。重根の宮橋の部分だということがわかったんですが、私も二、三回参加させてもらいました。ほんまに御苦労やと思ってんねんで。南野上の赤沼か海老谷かな。車落として迷惑かけたんやけど。ほんまに晩にね、御苦労だったと思うんです。それなどの事業の内容と、住民の、例えばいろんな声が出とったと思うんですが、平成21、22年度もやられてることもわかってます。平成21年度のこの決算成果表にあらわれている事業の内容と参加住民の声とか、今後の対応でどういう対応をしていかなあかんのかということも出されたという主なことをちょっとお聞かせ願えますか。ここに書いてる部分です。 それから、税務課長がお答えをしてくれました。これはこれでよくわかったんですが、この方は電話のみで、1期でもほんま忘れちゃある人もあるし、税のことですからね、いろんなことがあると思うんですよ。ほんで、どういう、ただ電話かけだけしてよということではないと思いますので何かこういうことに経験のある方を採用されたのかどうかというのが1つと、それで、電話だけでこういう処理をなさったのか。電話でいろいろ問題出されたことについてはこの方が責任持って対応できませんから、電話での対応をどう職員の皆さんがクリアしたのかも、それもちょっとお聞かせください。 それから、入札監視委員会の問題では、やったことをちょっと教えてほしいんよ。中身、特徴を。2回やってくれちゃいしょな。私の質問をしましたから、例えば、一般競争入札と指名競争入札と随意契約と3つに分けて出して、一覧も出して、それぞれの2回やられた論議の主な特徴などを。細かいやつはいいですわ。入札制度が、これはもう完全なものができると私も思ってませんし、一般質問でやりましたけども、最低制限価格についても、今までだったら事前公表でしたけれども、今年度から、私が質問した時点では、事前公表をやめて、事前公表してないし、きちっと決めてないわけですね。そしたらそれなりの問題も私は出てきてると思うんで、やっぱり品質も求めながら、低入札も求めながら地元に確保するという点で私も質問しましたけど、ぎょうさん要りませんから、2回のそれぞれの特徴だけでいいですわ、もう余り僕もしつこく別にやる気はありませんので、それだけちょっとお教え願えますか。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 三口
管財情報課長 〔
管財情報課長 三口素美雄君登壇〕
◎
管財情報課長(三口素美雄君) 14番 河野議員の入札監視委員会の主な内容、具体的な内容ということでございますが、一応、先ほども申し上げましたように、一般競争入札、指名競争入札、随意契約、この3つに分けて審議していたわけなんですが、共通して言えることは、その中でも特に今回の場合は、落札率が高いと。どういう意味でほかに比べて落札率が高いかという、この原因。それから、指名競争入札におきましては業者選定の問題。どういう基準で業者選定をしたのかと。それから、条件つき一般競争入札におかれましては、もちろんその基準の設定。例えば、経営事項審査の得点を何点に設定して、こういう業者になったとか、そういうふうな条件設定の問題。それから、随意契約のほうは、地方自治法第167条の2第1項という項目に従ってやっているわけなんですけれども、その中で、その自治法の中のどういう項目に当てはまっているか、具体的な説明を求められました。 以上のとおりの概略でございます。よろしく御理解のほどお願いします。
○議長(磯崎誠治君) 楠戸税務課長 〔税務課長 楠戸啓之君登壇〕
◎税務課長(楠戸啓之君) 14番 河野議員の臨時雇いに関する再質疑に御答弁申し上げます。 この事業を行う前に、事前に担当職員が県税務課に出向きましてマニュアルを聞きながら研修を受けた後に、この臨時雇いの方に研修をしまして、電話催告を行いました。ただし、この臨時雇いの方につきましては対応の限度もございますので、一応その後のクレームや対応につきましては、担当職員がかわる、交代しての対応となってございました。 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(磯崎誠治君) 猪尻
市民交流課長 〔
市民交流課長 猪尻義和君登壇〕
◎
市民交流課長(猪尻義和君) 14番 河野議員の辺地共聴施設にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 説明会の開催についてでございますが、昨年度につきましては、総務省のデジサポのほうで地デジ放送の準備説明会ということで、12月に各地区14地区、市内の14地区において実施をしてございます。 それからまた、新たな難視地区への説明会といたしまして2月から各地区に重点的に入ったわけでありますが、2月からは3月まででありますと、延べ11地区11回の開催をしてございます。 それで、主な内容といたしましては、デジサポや県からの地デジ対策についての説明がメーンでございますが、共聴施設、いわゆる新たな共聴施設を設置しなければならないところについては早急に立ち上げてほしい、また、未改修の既存の施設組合さんにつきましても早急に改修をできる態勢をとってほしいというのが主な説明内容でございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) 楠川市民課長 〔市民課長 楠川安男君登壇〕
◎市民課長(楠川安男君) 14番 河野議員の御質疑の支所、出張所に関する御質疑中で、来庁者の人数についての答弁漏れがございました。申しわけございません。 来庁者の人数につきましては把握してございません。 以上、よろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 税務課長ね、ちょっと、電話催告だけの仕事ということですわな、臨時職員さんね。それは現年ですね。そしたら、もうこれは電話催告のみで、しかも現年のみかということをお聞きしたいのが1つですわ。 そして、電話催告については、そこの成果表にもありますけれども、口座振替の推進や臨戸徴収、催告状の送付等々、徴収率の向上に努めたいうことがあるんやけれども、現年の電話催告のみにこの方は限ってやったのかどうか、それをお答えしてほしいのと、これ、端でついててやるのやったら、1台をこう2人でこうかかるとか、電話かけんのやっぱり大変な仕事やと思うんや、たとえ電話でもね。いろんな方あると思うんでね。ちょっとイメージがわかんのでね。自分一人で1台の電話でこうやるのかね。これ、大変な仕事やと思うんや、精神的にやで。給料の問題、賃金の問題というよりも、初めてのところへ電話で、税金のことを電話するんですから。そやから、1人で1台の電話を持って何件かやれというようなことをしているのかどうか、それと、正規の職員さんもその電話催告については、特に滞納分などについてはやっておられるのかどうか、ちょっとその辺も、その点だけお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 楠戸税務課長 〔税務課長 楠戸啓之君登壇〕
◎税務課長(楠戸啓之君) 14番 河野議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 この臨時雇いにつきましては、現年のみの電話催告を行っております。ただ、電話催告を行いますけれども、毎日が電話をずっと続けているわけではございません。それを限定いたしまして、その間は督促状とか、そういう処理も補助的に手伝わせております。それから、滞納につきましては、うちの税務課担当職員がしております。 ただ、電話機はついておりますけども、同じフロアの机におりまして、そのときの状況なりは職員が把握できておりますので、そういうときの対応を、順次対応させていただいております。 以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) ほかに御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君
◆12番(岡義明君) 68、69ページの委託料です。委託料の消費生活相談業務委託料です。これについてお伺いしたいと思います。 これについて、今、特にサラ金並びに多重債務、あちこちでサラ金等を借りて、そういうことに悩んでおられる市民の方々も大変多くあると。そして、行く先には自死したり、そして蒸発してしまったりという可能性が大いにあるので、こういう相談も含めてNPOさんかなんかに委託してると思うんですが、この多重債務等に係る相談が何件ぐらいあったかどうか、そして、もしそれが何件かあれば、どういうふうな解決方法を導いていただいたのか教えていただきたいと思います。そして、年間、これ何回相談したか、相談日何回あったか教えてください。 そして、これはもう毎回言うとかなあかんのですけれども、下の放置自転車等防止委託料です。これは、十数年前に海南駅前にあった無料の駐輪場がなくなって以来ずっと、少なくなってきたんですけれども、臨時雇人雇うなど、いろいろアルバイトを雇うなどして、今までも予算を積み重ねてきたわけです。その結果、結構今、海南駅、朝見ても放置されている自転車は大変少なくなってきていると思うんですが、その評価を教えていただきたいと思います。 そして、海南駅を中心にこの放置防止の委託をしてるんですか。ほかへも回ったりとか、そういうのはしてないんですか。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 12番 岡 義明議員にお願いいたします。 決算特別委員会委員の予定に入っておりますので、本会議においては大まかな質疑ができるということでありますので、細部にわたっては委員会のほうでよろしくお願いしたいと思います。 当局から答弁願います。 猪尻
市民交流課長 〔
市民交流課長 猪尻義和君登壇〕
◎
市民交流課長(猪尻義和君) 12番 岡議員の御質疑に御答弁を申し上げます。 69ページの消費生活相談業務委託料でございます。 これにつきましては、件数でございますが、平成21年度につきましては9件の相談がございました。それで、主な内容といたしましては、アパートの賃貸契約の問題、それから振り込み詐欺の問題、クーリングオフの問題等がございまして、多重債務につきましてはございませんでした。 それから、同じく69ページの放置自転車についての件でございますが、放置自転車につきましては、それなりの市民あるいは学生がほとんどなんですが、監視することにより一定のマナーも改善され成果は上がっていると思ってございます。 それで、海南駅だけかということでございますが、黒江駅、それから都合によっては下津駅、加茂郷駅も巡回するようにしてございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君
◆9番(栗本量生君) 私、入ってませんので、細かく。 まず、主要施策決算成果表7ページの行政改革。事務事業評価を62件、当初予算に計上したすべての補助金、交付金158件についての公益性、必要性、妥当性、効果などを検証し、見直しを行う。私は、やはりこの見直し結果を、すべての見直し結果、やっぱり出していただきたいなと思うんです。やはり、その見直しをした結果こう変わりましたよっていうのがありますわね。やっぱり、市民の皆さんにかかわりのある問題でもあるし、我々が、向こうから言われて、あ、そう変わったんかいって、こういうことでは、やっぱり議員としてぐあい悪いと思うんです。 せっかく予算ちょっとでもついちゃったら、先ほどの
事業仕分けのように、当初からこんなんやって詳しく説明していただけるけど、これはもう予算ついてなかったら、もう報告もしていただけないというような形で今まで来てます。私だけ見てなかったらこれはもうごめんなさいですけれども、報告されているんやったらしてますって言うてくれたらいいんですけれども、改めて私も見てないんで、この結果が一覧表のような形でどうであったというのはできてると思うんで、それを見せていただきたい。それを見てからでないと、どうのこうの言えないんです。 1つわかっている例を挙げますと、海南市の自連協の補助金見直しを行った結果、慶弔費とか酒代、茶菓子とか飲み物、そういう物は補助金の中から使ってもらったら困るというふうな形の指導があったと聞いたんです。そういうことも、やっぱり自治会の皆さんから、「こういうふうになったん、どうよ」と言われても、「わえら聞いてないわ」と、こういうことではちょっとぐあい悪いと思うんでね。結果を一遍教えていただきたい。 続いて、地上デジタル放送移行支援委託料。これはこの前にも質問しましたが、これは緊急雇用の関連の事業だと思うんです。しかし、いろんな制約があって、私は成果を疑ってますんで、どういう成果があったんかと、事業をやってみて。その辺のところをお教えいただければ。 それから、ここに見直しがされたんかどうかは別として、自治会振興助成金ってありますね。自治会振興助成金は、一体自治会のどこに助成金としておろすということになってるんでしょうか、ということです。自治会っていうのは、皆さんに釈迦に説法かもわかりませんが、単位自治会がございまして、その上に、例えば亀川・巽であれば、その上に字の且来連合自治会というのがありまして、その上に亀川連合自治会があって、--上っていうのは、格が上じゃないですよ。一応、図の形から言うと。--その上に海南市連合自治会連絡協議があるんです。振興助成金っていうのは、その今挙げた連合自治会か、自連協か単位自治会か、どこにおろすべき助成金であるかと。だれがこれを受け取っておられるのかというところから、まずお聞きしてまいりたい。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 9番 栗本議員の御質疑に御答弁させていただきます。 成果表の7ページの行政改革の項目のところで、事務事業評価についてでございます。補助金の見直しについてでございます。 昨年度補助金を見直しておりまして、昨年度が158件のうち派遣職員の人件費とか法令に定められているものを除いた150件について、見直しを行っております。それで、150件の補助金の、その見直しの内訳、成果の内訳でございますが、廃止が5件、削減75件、他の支出科目への変更8件、継続が62件ということで合計150件。それで、全体の削減額は1,865万6,000円の削減で、削減率は約4%となっております。 それで、栗本議員からのこの見直しの一覧表の提出ということでございますが、現在持ち合わせてございませんので、決算の特別委員会のほうへお出ししたいと考えてございます。御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 猪尻
市民交流課長 〔
市民交流課長 猪尻義和君登壇〕
◎
市民交流課長(猪尻義和君) 9番 栗本議員の地上デジタル放送円滑化移行支援委託料にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 この委託料につきましては、議員おっしゃるとおり、和光社さんのほうに2人の緊急雇用の方をお願いしたわけでありますが、どうしても業務内容的に専門的な技術が要ったということもございましてなかなか人材がございませんでした。それで、当初よりもかなりおくれて和光社さんに2名を雇用していただいたわけでありますが、業務内容といたしましては相談業務、電波の状況、それから受信状況の調査等の業務ということを行っていただいたわけでありますが、期間的にかなり短かったこと、2月から2カ月間の雇用ということもございまして、思ったほど成果は上がらなかったのかなと思う感じでございます。 それから、2点目の自治会振興助成金にかかわっての御質疑でございますが、どこにおろすのかということでありますが、これは、最終的には単位自治会におろして使っていただくようにしてございます。 振込方法といたしましては、15地区の連合自治会長さんの口座に振り込みをさせていただきまして、そこから単位のほうへおろしていただく形をとってございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君
◆9番(栗本量生君) 7ページの行政改革やけどね、特別委員会、それはぜひ上げていただきたい、出していただきたいと思うんですけど、私、特別委員会入ってないんです。 今、議論させていただこうと思ってお願いしたんですけれども、出せないなら出せないで仕方ないと思いますが、少なくとも継続というような事業になった以外の分については、これはこうですと、じゃ、口頭で、次、全部言うてくださいよ。ないんなら。おかしいでしょう。特別委員会に出すって、ここで私が質問に立ってその質問者が特別委員会に入ってないのに特別委員会で出しますって、そういう答えはちょっと。ちょっと私もかちんときそうになってます。 (「口答えや」と呼ぶ者あり) 口答えですけどね。 もう一度、ここで言うてください、ないんだったら。時間は幾らでもあります。いいですか。 それでね、地デジの、課長おっしゃるとおり、全く地デジ対策の事業の中身は合ってないように私は思うんです。ただ、その雇用対策という観点から言うと、それはそのとおりや。いろいろおっしゃっていただいた項目、受信の可能性とか、指導とか、そうなってくると、相当専門的な職人さんを雇用せんと無理です。ほんで、現実にはやで、テレビ持っていって、今あるアンテナからちゃんと線へつないで、そこで映るか映らんか見て、あ、ここあきませんねって言う程度。そうしかできやんのですよ。あの新しい雇用した、一般の方を雇用すれば。それはやっぱり、せっかくの事業としては本当に地デジ対策にならなかったなと思ってるんです。 しかし、こういう制度を使うてやるという考えはええとしてでも、やっぱりそこから海南市独自の形で、そういう雇った方と委託した業者の職人さんとコンビになった形でやれば、もっと事業の成果が上がる。それと、やってますよっちゅう広報が全くない。 だから、詳しくもう聞きませんけど、教えてほしかった成果というのはね、どんな件数があって、どこの業者さんが受けてもらって、その中心以外からどんなとこまでのお客さんがあったんかなっていうのが大事なことでしょう。もうそれは結構ですけれども。 それはまあもう済んだことですけども、その点については、やっぱり今後やる場合は、やっぱりいろんな工夫を凝らしながらやっていただきたい。全部国の言うとおりでやりましたよとだけじゃ、ちょっとね。そうでない独自の考え方で神戸なんかもやって、あれ、テレビで見たらやってるじゃないですか。うちの条件と、ころっと違うようなことやってる。やっぱり研究していただいて物になるような取り組みを今後していただきたいなと思います。 それから、自治会振興助成金。基本的には単位自治会へおりるのが当たり前やと、常識やということですか、市の考え方としては。渡すのは、連合自治会へ渡すと。それで、渡したかどうかは、振込伝票で確認されてるんですね。それ以上に、普通、補助金なりそういう状態が民間の方に出される場合は、決算報告というのは、皆もろてると思うんです。それでないと、どの形に使われるかわかりませんわね。連合自治会へ入った助成金が、旧海南市、あるいは下津町は今、区長制度ですからちょっとニュアンスが違うてきております。どういう形で単位自治会きっちり入ってるかという確認は、どういう方法でやられてるんでしょうか。まずそれをお願いします。
○議長(磯崎誠治君) この際暫時休憩いたします。 午後2時18分
休憩 ------------------- 午後2時45分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第51号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。
塩崎企画財政課長 〔
企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕
◎
企画財政課長(塩崎貞男君) 貴重なお時間、おとりしまして、えらい申しわけございませんでした。 9番 栗本議員からの補助金の見直しにかかわっての御質疑にお答えさせていただきます。 見直し対象の補助金150件のうち、平成21年度と平成22年度で金額に変動のあった補助金84件の一覧表を提出させていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 猪尻
市民交流課長 〔
市民交流課長 猪尻義和君登壇〕
◎
市民交流課長(猪尻義和君) 9番 栗本議員の自治会振興助成金にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 自治会振興助成金について、単位自治会へどんな形で確認しているのかとの御質疑でございます。 決算報告書につきましては、連合自治会からはいただいており、その決算書では支払っている旨の確認はできるんですが、単位自治会の決算書は市のほうにはいただいてございませんので、確認はできない状態でございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君
◆9番(栗本量生君) 見直し結果をいただきました。いただきましたが、何で減額になったとか理由がわからんので、これを一から全部いきますと時間もかかりますし後で質疑したいのにってちょっと後ろから怒られてますよってに、質疑はしませんけれど、ひとつ、私がこれを問うたっていうのは、やっぱりこのような資料にもう一つ何で減額になったかと、その理由までつけた資料は、やっぱり、議会に対して報告義務がなかったとしてでも、やはりこんなええことやっていただいてるんですから、結果はきちっとやっぱりいただきたいなと思うんです。 ほんでこれ中身見ますと、一般の方々にかかわるいろんな補助金ってたくさんあるし、そういうところはやっぱり議員としても知っておかないと、何で見直しでこうなったんやというぐらいは知っておかないと、皆さんから「あれどうよ、どないするん」「あ、そう、そないなったんかい」という返事しかできやんというような形ではぐあい悪いと思うんです。せっかくええことやっていただいてるんですから、議員もその事をきちっと把握した上で市民の皆さんと対応したいなと思うところから、今、質疑させていただきました。 また、特別委員会にもうちょっと詳しい資料を出していただいて、皆さん議論していただくようよろしくお願いしときます。 それで、自治会振興助成金についてです。 私は何で今回これを取り上げたかというと、本当に市の考えてるような形で認識されてるかどうかという、悪いとかええとかいう問題じゃないんですけど、ただ、今、この振興助成金のおろし方も、旧下津、区長制度でありますので、旧下津町と旧海南市では随分違う。 海南市は、連合自治会へ300円の振興助成金が振り込まれて、そこから連合自治会が単位自治会へ、連合自治会で100円取って単位自治会へ200円おろすという形が大体定着してると思うんです、海南市は。それはそれでいいんですよ。 ただ、連合自治会は、これは本来単位自治会へ全部まずおろすべきもんであって、そこから100円を単位自治会から連合自治会の運営費としてもらってるんだと、やっぱりそういう認識がないとね、反対な認識ではぐあい悪いんです。連合自治会からおりたやつを単位へ、300円のうち100円取って200円おろしてるんやよっていう形でないんよ。単位自治会へ300円おろすというのが本来のあり方です。そこからどう取ろうと、別に悪いとかいうことでないんやで。認識として、やっぱりそういう形のもんをずっと持ち続けてもらわないかんのではないかと、まず一つはね。 それともう一つ、区長制度の下津町。その区によって違いますけれども、すべて区で持てる区もある。単位自治会置いてない区もある。合併後、改められた区もありますけれども、大方はそういうふうな形で、それは全く認識されてないわけでしょう。単位自治会の振興助成金やという認識がなされてない。それは、きちっとその認識を持ってもらうように指導するのは、やっぱり行政の責任ではなかろうかと思うんです。 その中で、単位自治会と話し合って100円は区長さんが取ろうと、200円取ろうと、それはそれでまた別に悪いことじゃないですけれども、まず、これは単位自治会へおりるもんだという認識をやっぱりきちっと持ってもらうような指導をしていただかなければならない。それを、あなた方にお願いするために質疑させていただいたいんです。 それともう一つ。やっぱり合併したんですから、もうそろそろ海南市の自治会のあり方という形になった一本化していく方向に行くべきじゃないんでしょうか。その考え方は、行政として持ってんのかどうかということ。 質問としては、今の言うた自治会の制度を一本化するという考え方持ってんのかということと、そういう助成金のあり方の認識というものをきちっと行政として連合自治会へ指導されるんかどうかと、その辺のところをひとつお答えください。もう最後ですから。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 猪尻
市民交流課長 〔
市民交流課長 猪尻義和君登壇〕
◎
市民交流課長(猪尻義和君) 9番 栗本議員の自治会振興助成金にかかわっての再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 議員御発言のとおり、自治会振興助成金のあり方につきましては、合併前からの旧海南市と旧下津町との手法の違い等もございまして、合併後もそのままの状況でなっているのが現状でございます。 議員の御発言いただきましたとおり、今後、金額の統一も含めまして、その他議員御発言のとおり自治会に話をしていきたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって2款総務費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、当局入れかえのため暫時休憩いたします。 午後2時53分
休憩 ------------------- 午後2時57分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第51号の議事を継続いたします。 次に、3款民生費について、御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 103ページ、扶助費です。生活保護の部分でいたします。 まず、扶助費、その全体での部分にかかわってお聞きをしたいんですが、これ、不用額が4,380万9,092円出ちゃあらなあ。不用額、扶助費の。これは、なぜこんな不用額出るのですか。 それから、国にも685万5,435円の返還がされてます。そこで、それに関して、いわゆる申請数と、申請が例えば500件で、却下した数が10件とかね。申請が500件で却下したのが5件とか、そういう形でお教え願いたい。それからちょっと具体的な質疑、その部分について、質疑あります。 103ページにありますが、成果表の29ページに、もうちょっと詳しく書いてます。母子加算が復活して、生活扶助に反映されたとか、これはこれで民主党が政権を取って、私どもが非常に歓迎をするところであります。 以下、そういうことを言うて質疑をいたします。 あのね、よう見たらね、医療扶助、やっぱり扶助費のうちで一番多いんがようわかんのよ。これはこれでいいんですよ。生業扶助が65人で、それなりに生業扶助ふやしていこうと。仕事が、自分とこのなりわいができていけることによって、生活保護から脱していくことができますからね。これ、個人のことになりますから、言える範囲で生業扶助の状況、前年度などよりふえてるのかどうか。それが1つ。 それから、葬祭扶助ですわ。これは11人しかないんよ。医療扶助が5,394人もあって、生活扶助が5,572人あるのにね。これは、181万965円、葬祭扶助ね。この葬祭扶助が少ない。11人しかお葬式が、生活保護の制度を使ってお葬式をやれて、11人しかやられておらないということですね。医療補助や生活扶助を見たら、大体5,000人ぐらいの方々がやっておられるのにね。 要は、聞きたいのは、いわゆる生活保護、生活扶助や医療扶助もらっとった方々で亡くなった場合、--これ、きっちり聞きますよ。--身内などに、お葬式などについてはそちらでやってくださいということなど言うてませんか。その身内などが援助ができないために医療扶助や生活扶助をしてるわけですから、日本の古来からのあれで葬式はやりゃええっちゅうのは、ちょっとやっぱりおかしいと思うんです。福祉っていうのは、ない人に哀れみで出してるというんちゃいますよ。福祉というのは、その人たちの生きていく権利なんです。 社会が民主的に、しかも近代的に成熟されてるかどうかっていうバロメーターの1つ。これはね、特に人間において生死は、これは平等ですよ。生まれることと死ぬことは。そやから、そのときにこの特に扶助、葬祭扶助、亡くなった方の、特にその方たちの弔いをするのに、そういう指導が、先ほど言ったような指導がされておるのであればぐあい悪いですよ。やっぱりきちっと生活保護の諸手続や諸制度、法律に基づいてね。多い、少ないの問題は、これ、私は言うてませんよ。今、お葬式の形態は、いろいろな形態があります。お金持ちであるからいうて、大きな葬式やられるということは限りませんよ。家族葬などいろんなあれありますからね。えらい葬祭扶助が少ない理由を言うてください。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 土井
社会福祉課長 〔
社会福祉課長 土井 博君登壇〕
◎
社会福祉課長(土井博君) 14番 河野議員からいただきました103ページの扶助費にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、その予算総額に対して不用額が4,380万9,000円余り残っていることの理由ということでございますが、不用額の大きなのは、やはり医療扶助でございまして、この医療扶助につきましては12月補正だったかと思います。昨年12月議会で、当時新型インフルエンザが蔓延してたというようなこともあって、その寒い間に蔓延して保護者の方に広がったら相当なお金が要るじゃなかろうかということで、想定の上で2,500万円の補正をお願いしたところでございますが、おかげさまでといいますか、そうした発生もなく、それが大きく不用額として残ったのが原因の一つでございます。 あと、その他につきましては、一般的に毎回、扶助費でございますんで、不用額が出るというのは、やはり予算を確保しておくということが前提になりますので、その辺が若干ございます。 それから、申請数と取り下げ等々の件数ということでございますが、平成21年度につきましては、面談・相談件数が161件ございました。それから、申請数が72件で、取り下げ9件、開始が63件でございます。それで、廃止が52件と、そういうことになってございます。 次に、生業扶助がなぜふえたかということでございますが、議員も御承知かと思います。この生業扶助につきましては、平成21年7月より高等学校の生徒に対して高等学校学習支援費が新設されたということと、それからもう一つは、高等学校の学生が、平成20年度は1人でございましたが、平成21年度には4名となったところでございまして、高等学校就学費の基本額が増加したというのが主な原因でございます。 それから、葬祭扶助の件でございますが、この件につきましては、一般質問でも御質問いただいたところでございますが、葬祭扶助につきましては、生活保護法第18条の規定で、「葬祭扶助は、困窮のため最低限度の生活を維持することができない者に対して、左に書かれる事項の範囲内において行われる」という、このもとに実施しているところでございます。 亡くなられたという知らせを受けたときには、身元引受人という方、扶養親族の方にお越しいただきまして、その身元引き受けをどうされるかとか、御相談を受けてございます。ただ、強制的に葬祭をやってくださいっていうようなことを言われてるのじゃないかということでございますが、あくまでも相談をさせていただいてるところでございますので、御理解いただきますようお願いします。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 葬祭費、細かいこといいですけどね、強制的にやってるって私も言うてないよ。相談をしてやってるということですけど、もちろんそれは身元の、亡くなった方の親族が見えられることは確かやし、まるっきり身寄りがないという方も少ないと思うんですが。そこらは、私は強制的にひとつもしてるとは思ってないんですよ。 しかし、相談をしていく中で、亡くなった方のこの基本的な部分での葬祭費っていうの、きちっとあるということも説明をされ、先ほども言いましたけど、最近お葬式の形態は変わってますからね、派手にする、お金があるから派手にするとか、お金がないから質素にするという状況ではありませんから、そやから、そういうのはやっぱりできるだけ、もう質問いたしませんけども、お金の問題やなしに、委員会でもよろしくお願いしたいんですが、中身をよく、死んだ方々の身内の方々の信頼をされてやってあげてほしい。そこの部分についてはいいですわ。 もう1点、ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんのでお聞きをしたいのですが、面談が161件で、生活保護の開始された方々が63件、取り下げ等々あったわけですが。ということは、72件が、これはもう当たらなかったということで、お話が、できるだけどうのこうのって言われてたんですが、いわゆるその面談の161件に対して63件ということは、過半数以上が生活保護には当たらないと。 私どもも相談受けます。きのうもありました、相談。はっきり言いますけどね。それはちょっと無理やなっていうて、きのうのある方はお答えしましたし、これはもうすぐにでも1年や2年戻って保護せなあかんという方も中にはありましたよ。 だから質疑をするんですが、その63件しか開始されてないんですね。ほんで、そのいわゆる過半数を超える方々の、100件近い方々の、すべて言えとは言いませんよ、100件近い方々の生活保護の措置できなかった、生活保護の措置ができなかって断ったいろんな理由があると思いますが、重立った理由だけ、ちょっとわかるのであれば、今、わからんかったらもうまた委員会でよろしくお願いしたいんですが、重立った理由を、100件ぐらいですからね、不措置が多いですからね、ちょっとお述べいただけますか。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 土井
社会福祉課長 〔
社会福祉課長 土井 博君登壇〕
◎
社会福祉課長(土井博君) 14番 河野議員からいただきました生活保護にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 先ほど私が申し上げましたのは、相談・面談件数ということで161件ということを申し上げまして、申請数が72件で開始が63件と、こういうふうに申し上げました。 ただ、この面談・相談件数でございますけれども、これは庁舎内にその要保護者の方が見えられる場合と、電話での相談というような、そういった相談もございまして、電話での相談はどういった方が断られたとかっていうその辺の詳しいところまではわかりませんが、制度の相談も、制度説明を要する相談もあると思いますし、詳しいその辺の理由まではわかりませんが、そういうことでございます。 もう一つ、相談に見えられて申請に至らなかった理由の中には、そらもう種々あろうかと思います。もちろん預貯金があるのを知らないで申請に出てきたり、あるいはまた生命保険がかけてあったとか、親族にもだれにも話をしてないとか、いろいろ理由はあるかと思いますけれども、ただ、平成21年度中の面談記録の数は、78件でございました。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって3款民生費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、4款衛生費について御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって4款衛生費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、当局入れかえのため暫時休憩いたします。 午後3時16分
休憩 ------------------- 午後3時25分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第51号の議事を継続いたします。 次に、5款農林水産業費について、御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) ページでいきます。126から127ページにかけてです。水産業総務費です。そのうち負担金補助及び交付金です。 県漁港漁場協会負担金、51万7,000円。これは、漁業組合などの負担金は我がで出していくというのはわかるんですが、県漁港漁場協会というのがあるのだと思うんですが、そこへなぜ市が、今まで負担しとったと思うんですが私も見逃してまして、なぜその51万7,000円を負担する。しかもこれ、もうちょっと負担する用意しとったのを2万1,368円が25節へ流用しちゃらな。これはいいですけれども。そやから、この県漁港漁場協会というのは、どういう協会で、どういう仕事をしておるのであって、なぜこれを負担金、51万7,000円にせなあかんのか。それから、51万7,000円の負担する積算根拠をお教え願えますか。 次、その下、漁港建設事業費、これは、成果表の40ページに載っております、確かに。下津の漁港と戸坂の漁港と塩津、この間、竣工式したんですか、駐車場等々が使われるようになった。それはそれで非常に結構なことですが、継続されてると思うんです、事業がね。そのうち、今までやってきて、ことしでこれで終わって、まだあとどんだけ残っちゃる、それから、国や県の負担がどんだけ出とるんやとか、いわゆる継続事業全体がこうで、今年度はこんだけ終わって、あとまだどんだけ残ったあるかと、ちょっとその時系列、来年、再来年、5年ほど先、その全体の額と今終わった額と、国や県の負担とをお教え願いたいというふうに思います。 全体の関連の中で、もう一度言いますと、今年度はこうだったいうことを教えてもうたらええわけですわ。はい。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長 〔建設課長 畠中康行君登壇〕
◎建設課長(畠中康行君) 14番 河野議員の水産業総務費にかかわっての県漁港協会負担金に関しての御質疑に御答弁を申し上げます。 県漁港協会と申しますのは、水産業の発展、漁船の保有安全を期すため漁港施設の充実をなす事業主体に対していろいろと組織をしておるものでございまして、県内18市町村と各県内の漁業協同組合が参加して組織しているものでございます。 これに対して、一応、事業費の内訳といたしまして、先、御説明をさせていただきます。 今回、51万7,000円の負担金につきましては、事業費といたしまして1億4,000万円の1000分の5プラス均等割1万円ということで、計71万円。それと、71万円に対しての0.7の調整率がかかった49万7,000円、これプラス通常会費2万円。合計が、49万7,000円プラス通常会費2万円の51万7,000円となってございます。 これにつきましては、先ほども申しましたが、水産業の発展、漁船の保有安全を期すための漁港施設の充実をなすため、協力するために参加しておるものでございます。 続きまして、漁港建設事業費に係ります地域水産物供給基盤整備工事費につきまして、平成21年度につきましては、塩津につきまして引き戸式の防潮堤、--有効幅12.6メートルでございます。--この工事費といたしまして2,097万3,750円、それと戸坂漁港におきまして地盤改良、基礎工、それとケーソン1函の据えつけ、1函の製作のみということで1億1,358万3,750円を支出してございます。 あと、全体ということにつきまして、ちょっと今手持ちのところで資料がございませんので、ちょっとお時間をいただきまして、資料作成の上、御報告をさせていただきたいと思います。 何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 県漁港漁場協会の負担金については、数字の算定根拠わかったんですがね、これ、県漁港漁場協会という組織、もうちょっと教えてほしいわ。18市町村があって、漁港の人はお金出さなあかんけど、市町村がなぜ負担をせなあかんのか教えてほしいんよ。漁港は漁港でそれなりに、お互いに相互扶助で、例えば台風とか津波とか災害起こったらお互い船逃げたりいろいろせなあかんのはわかんのやけどよ、その協会そのものの活動がなぜ。1000分の5を基本にいろいろと数字は出ましたけど、数字の細かい部分についてはもう委員会に譲りますけれども、大筋の部分は、その県漁港漁場協会というのはこういう協会で、こういう活動をしとって、市町村として負担金を幾ら出さなあかんのやという説明をしてほしいんです。 それと、例えば、漁港漁場協会ということでわかるんですが、ほな、漁業組合の皆さんも負担をしてるんですか。それもお教え願えますか。 それから、地域水産供給については、できたら、わかる、先ほど答弁してもうたんやけれども、ある程度概略だけでも流れをわかる資料等々、説明をしていただけますか。
○議長(磯崎誠治君) この際、暫時休憩いたします。 午後3時35分
休憩 ------------------- 午後3時49分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第51号の議事を継続いたします。 5款農林水産業費について、当局から答弁願います。 畠中建設課長 〔建設課長 畠中康行君登壇〕
◎建設課長(畠中康行君) 14番 河野議員からの地域水産物供給基盤整備事業に係る御質疑と和歌山県の漁港漁場協会に関します再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 まず、地域水産物供給基盤整備事業でございますが、全体計画といたしましては平成13年度から平成27年度の期間を予定してございまして、事業箇所につきましては塩津漁港、戸坂漁港、全体事業費といたしましては約26億円を計画してございます。塩津漁港におきましては沖防波堤、突堤、護岸、防潮堤、あと道路新設とか物揚場等の事業を計画してございまして、戸坂漁港におきましては沖防波堤、北防波堤等の計画を予定してございます。 平成21年度までは、沖防波堤の突堤50メートルが完成してございまして、ほか護岸、防潮堤につきましても完成してございます。戸坂漁港におきましては、沖防波堤を新設したもので、延長27メートルを行ってございます。 平成22年度は沖防波堤の新設、延長は約45メートルを予定してございまして、平成23年度におきましては塩津におきまして突堤、戸坂漁港におきまして北防波堤の改良と、あと平成24年度、25年度、26年度、塩津におきましては突堤と沖防波堤の工事を予定してございます。戸坂漁港におきましては、平成24年度で、これも沖防波堤の工事の予定をしてございます。 事業費の残額につきましては、全体が約26億円、平成21年度までが14億円となってございまして、差し引きいたしますと約11億円ほどの費用がまだ残ってございます。 それと、続きまして、和歌山県漁港漁場協会の件でございますが、この会は、漁港と漁場及び漁村に関する事業等の促進を図るとともに、漁港、漁場等に関する啓発、普及を行うことにより水産業の発展と地域の活性化に寄与することを目的とするという、会則の第3条に目的としてございまして、事業といたしましては漁港、漁場等に関する整備事業等の促進、漁港、漁場等に関する調査研究及び資料収集、啓発普及、あと要望関係、それと関係団体との連絡調整、その他目的を達成するための必要な事業というところを事業内容としてございまして、この目的に賛同する沿岸市町18市町村、それと漁業組合及び水産関係団体が加入してございまして、海南市といたしましてもこの会に入会をしてございまして、会費を納入しているところでございます。 あと、この協会の事業につきましては、漁港漁場担当者研修ということで、各種積算基準講習会、技術研究発表会、協議会、漁港漁場の講習会等々行われてございます。これにも市としても研修会等の参加をしたこともございます。 あと、漁港漁場整備事業促進に係りますいろんな関連事業、県下でも行ってございまして、これに関して、市としても参加を行い、協会の一員としての活動を行っているところでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君
◆14番(河野敬二君) 委員会もありますから、もう当局、要望しときますわ。私もうこれ以上質疑しませんけどね、県漁港漁場協会という、いわゆる定款とか、いろいろ組織の問題とか目的とかああいう定款等々あると思うんですが、一連のその資料を出して、委員会で出してください。そして、全国的な組織でありますので、全国の活動なども含めた、全国のことは概略でいいですから、特にその県の漁港漁場協会の費用も含めた活動とかいろんな部分について、当局が知り得る資料を出してください。年間、やっぱり51万7,000円も出してやってるんですから、やっぱりきちっとしたもんを出していく必要があると思いますので。 それから、港湾建設事業の部分についても、もうこれはそれ以上言いませんので、委員会でよろしくお願いします。 以上です。
○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 7番 黒原章至君
◆7番(黒原章至君) はい、すみません。今のページと同じところです。 水産業総務費の19節、負担金、補助金及び交付金の中で、予算の中では、クルマエビの放流事業の負担金が10万6,000円ですか。それと、水産共同利用施設整備事業補助金が20万円という予算が当初ありましてですね、これが、事業がもしなくなったならば30万6,000円の不用額になるんじゃないかなと考えるわけでございまして、なおかつその2万1,368円の25節への流用という、ここはなぜこういうシモツピアーランドのほうへ流用するのかという理由を、2点教えていただけませんか。
○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長 〔建設課長 畠中康行君登壇〕
◎建設課長(畠中康行君) 7番 黒原議員からの水産業総務費に係ります水産共同利用施設整備事業補助金20万円に関しましての御質疑に御答弁を申し上げます。 これは、海南市内の水産業の振興を促進するため、漁業協同組合が事業主体となって行う施設の整備事業に対しまして50%以内で補助する事業でございますが、平成21年度には申請がなかったため、不用額20万円と計上させていただいたものでございます。 以上、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(磯崎誠治君) 橋本
産業振興課長 〔
産業振興課長 橋本正義君登壇〕
◎
産業振興課長(橋本正義君) 7番 黒原議員のクルマエビ放流事業負担金にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 広域資源増大緊急モデル事業として、関係漁協と市町が経費を負担して、クルマエビの種苗を放流し、モニタリング調査を行って、資源計画の自立を目指すための事業を実施してございます。 平成20年度は、30万匹放流をしてございます。放流エリアは、和歌山市毛見から広川町でございます。事業主体は和歌山県栽培漁業協会でございまして、総事業費が276万6,000円でございます。 以上でございます。
○議長(磯崎誠治君) この際、暫時休憩いたします。 午後4時1分
休憩 ------------------- 午後4時20分開議
○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9 議案第51号の議事を継続いたします。 当局から答弁願います。 橋本
産業振興課長 〔
産業振興課長 橋本正義君登壇〕
◎
産業振興課長(橋本正義君) 大変貴重な休憩時間をとっていただきまして、申しわけございません。 7番 黒原議員の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、1点目のクルマエビ種苗放流事業負担金につきましては、予算作成の段階で実施予定でございましたが、漁業者の方の意見がございまして中止となりましたので、不用額が生じております。それで10万6,000円については未執行となっております。 次に、2点目の水産共同利用施設整備事業補助金については、要望がありませんでしたので、20万円の未執行となっております。 続きまして、25節の流用額2万1,368円につきましては、つり公園シモツピアーランド整備事業基金額が当初見積もっておりました額より多くなりましたので、一般会計から基金を積むに当たって歳出予算が不足しておりましたので、19節より流用したものでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いします。
○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって5款農林水産業費に対する質疑はこれで終了いたします。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、9月21日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。 午後4時22分延会
-------------------地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長 磯崎誠治 議員 前山進一 議員 上田弘志 議員 山部 弘...