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平成14年12月定例会−12月13日-03号

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  1. 氷見市議会 2002-12-13
    平成14年12月定例会−12月13日-03号


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    平成14年12月定例会−12月13日-03号平成14年12月定例会  平成14年12月 氷見市議会定例会会議録(第3号)       ─────────────────────────────              平成14年12月13日(金曜日)         ─────────────────────────             議  事  日  程  (第3号)   第1 市政一般に対する質問並びに議案第65号から議案第81号まで、平成14年度氷見市一般会計補正予算(第3号)ほか16件(一般質問議案質疑委員会付託)   第2 市町村合併特別委員会の設置の件   第3 病院対策特別委員会の設置の件         ─────────────────────────             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第65号から議案第81号まで、平成14年度氷見市一般会計補正予算(第3号)ほか16件(一般質問議案質疑委員会付託) 日程第2 市町村合併特別委員会の設置の件 日程第3 病院対策特別委員会の設置の件         ───────────────────────── 出席議員及び欠席議員の氏名   出席議員(22人)     1番  酒 井 康 也 君       2番  藤 田 政 治 君     3番  古 門 澄 正 君       4番  宮 本 義 政 君
        5番  村 田 正 示 君       6番  浅 地 芳 子 君     7番  澤 田   勇 君       8番  嶋 田   茂 君     9番  島   久 雄 君       10番  久 保 健 三 君     11番  椿 原 俊 夫 君       12番  地 家 太 一 君     13番  松 木 俊 一 君       14番  堀 江 修 治 君     15番  布 子 誠 剛 君       16番  松 波 久 晃 君     17番  仙 石   桂 君       18番  中 村 治 平 君     19番  大 西 武 彦 君       20番  山 本   秀 君     21番  森 越 林太郎 君       22番  森   文 雄 君   欠席議員(0人)         ───────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長  川 崎 辰 夫       次長    大 澤   茂   副主幹   干 場 光 邦       主査    坂 本 博 之         ───────────────────────── 説明のため議場に出席した者の職・氏名   市長    堂 故   茂 君     助役    中 田 清 信 君   収入役   木 下 俊 男 君     病院事業管理者                             加 藤 弘 巳 君   企画広報室長國 本 嘉 隆 君     総務部長  前 辻 秋 男 君   市民部長  横 澤 信 生 君     建設部長  横 山   武 君   産業部長  飯 原 打 越 君     病院事務局長網 田   勝 君   財務課長  尾 崎 俊 英 君     会計課長  東 海 愼 一 君    教育委員会   委員長   冨 樫 通 子 君     教育長   中 尾 俊 雄 君   教育次長  舟 塚 健 一 君    監査委員   代表監査委員指 崎 伊久雄 君     事務局長  金 田 榮 一 君    消防機関   消防長   江 尻 武 久 君         ─────────────────────────  午前10時02分 開議 ○議長(布子誠剛君) これより本日の会議を開きます。  議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。         ───────────────────────── △市政一般に対する質問並びに議案第65号から議案第81号まで ○議長(布子誠剛君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第65号から議案第81号まで、平成14年度氷見市一般会計補正予算(第3号)ほか16件を一括議題といたします。 △市政一般に対する質問(続き) ○議長(布子誠剛君) 市政一般に対する質問を継続いたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  6番 浅地芳子君。  〔6番 浅地芳子君 登壇〕 ◆6番(浅地芳子君) おはようございます。  氷見市制50周年の記念の年に、初めての女性議員として22の議席の一画に加えていただき、今緊張と感激でいっぱいでございます。  私自身は、たとえ男性の中にたった一人であろうとも、男女同席は当たり前のことであり、全く違和感を感じることはありません。しかし、先輩議員や市の職員の皆さんに女性議員の存在を日常的なことととらえていただくには、もう少し時間がかかるのかなと感じています。もちろん、私自身もその存在を認めてもらえるようにしっかり勉強していかなければならないと思っていますし、家庭と行政をつなぐ便利で身近なパイプ役を果たしていきたいと思っています。  ただ、政友会の一員として、これから始める一般質問につきましては、新人研修を受けたものの、ことしの4月、役所内の組織が大きく変わったのもあって、部と課が結びつかず、縦も横もわからない状況の中での挑戦ですから、十分な内容になっておりませんが、そのことをお断りして質問に入らせていただきます。  氷見市においては、平成10年、氷見市男女共同参画プランファインパートナーシップ21」が策定されました。「このプランは、男女がそれぞれ対等な立場で、社会のあらゆる分野に参画し、一人一人が個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を図るため、平成10年度から平成18年度までの9年間に実施する具体的な施策を示したものである」と冒頭の御挨拶の中で堂故市長は述べておられます。  市長になられてすぐにプランが決定しましたが、あれから4年半の月日がたち、昨年後期計画も立てられたことでもあり、男女共同参画社会の実現に向けてどのように考えておられるのか、市長の思いをお聞かせください。  策定されてからことしが5年目、実施期間とされている18年度までの折り返しの年に当たる今、この進捗状況をお聞きする絶好の機会を与えていただいたことにまず感謝申し上げたいと存じます。  このプランが策定された年の10月に市議会の選挙があり、そして4年後の10月、今回の選挙が行われました。その間、このプランの基本目標の一つに設定されております「政策・方針決定の場への男女共同参画の推進」の中に女性議会の開催があります。この施策にあわせて10年度から13年度まで4回の女性議会が開催されました。そして、ことし14年度は第5回女性議会の開催は予定されていませんでした。しかし、いかに模擬議会とはいえ、会を重ねるたびに議会経験者の行政への関心は高まり、市議会への女性議員誕生を願う思いも強くなってまいりました。  その理由の一つとして、男女共同参画プランが策定されたにもかかわらず、質問事項として取り上げられたのはわずか2回と少なく、その内容もまことに簡単なものであり、詳細に議論された記録はありません。このプランが他の市町村に先駆けて策定され、またそのダイジェスト版が全戸配布されたと記憶しております。しかし、その後の市民への広報、啓発の仕方には温度差が感じられ、外部から見て十分浸透しているとは思われません。計画期間のちょうど中間年でもあるここまでの進捗状況プラン推進の現状をどう評価されているのかをお尋ねいたします。  男女共同参画社会の実現に関心のある一部の方を除いて、多くの市民の皆さんにとって、「男女共同参画ってなあに」「それが今なぜ必要なの」という思いがあるのではないでしょうか。  国においては、平成11年、男女共同参画基本法が制定されました。  少し長くなりますが、あまり知る機会がないと思いますので、前文の部分を読ませていただきます。  「少子高齢化の進展、国内経済活動成熟化等我が国社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、緊要な課題となっている。  このような状況にかんがみ、男女共同参画社会の実現を21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置付け、社会のあらゆる分野において、男女共同参画社会の形成促進に関する施策の推進を図っていくことが重要である。  ここに、男女共同参画社会の形成についての基本理念を明らかにしてその方向を示し、将来に向かって国、地方公共団体及び国民の男女共同参画社会の形成に関する取組を総合的かつ計画的に推進するため、この法律を制定する」と明記してあります。  また、県においても、平成13年4月、富山県男女共同参画推進条例が施行されました。この条例に基づき、「富山県民男女共同参画計画−ともに輝く共生プラン−」が策定されています。計画書を開くと、その趣旨に「なぜ男女共同参画計画が必要?」とあり、これも長くなりますが、その説明文を読ませていただきます。  「『もう男女は平等になっている』最近よくそのように言われるようになってきました。でも本当にそうでしょうか。女であること、男であることで期待される何かが人生を窮屈にしていませんか。また、社会が変化する中で、男女の役割は昔と同じでいいのでしょうか。女性も男性も人権が尊重され、個性と能力が発揮できる社会を目指してこの条例が施行されました。」とあります。  このように、国の法律や県条例がしっかりバックアップしてくれている氷見市男女共同参画プランなのだということを御理解いただきたいと思います。  次に、「ファインパートナーシップ21」の基本目標2に盛り込まれている方針1の中の審議会や委員会等への女性委員の登用の促進についてお尋ねいたします。  女性の発想や意見がより一層政策などに反映されるために、審議会や委員会などへの女性委員の登用については、登用率が平成13年度末までに25%、平成18年度末までに30%を超える率を目標に女性の積極的な登用に努めますとありますが、これまでの経過と現状をお示しください。そして、目標が達成されていない場合は、それを困難にしていると思われる要因があれば、そのことについても教えてください。  次に、同じく方針1に盛り込まれている市女性職員の管理職への登用、促進についてお尋ねいたします。  管理職への女性の登用は、プラン作成時の平成10年と平成14年とではどう変わってきたのか教えてください。もし登用、促進を妨げている要因があれば、それも教えていただきたいと思います。  次に、基本目標4の方針3に「子どもを健やかに育てられる環境の整備」とあります。私自身、3人の子供を生み育ててまいりましたが、私が子育てをしていたころは3世代同居が普通で、家族のだれかが子供を見守っていることが多く、家族が忙しいときには御近所の家に上がり込んで遊んでもらったり、時には食事をさせてもらったりしました。  しかし、平成10年12月現在の氷見市の人口5万9,192人、世帯数が1万6,494であったのに対し、14年12月現在では、人口が1,721人減っているのに世帯数が349世帯増えています。好むと好まざるとにかかわらず、氷見市においても核家族化が進んでいます。親である私たちの世代が3世代同居を望まなくなる傾向もある中で、今後ますます核家族化社会は進展するものと思わなければなりません。  その上、21世紀の高齢化社会の労働力不足を補うために、女性が外へ働きに出ることが多くなり、私たちの若いころにはごく当たり前だった結婚、出産、育児を選択しない女性が増えて、少子化を加速させ、その結果、長期的には一層の労働力不足を引き起こすという悪循環に陥る危険性があると思われます。  このことからも、女性が働くと同時に、子供を生みやすく育てやすい社会環境をつくることが重要であると思われます。端的に言えば、少子化対策イコール子供を生みやすく育てやすい環境を整えることと言っても決して過言ではないでしょう。  私の子供たちの世代が現在子育て中ということもあって、保育サービス子育て支援事業などに強い関心を持っています。厳しい財政上の問題もあると思いますが、必要な事業は継続していくべきであり、より充実したサービスを提供すべきと考えます。  例えば社会福祉協議会ママ安心子育てサポート事業乳幼児デイサービスは、最初の9年度の登録者数20人、延べ利用回数68回であったのに対し、13年度は登録者数236人、延べ利用回数581回である。約10倍と数字にもあらわれているように、乳幼児を育てている親や家族にとって利用したい事業なのである。5年間の助成事業だと聞きましたが、今後ともぜひ継続していただきたいと思います。  このほか、保育園の延長保育、途中入所保育障害児保育、休日保育など、働く女性を支援する保育サービスの現状はどうなのか、また今後どのようにサービスの充実を図っていかれるのかをお聞かせください。  最後に、いきいき元気館に関連した質問をいたします。  12月9日にオープンしたばかりの新築の元気館と、来年4月オープン予定の旧総合体育館を一部改修してのいきいき館を2階の渡り廊下でつなぎ、乳幼児から高齢者までの多機能施設になっています。  これまでの保健センター業務部分に加え、200名ほど収容できるホールがあり、音響設備、照明設備も整い、講演会や研修会あるいはミニコンサートなど、今後の利用が期待できる施設になっていると思います。  民舞、民謡、詩吟、コーラスなど文化活動も盛んであることから、たくさんの市民に利用してもらって、名前のとおり人も施設も元気になってほしいものだと思います。  担当者のお話では、妊婦さんから高齢者まで、各年代に合わせた健康大学を計画しておられるとのことでしたが、その内容や今後の予定をお聞かせください。  また、4月オープン予定のいきいき館では、現在、上伊勢保育園に併設されている地域子育てセンターが入る広い部屋が1階部分にあり、子供たちのはしゃぐ声が聞こえてくるような明るくゆったりしたスペースになっていました。  現在、グリーン会館を使用している児童館の機能も、「ITワールド」「こどもの城」「ふれあい工房」と名を変えて設けられ、同じフロアに「いきいきサロン」と名づけて、高齢者が囲碁などを楽しめるスペースがあり、子供たちがおじいちゃんに囲碁を教えてもらったり、工作を手伝ってもらったりということもあるかもしれません。  世代を超えた交流が広がるいきいきと楽しい施設であってほしいし、市当局には宝の持ち腐れにならないように十二分に活用していただくことを願っております。  そのほか、現在、福祉会館にありますボランティアセンターも1階部分に入ることになっているそうで、ワークルームも設けられ、ボランティアの皆さんの拠点施設になるということです。ボランティアに興味のある人もない人も、ちょっと寄ってみたい、そして、そこへ行けば自分に合ったボランティアが見つかるという気軽に立ち寄れるセンターであってほしいと思います。  現在、登録者数が3,000人を超えているそうですが、ボランティアをしてみたいけれど、どこへ行けばいいのか、だれに聞けばいいのかなど、きっかけをつかめない方もおられると思います。老若男女を問わず、ボランティア活動にかかわっていただくために、行政は今後どのように普及啓発を図っていかれるのかをお尋ねいたします。  きっかけがつかめて、内容がわかれば、ボランティア活動も楽しく、生きがいの一つになることでしょう。行政も議会も市民の皆さんも、男女共同参画を合言葉にして親しみ、その内容についても理解するようお互い学び合いましょう。内容がわかってくれば、男性にとっても女性にとっても暮らしやすい家庭、学校、地域、社会になると思います。ハードの時代からソフトの時代と言われています男女共同参画も、心を通い合わせることから始めればよいのではないでしょうか。  以上で私の質問を終わります。 ○議長(布子誠剛君) 堂故市長。  〔市長 堂故 茂君 登壇〕 ◎市長(堂故茂君) おはようございます。  浅地議員男女共同参画社会の実現に向けての思いはという御質問にお答えいたします。  御案内のとおり、昭和50年の国際婦人年を契機に、女性の社会的地位の向上を図るため、国の最重要施策の一つとして、男女雇用機会均等法の成立や男女共同参画社会基本法の公布、施行など、法制上の整備をはじめ、あらゆる分野において男女共同参画社会の実現に向けた取り組みが推進されてきました。  本市におきましても、男性も女性もともにいきいきと輝く真の男女共同参画社会の形成を目的として、近年では、平成10年6月に氷見市男女共同参画プランファインパートナーシップ21」を策定し、各種施策の推進に取り組んでいるところであります。  御指摘もありましたが、この男女共同参画の意義がまだまだ市民の皆様に浸透していない嫌いがあるように思われます。しかし、歩みは決して急速ではないかもしれませんが、着実に進展しているように思います。市長に就任して以来、あらゆる場に接しての私の実感であります。  なお、浅地議員におかれましては、市制始まって以来初の女性議員でございます。御活躍により、男女共同参画社会が一層推進されますよう期待いたしております。  市民の皆様をはじめ、富山県男女共同参画推進員などの関係各位の御理解と御協力をいただきながら、市民一人一人が心豊かに暮らせる男女共同参画社会の実現に向けて今後とも努力をしてまいりたいと思っています。  以上であります。 ○議長(布子誠剛君) 前辻総務部長。  〔総務部長 前辻秋男君 登壇〕
    総務部長(前辻秋男君) 浅地議員市女性職員の管理職への登用、促進についての御質問にお答えいたします。  氷見市男女共同参画プランファインパートナーシップ21」を策定した平成10年の4月1日における本市の管理職は、病院、保育所を含め169名で、うち女性は45名、全体の26.6%でありました。また、本年4月1日における管理職は177名で、うち女性は45名、全体の25.4%となっております。この4年間で、人数は横ばい、率では若干の減となっております。  ただ、一般行政職という職だけを見た場合は、まだ低い状況にあるのが実態でございます。  その低い要因は何かという御質問でございますが、1つには、男性と女性とでは職場における担当すべき仕事が異なるという従来からの性別役割分担意識に基づく職場慣行があったこと。2つには、女性には妊娠、出産などの母性という固有の機能があることなどから、職業人として仕事に自己実現を見出そうとする積極性に欠けていたことなどが考えられるかと思います。  平成11年、男女雇用機会均等法及び労働基準法が改正され、男女の募集、採用、配置、昇進の差別禁止や時間外、深夜労働等の規制が解消され、これにより女性の職域拡大が図られ、これからは意欲や能力のある女性の登用が一層促進していくものと考えられます。  市では、これからもさまざまな研修などの実施により女性職員の能力開発に努めるとともに、女性職員を補助的、定型的業務に固定せず、幅広い分野の業務に積極的に配置していきたいと考えております。  また、仕事と家庭を両立できる職場環境子育て環境の整備にも努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(布子誠剛君) 横澤市民部長。  〔市民部長 横澤信生君 登壇〕 ◎市民部長横澤信生君) 浅地議員男女共同参画プラン計画期間中の中間年であるここまでの進捗状況プラン推進の現状についての御質問にお答えをいたします。  氷見市男女共同参画プランの実施のため、さまざまな学習機会を通した男女平等意識の醸成を基本とし、子育てボランティアの育成と支援、ドメスティックバイオレンス等の暴力の予防と相談支援体制の整備、健やかに生み育てる事業など、幅広い分野で男女共同参画を念頭に置いた事業を行ってまいりまして、一定の成果が得られたものと考えております。  前期実施計画最終進捗率、これは関係予算の執行率に基づく数値でございますが、109.9%となっております。  しかし、市長の答弁にもありましたが、市民の皆様に男女共同参画の意義がいま少し十分に浸透していない実情を踏まえまして、後期計画期間を通して普及啓発活動をさらに進めていきたいと考えております。  次に、審議会や委員会等への女性委員の登用の促進についての御質問でございますが、市の設置する審議会や委員会等における女性委員の割合は、プラン策定時の平成10年6月時点では14.5%、平成13年度末では19.4%と増加しておりますが、残念ながら目指す25%には届いておりません。  計画最終年度の平成18年度末には30%を超える率を目標としておりまして、市といたしましては、各部局に女性委員登用を積極的に促すなど、全庁的な課題として位置づけし、推進を図っているところであります。  女性登用が進まない要因としては、まだまだ地域、家庭、職場などにおいて性別による役割分担意識が根強く、なかなか女性委員の確保が難しいというのが現状でございます。今後も、人材発掘など登用率向上に努めてまいりたいと考えております。  次に、ママ安心子育てサポート事業の15年度以降の継続についての御質問にお答えをいたします。  ママ安心子育てサポート事業は、平成9年4月から社会福祉法人氷見社会福祉協議会実施主体となりまして、働く女性の仕事と育児の両立支援を図るために、一時的な預かり保育として、ベビーシッター派遣事業乳幼児デイサービス事業の2つを実施してまいりました。  まず、ベビーシッター派遣事業でありますが、同協議会に登録したヘルパーが一時的に育児支援を受けたいと希望する家庭に出向き育児に当たっております。また、乳幼児デイサービス事業は、0歳から小学校低学年児童までを対象に、社会福祉会館内で一時預かりを行っております。両事業とも、休日や夜間でもお引き受けするなど、弾力的で柔軟性があり、保育所で取り組むことが難しい時間帯にも対応しているところで、非常に好評を博しておる次第でございます。県内でも先駆的な取り組みでございまして、地域での子育て機能の強化を図る上においても、今後、重要な役割を担うものと期待されている施策でございます。  御指摘のように、平成13年度の利用者数は、ベビーシッター派遣事業で延べ131人、乳幼児デイサービス事業で延べ581人となっております。したがいまして、子育て環境の充実に努める観点からも、平成15年度以降も引き続き支援してまいりたいと考えております。  次に、延長保育、途中入所保育障害児保育、休日保育などの特別保育の現状と今後の取り組みについてお答えをいたします。  保育所の延長保育は、お母さん方の勤務時間などの都合に合わせまして、通常の保育時間を超えて保育を実施するものでございます。本市では、公立保育所上伊勢保育園民間保育所氷見ひかり第一保育園、氷見ひかり第二保育園、速川保育園、マヤ保育園の5カ所において、午前7時から午後7時までの12時間の延長保育を実施いたしております。  また、公立保育所若葉保育園新町保育園南大町保育園布勢保育園の4カ所においては、午前8時から午後7時までの11時間の保育を実施いたしております。  途中入所保育は、産休明け、育児休暇明けなどの理由により、4月入所以外の年度の途中に入所される保育であり、低年齢児童(0歳から2歳まで)の入所が大半となっております。平成13年度では130人、平成14年度には11月末までに95人を受け入れいたしております。  障害児保育の対象児童といたしましては、健常児との集団保育が可能で日々通所できる範囲内での受け入れを行っているところでございます。平成14年度では、公立保育所の1カ所で2人、民間保育所の2カ所で3人を受け入れいたしております。  休日保育は、日曜、祝日の保護者の勤務などによる保育需要に対応するために実施するものであります。民間保育所マヤ保育園が平成9年7月から実施をいたしております。  今後の取り組みでありますが、女性の社会進出の高まりと就労形態の多様化によりまして、子育てと仕事の両立支援がより一層求められております。このことから、民間保育所と連携を図りながら、特別保育事業の充実に今後とも努めてまいりたいと考えております。  次に、元気館における健康大学についてお答えをいたします。  昨年度、21世紀初頭の市民の健康づくりの道しるべといたしまして、「氷見市ヘルスプラン21」の基本計画を策定し、本年度は行動計画を策定しているところでありまして、この行動計画を実践に移すべく、来年4月から市民健康大学を開設いたします。 市民健康大学は、乳幼児から高齢者までを6世代に分けまして、世代ごとの健康課題解決のため、市民の主体的な健康づくりの実践活動をサポートしていく実践の場と考えております。  具体的には、いきいき元気館を会場とする講座や研修会をはじめ、出前講座や連携講座、著名講師の招聘、イベントなどを計画いたしております。  講座内容の例といたしましては、例えば乳幼児期や学童期の子供たちに虫歯が多いという健康課題がございますが、この課題を解決するために、乳幼児期ではらくらくメニュー講座を、学童期ではファミリークッキング講座を開催するなど、子供たちによい生活習慣を身につけさせ、虫歯罹患率を低下させることができるよう努めてまいりたいと考えております。  また、市民健康大学が認定した講座の受講者で、一定の単位を修了した人には、認定証を授与することによって市民の積極的な学習を促し、健康づくりの励みとしていただけるよう期待しておるところでございます。  先日、竣工いたしました元気館は、親子健康ルームを新たに設置し、母子保健事業と他の事業が同時に実施可能になったことや、ロビーでは各種健康測定器を配置し、健康チェックができるようになったこと、さらに3階にはホールと会議室を設置するなど、市民が気軽に利用できる施設としての体裁が十分に整っておりますので、今後ここを健康づくりの拠点、いわば大学本部といたしまして、逐次カリキュラムに工夫を凝らし、市民の健康づくりを精力的に支援してまいりたいと考えております。  次に、ボランティア活動の今後の普及啓発についての御質問にお答えをいたします。  来年4月に、氷見市いきいき元気館においてボランティア総合センターを開設する予定でございます。  この施設は、ボランティアに関して専門的な知識を有するボランティアコーディネーターを配置し、ボランティア活動をしたい市民とボランティアを求める施設、機関等との連絡調整窓口となるもので、ボランティア登録を通してのネットワークの構築、各種ボランティア普及事業を展開する予定でございます。  このセンターを氷見市におけるボランティア活動の拠点施設と位置づけし、氷見市におけるボランティア活動の拡大に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(布子誠剛君) 6番 浅地芳子君。 ◆6番(浅地芳子君) ありがとうございました。  後期計画も立てられたことですので、これから18年度末にかけて御努力をいただけるということをお伺いいたしまして、私もともに努力をしていきたいなというふうに思いました。  ただ、今回の質問に関しましては、ちょっと説明のところに時間をとりましたので、少し舌足らずになったかなというところもございますので、今ほど市長さんから御答弁をいただきました中に「富山県男女共同参画推進員」という言葉が出てまいりましたけれども、そのことに関してちょっと御質問を申し上げたいと思います。  20年余り前に富山県男女共同参画推進員という組織が設けられまして、私も第1回目のときの推進員として2年間活動をしてまいりましたけれども、そのころはまだ男女共同参画という言葉になじみがなくて、それが一体何なのかよく理解できないままに2年間の活動期間を終えてしまいました。もう少ししっかりやればよかったなという後悔の思いがいまだに尾を引いている状況でございます。  その後、推進員の方たちは、1期2年間あるいは2期4年間という形で20年余り続いてきておりますので、大変たくさんの人材が育ってきていると思います。県のほうでは、しっかりと研修会などをされまして育てていただいておりますので、随分たくさんの人材のプールができていると思いますが、その任期を終えられますと、ある一部の方たちはOB会としてその後も活動はしていらっしゃいますけれども、大体の方が任期を終えると同時に推進員の役を下りてしまうということが今までずっと続けられてきましたので、なかなか市民への啓発にもつながらなかったのではないかなと思っております。  できることでしたら、今後、富山県の推進員を終えられた方たちがそのまま氷見市男女共同参画推進員というような形で残っていただいて、県の推進員と市の推進員が連携をしながら市民への啓発を図る、そしてまた男女共同参画社会の推進に努力をしていくというような形がとれればまことにいいんじゃないかなと私は考えておりまして、そのような組織をつくっていただくお考えはないものかどうか、市民部長にお答えをいただきたいと思います。  それと、あと1つでございますが、先日、市民課のほうへまいりまして、男女共同参画プランのことにつきまして男性職員の方とお話をしてまいりました。以前はたしか企画課あるいはまた市長公室という形で男女共同参画の担当者の方がいらしたと思うんですが、今は市民課ということで、広いフロアーの中に、この方が担当ですよと教えていただいた方が男性で、その下にそれと同じような状況で女性の方もいらっしゃるのかもしれませんけれども、今回は御紹介いただけませんでしたので、お一人の男性の方だけと話をしてまいりましたけれども、やはり男女共同参画を推進していくためには、男性職員、女性職員とともに私も学んでいきたいと思うわけでございますので、財政が逼迫している状況の中で、専門の課とまではいきませんけれども、今市役所のほうでは班をつくって仕事をしていらっしゃるようですので、できることなら男女共同参画班というようなものが設けられればそれはベストでございますけれども、それも無理ということでしたら、せめて男性職員の方、女性職員の方、ともに男女共同参画を担当していただけるような形になればなというふうに思いますので、そのことについてもお答えいただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(布子誠剛君) 横澤市民部長。 ◎市民部長横澤信生君) 御質問は2点あったかと思います。まず、県の委員を終えられた方と市の委員の皆さんとの連携ということでございますが、これは実態としてはそういうことになっているのではないかと思うんですが、ただ、制度としてそういう場を設けるということでございますね。今後、そういう場が可能かどうか、制度としてつくるべきか検討させていただきたいと存じます。  それから、男女共同参画は担当者が1人という御指摘でございます。確かにそのとおりでございます。これは人事当局とも相談をしなければならないのでございますが、おっしゃる趣旨に対しまして、これも検討させていただきたいと存じます。 ○議長(布子誠剛君) 17番 仙石 桂君。  〔17番 仙石 桂君 登壇〕 ◆17番(仙石桂君) おはようございます。  12月定例会のしんがりを承りまして、政友会の代表の一人として市政一般について質問いたしたいと思います。  先月、谷屋地内で突如発生した地すべり災害で、13日間にわたる避難生活を余儀なくされました16世帯76名の皆様方には、この間の御苦労と御心痛に対しまして、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  また、長きにわたりまして、さまざまな面でお世話をなさってくださいました地区住民の方々、そしてまた、2次災害防止のために万全の対応をしていただきました関係部門の皆さん、さらには関係機関の皆様方につきましても、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。  この上も、再びこのような災害が発生しないように万全の対策を講じていただきたいと思うのであります。そのことをお願い申し上げまして、通告の順に従い質問に入りたいと思います。  質問の第1点目ですが、新世紀の挑戦について市長さんにお伺いしたいと思います。  本年4月よりスタートした第7次氷見市総合計画では、本市の目指す都市像を「人と自然がなごむ交流都市 ひみ」と定めまして、6万人定住と200万人交流のまちづくりを実現させたいという意図で、田園・漁村空間博物館構想あるいは花いっぱいのまちづくり等々、種々の施策の整備促進を図っていくようでございます。その根幹をなすのが期間10年間の枠を超えたグランドデザイン、新世紀の挑戦だと理解をいたしております。  市長さんは常々「21世紀は環境と食料の世紀である」と言われております。私も同感であります。多様な生態系や森羅万象にやさしい自然環境との共生の時代が21世紀であります。  昨今の索漠とした世相の中で人心の荒廃が顕在する今日、日本国民が今一番求めているのが癒しだそうであります。一昨日ノーベル賞をいただいた富山出身の田中耕一さんも、癒し系として人気があるというふうに言われていますけれども、それほどこの「癒し」という言葉が最近はやっております。  氷見市の求める「人と自然がなごむ」という文言は、今求められている「癒し」と同義語ではないかと思うのであります。荒廃した心を癒してくれるというニュアンスがあるように思われるのであります。  21世紀の本市が目指す都市像「人と自然がなごむ 交流都市 ひみ」は、新世紀にふさわしい都市像だと感じているところであります。すばらしい自然や景観、そして豊富な食材に恵まれた氷見市には、限りなく発展する余地が十二分にあると確信をするわけであります。新しい氷見市の創造のために、自信と誇りを持って新世紀の挑戦に邁進していただきますように心から願うものであります。  そこで、堂故市長には、新世紀の挑戦のその理念について、また目指す都市像とはどんなものかということ、國本企画広報室長には、6万人定住と200万人交流の具体的な方策とその手順等についてお尋ねをいたします。  次に、市民病院の経営健全化について加藤病院事業管理者にお伺いいたします。  氷見市民病院は、開設以来、長期にわたり、市内唯一の総合病院として、また地域医療を支える中核医療機関としてその責務を果たしてまいりました。しかしながら、昨今においては、政府の国民総医療費の抑制政策による医療制度の改定、あるいは診療報酬の切り下げ、さらには高岡医療圏内の医療機関の施設改修の影響、そして市民病院の病棟の老朽化など、さまざまな要因で収益構造が悪化し、赤字経営が続いてきたのであります。  市議会としてもこのような実態を看過できず、また老朽化の著しい第1病棟の建て替えを早期に着工したいという願いもありまして、平成12年度12月定例会で病院対策特別委員会を設置いたしまして、病院事業の経営健全化について2年近くにわたりまして調査検討をしてまいったのであります。その内容につきましては、3月定例会の中間報告あるいは9月の特別委員会の委員長報告の中でるる述べてあるとおりであります。  このことを踏まえまして、当局におかれましては、本年4月より、加藤病院長をはじめとする新たな医療スタッフをお迎えになり、院長のリーダーシップのもと、病院挙げての懸命な努力を重ねてこられたところであります。  私が本年6月定例会の中で、政府の診療報酬の切り下げの影響はどの程度あるかと質問いたしましたところ、網田病院事務局長は「厚生労働省の試算ではマイナス2.7%の影響が出る。しかしながら、現時点での状況では、およそ倍近いマイナス5.2%程度の影響が出てくるのではないか」との答弁がありました。けだし大変な逆風の中でのスタートでありましたが、11月末の状況ではおよそ2%程度の減少にとどまっているということであります。このことは病院挙げての真摯な経営改善努力の賜物であり、その努力は大いに多とするものであります。  このような状況で今年度いっぱい推移すれば、あるいはうまくいけばV字型の経営収益改善が図られるのではないかとの淡い期待が事務局にあったそうでございます。しかしながら、10月以降の医療制度の改定に伴いましていろんな影響が出てまいりまして、病院経営の健全化はなかなか難しいという状況でございます。  医療制度の改定に伴い、受診離れあるいは受診控え等の影響で外来患者さんが減少してきて、新体制における他の医療機関とのあつれき、専門医師の不足等々が顕在化をいたしております。健全化の道のりはけわしく、さらなる病院長の強力なリーダーシップ、そして病院職員が一丸となった努力と協力が不可欠であります。  そこで、加藤病院事業管理者には、経営の現状について、また今後の課題とその対策について、この2点についてお伺いいたすものであります。  3点目の質問は、「世界定置網サミットIN氷見」について市長さんにお伺いいたします。  本年11月23日から26日までの4日間、世界でも例のない「世界定置網サミットIN氷見」が開催されました。越中式定置網の発祥の地として、世界に向けて定置網の発信基地を目指して、平成12年から平成14年までの3年間、氷見定置網トレーニングプログラムとして事業を進めてきたところであります。  1年目は海外から研修生を招いての国際定置網実地研修事業など、2年目は中米コスタリカでの定置網設置と漁法指導や定置網新世紀フォーラムなどを行ってきたところであります。3年目のことしは、その集大成として「世界定置網サミットIN氷見」を4日間開催をして、一連の事業計画の幕を閉じたのであります。  34の国と地域から70数名の外国人を含め多数の方々の参加のもと、また多くの関係者の皆様の協力のもとに、海洋資源を大切にする漁法として、地球環境にやさしい漁法として、定置網漁法の優位性を再確認するとともに、きときと食文化の発信や国際交流の発展などに大きく寄与したものと思っております。これとともに、「魚のまち氷見」のイメージをさらに高め、本市の位置づけを国内外へアピールをしたまことに有意義なことであったと思っているところであります。  3年間でおよそ7,000万円弱の経費を要したこのトレーニングプログラムが今年で終わるのはまことに残念であります。市長さんも、今後も可能な限り定置網交流を継続していきたいと意思表示をされておられるわけでありますが、3年間にわたる本事業が対外的にどのような評価があったか、またその成果はどうであったか等を含め、この事業の総括と今後の対応について市長さんにお伺いしたいと思います。  4番目の質問は、治水対策についてお伺いいたします。  地球温暖化などの影響で、全世界が異常気象状態にあるようであります。各国で集中豪雨が発生したり、また全く雨が降らず干ばつになったり、まことに予測のつかない異常な気象状態が頻発をしているようであります。  本市においても記憶に新しいのが、平成11年9月の台風16号による大雨などの影響による5,000立方メートルを超える流木の漂着がありました。市民だれもが経験したことのない大惨事でありました。この原因についても、神通川流域上流の集中豪雨のなせるわざであったようであります。  また、平成12年9月には、秋雨前線と台風14号の影響で、愛知県を中心に集中豪雨が発生いたしました。木曽川水系と揖斐川水系でありましたけれども、かつての伊勢湾台風以来の浸水被害が発生したのであります。これも記憶に新しいところでありますが、このように、いつどこで集中豪雨が起こるかわからないのが今日の異常気象の怖さであります。「天災は忘れたころにやって来る」という有名な言葉がありますけれども、けだし名言であります。  本市においては、今年7月13日から14日にかけて梅雨前線の影響から大雨が降り、触坂地内で24時間で144ミリ、氷見地内で129ミリの集中豪雨が発生いたしました。仏生寺川を中心に、園川、泉川、石坊川等で河川が大幅に増水をして、流域住民に多大な不安感を与えたようであります。  仏生寺川においては、以前から堤防の地盤沈下が指摘されておりました。特に白鷺橋から下流ですけれども、神代川と合流する藤見橋、この辺が低いようでございますけれども、このことによって住民に多少の不安感があるということを聞いております。したがいまして、この仏生寺川の現状はどのようになっているのか、またこれからの監視体制の強化や堤防のかさ上げ等についてお尋ねをいたすものであります。  さらには、宅地化の著しい西条地区、南条地区の雨水対策についてお尋ねをいたしますが、当地区は近年10年間ほどで宅地造成が著しく進行いたしまして、この10年間で住居数が550世帯以上増加いたしました。柳田ニュータウン、園光が丘団地、さらには上泉の泉の杜団地等々でありますが、このことを見ても、今後さらにこの辺は発展も見込まれておりますが、道路整備の進行と相まって、一たび大雨が降れば、保水能力がなくなりましたので、一挙に雨水が園川あるいは石坊川、泉川等へ流れ込む、そんな現状になっておりまして、たちまち満水状態になるという現状であります。これから、水路の見直しや流水断面の拡大など早期の対策が求められているようであります。  泉川においても同様の懸念があるわけでありますが、これからの河川の水防対策について、また宅地化が著しい地域の雨水対策について、この2点について横山建設部長にお伺いをいたします。  最後になりますが、国指定史跡、大境洞窟住居跡について質問いたします。  平成13年に柳田布尾山古墳が国指定の史跡となり、本市の歴史文化の分野では久しぶりに全国に誇ることのできる明るいニュースになりました。氷見市には、ほかにも国指定の史跡として大境洞窟住居跡と朝日貝塚があります。これらを合わせておもんみるに、本市においては古代から多くの人々が住み暮らし、文化の中心地の一つではなかったかということが明らかであります。  ことし10月、市立博物館で特別展「大境洞窟をさぐる」が開催され、多くの市民が関心を持って訪れたのであります。とりわけ全国で初めて発見され調査された洞窟遺跡であることや、縄文時代が弥生時代より古いという今日では常識となっていることがこの大境洞窟の調査で裏づけられたのであります。考古学に多大な影響を与えたとの評価もうなずけるものであります。  大境洞窟の位置は、国道から近くアクセス状態が非常によい。さらにまた周囲には民宿あるいは年金センター氷見、さらにはCCZなどの観光スポットも多くあります。年間1万人以上の方々が見学に訪れるという箇所であります。  21世紀は物から心へと価値観が移行する時代と言われております。さらに、高齢化の進展に伴い、レジャーや観光が遊びに加えて知識や教養を深めることが求められている時代ではないかと考えるのであります。  時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、通告してあります大境洞窟住居跡の現状及び今後の対策をどのようにされるのか。2つには、氷見市の重要な遺産として、今後より一層の公開、活用に向けてどのようになされるのか、お聞かせ願いたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(布子誠剛君) 堂故市長。  〔市長 堂故 茂君 登壇〕 ◎市長(堂故茂君) 仙石議員の第7次氷見市総合計画についての御質問のうち、新世紀の挑戦とは、その理念と目指す都市像についてお答えいたします。  第7次氷見市総合計画の最も大きな特色は、市民の参画をいただき、市民主役の新世紀の挑戦という長期のまちづくり構想を設けたことであります。  第7次氷見市総合計画は10年間の計画期間でありますが、この新世紀の挑戦は、地域の特性を生かした個性あるまちづくりを10年間を超えた長期的な視点のもとで継続的に取り組むもので、5つのテーマに集約し、21世紀に大きく飛躍することを目指しております。  確かに短期的には、急激で大きな変化が予想される厳しい社会経済情勢にあって、地域間競争に生き残っていくためには、その変化に対応していかなければなりません。しかし、中長期的にも時代の潮流を的確に見定め、明確な将来ビジョンを持って、本市が他に誇れる地域資源や地域特性を最大限生かしたまちづくりに挑戦していかなければならないと思います。
     御紹介いただきましたように、私が日ごろから申しておりますが、21世紀初頭には、その安全性とともに、環境、食料、さらにはエネルギーへの対応、そして地域社会における人の輪が課題になってくると思っています。  幸い、私たちの氷見には、大都会では失われた人と自然のかかわりや、人と人との温かい人情があります。人と自然の共生が求められている今こそ、氷見市が本来持っている価値を磨くことによって、住む人が誇りと生きがい、地域への熱い思いを持って暮らし、また同時に、そんな氷見のよさを感じていただいて、多くの人々が交流を求め訪れるまちをつくり上げていかなければならないと考えています。  このため、市民と行政が英知を結集し手を携え、新世紀の挑戦に積極的に取り組み、目指す都市像「人と自然がなごむ交流都市 ひみ」の実現に全力を傾注してまいりたいと思っています。  それから、「定置網サミットIN氷見」についてのうち、3カ年計画の総括はという御質問にお答えいたします。  氷見定置網トレーニングプログラム事業は、平成12年度から3カ年の計画で国や県、国際協力機関さらには水産関係団体等の御協力を賜り、実施してまいりました。  「世界定置網サミットIN氷見」は、その事業の集大成として、34の国と地域から政府関係者や研究者、漁業団体代表者等の御参加をいただき開催されました。  本サミットは、「海でつなぐ世界と未来」をテーマに、21世紀の地球社会に求められる漁業の姿や、定置網漁法を通した国際協力などについて議論が深められたところであります。  本事業を終えての評価や反応、成果につきましては、定置網漁法は「環境・食料の世紀」と言われている今の時代の要請に合致したものであることがマスコミ等を通じまして評価され、全国の人々に広く理解していただくことができたと思います。それから、海外の参加者にも、定置網は水産資源の持続的利用にすぐれた漁法であることが理解され、評価を得ることができたと思います。  さらには、国際協力機関や大学をはじめとする研究機関、そして日本全国の水産業関係団体との強いネットワークが構築されました。そして、定置網漁法発祥の地として、また、きときとの食文化の発信都市として、国際社会に開かれ貢献する氷見市を国内外へ広くアピールすることができました。さらには、ホームステイやポスターセッション、食文化交流会等、多くの市民の皆様に参加をいただき、市民レベルの国際交流が展開され、国際感覚豊かな人材育成に寄与されたものと思います。  このほか、海との共生のためのグローバルパートナーシップの構築が図られ、氷見市のイメージアップや今後の氷見市のまちづくり等に対し、極めて大きな成果を得ることができたとも考えます。  たくさんいいこと尽くめを申し上げましたが、これからどう展開していくかが今後の大きな課題だと思っています。  なお、この事業の実行に当たって、費用の面でもこういったソフト事業としては異例の御協力をいただきました国、県、そしてJICAはじめ関係機関、漁業団体関係、それから市民の皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。  サミットの最終日には、世界定置網サミットIN氷見宣言が採択されました。その内容を申し上げます。1.海洋環境の保全及び水産資源の持続的利用等に向けた対応策の研究と実施、2.世界への環境にやさしい定置網漁法の発信と普及、3.世界の地域振興に向けた定置網技術の開発と適用、4.国際交流・協力の推進を通じた定置網技術の向上と人材育成、5.魚食文化の交流による水産資源の有効利用の推進、以上の5項目であります。世界のパートナーとともに、その目的の達成に向けた取り組みを推進していくことが確認されたところであります。  氷見定置網トレーニングプログラム事業は、本年度をもって一区切りをつけることとしておりますが、先ほど申し上げましたように、今後はこの宣言を尊重し、市民の皆様や水産業関係者の御協力をいただきながら、形を変えて各種事業に取り組んでいきたいと思っております。  まだ方向を定めたわけではありませんが、例えば国際交流・国際協力事業といたしましては、JICA横浜国際センターが所管する研修コースに対し、氷見市内での研修への協力、海外漁業専門家を氷見市内へ受け入れての定置網漁業の実地研修や、本市の定置網漁業専門家を海外に派遣しての技術指導事業に対する協力、国内外の学生や研修生と市内高校生との共同実習、海外研修生と氷見市民との各種交流事業等を実施し、国際感覚豊かな人材育成を目指すとともに、交流から得られる情報や技術を氷見の水産業に活用し、さらなる研究、発展へつなげてまいりたい、そのようにも考えております。  また、水産業の振興に係る事業といたしましては、漁業技術の向上や水産加工分野における新製品の開発、消費者ニーズにマッチした魚の取り扱いとマーケティングなど、今後求められる新たな取り組みに対する研究開発を推進したいとも考えております。  いずれにいたしましても、これまでに構築された国内外のネットワークを活用し、水産業の振興はもとより、氷見市の目指す6万人定住と200万人交流や、きときとの食文化の発信都市づくりを推進してまいりたいと考えております。  以上であります。 ○議長(布子誠剛君) 中尾教育長。  〔教育長 中尾俊雄君 登壇〕 ◎教育長(中尾俊雄君) 仙石議員の国指定史跡大境洞窟住居跡についてのうち、まず大境洞窟に生じております亀裂の現状と今後の対策についてお答えしたいと思います。  文化財のパトロールにつきましては、毎年定期的に実施しているわけでありますけれども、これまで大境洞窟内部の亀裂につきましては、確認していたものの経年変化がほとんどないと判断してまいりました。ところが、本年5月のパトロールにおきまして、洞窟内前面上部の亀裂からの水滴が従前と比較しまして若干の変化が見られたため、専門技術者などの指導を受けながら、県教育委員会、文化庁と協議を重ねてまいりました。  この結果、現状の的確な把握及び今後の対策のための基礎的なデータを得る目的で、測量調査による亀裂の位置、形状測定、テストハンマーなどの洞窟内の本格的な調査を実施することにいたしております。  なお、調査中の見学者の安全確保を図るため、洞窟の閉鎖を考慮するとともに、調査結果の分析、判断が前提となるわけでありますけれども、必要に応じてその保全対策も視野に入れているところであります。  次に、本市にとって重要な歴史遺産であるが、今後の活用、公開等についてお答えいたします。  大境洞窟住居跡は、平日でも見学者を見かけるなど、年間、相当数の訪問者がある非常に全国的にも著名な史跡であります。現在は、洞窟内部の公開と想像図を加えた説明板によりまして、直接的に見て触れるようにしてあるわけでありますけれども、市の博物館では、洞窟の全体の様子が立体的にわかるようなジオラマ展示によりまして、具体的に理解を深めることができるよう工夫をしております。  一方、土器や石棒、骨角器などの貴重な出土遺物がたくさんあるわけでありますけれども、これらは現在、東京大学総合研究博物館が所蔵し、本市では一部のレプリカを除きましては資料展示ができないことから、史跡としての魅力に乏しいという声もございます。しかし、先ほども御指摘いただきましたように、我が国における洞窟遺跡発見の第1号となったこの大境洞窟住居跡をさらに市内外にアピールするために、さまざまな情報を提供することが大切であると考えております。  さらに、隣接して九殿浜無料休憩所等がございますことから、レプリカの展示だとかパネル解説、音声や映像解説等、楽しみながら学ぶことのできる資料館としての活用も考えられると思っております。  いずれにいたしましても、多くの方々の交流の場となるよう一層努力をしてまいりたい、このように考えております。  以上です。 ○議長(布子誠剛君) 加藤病院事業管理者。  〔病院事業管理者 加藤弘巳君 登壇〕 ◎病院事業管理者(加藤弘巳君) 市民病院の加藤でございます。  まず、質問にお答えするに先立ちまして、日ごろ市民病院に対しまして、議会の諸先生方、また市民の皆様には大変温かい御支援を賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、仙石議員の市民病院の経営健全化についての御質問にお答えいたします。  まず最初に、経営の現状についてでありますが、市民病院では、病院経営健全化プログラムに基づき鋭意その推進に取り組んできましたが、目標達成には至らず、昨年度は一般会計から多額の長期借り入れや追加繰り入れを仰いだところであります。  また、今年度は、医師の大幅異動により、なじみの医師が替わるなど、患者様や市民の皆様に大変御迷惑をおかけする形で4月を迎えました。年度当初は、診療報酬のマイナス改定や医師の大幅異動の影響から、診療報酬が前年度に比較し5%以上落ち込んでいましたが、現在はそれが約2%に縮小しております。  具体的には、外来収入において、薬の長期投与が可能になったことや、リハビリの患者数が診療報酬の改定により大幅に制限されたこと、医療費の患者負担増などの影響から、外来患者数、診療収入ともに前年度を大きく割り込んでいます。  一方、入院では、救急入院をはじめとした入院患者が増加傾向であり、入院の診療収入は前年度を上回っております。  また、病院と開業医さんとの病診連携についても、7月から地域医療連携室が本格的に活動したことや、開業医の先生方へ検査データや画像診断などを転送する「氷見地域病診連携システム」を試行運用した効果などから、紹介患者数が増加しております。  これらのことから、今年度の医業収支見込みでは、診療収入で若干の落ち込みが避けられないものの、人事院勧告のマイナス改定や職員配置数の見直しにより、人件費等の費用の縮減が見込まれます。そのため経常収支では大幅な改善が見込まれるものの、不良債務を発生させないという当初の目標達成が微妙であり、今後はより一層の患者サービスの徹底と経費削減を図り、収支改善に努めてまいります。  次に、今後の課題と対策についてでありますが、今回の医療制度改革は国の財政負担を削減することにあり、患者数の削減と診療単価の減少を誘導する健康保険法等の諸制度改正は、経営健全化の達成が至上命題の当院にとっては大変厳しい一面がございます。  そのため、今後の課題である経営健全化プログラムの達成により、安定経営の定着化を図るため、今後は次の3項目の経営改革を計画的に実施してまいります。  1つには、市民に信頼、安心、満足を与える医療の確保と質の向上に向けた医療体質の改革であります。  具体的には、市民の皆様がいつでも安心して受診していただけるよう、救急医療を含めた診療体制の強化を図ります。そのために、医師の充足と、医師、看護師をはじめとする病院職員間の連携強化並びに職員の適正配置により患者ニーズに応えてまいります。  また、平成16年度からは医師の新たな研修制度がスタートします。医師免許取得後2年間、特定の大学医局に属することなく、新医師臨床研修指定病院での研修を義務づけられております。当院も臨床研修指定病院としての資格要件の取得を目指します。  さらに、病院の現状と問題点を第三者の立場から明確にするとともに、一定水準以上の医療レベルを確保していると認められる病院に与えられる日本医療機能評価機構の認定が病院の信用と評価を高めることから、当院もこの機能評価の認定を目指します。  2つには、職員参加型の経営体質への改革であります。  これは、公営企業法全部適用の管理者制度を生かし、自立に向けた経営体質、経営能力及び職員意識の改革を達成するため、目標管理制度の導入と職員研修の徹底を図ってまいります。  3つには、健全化のための財務構造改革と意欲ある人材の確保育成を図るため、人事給与制度の改革の推進を図るものであります。  今後ますます病院の経営環境は厳しくなるものと予想されます。そうした中にあっても、何よりも質が高く、より開かれた透明性の高い医療を、我々職員同士がより協力し合い、氷見市医師会や行政、福祉の皆様方との連携を深める中で、市民の皆様とともに築いていくことがこれからの経営健全化のために必須のものであると考えております。  9月議会の病院対策特別委員長報告では、大変温かい激励を賜った反面、厳しくもありがたい御意見や御提言を授かったことを肝に銘じ、今後の病院経営に生かす所存でございます。  どうか今後とも議員の皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げて、私のお答えとさせていただきます。 ○議長(布子誠剛君) 國本企画広報室長。  〔企画広報室長 國本嘉隆君 登壇〕 ◎企画広報室長(國本嘉隆君) 仙石議員の第7次氷見市総合計画についての御質問のうち、6万人定住と200万人交流の具体的方策とその手順についてお答えをいたします。  6万人定住と200万人交流の都市づくりは、豊かな魅力ある地域資源を生かし、多くの人々が氷見に魅力を感じ、国内外の人々が訪れる「人と自然がなごむ交流都市 ひみ」を実現するための新世紀の挑戦の一つであります。  具体的な主な事業といたしましては、まず1点目に、主要道路の整備がございます。とりわけ能越自動車道は、本市飛躍の大きな鍵を握っており、経済活動はもとより、地域を越えて多くの人々が氷見市を訪れ、にぎわいと交流人口の増加につながるものと期待をいたしております。  2点目は、ひみ田園・漁村空間博物館整備事業でございます。  この事業は、「海越しの立山連峰に映える“ひみ百ヶ村物語”」を基本テーマに、豊かな自然や柳田布尾山古墳をはじめとする歴史的遺産などの伝統文化、もてなしなどの地域資源を活用し、市全体を大きな博物館として見立て、交流人口の拡大を図っていく新しい地域づくり活動であります。  現在は、地域の皆様とワークショップを重ねながら、この事業の実現に向けて具体的な計画策定を行っているところであります。  3点目は、定置網トレーニングプログラム事業であります。  本市が発祥の地である越中式定置網を核とした氷見定置網トレーニングプログラムを平成12年度から開始し、特に本年度は本事業の集大成として「世界定置網サミットIN氷見」を開催し,世界34の国と地域から政府や漁業関係者にお集まりをいただき、国際交流や国際協力などを図ってきたところであります。  今後は、先ほどの市長答弁にもございましたように、例えばJICAの海外研修生の受け入れを進めるほか、食文化事業の展開などにも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  4点目としましては、現在実施している「海とみどりのふるさと会員」事業を膨らませるものとしまして、新たにインターネットを活用した「ネット市民」を全国から募集、登録する事業を加えるべく、その準備を進めているところであります。  この事業は、インターネット上の市民に、本市の観光や歴史、食文化など地域情報の発信や情報交流を可能とするもので、本市を全国にアピールするとともに、交流人口の増加につなげるものであります。  そのほか、子供を生み育てやすい環境の整備や住環境の整備など定住関連施策をはじめ、里山林や棚田オーナー事業、さらには姉妹都市や国内外の交流事業など、さまざまな交流、連携を促進することにより、6万人定住と200万人交流の都市づくりの着実な推進を図ってまいりたいと考えております。  以上であります。 ○議長(布子誠剛君) 横山建設部長。  〔建設部長 横山 武君 登壇〕 ◎建設部長(横山武君) 仙石議員の治水対策についての御質問のうち、まず河川の水防対策についてお答えいたします。  本市では、洪水等に際し、水害を警戒し、被害を軽減するためにとるべき基本的な事項を定めた「氷見市水防計画」を毎年策定し、県知事に協議しております。  主な項目といたしましては、水防組織の構成、重要水防区域、水防施設、通信連絡体制及び水防活動等があり、本市の水防上の指針となるものであります。  中でも、市内の河川のうち重要水防区域については、その具体的な場所、予想される危険、水防工法等が詳細に記載されております。  本年7月14日から16日にかけての記録的な豪雨では、二級河川仏生寺川が神代川との合流地点で濁流が堤防より越水し、水防計画に基づき地元住民や消防団が出動し土のう積みが行われました。  また、仏生寺川堤防の沈下対策としましては、大浦地内で応急工事として護岸暫定盛土約130メートルを行うとともに、氷見市環境浄化センター横の太湖橋から上流の広域農道白鷺橋までの約1キロメートルの区間については、軟弱地盤による護岸沈下が起きているため、県では本年度から来年度にかけて護岸築堤工法の検討を行うと伺っております。  次に、宅地化が著しい地域の雨水対策についてお答えいたします。  7月豪雨では、園川で光が丘団地周辺及び柳田地内の昇永工業周辺の2カ所で、また泉川では県道仏生寺太田線の国泰寺バス停周辺でそれぞれ河川が氾濫し、道路冠水や床下浸水被害が出ております。  園川につきましては、堆積土砂の浚渫、また光が丘団地での浸水被害を防ぐため、幹線排水路の土砂の除去を応急工事として行ってまいります。しかし、議員御指摘のとおり、園川流域では、近年、宅地化が急速に進んでおり、短時間に大量の雨水が流出することから、さきの大雨は流量が十二町潟排水機場の導水路の通水能力を越えていた状況であります。  このため、大浦地内の堀田川と排水機場導水路との接続部で、二度にわたり国土交通省に排水ポンプ車の出動を要請し、強制排水により対処したところであります。  抜本的な対策としては、この地点にポンプ場を設けることも一方法と考えられるため、今後、国、県と可能性について相談してまいりたいと考えております。  また、泉川につきましては、県により海岸部から順調に整備が進められており、来年度には懸案の西条中学校グラウンドの暗渠区間の用地買収を行う予定とのことですが、公図混乱地区でもあり、市としても早期整備が図られるよう協力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(布子誠剛君) 17番 仙石 桂君 ◆17番(仙石桂君) それぞれ御答弁ありがとうございました。  それぞれの方に再質問を申し上げたいんですけれども、まず新世紀の挑戦についてでありますが、今ほど國本企画広報室長からいろいろ具体的な施策についてお伺いいたしました。  1つは、能越自動車道の開通に大変期待をかけているというお話でございましたけれども、せんだっても道路公団の民営化についていろいろ論議がありましたけれども、先月の26日の読売新聞の報道の中で、四国地方、あそこに3本の連絡道路の大橋がかかった。最初の1、2年はどんどん人が来たけれども、その後はだんだん減っていって、徳島市、香川県等々、非常に衰退を来しておりまして、大変観光客が減少になっている、そんな状況でございます。  したがって、氷見市でも「能越道が開通していいのう」と喜んでばかりもおられませんので、これからも鋭意、創意工夫されまして、本当に魅力のあるいい地域になるように御努力を願いたいと思っているわけでございます。  余談でございますが、先月の2日、3日に、「健康未来研究所」という全国ネットのNPOの団体がありまして、メンバーは大学の教授さん、病院の院長さん、大企業の重役さんと多種多彩な人材がおられまして、15名ほど、きときとの氷見の魚を食べてみんまいかということで来られました。  あいにく先月の2日、3日は雨が降って大変な日になりましたが、矢方ふるさと整備課長の御案内で氷見全域を見て回った。氷見で一泊をして帰っていかれましたが、この方々は日本全国のみならず世界各地へしょっちゅう行っておられる方々ですので、後から懇親会をしておりまして話を聞いていたんですが、氷見は大変いいところだと。きょうは残念ながら雨が降って立山連峰が見れなかったけれども、いろんな貴重な遺産、埋もれた貴重なものがいっぱいある。自信を持ってこれからのまちづくりを進めていってほしいということを言われておりまして、ぜひとも近いうちに再度お伺いしたいと言って帰っていかれました。  その前段に1時間余り、市内のうどん屋の皆さん、民宿の皆さんが何人かおられまして、その方々と懇談会をした後そう言っておられたんですけれども、大変いい印象を持って帰られましたので、こういうことを踏まえられまして、能越が来てよかったなと言うばかりでなくて、誇るべきいろんなものがありますから、それをさらに生かしていっていただきたいなと思います。  それから、病院の院長さんにはいろいろ御努力いただきまして、かなり病院の中は医師との信頼関係も生まれましてよくなったように思います。私の親戚も入院しておりまして、非常に親切にしていただいたと。一時、富山の病院へ再検査に行きましたけれども、そのときも市民病院の先生には大変やさしい対応をしていただいたと喜んでおりました。検査入院で2、3日おりましたけれども、富山の有名な病院よりも格段に氷見の食事はおいしいということを言っておりましたので、市民の声として伝えておきたいと思います。  先ほど医師の充足を図るという件がございましたけれども、最近、脳外科のドクターが1名不在になったということを伺っております。不在のままで1名体制でやっておられるそうですけれども、これから12月、1月、2月はお年寄りも含めてですけれども、脳疾患の患者が増える。いろんな統計を見ても、この3カ月はものすごく高いカーブを描いているんですね。こんなこと言っては悪いんですけれども、脳外科の書き入れどきと。そんな時期がこれからの3カ月間でございます。  そうした中で、そんなお医者さんがおいでにならないということになりますと、大変市民も不安ですし、また高岡のほうへ転送するというのはまことに残念なことでございます。なるべく早く代わりのお医者さんを確保していただきますようにお願いいたしまして、この対応策がどうなっているのかをお聞きしたいと思います。  2つ目は、先ほど「日本医療機能評価機構」という聞き慣れない名前が出てきましたが、日本医療機能評価機構の認定を目指すという答弁がございました。素人には全く耳慣れない言葉でございまして、こういった機関の認定申請をして、認可をいただけばどういったメリットがあるのか教えていただきたいと思っております。  それからもう1点ですけれども、きょうは女性の方々も傍聴になっておいでますのでお聞きしたいわけですけれども、産婦人科であります。せんだっての中間報告で、不採算部門だから産科はやめればどうだという話になって今はなくなりました。4月からは、産科を休診として婦人科のみ外来でやるという診療体制になったわけですけれども、産科がなくなったことによりいろんな影響が出るのではないか。小児科とかそういったところにかなりの影響があるのではないかとも言われております。これから産科の開設といいますか、このことをどう思っておられるのかお聞かせを願いたいと思います。  また、最近は婦人専門の外来ですね。女性特有の疾患を特別に診る。中には保険外診療もありますけれども、こういったことについても取り組みの状況があればお聞かせ願いたいと思っております。  もう1点、建設部長にお願いしたいんですけれども、これは答弁は要りません。漢の時代の書物、今から二千数百年前、十三経の一つに『春秋左氏伝』という書物があります。『春秋左氏伝』によりますと、「安に居て危を思う。思えば則ち備え有り。備え有れば患いなし」という言葉が入っているそうです。政治の上では、二千何百年前から生命の安全あるいは生命、財産の保護等が重要な施策の一つであったのではないかと思っております。  きのうから、地すべり、あるいはきょうは水の災害、治山治水についていろいろありましたけれども、今は氷見市はそんなに危険なところではありませんけれども、二十数年ぶりに地すべりになったりして、そんなに大災害は起こっておりませんけれども、安全の中にも備えを忘れず、備えあれば憂いなしでございますので、これからも留意をして頑張っていただきたいと思っております。  それから、まことに急な話で申しわけないんですけれども、市長さんにぜひともお伺いしておきたいんですが、第7次総合計画の中には市民病院をどうする、こうするという話があまりないんですね。増改築について云々と1行だけ入っておりますけれども。
     きょうも病院の質問をさせていただきましたが、病院をどうするか、第1病棟を建て替えるのか、このまま放っておくのか。この辺のことについてどう思っておられるのかお聞きしたいんですけれども、やはり何年後にはこうするよ、あるいはこうなればこうするよという、何か強い意思とメッセージがあれば、市民の皆さんにも届くし、また院長以下病院の方々にも、インセンティブといいますか意欲がわいてくるということに絶対なると思うんです。だから、市長は最高責任者ですので、経営状態がこうなればこうするよという強いメッセージを出していただきたいわけですけれども、いつごろになれば市長の言われる海の見える病院が建つのかどうか、御答弁を願いたいと思います。  以上です。 ○議長(布子誠剛君) 堂故市長。 ◎市長(堂故茂君) まず最初に、能越自動車道の話が出ました。ちょっと例を申されましたが、能越自動車道は公団の事業ではなくて国土交通省直轄の事業ですから、間違いなく着実に建設されると思っています。  能越自動車道ができると通過都市になるのではないかという意味も含めての御指摘だろうと思いますが、市民の皆さんと一緒に、自信を持てるようなまちづくりを進めていきたいと思っています。  特に道路は目的ではなくて手段ですけれども、能越自動車道、それに連結する東海北陸自動車道が完成すれば、全国はもちろんですけれども、特に岐阜、長野あるいは中京圏への時間距離が飛躍的に短縮されるわけで、そういった地域にとっては氷見は大変魅力的な地域になると想像できますので、戦略的にもそういった観点で進めていかなければいけないなと思っています。  それから、交流人口を増やすというのは、定住するということと表裏一体なことでありまして、ここに私たちがしっかりと住まいするということがなされて初めて交流ということが考えられるわけでありまして、そのことを間違えてはいかんなといつも思っています。  市民病院のことでありますが、いつも申しておるわけでありますが、本当に市民にお役に立てる病院として生まれ変わり、その結果として経営状況も見通せる、そういう段階で市民の皆さんにもアメニティーを感じてもらえる市民病院建設を旗上げして目指したいと申しております。  4月から院長にも来ていただいて、本当に真剣に病院改革に取り組んでいただいております。しかし、かなり見通しはついてきましたが、はっきりと不良債務が発生しないという状況にはまだ至っておりません。そういったことなど、はっきり見通しがついた段階で、新病院のゴーサインを出したいなと、そのようにスタッフの皆さんにも申し上げているところです。  また、市民の皆さんにも、ぜひこの市民病院を後押ししていただいて、市民の暮らしと健康、命にも欠かせない病院でありますので、市民の協力がなければ成し得ないことだと思っています。市民病院スタッフ一同も、管理者を中心に一丸となって頑張っておりますので、御支援をいただければありがたいと思います。  以上です。 ○議長(布子誠剛君) 加藤病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(加藤弘巳君) まず、医師の充足に関してでございますが、御指摘のとおり、脳外科のベテランの医師がこの10月末で退職いたしまして、現在1名体制で脳外科を診療いたしております。大変御迷惑をおかけいたしておりますが、金沢大学並びに厚生連高岡病院よりの応援の医師を仰いで、現在やっております。  また、その残った1名も12月末をもって退職という現状でございまして、1月からは新たに富山医科薬科大学から1名の医師の派遣を仰ぐ予定でおります。  何分にも年度途中の交代でございましたので、新しい医師の手当というのはなかなか困難を極めておりますので、来年の4月には2名体制で臨みたいと思っております。  市民の皆様には大変不自由をかけますし、御指摘のとおり、冬場というのは脳神経外科の疾患が増えてくる時期でございます。こうした面で、病院といたしましても大変困難な時期ではございますが、富山医薬大をはじめとする関連病院等の支援をちょうだいしながらこの時期を乗り切ってまいりたいと思っております。  また、日本医療機能評価機構でございますが、これは、日本の医療は量的には確保された、次の問題は質であるという認識が高まってまいりまして、そうした質を高めるために、いろんな諸機関が協力いたしまして立てられた財団法人でございまして、厚生労働省、日本医師会、病院会、自治体病院協議会等々17の団体が共同してつくった機構でございまして、病院のいろいろなもの、例えば病院組織とその運営、地域における役割、患者の権利と安全の確保、療養環境と患者サービス、診療の質の確保、看護の適切な提供、病院運営管理の合理性等々、合計577の各項目にわたりまして病院機能評価のチェックを受けまして、それに合格いたしましたら日本医療機能評価機構の認定ということになるわけでございます。  どういうメリットがあるかということでございますが、まずこれによって病院の質が高まるということでございまして、改善すべき問題点が明確になります。また、評価を受ける準備そのものが病院改善のきっかけになりますし、職員の自覚と院内の改善意欲がこれによって向上してまいります。また、その改善の成果を内外に示しまして医療への信頼を高めるという点がございます。  また、実際の診療報酬上の定めによりまして、この4月から、日本医療機能評価機構の認定を受けていないと認められない保険の診療項目がございます。例えば緩和ケア病棟、これはがんの患者様の末期の治療をする病棟でございますが、この緩和ケア病棟を設置するに当たっては、この評価機構の認定を受けている必要がございますし、また例えば外来でがんの患者様の化学療法をやる、外来における化学療法の治療を行う場合には、やはりこの認定を受けている必要があるわけです。  すなわち、診療報酬に既に少しずつそういった項目が出始めた。今後は、この評価機構の認定を受けていないと診療報酬上差別が出てくる。こういうものでございますので、特に診療報酬の改定の中にこの項目が入りまして以来、日本全国でこれを受けようという機運が高まっております。  ちなみに、金銭的にも大変お金がかかる機構となっておりまして、200床から500床の機能評価を受けるだけで200万円かかります。また、窓口相談とかもそれぞれお金がかかる、予備審査にまたお金がかかる、専門の相談員の派遣を受けますとまたかかるということで、お金もかかりますが、これを受ける努力といいますのは、やはり病院の中身を高めていくのに大事なことだと思っております。  ただ、病院の施設そのものに問題点が及ぶ場合もございますので、一番いいのは新しい病院を建てることですけれども、まず現在の病院を質的に高めた上で、そういった努力を重ねた上で新病院ということを考えれば、なお一層いいのではないかと考えております。  それから、産婦人科の問題でございますが、私どもの病院で産科がないということで、市民の声、投書などからも産科をつくってほしいという声が多々ございます。また、小児科の患者さんも大分減ってまいりました。若い女性の受診が大分減っているというのも産科がない影響かなと思っておりますが、これも、私といたしましては、来年4月産科を再開するべく、現在、富山医薬大に派遣医師をお願いいたしまして、来年の4月から医師2名体制で何とか開設にこぎ着けてまいりたい。ほぼめどが立ってきたかなという段階でございます。  それから、レディース外来でございますが、これも要望が多い点でございます。また産婦人科が充実して、さらに現在、外科部長の一人が乳房の専門医でございます。県下で一番多く乳房の手術をやってきた医師が実は氷見市民病院に移っております。大学で手術があるときは行かせてほしいというようなことも出ておりますが、こうした持っている力を生かすために、レディースクリニックはぜひ設置して、女性専門の外来部門あるいは診療部門を今後計画してまいりたいと思っております。  それから、保険外診療でございますが、現在、保険外診療を積極的に取り扱ってはおりません。保険外診療というのはいろいろ規制がございますが、私どもの病院は市民のニーズに従って病院の運営をしてまいりたいと思っておりますので、需要があるところには積極的にお応えしてまいりたいと思っておりますので、今後とも御意見をお寄せいただければ、できる範囲でニーズに応えてまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(布子誠剛君) 以上で市政一般に対する質問を終わります。 △議案に対する質疑 ○議長(布子誠剛君) これより、上程全案件に対する質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。 △議案の常任委員会付託 ○議長(布子誠剛君) 次に、ただいま議題となっております議案第65号から議案第81号までについては、お手元に配付してあります常任委員会付託案件表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に審査を付託いたします。         ───────────────────────── △市町村合併特別委員会の設置の件 ○議長(布子誠剛君) 次に、日程第2 市町村合併特別委員会の設置の件を議題といたします。  お諮りいたします。市町村合併問題に対する氷見市の将来の在り様についてを調査するため、21人の委員をもって構成する市町村合併特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(布子誠剛君) 御異議なしと認めます。よって、市町村合併問題に対する氷見市の将来の在り様についてを調査するため、21人の委員をもって構成する市町村合併特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決しました。  ただいま設置されました市町村合併特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。よって、議長において指名する市町村合併特別委員会委員の指名を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(川崎辰夫君) 命により朗読いたします。  1番 酒井康也議員、2番 藤田政治議員、3番 古門澄正議員、4番 宮本義政議員、5番 村田正示議員、6番 浅地芳子議員、7番 澤田 勇議員、8番 嶋田 茂議員、9番 島 久雄議員、10番 久保健三議員、11番 椿原俊夫議員、12番 地家太一議員、13番 松木俊一議員、14番 堀江修治議員、16番 松波久晃議員、17番 仙石 桂議員、18番 中村治平議員、19番 大西武彦議員、20番 山本秀議員、21番 森越林太郎議員、22番 森 文雄議員、以上でございます。 ○議長(布子誠剛君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしましたとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(布子誠剛君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を市町村合併特別委員会の委員に選任することに決しました。         ───────────────────────── △病院対策特別委員会の設置の件 ○議長(布子誠剛君) 次に、日程第3 病院対策特別委員会の設置の件を議題といたします。  お諮りいたします。市民病院の経営全般についてを調査するため、7名の委員をもって構成する病院対策特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(布子誠剛君) 御異議なしと認めます。よって、市民病院の経営全般についてを調査するため、7名の委員をもって構成する病院対策特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決しました。  ただいま設置されました病院対策特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。よって、議長において指名する病院対策特別委員会委員の指名を事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(川崎辰夫君) 命により朗読いたします。  1番 酒井康也議員、9番 島 久雄議員、10番 久保健三議員、12番 地家太一議員、13番 松木俊一議員、16番 松波久晃議員、21番 森越林太郎議員、以上でございます。 ○議長(布子誠剛君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしましたとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(布子誠剛君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を病院対策特別委員会の委員に選任することに決しました。         ───────────────────────── ○議長(布子誠剛君) 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。  お諮りいたします。来る19日は議事の都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(布子誠剛君) 御異議なしと認めます。よって、来る19日は議事の都合により休会することに決しました。  次会の日程を申し上げます。  明14日及び15日は休日のため、16日から18日までは各常任委員会開催のため、また19日は議事の都合によりいずれも本会議を休み、12月20日に本会議を再開し、上程全案件の審議を行います。  なお、念のため申し上げます。各委員会の日程につきましては、本日の会議終了後、まず市町村合併特別委員会を第2、第3委員会室において開催し、終了の後、病院対策特別委員会を特別会議室において開催いたします。  また、各常任委員会につきましては、12月16日産業建設常任委員会、12月17日民生病院常任委員会、12月18日総務文教常任委員会を、いずれも午前10時から第3委員会室において開催いたします。  本日はこれをもって散会いたします。  午後 0時06分 散会...