倉吉市議会 2017-12-07 平成29年第7回定例会(第4号12月 7日)
その経過として、小渕内閣のときに、官房長官は皆様よく御存じだと思いますが、差別問題に見識のあった野中広務さんが官房長官のときでありました。そのときに、男女共同参画社会の実現は、女性にとっても男性にとっても生きやすい社会をつくることで、政府一体となって取り組むべき最重要課題として、平成11年6月に、男女共同参画社会基本法が制定されました。
その経過として、小渕内閣のときに、官房長官は皆様よく御存じだと思いますが、差別問題に見識のあった野中広務さんが官房長官のときでありました。そのときに、男女共同参画社会の実現は、女性にとっても男性にとっても生きやすい社会をつくることで、政府一体となって取り組むべき最重要課題として、平成11年6月に、男女共同参画社会基本法が制定されました。
今、赤旗新聞には、野中広務さんだとか古賀誠さんだとかという人が連続的に登場しておられます。いわば安倍政権のミリタリーチルドレンと従来の自民党が分裂状態になっているような形です。加藤さんがおっしゃっているのは、自衛隊は今戦争をしないから募集しても集まるんだ。これが将来は必ず徴兵制に行くんだ。こういうふうに言われている。
元自民党幹事長の野中広務さんは新聞赤旗日曜版に登場し、我々が恐れた昔の大政翼賛会のようですと今回の秘密保護法を批判しています。これが良識というものではないでしょうか。特定秘密が歯どめなく指定され、秘密は際限がなく、国民の知る権利が踏みにじられ、国民主権を侵害します。国民の目、耳、口をふさぎ、米国とともに日本を海外で戦争をする国にする戦争法であり、憲法の平和主義に真っ向から反するものです。
このときに、小渕恵三さんが総理大臣で、野中広務さんが官房長官でした。何で言いましたか、国会で。皆さん方もよくご承知だ。彼らははっきり言ったんですよ。内心の自由がある。君が代を歌わないのも、歌うのも自由。国旗を見ようが見まいが、それも自由だ。当たり前ですよ、自由ですよそれは。それは、君が代・日の丸を物すごく心酔している人にとっては、それは気に入らないかもわからない。
参議院国旗・国歌特別委員会で野中広務官房長官は、世論調査で二分していることについて、「定着したとは理解しない人たちが特に教育現場に多いので、この際成文化することによって、より我が国の国旗・国歌としてこれを意義づけ、定着するようにしたい。世論調査の結果、十分国民に理解されていない」と答えています。