袋井市議会 2020-12-04
令和2年民生文教委員会 本文 開催日:2020-12-04
8:
◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいま説明いただいた部分について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さん、いかがでしょうか。
木下委員。
9:
◯木下委員 取組2でもよろしいでしょうかね。1でも2でもどちらでもいいですか。
10:
◯伊藤委員長 今、説明いただいたところなら大丈夫です。
11:
◯木下委員 取組2のほうの、全ての子供の育ちを支える環境の充実ということかな。いろいろな児童生徒がいらっしゃると思うんですけれども、この中で、転校生って今どのくらいいらっしゃるのか少し分からないんですけど、他の都道府県とか市町村のほうから移られた方が、いわゆる教材とか変わっていったりすることによって、やはりそこの部分も支えていく必要があるんじゃないかなという部分があるんですけど、そういうところは、どこか支援するような環境があるのかどうかというところを教えていただきたい。絶対数はそれほどいないのかもしれないんですけれども、教材等が変わると、非常につらい思いをするということが、自分の経験でもあるものですから、少しそこら辺を教えていただきたいなと思います。
12:
◯伊藤委員長 金田学校教育課長。
13:
◯金田学校教育課長 ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
転校生の数につきましては、学校ごとに多少違いますが、年度を通してどの学校でも迎え入れているところでございます。
教材についての御質問でございましたが、教科書につきましては無償給与でございますので、転校と同時に事務手続を行いまして、違う教科書を使っていたという場合には、本市で使っている教科書については無償で給与されます。
その他の教材につきましては、以前使っていた教材も前の学校から送られてきます。あるいは、子供が持参をしますので、それが使えるかどうかというようなことは確認をいたしまして、できるだけ負担のないような形で対応するようにしているところでございます。
その他、人間関係等につきましては、やはりどの子の個性も大切にするという基本的な考え方を学級づくりにおいて大事にしておりますので、必要において人間関係をつくるような取組もして、転校生が円滑に対応できるようにしております。
また、体操服等もございますが、それにつきましては、本人、保護者の希望で、前の学校のものをそのまま使いたいということであれば使っているケースも多々ありまして、それについても、それによって何かその子が責められることがないような人間関係づくりで対応しているところでございます。
14:
◯伊藤委員長 木下委員。
15:
◯木下委員 ありがとうございます。
私、小学校3カ所、それから中学校も2カ所というところで、転校するたびに、教材は一部重複というか、既に1学期にやったものが2学期にずれていて、同じ教材であっても進め方が逆転していたりなんかすることもあって、転校するたびに成績が下がるというか、もともとあまりいい成績じゃないんですけど、成績が下がっていったり、そういう、いじめももちろんあるんですけれども、そこの部分は今、非常にいろいろ先生方がされていると思うんですけど、そこを何とか、特別に教えていただけるというか、追いつけるというか、何かそういうようなシステム的なものもあると非常にありがたかったなという、当時のことを思い出すんですけど。今そういう形で、転校した場合にメンテナンスしてあげたほうがかなりいいんじゃないかなって、昔はそういうことが全然、全くなくって、普通どおりに、ほかの児童生徒と同じように進められて、少し大変だったという記憶があるので、今でも転校生がどういう形でされているのかというのは非常に不安というか、点があるものですからね。その辺が、もし育ちの森というか何か、別に教えてもらえると非常にいいのかなとは思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。
16:
◯伊藤委員長 金田学校教育課長。
17:
◯金田学校教育課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。
教科書が変わると、教科書の教材の配列が変わっているということがございます。それにつきましては、現在は個別で対応しております。内容については、教材の配列によって変わったときには、きちんと、ずれているところについては、授業のようにはなかなかできない、個別対応はできないですが、確認するようなところがあるかなと思います。
また、指導要領の目標の中には思考力、判断力、表現力等もございますので、それにつきましては、年度を通してこういう力を身につけるということについて大事にしておりますので、それにつきましては、その子供の実態を見ながら、そういう力の中で、また、個性的なところ、優れているところや、少し支援が必要なところを把握しながら対応しているのが現状でございます。
18:
◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。
寺田委員。
19:
◯寺田委員 今の学校教育の現場で、昔はPTAがかなりいろいろな仕事をしたといいますか、学校をいろいろ支えたという面があるかと思うんですけれども、今はほとんど共働きになっていて、PTA活動そのものが非常に戦力が低下しているというか、それに当たる保護者の関心も非常に薄れているという一つの傾向の中で、今、袋井北小学校なんかですと、ともえサポーターというか、いわゆる、もう70代以上の高齢者が結構学校のいろいろな仕事を手伝っているわけですね。
そういうところを、もう少し何か分かりやすいような表現で、ここで、地域で子供を支えるというような協働の考え方が書いてはございますけれども、もう少し具体的に、何か記述というのはできないのかなという感じがするんですけれども。
そういう今の現状を踏まえて、PTAがもうどんどん戦力低下していくという中で、学校を支える主体が少し変化してきているという状況をどこかに記載しておくと、より分かりやすいんじゃないかと思うんですけど、その辺はどうでしょうか。
20:
◯伊藤委員長 金田学校教育課長。
21:
◯金田学校教育課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。
おっしゃられるとおりでございまして、学校の教育活動、もちろん学校の職員も子供のために頑張るわけですが、これに、主に保護者が主体となるPTA、そして地域の方々、それぞれが協働するということが、より子供の成長につながる、教育に結びつくということは、今後も大事にしていきたいなというように思っております。
その中で、今回の基本方針の中にもございますが、保護者、地域住民の学校運営への参画、協力による学校づくりということについては、袋井市の現状としましては、大変地域の方の協力というのは現状でも大きいものがあると思いますが、さらに推進するような手だてを取っていきたいと思いますし、PTAについても、学校とPTAの結びつきというのは大きいわけでございますが、さらにどんな協力が考えられるのか。今、共働きでというようなことがありましたので、じゃ、子供を支点として、子供とともに保護者が活動するとか、そういう点もございますので、そういう点についてはさらに推進をしていきたいと思います。
また、それを分かりやすい表現でというのがございますので、学校からの様々な発信、学校だよりや、今ホームページ等も使っていると思いますが、ホームページにつきましては、さらに充実させていくことができる学校があると思いますし、また、学園としての取組という点につきましては、まだまだこれから推進できると思いますので、そういうものも有効活用して、分かりやすく、また多くの方々に認識していただけるように進めてまいりたいと思います。
22:
◯伊藤委員長 寺田委員。
23:
◯寺田委員 金田学校教育課長の言っていることは分かるんですけれども、もう少し具体的な表現として、いわゆる支える学校を見守っている、あるいは支えている主体が、袋井市の場合はかなりあるということを聞いているわけですけれども、そういうところを少し、あまり年寄りがと書いちゃうのも少し表現的に問題だと思うんですけれども、地域といっても非常に、これを読んだ人が、じゃ、何をやるんですかというところが、ぱっとイメージできないようなところがあると思うんですよね。
ですので、少しその辺の表現を、もちろん私、どうしたらって、今すぐ思い浮かばないんですけれども、要するに、今までPTAが学校を結構支えていたわけですよね。校庭の草を刈ったり、あるいはちょっとした修繕をしたりという、あるいは新聞等を廃品回収したりといった力が年々低下しているということを聞くわけです。それに代わる主体として、少し、今、大体70歳ぐらいまで働いているものですから、我々ぐらいの世代から結構みんなそういうことをやる人が多くなってきているんですね。
だから、もう少しそういうことがイメージできるような表現というのはないのかなと。これだとあまり変わらないというか、こういうことを実は期待しているんですよという、その地域協働の在り方みたいなのをもう少し何か表現的に工夫ができないかと思うんですけれども。そんなところですけれども。
24:
◯伊藤委員長 よろしいですか。
金田学校教育課長。
25:
◯金田学校教育課長 今の御質問にお答え申し上げます。
おっしゃられるとおりかなと思います。表現とか宣伝ということについては、まだまだ改善の余地があるかなとは思っております。特に、今、具体的にどんな取組をしているのかとか、また、どんなことを学校としてお願いしたいのか。あるいは、また中学校でありますと、中学生が地域でどんな取組をしているのか、あるいはどんな活躍をしているのか。こういうことについて、先ほど申しましたが、ホームページ、あるいは地域の会合、またコミュニティセンター等を使いまして発信を充実していく必要があるかなと考えているところでございます。そんな取組について、具体的に検討して進めていきたいと考えております。
26:
◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。
27:
◯藤田企画政策課長 それでは、私から、今の点について補足ということで、寺田委員から地域の住民の皆様、例に挙げた袋井北小学校のともえサポーターという活動のようにというお話でございます。
こちらも計画策定全体を進めていく中で、やはり教育のところで、そうした議論もこれまで審議する中で出てきました。その考え方について、今回、協働の考え方、役割という、右下、47ページの一番下のところの自助、互助、共助、公助というところの互助、共助というところで、特にこの教育の部分については、今現状、袋井北小学校で、皆さん、住民の方々に支えていただいていると、こうしたことを横展開のような形で、好事例としていくという議論もありまして、こちらに記述として、地域住民が魅力ある学園、学校づくりに主体的に参画ということ、あとは地域ぐるみで子供の学びを支援して育てますということで、ここも今回の計画の特徴として記述を、主体的にというところでさせていただいたところでございます。
これについては、上の基本方針五つございますが、教育、学び、学力であったり、体力であったり、あとは生きる力、こうしたことも育むにおいて、地域の皆様の主体的な参画、こうしたことがこれからの学校の、子供たちの成長に向けて必要であるということで、こちらの協働の考え方の中に少し記述をさせていただいた経緯がございます。少し補足で説明をさせていただきます。
28:
◯伊藤委員長 よろしいですか。
田中委員。
29: ◯田中委員 じゃ、1点だけ。
43ページの政策指標の表が載っておりますけれども、現状値というのはどういう捉え方でここを載せているのか。例えばこれ、表を見ますと、平成30年と令和2年、令和2年と載っていますけれども、ここら辺、このページに限らず、ほかのページもそうですけれども、平成29年とかありますけれども、もちろんその指標がそのときに、例えば、私が思うのは最新が一番いいんじゃないかなと思うわけですけれども、最新がなければ、その次に新しいものとなると思うんですけれども、指標自体は、例えば合計特殊出生率なんかは毎年出ているはずなんですよね。そこら辺の、ここに記載する考え方というか、どのような考えでやられているのか、少し教えていただきたいです。
30:
◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。
31:
◯藤田企画政策課長 ただいまの指標につきまして、今、田中委員のおっしゃるように、直近の数字ということを基本に考えてございます。このうち、この三つの事例でいきますと、令和2年の直近の、下の二つについては本当に令和2という数字を用いてございます。合計特殊出生率については、実際には、世の中に公表される数値としては、国では5年に1回これが公表されているというのは、厚生労働省の発表では、自治体単位では5年に1回というような数字になっておりまして、袋井市については、毎回独自に、国の方程式をいただいて、それに基づいて独自に計算をして、直近で保健所等から数字が出てございますので、そこで確認できる範囲の数字が集まって、それを基に方程式で計算をして、何とか直近でということで数字を出させていただいておりまして、そこの部分について現状値ということで、少し古い数字になってございますが、今回、平成30年については、合計特殊出生率の独自計算の直近で出る数字ということで表示をさせていただいたところでございます。
32:
◯伊藤委員長 田中委員。
33: ◯田中委員 令和元年は出ていませんでしたかね。1.67から1.7幾つに上がったような気がしたのは私の勘違いかもしれないですけれども、それはここの指標として上げている場合と、その前に、例えば42ページみたいに文章の中で、合計特殊出生率はこうですよって文章化する場合がありますね。そのときに平成30年とうたってあれば、指標としても平成30年を持ってこざるを得ないという関係性があると思うんですけれども、そうじゃなくて、指標だけだったら、文章でももし新しいのがあれば両方直すということをするべきじゃないかなと思うわけですけれども、そういう兼ね合いもあるものですから、もし直すことがあれば、そういうのを両方見ながら、直近のものに直していただければと思います。
それは今言ったように、ここの指標だけじゃなくてほかの全体の指標、計画全体の指標を見てもらってやっていただければなというような気がします。
34:
◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。
35:
◯藤田企画政策課長 今の御指摘に対する再答弁でございます。
今回、計画書19ページに、将来人口推計というところの文章の文言のところに、合計特殊出生率、平成26年から平成30年ということで、直近5年間の平均ということで1.70とうたわせていただきまして、直近が平成30年ということで、政策指標は単年度という扱いでございます。
令和元年度の数値につきましては、再度ここは数値の確認をさせていただいて、出るようであれば、ここの部分の点を少し確認して、修正等をさせていただきます。少し確認をさせていただきます。
36:
◯伊藤委員長 よろしいですか。ありがとうございます。
近藤委員。
37: ◯近藤委員 それじゃ、お願いします。1点だけ、少し確認をさせていただきたいんですが、未来に輝く若者の育成ということで、これは取組2になろうかと思うんですが、その現状と課題の中の文章に、新しい学習指導要領では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」等の総合的な力を養うということがうたわれていますが、新しい学習指導要領、確かにそうなんですが、これまでの中では、例えば関心、意欲、態度、それから技能、知識、理解、表現力、そういう文言が実は入っていたと思うんですが、ここの中でいきますと、思考力、判断力、技能、表現力、それから知識、理解は入っていますが、関心、意欲、態度、この辺のところはどのような形で取り組まれるものなのか、また取り組んでいかれるものなのか。そこのところを少し確認をさせていただきたいと思います。お願いします。
38:
◯伊藤委員長 金田学校教育課長。
39:
◯金田学校教育課長 ただいまの御質問にお答えを申し上げます。
4観点の評価の観点が3観点になったというところでございますが、関心、意欲、態度につきましては、その文言は消えておりますが、これまでと同様に、子供たちが学習内容、授業に関心を持つ、そして意欲的に取り組むという点については、大事にするところは変わりはございません。それにつきまして、学びに向かう力、具体的に子供たちが集中して取り組んでいるとか、意欲的に調べているとか、
発言しているとか、そういうところに現れるというところで、この学びに向かう力、人間性のところに結びついているものというように捉えております。決して関心、意欲等について、なくなったというところではございません。これを大事にしたところを子供側から見て、学びに向かう力、こういうものが発揮される中で学習に取り組んでいるというような捉えというように認識をしております。
40:
◯伊藤委員長 近藤委員。
41: ◯近藤委員 多分そうではないかなと思いましたけれども。
それで、豊かな感性、確かな知性、健やかな心身という、これが県の教育方針の理念としているところですね。その辺のところのものの言及というのはどうなんでしょうか。この感性と知性と心身、この辺のところのバランスを取った教育方針といいますか、姿勢というのは、どういう形で表記されているのか、そこを少し確認させていただきたいと思います。
それがまた、ひいては、国で言っている教育基本法第1条に、教育は人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として云々という文面がありますけれども、その辺の国の方針から、県の豊かな感性、確かな知性、健やかな心身、これを受けて、市の教育方針が決まってくると思うんですが、その辺の一連の流れの関係性というのはどのように捉えたらいいのか少し教えていただきたいと思います。
42:
◯伊藤委員長 金田学校教育課長。
43:
◯金田学校教育課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。
豊かな感性、確かな知性、健やかな心身、もっとも本当に重要なところでございます。これにつきましては、似たようなものとして、よく知・徳・体を大事にするとかということがございますが、市の方針や理念につきましても、まさにそれを踏まえたもので捉えているとは、それは変わらないところだと考えます。
先ほどの評価との関連につきましても、豊かな感性という点につきましては、例えば、先ほど関心、意欲の話がありましたが、子供たちが学習素材に、これは確かに解決する必要があるという視点を持てるであるとか、これは追求していく中で確かに美しいものだと感じるとか、また、自然のすばらしさを感じる、そういうものにつきましては学習の中に組み込まれておりますし、それが、では3観点のどこかというと、それぞれにちりばめられているものではないかなと思います。
ですので、一番初めに申された、豊かな感性、確かな知性、健やかな心身、これにつきましては、袋井市の教育におきましても十分大事にして、また全てを育むような教育理念として大切にしていくところでございます。
44:
◯伊藤委員長 近藤委員。
45: ◯近藤委員 国のその流れを受けてというところの言及をまたお願いしたいというのが1点と、今、金田学校教育課長がお話しされましたように、取組2の中に基本方針が当然あるわけですね。その基本方針の中に、今言った豊かな感性云々のその内容が落とされていると考えて、決して県や国の流れに沿っていないというわけではないということですね。その辺、少し確認させていただきたいと思います。
46:
◯伊藤委員長 金田学校教育課長。
47:
◯金田学校教育課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。
まさにおっしゃられるとおりで、国の意向と、国と県と、そして市と、全く同じ方向を向いていると自分は捉えております。
基本方針の中に、特にこれは幼小中一貫教育ということを非常に色濃く出した表現ではないかなと思いますが、1番では、幼児期に芽生え始めた自立心や協調性、2番におきましては、就学前に身に付けた学びに向かう力、3番につきましても、就学前の運動や食に関する指導ということで、非常に、知・徳・体の部分につきまして、就学前、幼児期からも大事にしていくというようなところで、そこを色濃く出しているのがこの基本方針でありまして、国が大事にしている知・徳・体、それにつきましては、全て基本方針の中にも包含されているというか、落とし込まれているというように考えているところでございます。
48:
◯伊藤委員長 山本教育監。
49: ◯山本教育監 国とのつながりが不明確というか、表記が少し足らないのではないかという御指摘、ありがとうございます。
今回の市議会定例会の
民生文教委員会の中で、教育大綱のほうもまた検討いただきますが、今度、教育大綱を上に乗せて、その後にこの計画があるというような形で、心豊かな人づくりのところの徳育の部分について、徳育というか情操の部分については特に大事にしておりますので、そのつながりの中で考えていて、今回の計画についてはより具体的なところを明らかにしたという部分がありますので、御指摘のように少し、その大きな流れの中で、学習指導要領からいきなり出ている文章については、少しこちらの思いが伝わっていない部分があるかなと、今感想を持ったところです。特に教育大綱のほうで、またいろいろな御質問があればお願いをしたいと思います。
50:
◯伊藤委員長 高橋委員。
51: ◯高橋副委員長 私からは、取組1のみんなで支え合う子育て環境の充実の、基本方針3の中で、地域ぐるみで子育て支援に取り組みますとあるわけなんですけれども、先ほど寺田委員のお話もあったように、地域では非常に協力的にいろいろな支援をしているわけなんですが、我々
民生文教委員会として、袋井市子ども会育成連合会の役員会と意見交換をやったり、先日は子育て支援グループのみんなのぽっけ主催で市議会議員と子育てについてということで意見交換をやりましたけれども、今の環境というのが、行政のそういう支援の体制は非常に充実しているんですけれども、親御さんたちの連帯とか、地域での支えというのが非常に後退しているというのを実感しました。
袋井市子ども会育成連合会も、もう既に連合会としては機能していなくて、入っているところが一つしかないという状況の中で、世話人とか指導者の成り手がなくて、なかなか活動も不十分、そしてまた、昔なら友人同士で助け合ったりという形で、いろいろな形で支援を、大変なときには支援をし合って子育てをしてきたというのが、今ではそういう公的なものに頼らざるを得ないという、今、環境の中にあるわけなんです。そういう点で、地域ぐるみの子育て支援というのは、やはりもっと力を入れなきゃいけない分野じゃないかなと思うんですけれども、具体的な施策というのがいま一つ見えないんですね。
今、袋井市子ども会育成連合会のお話をしましたけれども、そういう状況、また、コミュニティセンターの社会教育でも、幼児学級とか、あるいは少年学級といって、そういうのももう必須じゃなくなってしまって、やれるところだけやればいいというような、そういう形にもなりつつあって、本当の意味でそういうところに力を入れて支援をするという体制が、今だんだん薄れているんじゃないかなと。一番大切なところが少し欠けているような、私は今、そういうように受け止めているものですから、そこら辺はもう少し、きちっとした取組の支援策というのも打ち出してもらいたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
52:
◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。
53:
◯大庭すこやか子ども課長 それでは、高橋委員の御質問にお答え申し上げます。
地域ぐるみでということでございますが、こちらにつきましては、先ほど寺田委員からもお話がございましたように、高齢者の力というのも非常にありがたいところでございまして、先日も教育委員の皆様と園訪問をした際に、今井幼稚園のところで、高齢者の方々がボランティアで焼き芋パーティーのようなものを開催してくださっていたという事例がございました。こういったことからも、高齢者のマンパワーというのも今後非常に助けられるところが大きいものですから、活用してまいりたいと思います。
また、具体的には、例えばファミリーサポートセンターの活用ですとか、子育て支援センターの活用、それから、それぞれの園に、現在、運営協議会のほうも組織をいたしまして、地域の皆様と定期的に意見交換をして、園運営に生かしていくというようなことも取り組み始めましたので、こういった皆様の御意見を頂戴する中で、支援体制を充実していくということに力を注いでまいりたいと思います。
54:
◯伊藤委員長 高橋委員。
55: ◯高橋副委員長 確かにそういう地域で支援活動をしていたり、あるいは園の運営でも、そういう形の地域ぐるみの活動をしているんですけれども、私が一番求めているのは、主体性ですよね。そういう子育てをしている皆さんが自ら協力し合う、共有し合うというような活動がやはり後退していると。これをそのままにしておくと、今は高齢者の皆さんに御協力いただいているんですけれども、やはりそういう世代の皆さんが本当に連帯活動をやって、いろいろな地域活動を活発にしていけるかというと、そういう継続性が私は難しくなるんじゃないかなと。やはりそういう世代の皆さんにそういう地域の活動を積極的に取り組むというような意識改革、そういうのをやはりしていかないと、地域社会の、今の袋井市のよさというものの継続が私は難しいんじゃないかと思いますので、そこら辺はやはり徳育の問題として問題意識を持って、そこに焦点を当てた、ぜひ取組をしていただきたいと思いますので。今すぐということでありませんが、課題意識を持っていただきたいと思いますので、どなたか責任ある人のお話をいただきたいと思います。
56:
◯伊藤委員長 大河原企画財政部長。
57: ◯大河原企画財政部長 ただいまの御質問ですが、これは教育部分、子育て部門に限らず、広く全般的に同じことが言えるかなということでお伺いしていました。
やはり、こういったことの原因がどこにあるのかなというのは当然探っていかなきゃいけないと思いますが、例えば核家族化が進んでいるとか、価値観が多様化しているとか、共働き世帯が増えたとか、様々言われていますけれども、やはりそれを、じゃ、なくしていこうというのは、これはもう無理な話でございますので、そういった時代の流れの中で、どうやってこの地域の支援活動というのを充実させていくか。今、大庭すこやか子ども課長が、お年寄りの力を借りてというようなことがありましたけれども、こういうのも一つ、やはりそういったお手本というんでしょうか、年配の方のお手本を背中に感じ取って、他の、ほかの世代の方たちがそうしたことを受け継いでいくということも重要なことだと思います。そういう機運を行政として支援していくということも一つの方法だと思いますので、いずれにしても、様々な活動、地域のリーダーの方を育てるとか、そうしたことも行政として、これからは取り組んでいく必要があろうかと考えております。
58:
◯伊藤委員長 高橋委員。
59: ◯高橋副委員長 具体策がなかなかないと思うんですけれども、それこそ今、寺田委員が言ったように、PTAの活動でも成り手がないとか、あるいは子ども会でも成り手がないとか、いろいろな形でそういう問題がもう顕在化してきているんですよね。
それを解決するというのは、やはり自ら、若い人たちの意識改革を図っていくということが私はどうしても必要だと思いますので、要望ですけど、この点について、やはり心を配して取り組んでいただきたいと思いますので、改めてお願いして終わります。
委員長を交代します。
伊藤委員。
60:
◯伊藤委員長 今まで議論を重ねてきたものですから、もしかしたら以前に出てきたものもあったら申し訳ないんですけれども、端的に2点お伺いしたいんですが。
42ページ、政策1、子供がすこやかに育つまちを目指します、現状と課題の中で、特にここ、子供のことをうたうというところで、国の人口に対しての課題とかというものが載っていると思うんですけど、本市に対しての人口に対する課題認識とか状況分析というのが少し薄いのではないかなと思っています。3段落目が恐らくそうかなと、本市の人口動態を見るとという部分だとは思うんですけれども、そこについて、数年前に、子育て世帯のいわゆる人口流出という部分が、統計の中で実体化したと思います。そういったことは載せていくべきじゃないかなと思ったのがまず1点と、取組2、未来に輝く若者の育成に関してなんですけれども、これも最近起こったことなので、なかなかこの中に反映するのは難しいかなと思うんですが、教育会館の役割というか、そういった表記というものがないことに、今後の教育会館って、恐らく本市の強みにもなり得る部分だし、多分、教育部局のマネジメントという部分でも重要な機関になると思うので、少しその辺が現状と課題に載ってくるべきじゃないかなと思ったことで御意見をいただきたいと思います。
61: ◯高橋副委員長 藤田企画政策課長。
62:
◯藤田企画政策課長 ただいまの伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。
こちら、子育てというところに絞ったところで政策1の中に少し表記をさせていただいた、まちづくり全般に関しては、やはり定住を進めていくと、非常に重要な施策であり、これについては政策の建設経済委員会の所管部分も非常に重要でありますし、子育てや教育、こうしたことが、子育て世代がこちらに定住するという、土地利用とセットのバランスで、いかにこのまちを魅力的に感じていただけるかというところでございますので、少し複合的な課題に対してということで、今、総合戦略等で少し明確に分かりやすく流出の数も出して、取組をさせていただいてございます。
中でも分野横断というところで、若干ここに、今回、分野である程度区切って、現状課題ということで整理させていただいたところでございますが、今回計画の策定の特徴として、追加として分野横断って後ほど御説明をさせていただきますが、こちらの中にそうした子育て世代、若い人たちがこのまちに残っていただく、定住していただく、その結果、2人目、3人目という形で、子供を育てやすいというまちを目指していくという議論の下に、分野横断の中に、個性を大事にして、また市民が誇りを持って、このまちを大好きであるというようなところを進めていこうという、横串として分野横断の中で少し議論をさせていただいて、その中に位置づけをして、結果、定住、若い人たち、子育て世代も定住していただこうという整理をさせていただいたことがございまして、少し分野の個別のここの部分に少し記述が薄くございますが、分野横断というところで解釈をして、記述と方向性を今回新たに追加をさせていただいたというところでございます。
63: ◯高橋副委員長 金田学校教育課長。
64:
◯金田学校教育課長 教育会館につきましてお答え申し上げます。
今、委員がおっしゃられたとおりでございまして、教育会館の活用が始まり、何点かやはり教育が進むなというところがございます。特にICTを活用した教育の推進が現在、そしてこれから大きく進むところでございますが、それに伴う研修の場としても大きいものでございますし、子供一人一人を大切にした支援ということにつきましても、外国人初期支援教室、それから、教育支援センター「ひまわり」がここに入りましたので、より職員と学校教育課職員が情報交換することができるようになりました。
それがきっと学校ともつないでいくことにも生かすことができると思いますので、教育会館が大変やはりこれからの教育の充実につながるという点につきましての、どういうように表記していくかについては検討させていただきたいと思います。
65: ◯高橋副委員長 よろしいですか。
66:
◯伊藤委員長 2点目だけ、お願いします。もう要望になってしまいますけれども。とにかくやはり教育会館を本市にとって強みのある施設にしていただきたいということと、やはり基本方針5の質の高い教育環境の整備という中に、主な事業に入ってくるかどうかは少し分かりませんが、僕、本当に素人考えで申し訳ないですけれども、やはり教職員の方の今後の新しい取組に対しての成長である部分とか、やはり業務のスリム化である部分とか、教育会館を通じてやはり僕、マネジメントの強化って絶対必要だと思うものですから、そういった部分って載らないにしろ、考えていっていただきたいなと思いました。
もしよかったら答弁いただければ、ありがたいです。
67: ◯高橋副委員長 山本教育監。
68: ◯山本教育監 教育会館への思いを聞かせていただいてありがとうございます。
本当に今スタートしましたけれども、すごい可能性のある会館ですので、それを十分生かしながら、袋井市に教育会館ありということで言われるぐらいな活動ができればいいかなと思っています。磐周地区、ほかの地区からも視察に来てくれていますし、あそこを使って磐周地区全体の教育もできないかというような提案もされていますので、そういったことも含めて、袋井市が新たに教育会館を造ったことが、まず最終的には子供たちに一番還元できるように努力してまいります。
69: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。
70:
◯伊藤委員長 それでは、ほかになければ、次に、よろしいですか。
木下委員。
71:
◯木下委員 先ほど少し言い逃したところがあって、皆さんのお話を聞いていて、45ページの中の基本方針1の、安心して子どもを産み育てられる支援体制の充実というところの、地域の様々な世代の人たちがという部分があるんですけど、実は44ページのほうに、放課後児童クラブの定員が増えていくよというところがあって、支援員の数が非常に少なくて、なかなか今後大変なんだろうと思うんですけど、この地域の方々に支援員の資格を取っていただくような方向性を取って、地域の方がやはり放課後児童クラブで地域の子供たちの面倒を見ていくということも必要なのかなと思うので、子育て世代包括支援センターとか、そういう中に、いわゆる支援員の育成とか、そういうことが入れられないかなというところを考えております。
それが1点目で、先ほど転校生の話があったんですけど、これもどこかに、これは47ページのほうの基本方針4ですかね、子ども一人ひとりを大切にした支援の充実の中に、やはりどこかに入れていただけるとありがたいなという感じがするんですけど、いかがでしょうか。その2点です。
72:
◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。
73:
◯大庭すこやか子ども課長 それでは、私から木下委員の御質問の1点目、放課後児童クラブに関してでございますが、支援員の資格を取るには、学校や幼稚園等の教職員のOBの方であれば、4日間の研修を受けていただければ、それで資格が取れるようになります。ただ、そういった教員の経験がない方、一般の方ですと2,000時間の実務経験、そういったものがないと、その4日間の研修も受けられないというところがございますので、地域の方にはまずは補助員として放課後児童クラブの運営に援助をいただいて、実務経験を経た後に支援員の資格を取得するためのそういった研修、4日間の研修を受けるというところが条件となってまいりますので、まずは補助員になっていただくというところを、働きかけを行っていきたいと思います。
記述につきましては、こちらに記述が可能かどうかというところを検討させていただきたいと思います。
74:
◯伊藤委員長 よろしいですか。
山本教育監。
75: ◯山本教育監 転入生等ということで、ここのところには全ての子供たちが含まれますので、そういった部分で検討してまいりたいと思います。
76:
◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、政策1については終了といたします。
次に、政策2について、当局から説明を求めます。
藤田企画政策課長。
77:
◯藤田企画政策課長 (省略)
78:
◯伊藤委員長 次に、取組1について、当局から説明を求めます。
鈴木健康づくり課長。
79: ◯鈴木健康づくり課長 (省略)
80:
◯伊藤委員長 次に、取組2及び3について、当局から説明を求めます。
杉山地域包括ケア推進課長。
81: ◯杉山地域包括ケア推進課長 (省略)
82:
◯伊藤委員長 次に、取組4について、当局から説明を求めます。
鈴木しあわせ推進課長。
83: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略)
84:
◯伊藤委員長 次に、取組5について、当局から説明を求めます。
渡邊スポーツ政策課長。
85: ◯渡邊スポーツ政策課長 (省略)
86:
◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ここで会議途中ではありますけれども、ここで休憩とさせていただきます。午前10時30分から会議を再開とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(午前10時17分 休憩)
(午前10時30分 再開)
87:
◯伊藤委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開させていただきたいと思います。
少し私の進行もよくなかったのかなと思うんですけれども、今回最終案ということで、その辺を踏まえて、考え方の方向性とかそういった部分の確認ということで質問をお願いしたいと思います。
それでは、ただいまの説明について質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
田中委員。
88: ◯田中委員 60ページの取組5、誰もがスポーツに親しむまちづくりの推進のところですけれども、実は、令和4年の3月までに、学校の部活動の先生が指導するのはもうなくなるよと国から通達が出ていると思うんですけれども、そうすると令和5年4月1日から、社会体育といいますか、そういう学校ではないところで部活の指導をしなくちゃならないという問題がありますけれども、そこら辺、ここには学校教育と社会体育が連携しと文章にうたわれておりますけれども、そういうところを指すのかなと思うんですけど、具体的に、そういう基本方針のほうにも特にそれは載っていませんし、主な事業とか、そのほかのところにもないわけですけれども、このことって非常に大きな問題だと私は思っているんですけれども、どこが引き受けるのか、その部分を。これはあと2年間あるもんで、そういうのを考えていくんでしょうけれども、もちろん袋井市スポーツ協会とかスポーツ団体、あるいは袋井市陸上競技協会とかいっぱいありますけれども、多くは先生が、今まで部活に熱心だった先生が一旦は社会体育のほうへ所属して、そこからやるよと。そういう問題になると兼職兼業の問題が出てくると。それは別問題として、受皿はどのようになるのか、そういうことを考えるとなかなか、あと2年間で大変な問題だなと思っているわけですけれども、そういうのの記述というのはもう少しどこかにあったらいいのかなと、あるいはこの中でどういうように説明するのかなというのを教えていただきたいと。
それとあと、61ページの基本方針4のスポーツを通じた地域の活性化の中に、囲み記事で主な事業で、スポーツドリーム推進事業とありますけれども、袋井市でスポーツドリームという言葉を使っているときがかつてありましたけれども、これは非常に大きな事業、ワールドカップとか、あるいは
国体とかそういうのをやったり、具体的にスポーツドリームとしての事業を何かここでは想定されているのか、そこら辺ですね。スポーツドリームという言葉との兼ね合いで、もう少しこの事業について説明をいただきたいと思います。
以上、2点お願いします。
89:
◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。
90: ◯渡邊スポーツ政策課長 それでは、最初に、部活動の受皿はどこが行うのかということの御質問につきましては、もちろん、こちらにも書いてあるとおり、学校教育と社会体育と記述があるとおり、この中に、部活動の受皿につきましては社会体育が受皿となっていくということです。社会体育の中でも、じゃ、どこがということかと思うんですけれども、まだ具体的に協議を進めているわけではありませんが、袋井市スポーツ協会のほうからも、この部活動の在り方、見直しにつきましては、自分たちが受皿となっていかなければいけないという認識を持っていただいております。これにつきましては教育委員会と、学校サイドと、直接これから具体的な、じゃ、どういうような段階で、令和5年度までに、どういう受皿、仕組みにしていくかということを、協議を始めていくところでございますので、この協議経過につきましても、逐次また議会のほうにも御説明をさせていただきたいと思っております。
それから、スポーツドリーム推進事業というもの、この名前ができたのは、これは一昨年のインターハイの弓道大会から昨年のラグビーワールドカップ2019、本来なら今年行う予定でありました東京オリンピック・パラリンピック、この3カ年にわたりましてビッグスポーツイベントが行われるということで、スポーツドリーム推進事業ということで予算づけもして進めてまいりました。しかし、今年東京オリンピック・パラリンピックが1年延期ということで来年開催することになりました。それから、ラグビーワールドカップ2019につきましても、レガシー事業ということで、これからまたラグビーをキーワードに、エコパを活用したスポーツの推進ということも図っていくということの中では、このスポーツドリーム推進事業を、この名前をまた、来年以降も継承して、いろいろなラグビーのレガシー事業、それから、来年行われるオリンピック、これにつきましても、また、レガシーとしてアイルランドのキャンプの受入れを行います。アイルランドとの交流を通じて、またレガシー事業として、袋井市のまちづくりのほうにも生かしていきたいと思っておりますので、そのような形の事業を来年度以降も続けていきたいと思っております。
91:
◯伊藤委員長 山本教育監。
92: ◯山本教育監 大変大きな問題で社会構造が変わる部分がありますので、その中で子供たちがスポーツに親しむこと、子供たちが将来的にそういった体験をする場がなくならないということが一番だと思いますので、この2年間の中で、本当に袋井市だけの問題ではなくて、国全体の大きな動きがあると思いますから、それに沿って進めていきますし、その変わるときの子供たちに不利益があることがないように働きかけていくことが第一かなと思っています。子供たちが部活動で学んだことが将来に生きていることは分かりますので、それをどうやって保証していくかというのは、これから私ども行政に携わる者の責任かなと思っているところです。もうしばらく時間をいただく中で、経過報告をさせていただくということになると思います。よろしくお願いいたします。
93:
◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょう。
木下委員。
94:
◯木下委員 それでは、簡単に。53ページですけれども、基本方針1の地域における健康づくりの推進というところですけれども、コミュニティセンターを記載されておりますけれども、袋井市は全体的に若いという状態なんですけれども、実は、地元高南地区とかは、もう先取りしたような、もう40%ぐらい高齢化しているところで、そこにおいてはもうコミュニティセンターではなくて公会堂、集会所でないと、高齢者の方もしぞ~かでん伝体操にも来れないとか、そういうような状態になっているんですけれども、基本方針として出すのであれば、公会堂等の記載のほうが、今、現時点では、袋井市全体でいえばコミュニティセンターなのかもしれないです。でも、将来の高齢化を見てということであれば、そこは、コミュニティセンターより公会堂ではないのかなという感覚はしております。それが1点目と、2点目は、これは記載だけなんですが、60ページの中で、これは確認なんですけど、ラグビーワールドカップは確かに2019なんですけど、東京オリンピック・パラリンピックは2020と書いちゃっていいのかどうかというところだけ。記載を逆にしないほうが、何も東京オリンピック・パラリンピックだけのほうが、来年やるのかというところもあるので、そこら辺、いかがでしょうか。その2点です。
95:
◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。
96: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、木下委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、1点目のほうですが、基本方針1の地域における健康づくりの推進というところで、コミュニティセンターを地域の健康づくりの拠点として位置づけということで、記載についてでございますが、袋井市の現状でいうと、公会堂等でもそういった健康づくりが行われておりますので、そういった意味でそういった記載も必要ではないかということだったと思います。こちらにつきましては、数年前から、公民館からコミュニティセンターに、名称というか機能も変わりまして、そこでコミュニティセンターを健康づくりの拠点として施策を進めていくというようなところもありまして、健康づくり課として、各コミュニティセンターで年に10回程度、出張保健センターなんかも、今行っております。ということで、まずは、もちろん公会堂でしぞ~かでん伝体操教室とか、健康づくり推進員が主体となっていただいて、出前健康教室等もいろいろ、一つとしては公会堂でもやっていただいておりますが、まずはそういったところの市の取組としてコミュニティセンターを、各自治会をまとめる、そこの拠点となるのがコミュニティセンターということで認識をしておりましたので、そういった意味でコミュニティセンターをという記載をさせていただいております。
97:
◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。
98: ◯渡邊スポーツ政策課長 60ページの東京2020オリンピック・パラリンピックの、この2020の表記の御質問につきましては、延期となったときに、この2020は生かしていくと国のほうからの指針がありました。いま一度、来年度開催される東京オリンピックの正式名称を確認しまして、正式名称で記載をさせていただきたいと思います。
99:
◯伊藤委員長 よろしいですか。
そのほか、いかがでしょうか。
近藤委員。
100: ◯近藤委員 それでは、1点だけ少し確認をさせていただきたいと思いますが、56ページにあります、途中、アドバンス・ケア・プランニング、ここを少し説明をお願いしたいんですが。欄外には、人生の最終段階において云々と文章がありますけれども、もう少し足して説明をお願いできたらありがたいと思います。よろしくお願いします。
101:
◯伊藤委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
102: ◯杉山地域包括ケア推進課長 近藤委員の御質問にお答えいたします。
このACPという人生会議というものですけれども、これにつきましては、こちらに書いてあるとおりなんですけれども、もうある程度元気なときから、例えば自分が認知症になってしまった場合、また、主に認知症が多いのかなと思いますが、どういう医療を受けたいのかとか、どういう介護を受けたいのかというようなこと。プラスして、また、少し現実的な話ですけれども、自分の財産をどうしていきたいのかと。1人で住んでいるので空き家になってしまうと、そういったものをどういうように管理していったらいいのか。そういったこともありますし、また、後見制度的なそういったものもあります。そういった自分で判断ができなくなったとき、自分が動けなくなったときにどういうようにしていくかというのをあらかじめ元気なときに書いておくというか、計画を、スケジュールをつくっておくと。それで、御家族なり周りの方に示しておくと。成年後見人がいらっしゃる方ならその方に。そういったことで、自分の人生をトータル的に計画をしていくというようなプランニングということになります。
これにつきましては、やはり自分1人だけではできないものですから、今かかっているお医者さんなり介護施設なり、いろいろな関係者と一緒に話し合って計画をつくっていくと。そういったことがこのACPの考え方になります。自分の最後の生き方を自分で、元気なときにしっかり計画していくということになります。よろしくお願いいたします。
103:
◯伊藤委員長 近藤委員。
104: ◯近藤委員 ありがとうございます。
そうしますと、そういう状況になる前に、家族の方とか親戚とかで方向を決めていくと。これは行政として、ある程度その前の段階で、我々みんな年を取っていくわけですが、例えば70歳になるだとか75歳になるだとか、人それぞれによって認知症だとか介護だとか、その状況は違ってきますけれども、これを、全体的にこういうシステム、制度がありますよというのを周知した上で、それでそういう状況になったときに家族と話合いをしてくださいと、ある程度認知というか、我々が知るという意味での理解の認知のほうを行政側から発信するという必要もあるのではないかなというような気がいたします。といいますのは、例えば独居の老人の方だとか、あるいはひきこもりになっている老人の方だとかというと、その場面に行って慌てて対応するわけですよね。じゃなくて、今現在、お元気でいるうちに、あるいはある程度の年齢にいく前に、こういう制度がありますのでということの知らせというのは必要なのかなと思いますが、その辺のところ、いかがでしょうか。
105:
◯伊藤委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
106: ◯杉山地域包括ケア推進課長 近藤委員の御質問にお答えいたします。
全くそのとおりでございまして、そのことを、このACPが必要だということを、これから市民の皆様に理解していただくと。そういった取組を、さきに説明いたしました長寿しあわせ計画の中で、今後3年間において取り組むという考えで取組を進めていく計画でおります。やはり市民一人一人の方にそういったことを、高齢者の方だけではなくて、御家族の方にも知っていただくという取組を進めたい、周知する取組を進めたいと思っております。よろしくお願いいたします。
107:
◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。
寺田委員。
108:
◯寺田委員 取組3、安心できる地域医療の充実ということで、少し今問題になっている、いわゆる感染症対策ですよね。これは少し救急医療とはまた少し違う体制が必要というような形で言われておりますので、その辺の記載をどこかに入れておいて、今後のフォロー体制というのを取れるように少しやったらどうかなと。
それと、もう一つ、取組5、誰もがスポーツに親しむまちづくりの推進というところで、実際スポーツというのは、結構企業が協力団体になって応援している例があるわけですけれども、袋井市の場合は、お隣の磐田市のような形はあまり取れてはいないわけですけれども、少しその辺の記載をどこかに入れておくということも必要かなと思いますので、少しその辺のところを2点お聞きいたします。
109:
◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。
110:
◯藤田企画政策課長 1点目の感染症に関しましては、計画策定の議論を進める中で、後ほど御説明の中で出てまいりますが、政策5の安全・安心に暮らせるまちを目指すと、こうしたところに、万全な危機管理体制という中に、庁内全体で取り組むという点もございまして、感染症の予防、後ほど御説明をさせていただきますが、そちらのほうで整理、記載をさせていただいたところでございます。
111:
◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。
112: ◯渡邊スポーツ政策課長 二つ目のスポーツと企業の連携の点でございます。
61ページの基本方針の4に、スポーツを通じた地域活性化ということで、こちらに企業や各種関係団体と連携という言葉で、この中に、例えば磐田市がヤマハ発動機株式会社、ジュビロとかサッカー、ラグビーと連携しているということと同じように、袋井市でも、今後ヤマハ発動機株式会社のラグビー部のプロ化が進められております。その中で、拠点の施設ということで、今、ジュビロスタジアムとエコパスタジアムを拠点に、今度ラグビーのプロ化を今進めておりまして、その中で、エコパスタジアムがある袋井市とも、ヤマハ発動機株式会社、こちら、また連携していくということで、現在、協定締結に向けて手続のほう、事務レベルから進めている段階でおります。実際には、来年からラグビーの新しいプロ化がなったときには、いろいろな面で、エコパスタジアムでこういう試合が開催されて、今でもやっているんですけれども、今後そういう中で、袋井市もヤマハ発動機株式会社と連携したスポーツの取組を行っていく予定でございますので、御理解いただきたいと思います。
113:
◯伊藤委員長 寺田委員。
114:
◯寺田委員 実際に、大塚製薬株式会社とかハウス食品株式会社とか、各種スポーツイベントにいろいろ御協力いただいていると思うんですけれども、もう少し目立った記載というのか、そういうところもあってもいいのかなというような形に思ったものですから。もし表面的に少し強調できるようなことがあれば、また検討をお願いしたいと思います。
感染症については分かりました。
115:
◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。
116: ◯渡邊スポーツ政策課長 その他の市内にある企業、ほかの企業との連携ということで具体的に記載ということですので、こちらは全体の中で記載できるかどうか、いま一度検討させていただきたいと思います。
117:
◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118:
◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、政策2については終了といたします。
次に、政策4、取組2について当局から説明を求めます。
藤田企画政策課長。
119:
◯藤田企画政策課長 (省略)
120:
◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。
1点だけ、よろしいですか。
121: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。
伊藤委員。
122:
◯伊藤委員長 それでは、私から、内容というよりは給食についてという部分でお伺いをしたいんですけれども、病院給食についても取組を始められているという部分でお話を聞いていますので、その辺の進捗という部分と、あと、やはり学校給食の部分でお話を伺っているのは、結構使いたいんだけれども、品目がなかなか市内の生産農産物で少ないというような話で、使いたいんだけれども、いわゆる供給のほうが足りないというような部分が、いわゆる農政課とのすり合わせができているか、そういった部分を、すり合わせをどういうように行っているかという部分で、今後につながる部分でお話をいただきたいと思います。
123: ◯高橋副委員長 小鷹おいしい給食課長。
124: ◯小鷹おいしい給食課長 伊藤委員からの質問にお答え申し上げます。
まず、病院の関係の給食が出ましたが、病院のほうも地産地消を進めるに当たりまして、それは聖隷袋井市民病院でありますが、私どもの職員が地産地消を行える体制をサポートするような形で、農家との仲介役等をしておると。それは恐らく数年前から実績を積んでいると思っております。
次に、学校給食の地産地消の推進の中で、品目数の問題を挙げていただきました。
確かに、学校給食では当然幅広く食材を使うわけですが、御承知のとおり、袋井市は農地の中で畑が非常に少ないということがありまして、これまで野菜を作る農家の数が非常に少ないという実態があります。その中で、我々が動く中で、また情報をもらう中で、お米農家に、水稲が終わった後にキャベツを作ってもらったり、ブロッコリーを作ってもらったりというような取組を、こちらからの情報提供であったり、また、こんなのができるんだけど使ってもらえないかというようなやり取りをする中で、少しでも品目数も、農家の御努力によって増やすような取組を進めております。
当然農家、お米のプロであっても、ほかの作物については、非常に資料とかというところが正直ある中で、農家もいろいろ御指導いただければ頑張るんだけどというようなお声もいただいておりますので、ここの取組が、主管が農政課になっておりますので、農政課とも情報交換をしつつ、多くの農家に地産地消の推進をしていただけるよう、助けていただけるよう、努力してまいりたいと思っております。
125: ◯高橋副委員長 伊藤委員。
126:
◯伊藤委員長 要望だけ申し上げます。森町との違いというと、やはり田んぼを使った二毛作、三毛作という部分の積極的な取組だと思いますので、ぜひこちらから農政課に働きかけるような形でお願いしたいと思います。
127: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。
128:
◯伊藤委員長 ありがとうございました。
そのほか、いかがでしょうか。
木下委員。
129:
◯木下委員 私も1点だけ、今の取組3の基本方針4の安全・安心な農産物づくりと地産地消の推進のところの学校給食と病院の給食というか、そこに関しての食物残渣というか、残り物というか、そういうものは何か対策は考えていらっしゃるかどうかという点をお聞きしたいと思います。
130:
◯伊藤委員長 小鷹おいしい給食課長。
131: ◯小鷹おいしい給食課長 木下委員の食物の残菜に対する取組についてお答え申し上げます。
学校給食に関してお答えさせていただきますが、学校給食ではどうしても現状、残菜が発生しております。残菜が2種類ありまして、調理の過程におきます野菜のくずと、あと食べ残しがあります。なるべく野菜のくずを出さないようにという取組は、今、学校給食アドバイザーで、金田先生という方と長いお付き合いをさせていただいておりますが、その先生の御指導の中で、委託をしているメフォス株式会社に直接、やはり調理の工夫というところで、残菜が出ないような御指導をいただいております。
また、やはり学校給食現場での残食というところなんですが、学校給食では1人前の栄養価等を計算して提供しておりますので、どうしても残菜が残ると、食べ残しがあるということは、必要の栄養素が取れないというような課題もあります。そういう意味では、学校の先生等と協力しながら、また、食育という観点で、学校に栄養教諭等が毎日のように各学校を回りまして、食の指導ということを進めております。そういう意味で残菜をなくす、少なくするという努力をセンターの職員、また学校現場において進めていただいているところでございます。
どうしても出る残菜につきましては、環境政策課と協力しまして、地元の農家で引き取ってくれるところがありまして、そこで堆肥化を進めるというようなことの取組も併せて行っております。
132:
◯伊藤委員長 よろしいですか。
それでは、そのほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
133:
◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、政策4については終了といたします。
次に、政策5、取組1について、当局から説明を求めます。
藤田企画政策課長。
134:
◯藤田企画政策課長 (省略)
135:
◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について質疑がある方はお願いします。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
136:
◯伊藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、政策5については終了といたします。
次に、政策6について、当局から説明を求めます。
藤田企画政策課長。
137:
◯藤田企画政策課長 (省略)
138:
◯伊藤委員長 引き続き、取組2について、当局から説明を求めます。
村田生涯学習課長。
139: ◯村田生涯学習課長 (省略)
140:
◯伊藤委員長 引き続き、取組3について、当局から説明を求めます。
鈴木しあわせ推進課長。
141: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略)
142:
◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
寺田委員。
143:
◯寺田委員 政策6のところで、取組3の共生社会の確立、今、しあわせ推進課のほうからも話がありましたけれども、ここに、取組3のところに、一つは、この世代を超えた交流の推進という項目が少しあってもいいのかなと。それと、もう一つは、今、国際交流・多文化共生、男女共同参画ということを言われましたけれども、精神的、身体的に障がいを持っている方の生きやすい社会にしていくというところを、少し何かここに入れたほうがいいのかなという感じがするんですけれども、その辺はどうでしょうか。言葉ではいろいろ書かれているとは思いますけれども、その基本方針の中に、少し入れる必要があるかと思うんですが、その辺、御検討はされていますでしょうか。
144:
◯伊藤委員長 鈴木しあわせ推進課長。
145: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、寺田委員からの御質問でございます。2点ございまして、私からは、障がいを持った方の生きやすい社会という御質問でございます。
これは、先ほどの政策2、取組4で、障がい者のこういう生きやすい社会の実現という部分をうたってございます。この部分では、障がい者の方が地域で住みやすい、例えば啓発活動、今、市役所1階のロビーで、知的障がい者の方の作品を展示ということで、こういう啓発活動を障がい者の団体の方がやっていらっしゃる、こういうのもまず発信する、啓発の一部ということ。
もう一点は、例えば障がい者のグループホームや地域の障がい者施設などで、日常の中で、じゃ、地域の美化運動とか、こういうものに参加して地域と交わる。あるいは、夏祭りなどで地域の皆さんを御招待して、参加していただいて、そこで交流を図ると。そのような形で地域と交流を図りながら共生社会を目指していくと、そういうことで取り組むということで、政策2、取組4でそのようなことで記載させていただいておりますので、こちらのほうは重複ということになりますので、ほかの取組で記載させていただくということで御理解いただきたいと思います。
146:
◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。
147:
◯藤田企画政策課長 2点目の御質問で、世代を超えた交流の推進というところの記述等というお話がございました。
これについては、こちらの現状と課題というところにも記載してございますが、こちらの共生社会の確立については性別、年齢、国籍、こうしたことにかかわらず誰もが個性と能力を十分に発揮できる社会、これを大前提に置いて、全ての整理を行ったというところでございますので、こうした全ての基本方針が記載してございますが、こちらについても、世代を超えてということが全て前提ということでしているものでございますので、あえてそこの部分の記述ということを1本上げてということは今していない。しかしながら、次の分野横断の取組をこの後、御説明させていただきますが、パートの1というところで、さらにそこを強調してこうしたことを進めていくということで、誰もが個性と能力を発揮していくという中に、ここでも、年齢等、国籍、こうしたことを超えて、様々な主体が交流を促進していくということも横断的な取組の中で少し記述をして、横串を入れていくということで整理をさせていただいたところでございます。
148:
◯伊藤委員長 よろしいですか。
そのほかはいかがでしょうか。
木下委員。
149:
◯木下委員 私のほうは、109ページの政策6取組2の基本方針3と4なんですけれども、文化財の保護、これ、個人で持っていらっしゃったり団体で持っていらっしゃるものがあると思うんですけど、この辺の具体的というか、どのような形で保護、活用していくかというところと、それから、図書館機能の拡充ということが記載されていますけど、具体的にはどのように拡充させていくのかというところを教えていただきたいと思います。
150:
◯伊藤委員長 村田生涯学習課長。
151: ◯村田生涯学習課長 それでは、木下委員の御質問にお答え申し上げます。
1点目は、文化財の保護、活用はどのように行っていくかということでございますが、今年度と来年度につきましては、文化財の保護と活用、さらには、その活用という部分で計画を策定しておりますので、その中で具体的な内容についてはお示しできるかと思います。
あと、図書館の機能の拡充という部分でございますが、ICTなんかが今発達している中におきまして、デジタル化とか、そういったものが進んでいる中でございますが、袋井市としましては、まだそれに踏み切るには経費的な問題もあるということの中で、郷土資料、郷土史誌とかそういった袋井市独自のものについては少しずつ今スキャナーで読み込んで、ICTに対応できるようなデジタル化を少し進めているところでございます。
あと、図書館システムにつきましては、子供たちが読書に親しみが持てるような、読書履歴が示された通帳の導入、そういったものを充実させて、図書が好きな子供たちが育つような環境づくりに努めているところでございます。
152:
◯伊藤委員長 木下委員。
153:
◯木下委員 ぜひ計画を策定して、多分保護、保全するのが非常に費用がかかったり、技術が要ったりするので、しっかり策定していただきたいと思います。
図書館というのはなかなか維持するのも大変なのかなという感じがして、できれば基本方針3、文化・芸術の振興と一緒にしてしまったほうがいいのかなと。一つの、ワンストップでそこに行けば、図書館とそういう芸術的なものと一緒に、今、袋井市の何かデジタル化ということがございましたけど、まさに、中身的には多分、基本方針3の部分の内容をデジタル化して図書館にという感じになるのかもしれないので、自分の考えは、この基本方針3と4って一つのものにしてしまったほうが、利用者もワンストップでできるし、維持管理も非常にいいんじゃないかなというので、今後、そのような形を取っていかれるような政策はいかがでしょうか。
154:
◯伊藤委員長 村田生涯学習課長。
155: ◯村田生涯学習課長 ただいまの木下委員の御質問にお答え申し上げます。
今後、文化財の保護、活用をするために、しっかりとした計画をつくっていきたいと考えております。
それから、2点目ですけれども、文化・芸術の部門と図書館の連携という部分でございますが、ただいま浅羽支所の利活用ということの中で、一番市民に親しまれる、市民にとっていい方法ということで、浅羽支所の利活用を検討しております。その中で、皆さん御承知のとおり、浅羽支所周辺には浅羽図書館、それから近藤記念館、郷土資料館、歴史文化館、そういったものが集積しておりますので、袋井図書館は駅前のほうにあるものですから、少し離れてしまうんですけれども、そこら辺の浅羽地域につきましては、そういった連携をより図れるように、浅羽支所の利活用も考える中で、エリアとして考えていきたいと考えております。
156:
◯伊藤委員長 そのほかはいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
157:
◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、政策6については終了といたします。
次に、第3節、分野横断で取り組むべき考え方について、当局から説明を求めます。
藤田企画政策課長。
158:
◯藤田企画政策課長 (省略)
159:
◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明に対して、御意見等ありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
160:
◯伊藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、第3節については終了といたします。
ありがとうございました。
それでは、今まで会議を進めさせていただいて、最後に特に全体を通して御意見があればお伺いしたいと思いますけれども、委員の皆様方から御意見等あればお受けしたいと思いますが、いかがでしょう。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
161:
◯伊藤委員長 それでは、特になければ、
民生文教委員会における議第113号につきまして、所管分については了とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
162:
◯伊藤委員長 ありがとうございます。
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で、協議事項は全て終了いたしました。
これをもちまして、
民生文教委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
(午前11時23分 閉会)
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