午前10時00分 開会
○
寺本義勝 分科会長 ただいまから
予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。
これより、
都市建設局のうち、
公共建築部及び
土木部並びに
各区土木センターに関する
議案の
審査を行います。
まず、議第3号「
令和4年度
熊本市
一般会計予算」中、当
分科会関係分についての
説明を求めます。
◎
平石研吾 建築保全課長 予算決算委員会説明資料の399ページ
中段をお願いいたします。
土木総務費でございます。
建築保全課予算の2番、
公共建築物定期点検業務委託として、7,820万円を計上しております。これは、
建築基準法に基づき
市有建築物の構造、
仕上げ材、
設備等について、劣化や
作動状況を点検するための
経費でございます。
次に、3番、
公共施設保守点検集約経費として1億4,880万円を計上しております。これは、
市有建築物に附帯する
設備の
保守点検を実施する
経費でございます。
◎
渡部秀和 首席審議員兼
土木総務課長 続きまして、400ページをお願いいたします。
道路橋梁総務費でございます。
土木総務課予算の4番、
道路台帳整備経費としまして、6,017万7,000円を計上しております。これは、
道路の
新設や
工事に伴います
台帳更新など、
道路法第28条に基づく
道路台帳の
整備に要する
経費でございます。
次に、402ページをお願いいたします。
道路橋梁維持費でございます。10番、(
市道)
舗装補修経費(
単独)としまして、12億7,920万円を計上しております。これは、
市道の
老朽化に伴います
舗装の打ち換えや
補修の
経費でございます。
次に、403ページをお願いいたします。
道路橋梁新設改良費でございます。2番の(
国県道)
道路橋梁改築経費(
補助金)としまして、36億5,740万円を計上しております。これは、
熊本西環状道路の
整備経費でございます。
続きまして、404ページの
下段をお願いいたします。
道路交通安全施設費でございます。1番から4番までは、
歩道整備や
交差点改良、視覚障がい
者誘導ブロック等の
設置経費でございまして、合わせて12億7,770万円を計上しております。
また、5番、6番は、
自転車関連経費としまして、白川ちゃりんぽみちや
熊本玉名線等におきます
自転車走行空間の
整備経費としまして、5,770万円を計上しております。
次に、405ページをお願いします。
河川費でございます。1番の
広域河川改修経費としまして、2億5,930万円を、次の406ページの8番、
浸水解消対策経費としまして、2億5,500万円を計上しております。これは、鶯川、健軍川、
藻器堀川などの
河道改修経費や
雨水排水施設の
整備経費でございます。
次に、407ページをお願いいたします。
水路費でございます。2番の
一般排水路整備経費及び3番の
一般排水路管理経費といたしまして、2億6,997万9,000円を計上しております。これは、市民の
生活環境を保全するための
一般排水路の
整備経費や
除草、
しゅんせつ等の
維持管理経費でございます。
続きまして、412ページの
下段をお願いいたします。
街路事業費でございます。
土木総務課予算の2番、(
国県道)
街路整備経費(防災安全)と、3番の(
国県道)
街路整備経費(
単独)としまして、合計で12億6,440万円を計上しております。これは、
都市計画道路新町戸坂線や
上熊本弓削線等の
整備に関する
経費でございます。
次に、413ページをお願いいたします。
公園費でございます。1番の
全国都市緑化フェア開催経費としまして、13億850万円を計上しております。これは、
全国都市緑化くまもとフェア実行委員会への
負担金等の費用でございます。
次に、414ページをお願いいたします。
10番の
公園維持管理経費としまして、6億1,909万4,000円を計上しております。これは、
公園の
除草や剪定、
伐採等の
維持管理に要する
経費でございます。
続きまして、416ページの
中段をお願いいたします。
土木費災害復旧費でございます。
土木総務課予算の1番、
道路災害復旧経費としまして、7億円を計上しております。これは、
熊本地震で被災しました
道路施設の
復旧経費でございます。
以上で
説明を終わります。
○
寺本義勝 分科会長 次に、議第11号「
令和4年度
熊本市
公共用地先行取得事業会計予算」についての
説明を求めます。
◎
渡部秀和 首席審議員兼
土木総務課長 公共用地先行取得事業会計について御
説明申し上げます。
資料の418ページをお願いいたします。
まず、
下段の
歳出予算から
説明させていただきます。まず、
公債費としまして、総額9,164万8,000円を計上しております。
次に、
上段の
歳入予算でございますが、
上段の
土地売払収入としまして、
歳出予算と同額を計上しております。
説明は以上でございます。
○
寺本義勝 分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより
質疑を行います。
分担議案について、
質疑及び意見をお願いいたします。
◆
高本一臣 委員 413ページの2番、
水前寺江津湖公園利活用・
保全経費、
照明灯を
LED化されるということで、1億9,380万円の
予算が計上されていますが、これは
確認ですけれども、イメージとして
既存でついているやつを全て
LED化するという形か、それとも、何かこう
新設で増やすというような形の
事業なのか、お尋ねいたします。
◎
弓削秀和 公園課長 水前寺江津湖公園の
LED化につきましては、現在、
灯具、それから
ポールあたりも含めまして、全て
LEDに建て替えるというところで、計上させていただいております。
◆
高本一臣 委員 今、建っているやつを
LEDに替えるということなんですか。
◎
弓削秀和 公園課長 はい、そうでございます。
◆
高本一臣 委員 では、例えば今100基あるとすると、増やすとかそういうことはないわけですね。100基あればその100基を
LEDに替えるということですか。
◎
弓削秀和 公園課長 はい、今現状あるやつ、
既存のやつを
LEDに改修しているというところです。
◆
高本一臣 委員 LED化することによって、もちろん
ランニングコストはかなり抑えられるし、その都度、その都度替えなくていいし、これは多分
緑化フェアに伴って、
江津湖辺りも
利活用を推進するという形での
事業だと思います。
債務負担行為を計上していないということは、もう
令和4年度で終わるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
◎
弓削秀和 公園課長 3期の
整備で200基近く
整備しておりまして、来年度の
令和4年度で終わりということになります。
◆
高本一臣 委員 請負の
業者さんの
関係もあるかもしれないですけれども、できるだけ早く取替えをして、スムーズにいくようにお願いしておきます。
以上です。
◆
村上博 委員 これは
LED化することによって、どのくらい
経費を節約できるといいますか、これまでとどのくらい
金額的に違うとかといった計算は出ていますか。
◎
弓削秀和 公園課長 現在、
水前寺江津湖公園の
LED化、それとは別に各
公園の
照明灯においても
LED化を進めてございます。すみません、ちょっと細かいところの
削減数値については、後ほどお伝えさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
◆
村上博 委員 では、ここは
水前寺江津湖公園というふうに限定されていますので、ここだけでどのくらいこれまでと違うのかということを教えてください。
◎
弓削秀和 公園課長 はい、分かりました。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
◆
落水清弘 委員 花園池亀線、それと
池田町
花園線について、ちょっと教えていただきたいんですけれども、
池田町
花園線の方は、
小山田排水機場の
関係の
プールを
池田町
花園線の下に造るということで
計画がされていると聞いておりますけれども、現在の
進捗状況を
両方とも教えていただきたいというのと、
時系列にちょっと分かる範囲で結構なんですけれども、
池田町
花園線の方はちょっと長くかかるので、ちょっと長いスパンで分からないところがあるかと思いますけれども、御
説明いただきたい。
それと、
花園池亀線の方で、
水道管を橋に架ける
工事が何らかの事情で止まっているということも聞いたんですけれども、これも分かれば教えてください。
◎
上野幸威 首席審議員兼
道路整備課長 まず、
花園池亀線について御
説明させていただきます。現在、本妙寺の下を通ります参道、そちらの方の
開削トンネルを施工させていただいておりまして、こちらの方が
令和5年度末までに開通させるところで、現在
整備を進めているところでございます。
今、
委員がおっしゃいました
池田町
花園線外3線になりますけれども、こちらの方が現在、下
水道の
排水機場関連の
事業が
井芹川の東側に
計画されておりますために、
道路計画自体は
令和8年度を目指してやっているところですが、そちらの
排水機場関連との
調整をしておりますので、少し後ろの方に延びていくような
可能性があるところでございます。
最後に、
橋梁の
水道管でございますけれども、現在、
上下水道局と
調整させていただいておりまして、今後、
橋梁への添架について進めていきたいというふうに考えておるところでございます。よろしいですか、すみません。
◆
落水清弘 委員 今の橋の
水道管の件ですけれども、
請負業者が決まらなくて困っているような話を聞いております。ぜひバックアップをしていただいて、あれもできないと
道路もできませんので、よろしくお願いしたい。
それと、今の
小山田排水機場の
プールの話は分からないですか、
河川課の方では分かるんですか。
◎
松窪昭宏 河川課長 小山田排水機場対岸の
井芹第8号、第10号の
道路に埋設する
貯留管の
ボックスの件だと思います。
これにつきましては、現在、
井芹第8号、第10号の
詳細設計、
模型実験と
導水路の
詳細設計等を行っておりまして、
令和4年度から
工事に着手したいという予定で現在進めているところでございます。
また、
ボックスにつきましては、
導水路辺りの
工事の
状況を見ながらの発注となってきますことから、正確に何年度ということは控えさせていただきたいんですけれども、まずは、
令和4年度から
導水路の
工事に入ってまいりますので、できるだけ早急に
導水路の
工事を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
◆
落水清弘 委員 ありがとうございます。
地域、企業からも
陳情書が出ている案件ですので、一度
地域説明会等も進めていただきたいと思っておりますので、その辺は御了解いただけますでしょうか。
◎
松窪昭宏 河川課長 地元の方々にも、しっかり
説明等をしながら、進めてまいりたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。
◆
落水清弘 委員 よろしくお願いします。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
◆
北川哉 委員 412ページの
街路事業費、3番の(
国県道)
街路整備経費(
単独)と5番の(
市道)
街路整備経費(
単独)です。
こちらに、(仮)
熊本都市圏連絡道路調査経費ということで書いてあります。
両方ともですね、1億2,930万円と2億1,610万円と。これの上の
整備経費とこの
調査経費との
金額の
内訳は、分かりますか。
◎
飯田考祐 道路計画課長 御
質問の(仮)
熊本都市圏連絡道路調査経費でございますけれども、(
国県道)
街路整備経費(
単独)と下の方の(
市道)
街路整備経費(
単独)とありますけれども、合わせて1億1,000万円を計上させていただいているところでございます。
そのうち
補助金を活用するものにつきましては、6,000万円を計上しておりまして、
単独費で5,000万円を計上しているところでございます。
以上でございます。
◆
北川哉 委員 ありがとうございました。
これは、
連絡道路、後で
説明あると思うんですけれども、10分・20分
構想プラス有明海沿岸連絡道路に関するものだけでしょうか。
◎
飯田考祐 道路計画課長 内訳としましては、
熊本都市圏連絡道路と
有明海沿岸道路の
調査費でございます。
以上です。
◆
北川哉 委員 これ、
有明海沿岸道路が入っているということですか。
有明海沿岸連絡道路ではなくて、
有明海沿岸道路ですか。
◎
飯田考祐 道路計画課長 有明海沿岸道路の
調査費でございます。
○
寺本義勝 分科会長 すみません。今の
確認なんだけれども、一番最初の3番と5番の(仮)
熊本都市圏道路整備調査経費1億1,000万円で、6,000万は
補助金を活用してという
答えだったかな。
◎
飯田考祐 道路計画課長 はい。
○
寺本義勝 分科会長 けど、
財源内訳の
国県の欄には
金額が入っていないんだけれども、これはどういうことか。
◎
飯田考祐 道路計画課長 失礼いたしました。
国の
補助金を活用しますのは、403ページの
土木総務課の5番でございます。(
国県道)
道路調査経費(
補助金)、これが
補助金を活用するものでございます。
熊本都市圏連絡道路の方で6,000万円、
有明海沿岸道路の方で900万円を計上しているところでございます。
そして、412ページの
土木総務課の3番と5番、これはともに2,500万円ずつで、合わせて5,000万円、これは
単独費を活用する分でございます。
○
寺本義勝 分科会長 だから、さっき5,000万円と6,000万円で、
質問は3番と5番の
経費についての
質問だったのよね。で、それではなくて
答えには、
補助金を言ったのは、402ページの分も含めて答弁したわけね。
だから、3番と5番の
経費について聞かれたので、3番と5番のことを
答えるようにしてくださいね。はい、了解しました。
ほかにありませんか。
◆
落水清弘 委員 交通安全施設整備関係ですけれども、昨日の
新聞で、
電動スクーター新
ルールというのが出ておりましたけれども、何かこれについて国から
交通安全施設に関しての話は、今来ていますか。
◎
米村浩介 土木部長 この件について、まだ、国からのお話、通知はありません。
◆
落水清弘 委員 新聞にも書いてあるとおり、
最高時速が20キロと書いてありますので、これはちょっと早急に調べておった方がいいと思います。
もう一つあるのは、昨日話しました
自転車の
ヘルメットの件ですよ。これは、もう
ついで話になってしまいますけれども、これもやはり
整合性の問題があって、
条例の運用がしづらくなる。要するに
自転車に乗っている人に
ヘルメットをかぶりなさいと、
スクーターで走っている人には、知らぬ顔でいるわけでしょう。同じところを走っていますからね。
やはり
自転車の方は、あれは何ですかというふうに言いたくなるし、
時速20キロといったならば、私は常識的に
ヘルメットが必要だと思いますけれども、それは私の主観ですから別にして、そこら辺もきちんと
整合性が取れるような仕組みにしていかないと、今後様々な問題が起きる
可能性がありますので、この
電動スクーターの
ルールについては、きっちり早めに取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
(発言する者なし)
○
寺本義勝 分科会長 ほかになければ、以上で
都市建設局のうち、
公共建築部及び
土木部並びに
各区土木センターに関する
議案の
審査を終了いたします。
これをもちまして
都市整備分科会を閉会いたします。
午前10時21分 閉会