与謝野町議会 > 2021-12-02 >
12月02日-01号

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  1. 与謝野町議会 2021-12-02
    12月02日-01号


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    最終取得日: 2023-05-06
    令和 3年 12月 定例会(第105回)          第105回令和3年12月与謝野町議会定例会会議録(第1号)招集年月日 令和3年12月2日開閉会日時 午前9時30分 開会~午前11時39分 散会招集の場所 与謝野町議会会議場1.出席議員       1番  高岡伸明       9番  和田裕之       2番  永島洋視      10番  河邉新太郎       3番  杉上忠義      11番  浪江秀明       4番  山崎良磨      12番  渡邉貫治       5番  下村隆夫      13番  家城 功       6番  安達種雄      15番  宮崎有平       7番  今井浩介      16番  多田正成       8番  山崎政史2.欠席議員(なし)3.職務のため議場に出席した者      議会事務局長    前田昌一    書記        須田美鈴4.地方自治法第121条第1項の規定により、説明のため出席した者      町長        山添藤真    代表監査委員    田中眞一      副町長       和田 茂    教育長       長島雅彦      企画財政課長    小池大介    教育次長      柴田勝久      総務課長      長島栄作    社会教育課長    植田弘志      防災安全課長    藤垣浩二    福祉課長      田辺茂雄      CATVセンター長 小牧伸行    子育て応援課長   下川賢司      税務課長      吉田雅広    保健課長      平野公規      住民環境課長    中上伸午    商工振興課長    小室光秀      会計室長      安田 敦    観光交流課長    谷口義明      建設課長      柴山 進    上下水道課長    山添雅男      農林課長      井上雅之5.議事日程  日程第1         会議録署名議員の指名  日程第2         会期の決定について  日程第3         諸般の報告  日程第4 議案第114号 与謝野町国民健康保険条例の一部改正について                               (提案理由説明)  日程第5 議案第115号 与謝野町大豆・米乾燥調製施設指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第6 議案第116号 与謝野町生産物特産加工販売施設指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第7 議案第117号 大内峠一字観公園の指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第8 議案第118号 旧加悦鉄道加悦駅舎指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第9 議案第119号 旧尾藤家住宅の指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第10 議案第120号 かや山の家の指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第11 議案第121号 加悦椿文化資料館指定管理者の指定について                               (提案理由説明)  日程第12 議案第122号 財産の無償譲渡ついて                               (提案理由説明)  日程第13 議案第123号 町道路線の認定について                            (提案理由説明~表決)  日程第14 議案第124号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)                               (提案理由説明)  日程第15 議案第125号 令和3年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)                               (提案理由説明)  日程第16 議案第126号 令和3年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第17 議案第127号 令和3年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第18 議案第128号 令和3年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第19 議案第129号 令和3年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)                               (提案理由説明)  日程第20 議案第130号 令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)                               (提案理由説明)6.議事の経過     (開会 午前9時30分) ○議長(多田正成) 改めまして、皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員数は15人であります。定足数に達しておりますので、これより第105回令和3年12月定例会を開会し、本日の会議を開きます。 まず、私のほうから、開会に先立ち一言ご挨拶を申し上げます。 先日は臨時議会、大変ご苦労さまでした。 さて、時のたつのを、実に早く感じますが、今年も12月師走の月となりました。本日から20日まで定例議会をお世話になりますが、12月といえば、次年度の予算編成の時期でもあります。山添町政、最終年度の残り4か月であります。とりわけ厳しい財政状況はお分かりだと思いますが、新年度予算に向け、どうしても気になるのが財政運営であります。企業も行政も経営には財政運営は欠かすことができません。また、財政の厳しさは経営する以上、避けて通ることはできませんが、厳しさにも善と悪がありまして、同じ厳しくても善の財政運営が重要であります。当町は、残念ですが悪の財政サイクルになっていますので、最終仕上げとして、ぜひ新年度予算では善の方向になるよう改善をお示しいただきたいと思います。 さて、コロナ禍ですが、ワクチン接種が功を成しているのか、少し落ち着きを見せておりますが、しかしまだ、収束には至っておりません。当町も接種人口の89.1%の方が積極的に受けていただき、少しは効果を期待しておりますが、先日、町村会創立100周年に出席させていただき、基調講演の中でコロナ根絶には、もう1年我慢が必要とのことでした。 私も当然、そのとおりだと考えますが、しかし、また南アフリカ、欧州諸国では新たな変異株、オミクロンが新たに拡散し、先日、我が国でも成田空港で感染者が確認され、コロナ、デルタより感染率がきついとも報道されており、いま一度、気を緩めずお気をつけいただき、節度ある行動に心がけていただきますよう、お願いいたします。 さて、今定例会の上程議案は、条例一部改正1件、指定管理7件、財産無償譲渡1件、町道認定1件、一般特別会計補正予算、合わせ7件、合計17件が上程されております。議案の内容に沿って、次につながる質疑をよろしくお願いしまして、簡単ですが、開会のご挨拶とさせていただきます。 本日から20日までの会期、大変ご苦労さまですが、よろしくお願いいたします。 それではここで、山添町長からご挨拶の申出がありますので、お受けいたしたいと思います。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 皆さん、おはようございます。 暦の上では小雪を迎え、そろそろ山々の赤や黄色、緑の色鮮やかであったコントラストも終わりが近づき、やがてその頂きには白いベールに包まれる季節と移り変わってまいります。年の瀬に向かい、何かと気ぜわしい中、本日ここに第105回令和3年12月与謝野町議会定例会の招集をお願いをいたしましたところ、多田議長はじめ議員の皆様方にはご参集をいただき、誠にありがとうございます。 本定例会でご提案申し上げます議案につきましては、与謝野町国民健康保険条例の一部改正のほか、与謝野町大豆・米乾燥調製施設指定管理者の指定をはじめ、各種公共施設指定管理者の指定案件を合わせて7件、財産の無償譲渡、町道路線の認定並びに一般会計をはじめとする各会計の補正予算7議案の都合17議案をご審議いただくことといたしております。いずれの提出議案も町民の皆様方の生活に深く関係をする議案であり、何とぞ慎重審議を賜りますよう、お願いを申し上げます。 また、このたび、当初の予定から3か月遅れとなりましたが、つばきこども園が完成をし、12月8日には竣工式、13日には開園式を執り行う運びとなりました。それに伴い、65年にわたり桑飼地域の就学前の保育を担っていただきました、桑飼保育園が閉園となりました。この場をお借りし、つばきこども園建設にご尽力をいただきました関係者の皆様方、また、長きにわたり桑飼保育園をご支援、ご協力をいただきました多くの皆様方に、改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 完成を心待ちにしていた161名の園児の、新園舎での健やかな成長を、私を含め職員一同、全力でサポートをしてまいりたいと考えております。引き続き保護者の皆様方、地域の皆様方、関係者の皆様方の変わらぬご支援、ご協力をお願いを申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症の感染状況につきましては、全国的に比較的落ち着いた状況でありますが、隣国の韓国におきましては、11月1日から段階的日常回復への転換を実施した以降、再び感染者が急増しているほか、新たな変異株の感染が世界的に拡大をしている状況であり、日本におきましても予断を許さない状況であると考えております。 今回の補正予算におきましては、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種の予算を計上するほか、今後も第6波に向けた対策経費についても一部前倒しをし、予算計上をさせていただいております。この比較的感染状況が落ち着いている今のうちに京都府とも連携をし、第6波に備えた対策に取り組まなければならないと考えております。 本定例会におきましても、議員の皆様方よりご質問などを通し、町政に対する多くのご意見を頂戴することで、議員の皆様方とより深い議論を重ねてまいりたいと考えております。議員の皆様方におかれましても、ご理解とご協力をお願いを申し上げます。 簡単ではございますが、本定例会の開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。 それでは、12月定例会もどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(多田正成) 本日の会議はお手元に配付しております議事日程に従い進めたいと思います。 ご報告いたします。お手元に配付しておりますように、本定例会に提出されております議案は、議案第114号 与謝野町国民健康保険条例の一部改正について、ほか16件であります。以上、17件を上程します。 次に、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第123条の規定により、7番今井浩介議員、8番山崎政史議員を指名いたします。 以上の両議員に差し支えのある場合は、次の議席の議員にお願いいたします。 次に、日程第2 会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月20日までの19日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(多田正成) ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、本日から12月20日までの19日間と決定しました。 次に、日程第3 諸般の報告を行います。 諸般の報告については質疑はいたしませんので、念のため申し上げておきます。 最初に、総務文教厚生常任委員会の活動報告をお願いします。 杉上委員長。 ◆総務文教厚生常任委員長(杉上忠義) それでは、総務文教厚生常任委員会からの報告をいたします。 10月13日に子育て応援課から加悦地域こども園に関する事項の報告を受けました。園の名称の決定につきまして、公募した中で多かった中から、つばき、かや、大江山の中から名称選考会を10月5日に開催し、与謝野町立つばきこども園に決定しました。 続きまして、開園日につきましては、7月に実施しました開園日に関するアンケート調査の結果、保護者94人、年長児41人、保育士17人、全体から152人の結果は、令和3年12月開園が66人の44%、令和4年4月開園が78人の51%、そのほか8人5%という4月開園を望まれているという結果があったと報告がありました。 委員会の中からも、委員の間からアンケート調査を尊重し、4月開園とするべきだという意見が出されました。しかし、子育て応援課から、町としては年長児の41人中33人、80%が12月開園を望んでいることから、保育教育環境の変化による園児への影響を第一に考えるとともに保護者・園児・保育士の意見を総合的に判断し、開園時期を12月13日に決定したいと考えているということを議員の皆さんのご理解をいただきたいという、今後の方針の報告があり、11月29日の議会臨時会に条例の一部改正を上程するということになりました。 アンケート調査の結果の中からありました、心配・不安の思われることを踏まえ、委員の中から通園時の安全対策、環境の変化にしっかり対応していただきたい、保育士の人事異動による、園児がストレスを感じないように配慮していただきたいことをお願いしたい。また、桑飼小学校解体撤去工事の安全・騒音防止をしっかりやってもらいたいなどの意見、要望が出されました。 続きまして、総務課から休日の日直業務体制につきまして報告を受けました。令和4年1月8日土曜日以降の閉庁日から本庁舎、加悦庁舎は終日閉館します。野田川庁舎では、今までどおり、日中は日直勤務の職員、夜間は警備員が対応することとなりましたということを報告がありました。 続きまして、加悦地区にある旧加悦社会福祉センターの解体につきまして、総務課から報告がありました。来年3月から解体撤去する工事に着工するということが報告されまして、詳細につきましては、12月定例会の本委員会におきまして説明、報告したい旨がありました。 11月5日には、委員会の懸案となっていました社会福祉法人北星会与謝の園との懇談会を、新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いたことから、場所を与謝の園とした懇談会を開催することができました。 出席者は、与謝の園の施設長、事務長、当常任委員会の8名、オブザーバーとして町の福祉課長、議会事務局長、事務局主任で行いました。介護の現場を視察し、与謝の園施設長から施設の現状について説明を受けました。資料をたくさん用意していただきまして、丁寧に説明をしていただきました。 与謝の園は、昭和60年4月に与謝郡管内において、初めての特別養護老人ホームとして開設されました。今年度で37年が経過した。この間、当地域の福祉、高齢者福祉の向上、夏祭り等を通じての地域社会との交流を深めていただきましたことに感謝を申し上げました。しかし、建物、施設の老朽化、進行形であります地盤沈下による厳しい困難な状況に置かれていることがよく分かりました。気になる点は、また、大変心配しなくてはならない点は、京都丹後土木事務所による建築基準法に基づいた指摘、防火消防設備等の項目についても消防署の立入検査での指摘があること。建物構造上の生活住環境の不具合、プライバシー等の問題は京都府指導監査、指摘事項になっていることなど、大変心配し、困難な状況に置かれていることが分かりました。 しかしながら、経済的理由などで、応急処置もできないほどに苦しんでいることも分かりました。こういったことから、桑飼小学校の解体撤去状況にもよりますが、できるだけ早く新しい与謝の園を完成したいと取り組んでおられる現状もお聞きしました。現状の計画では、令和5年11月か、また12月に完成オープンを目指して進めておられることもお聞きしたところでございますし、その中で、地域交流施設の新設活用による、これまでどおりの引き続きの地域との交流、また、隣接することになります加悦地域こども園、また、子供たちとの交流の仕方、住み慣れた地域での高齢者福祉施設での生活を望む人々が多いことからも、高齢者が安心して暮らせる居場所づくりについて、有意義な意見交換がすることができました。 以上、総務文教厚生常任委員会からの報告といたします。 ○議長(多田正成) 次に、産業建設環境常任委員会の活動報告をお願いします。 下村委員長。 ◆産業建設環境常任委員長(下村隆夫) おはようございます。 産業建設環境常任委員会の報告をいたします。令和3年10月13日並びに18日の両日開催いたしました。 開催した目的は、観光交流課の道の駅の視察並びに住民環境課の気候非常事態宣言についての報告並びに岩滝最終処理場シーケンサー機器の修繕についてでございます。 詳細については、特に述べることはないんですが、道の駅の視察については野菜搬入の経路の問題、トイレが外側からしか入れない等が変更になったのを議会としては聞いていなかったということでございました。今後の形としては、現行の運営からではなく、新たに、指定管理者には道の駅とした提案をしてもらえるようにするという答えをもらいました。 クアハウスにおいては、ろ過器交換について、また、費用がかかるというお話しでございました。予備費のうちから180万円を対応したというように聞いております。 住民環境課のほうは気候非常事態宣言を行ったということが10月20日に行われたということで、承りました。脱炭素社会の構築と持続可能なまちづくりのために行っておるんですが、北部連携都市圏参加市町では、宮津市と当町だけで、他の市町は参加してないということでございました。 岩滝最終処理場シーケンサー機能修繕については、本年に入り6回も止まり、来年度の当初予算での考えでしたが、部品の調達が困難ということで、シーケンサーが見つかったので、直ちに改修を行いたいと、改修費用が1,300万円かかるが、宮津与謝環境組合の10月補正で1,600万円減額になり、この財源を充当した修繕をしたいということでございました。 耐用年数は10年であるということでしたので、今後はそういったことについて、計画をきちっと立てるように申し述べてあります。以上です。 ○議長(多田正成) 続きまして、一部事務組合の報告をお願いします。 最初に与謝野町宮津市中学校組合議会の報告をお願いします。 7番、今井議員。 ◆7番(今井浩介) それでは、与謝野町宮津市中学校組合議会の報告をさせていただきます。 令和3年9月16日に第3回定例会が開会をされました。議案第6号、議案第7号では、組合公平委員会委員の選任について、こちらは全員承認で可決をされました。 議案第8号 組合教育委員会委員の任命について、全員承認で可決をされました。 議案第9号 組合監査委員条例の一部改正について、地方自治法の一部改正に伴い改正をされ、全員承認で可決をされました。 議案第10号 組合特別職の職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正について、学校医等が非常勤の特別職となることから改正をされ、全員承認で可決をされました。 議案第11号 一般会計補正予算(第1号)は、ICT支援業務委託料72万3,000円や修学旅行キャンセル料補助金143万5,000円など、歳入歳出それぞれ824万4,000円増額し、総額を1億935万5,000円にするとして、質疑の後、全員承認で可決をされました。 議案第12号 令和2年度一般会計歳入歳出決算認定について、こちらも質疑の後、全員承認で可決をされました。 以上で、与謝野町宮津市中学校組合議会の報告とさせていただきます。 ○議長(多田正成) 次に、宮津与謝消防組合議会の報告をお願いいたします。 8番、山崎政史議員。 ◆8番(山崎政史) 宮津与謝消防組合の報告をいたします。 10月19日に宮津市議会議事堂において、令和3年第2回10月宮津与謝消防組合定例会が開催されました。定例会に先立ち、全員協議会が開催され、消防指令センター共同運用の進捗状況についての説明がありました。 次に、定例会では、管理者である城崎宮津市長から1月から9月までの火災救助、救急・救助の出動件数について報告があり、火災件数7件で昨年同期より3件の減少、救急件数1,559件で昨年同期より109件の増加、救助件数20件で昨年同期より10件増加との報告がありました。 次に、議案については、条例の一部改正が2件と加悦谷分署及び橋北分署の高規格救急車を2台更新するなどを含む、歳入総額8億8,071万6,340円、歳出総額8億4,462万8,358円、歳入歳出差引額3,608万7,982円となる令和2年度宮津与謝消防組合歳入歳出決算認定が提出され、全員賛成で可決、認定されました。 以上で、宮津与謝消防組合の報告を終わります。 ○議長(多田正成) 次に、宮津与謝環境組合議会の報告をお願いいたします。 13番、家城議員。 ◆13番(家城功) 宮津与謝環境組合議会の報告をさせていただきます。少し時間を頂きますが、よろしくお願いします。 令和3年10月21日木曜日午後から、第2回令和3年宮津与謝環境組合議会定例会が招集され、開催されました。こちらも、定例会に先立ち全員協議会が行われ、内容につきましては、7月に発生した焼却施設の飛灰ダイオキシン類濃度の基準値超過についての説明がございました。 原因究明と再発防止に向けた試運転、試験運転を10月14日から11月24日までの40日間行い、また、データの分析や報告書の作成に約2週間をかけて、最終的には12月8日、あと1週間後ぐらいになりますが、報告ができる体制であるとの説明を受けました。試運転では、今回の原因と見られるガス冷却室を中心に冷却水や水質の温度などを六つのパターン、ケースを想定して行うと同時に、また、メタン発酵時の処理や発酵残留処理、分離水の処理、また排水処理、焼却処理についても総合的に行うということでございます。 12月8日には、報告書が出来上がるとは思いますが、タクマ及びタクマテックに対しての不信感と信頼回復に向けての今後の運営を強く要望いたしまして、全員協議会は終わりました。 なお、報告書は8日に上がる予定ではございますが、確認はできておりません。また、この間生じました処理の経費につきましては、全てタクマ及びタクマテックが負担するという説明を受けておりますので、よろしくお願いします。 引き続き定例会が開催され、内容は二つの議案と審議、及び一般質問が行われました。一つ目の議案につきましては、令和2年度、組合の歳入歳出決算の承認でございます。歳入総額が約16億9,100万円、歳出総額が、それに対しまして16億5,900万円、差し引き3,179万円と黒字決算であるということでございます。 歳入の70%が各市町からの負担金であり、当町の負担金は約6億1,480万円でございます。歳出では、建設工事費に約11億円と、歳出全体の66%を占めております。 決算認定につきましては、信頼できる施設運営を強く要望し、また、利用しやすい受入体制の構築をお願いをさせていただいております。 二つ目の議案につきましては、令和3年度一般会計補正予算で2年度の繰越分、いわゆる差額分でございますが3,179万円について、各市町の負担金の減額をするという補正でございます。当町の減額分につきましては、約1,662万円ということでございます。いずれの2案につきましても、賛成全員で可決がされております。 次に、一般質問が行われ、4名の議員から、それぞれの質疑が行われ、当議会からも河邉議員が持ち込みごみの受入体制と現状、また、町民の皆さんから多く意見を頂いた、持込み時の対応についての質疑がされました。 最後に、度重なる公害防止基準値経過、いわゆるダイオキシンの発生によります再発防止に求める意見書が発議として提案され、管理者に提出がされました。提出された、全員賛成によって可決がされ、定例会が終了いたしました。 今回の全員協議会と定例会におきましては、2回目となるダイオキシン基準値の超過に対する原因究明と対策、それに対する今後の運営、そして、市民、町民の安心と安全を約束できる体制づくり、いわゆる情報提供の要請を中心に、厳しい意見が多く出されたと感じております。また、直接搬入についての体制や考え方、今後に向けての改善点、提案などもあったと理解をしております。意味と意義のある議会であったと、今回に関しては感じております。 詳細につきましては、事務局に議事録及び資料があると思いますので、御覧おきください。 以上で、宮津与謝環境組合議会の報告とさせていただきます。 ○議長(多田正成) 最後に、私のほうから京都地方税機構議会及び議長報告を行います。 それでは、地方税機構から報告をさせていただきます。 去る11月16日火曜日ですが、午後2時から京都府宮津市総合庁舎にて、中丹・丹後地方事務所管内、つまり5市2町の税機構業務執行状況説明会に出席させていただきました。 内容は、令和3年度上半期の中間報告でありました。中丹地方事務所管内では、各支所の移管額12億7,100万円、収納額4億2,300万円、収納率33.3%で、滞納処分停止1億4,000万円であります。 昨年同比での収納率、中丹管内では2.0ポイント上回った状況であります。丹後地方事務所管内では、移管額7億6,800万円、収納額1億9,400万円、収納率25.2%で、滞納処分停止1億5,000万円であります。 丹後管内での収納率は0.3%下回った状況でありました。当町だけの状況ですが、滞納移管額1億5,400万円、収納額2,900万円、収納率18.8%でありました。当町の収納率は昨年同比で2.6ポイント下回っている状況でありました。あと、下半期で、どのように結果になるか分かりません。コロナ禍の影響により納税が困難な状況もあるとのことでしたが、猶予措置を適用するなど、適正に滞納処理をしていくとのことでありました。 以上、税機構からの報告といたします。 続きまして、議長報告をさせていただきます。 去る10月23日土曜日ですが、丹後織物工業組合創立100周年記念式典が丹後福祉センターで行われ出席させていただきました。業界は、依然として厳しい状況ですが、企業では一部新たな取組も展開されており、今後の取組に期待するところであります。 次に、11月9日火曜日ですが、企業版ふるさと納税給付金贈呈式が元気館で行われ出席させていただきました。ご寄附先は日本冶金工業株式会社東京、木村会長様より1,000万円を贈呈していただきました。ご寄附に対し、議会を代表して、改めて厚く御礼申し上げる次第であります。誠にありがとうございました。 また、関連会社である加悦SL広場様より車輌3機を譲り受け、現加悦駅舎横に移転し、当町の歴史文化財として展示、保存する予定となっています。年度内に完成ということで、現在、工事中であります。 次に、11月12日、京都ウェスティン都ホテルにて、西脇知事様のご講演に町長と共に出席させていただきました。テーマは、2021年から2040年に向け、夢・希望あふれる未来の京都へといったご講演で、新型コロナウイルス感染症への対応に対し、これまでの経過、京都府の医療・療養体制、先進的な取組として、入院コントロールセンターを設置、医師、保健所による一元管理に取り組まれ、入院待機ステーション、入院自宅療養、宿泊療養と、病床を効率的に運用するための搬送体制も構築されており、スムーズな対応に取り組んでいただいております。 また、妊産婦への支援体制も構築、希望する全ての妊婦がPCR検査全額公費負担を実現、実施、全国初の取組であります。 飲食店の第三者認証制度については、令和3年7月21日から申請受付中、11月9日時点では認証店舗数、府内約9,200店舗となっております。 事業者等への支援では、持続化給付金、雇用調整助成金では、11月30日までの特例でしたが、令和4年3月まで延長予定となりました。 安心・安全な京都の修学旅行への支援、旅館、ホテル等の事業継続緊急支援、「京の食」プレミアムフードの製造、販売支援、食品卸、小売業の事業継続緊急支援策であります。府民への主なコロナ支援策としては、生活福祉資金の貸し付け、府民生活等を支える緊急支援、食料品や食事提供等の支援、生活必需品の支援、ICT化の教育環境整備支援、コロナ禍で困難・課題を抱える女性への緊急支援であります。 次に、未来への京都への施策展開ということでご講演をいただきましたが、時間の関係でタイトルのみ報告いたします。 時代の変化と課題、京都府総合計画では、WITHコロナ・POSTコロナ戦略など、安心・安全、産業振興、子育て、文化振興、府民躍動、地域づくりであります。 次に、2040年の京都へということで、POSTコロナの様々な社会活動、京都産業の強みを生かした産業創造リーディングゾーンの府域展開、産業戦略と一体となった雇用戦略、山陰近畿自動車道の早期整備、2022年度の文化庁京都移転。2025年大阪関西万博の実現に向けた未来への施策展開であります。 次に、11月19日金曜日ですが、午前10時よりわーくぱるにおきまして、当町の戦没者追悼式がしめやかに執り行われ、議会を代表し追悼の言葉を述べさせていただきました。 次に、11月24日水曜日ですが、午後2時より京都府町村会創立100周年記念式がホテルグランヴィア京都にて行われ、町長、副町長と共に出席させていただきました。 最後に11月28日日曜日には、第10回与謝野町蕪村顕彰全国俳句大会が、山添町長を先頭に執り行いました。応募者数810人、投句数、自由題俳句2,389句、前書俳句680句と多くの投句を頂き、自由題俳句では塩見恵介先生、山田佳乃先生の選考による最高賞8賞、前書俳句では田中春生先生の選考による最高賞6賞が決定され、表彰式を行いました。 受賞されました方々には、心からお祝いを申し上げます。合わせて3,069通と、多くの投句を頂きありがとうございました、改めて厚く御礼申し上げます。 以上で議長報告とさせていただきます。 以上で、諸般の報告を終わります。 次に、日程第4 議案第114号 与謝野町国民健康保険条例の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第114号 与謝野町国民健康保険条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 本条例改正につきましては、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が、令和3年8月4日に交付をされ、令和4年1月1日より施行されることに伴い、与謝野町国民健康保険条例の一部を改正する必要が生じたため、所要の改正を行うというものであります。 今回の改正は、産科医療補償制度の見直しにより、出産にかかる補償対象等が変更されたことに伴い、国民健康保険の被保険者の出産にかかる出産育児一時金の支給額に変更が生じることとなるため、所要の改正を行うというものであります。 詳細につきましては、平野保健課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(多田正成) 平野保健課長。 ◎保健課長(平野公規) それでは、議案第114号 与謝野町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、改正内容のご説明を申し上げます。 議案資料の2ページ、議案第114号、議案資料No.2の与謝野町国民健康保険条例改正に係る資料を御覧ください。 国民健康保険の被保険者が出産された場合には、出産育児一時金を支給することとなりますが、今回の改正は、出産育児一時金の支給額を改正するというふうなものでございます。 ①の与謝野町国民健康保険条例[現行]抜粋を御覧いただきたいと思いますが、現在では支給額の40万4,000円に加えて、産科医療補償制度加算の対象となる出産につきましては3万円を上限として規則で定める額を加算することといたしております。 この加算額につきましては、②の与謝野町国民健康保険条例施行規則[現行]抜粋を御覧いただきたいと思いますが、施行規則の第12条におきまして、産科医療補償制度の規定に基づき、補償制度の掛け金相当額を1万6,000円とすることを規定をしておりまして、産科医療補償制度加算の対象となる出産につきましては、この加算額を加えて42万円を支給することといたしております。 ③に産科医療補償制度の概要を記載をいたしておりますが、この制度は出生した者が出産事故により身体障害者障害程度の等級1級または2級相当の脳性マヒになった場合に、療育にかかる経済的負担の軽減を図るための費用の支出に備えるというふうな保険制度でございます。この掛け金は、分娩機関が支払いを行いますが、間接的に被保険者の分娩費用に上乗せされることとなりますので、補償制度の掛け金相当額を出産育児一時金に加算し、被保険者の負担軽減を図っているというふうなものでございます。 昨年の12月に改正されました、厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会におきまして、産科医療補償制度の見直しの議論が行われ、令和4年1月以降の出産より、補償対象基準が見直されることとなり、一分娩当たりの掛け金は1万2,000円となることが了承されました。 今回の見直しに伴い、掛け金相当額となる加算額が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられるということとなり、条例施行規則におきましても、これに合わせて加算額を1万2,000円に改正する予定といたしておりまして、これにより支給総額が4,000円減額することとなりますが、社会保障審議会医療保険部会の議論におきまして、少子化対策としての重要性を鑑み、出産育児一時金の支給総額については、42万円を維持すべきとされました。 これらの議論を踏まえまして、健康保険法施行令の出産育児一時金の支給額が現行の40万4,000円から40万8,000円に引き上げるというふうな改正が行われたことに伴いまして、与謝野町国民健康保険条例に掲げます出産育児一時金の支給額についても同様の改正を行うというふうなものでございます。 ④の条例及び規則の一部改正による出産育児一時金の状況を御覧いただきたいと思いますが、改正後の支給総額といたしましては、現行の42万円と同額になるというふうなものでございます。 以上、簡単にご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 本案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第5 議案第115号 与謝野町大豆・米乾燥調製施設指定管理者の指定についてから、日程第11 議案第121号 加悦椿文化資料館指定管理者の指定についての、以上7件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第115号 与謝野町大豆・米乾燥調製施設に係る指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る10月5日に指定管理者選定委員会により、指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされた同委員会で慎重審議され、その結果を基に同委員会から答申をいただき、株式会社与謝ファームを指定管理者の候補者として決定をさせていただいたものであります。 その理由といたしましては、株式会社与謝ファームは本施設を管理した組織が母体となって法人化されており、これまでに培ってこられた運営主体としてのノウハウから、円滑な管理運営が期待できます。また、施設の設置目的である京の豆っこを核とした自然循環農業の推進と町の農業の活性化を図ることができるものと判断し、選定するものでございます。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5か年といたしております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第116号 与謝野町生産物特産加工販売施設に係る指定管理の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る10月5日に指定管理者選定委員会により、指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催された同委員会で慎重審議され、その結果を基に同委員会から答申をいただき、有限会社明人夢村を指定管理者の候補者として決定をさせていただいたものであります。 その理由といたしましては、有限会社明人夢村は、本施設開業以来、管理運営をしている法人であり、これまでに培った業務ノウハウは、施設運営をしていく上において、必要不可欠なものであると考えております。また、本施設の看板商品である加工餅は、着実に販路を拡大され、外貨獲得の産品化が期待されるほか、本施設と隣接する椿文化資料館と一体的に管理運営することにより、効果・効率的な施設運営が可能となり、さらなる利用者へのサービス向上、地域振興の発展等が期待できるものと判断し、選定するものでございます。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間としております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第117号 大内峠一字観公園に係る指定管理者の指定について、提案理由をご説明申し上げます。 本施設の指定管理者については、去る10月5日に指定管理者選定委員会により、指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされました同委員会で慎重審議をされ、その結果を基に同委員会から答申をいただき、大内峠一字観公園有限責任事業組合を指定管理者の候補者として決定をさせていただいたものであります。 その理由といたしましては、大内峠一字観公園有限責任事業組合は本公園を管理運営することを目的に、これまでの運営委員会の経営能力、人員体制を強化し、再編された組織でありますが、指定管理者制度導入以前から管理受託者でもあり、施設の管理運営について熟知をしているものと考えられます。 また、その業務のノウハウや人的ネットワークなどにより入込客数、公園利用者数も安定的に推移しており、今後も本町の観光振興、地域振興に寄与できる団体であると総合的に判断し選定するものであります。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間としております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 議案第118号 旧加悦鉄道加悦駅舎に係る指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者につきましては、去る10月5日に指定管理者選定委員会により、指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催されました同委員会で慎重審議され、その結果を基に同委員会から答申をいただき、特定非営利活動法人加悦鐵道保存会を指定管理者の候補者として決定させていただいたものであります。 その理由といたしましては、特定非営利活動法人加悦鐵道保存会は、本施設の役割をよく理解されており、また、それを実現するための旧加悦鉄道や鉄道一般に関する深い知識と能力を備えておられます。これにより旧加悦鉄道に関する学習会やイベント等などの開催を通じ、地域文化の向上、観光振興、地域の活性化を図ることができると期待し、選定をするものでございます。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5か年といたしております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第119号 旧尾藤家住宅に係る指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者については、去る10月5日に指定管理者選定委員会により、指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日開催をされました同委員会で慎重審議され、その結果を基に同委員会から答申をいただき、ちりめん街道を守り育てる会を指定管理者の候補者として決定させていただいたものであります。 その理由といたしましては、ちりめん街道を守り育てる会は、地域住民を中心に構成されており、平成18年度から管理団体としての実績がございます。また、管理当初から清掃や接客、維持管理業務などを適切に行われています。 さらに従来、業務の見直しや来館者を増やすための工夫、物販の強化など、新しい取組にも挑戦をされており、地域ならではのおもてなしの心を生かした接客は、来館者からの評価が高いところであります。 以上のことから、与謝野町の貴重な文化財建造物である本施設の適正な維持管理と、その個性を生かす管理運営が期待できる組織であると判断し、選定するものでございます。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間といたしております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続いて、議案第120号 かや山の家に係る指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者については、去る10月5日に指定管理者選定委員会により指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日開催された同委員会で慎重審議をされ、その結果を基に同委員会から答申をいただき、株式会社かや山の家運営委員会を指定管理者の候補者として決定させていただいたものであります。その理由といたしましては、株式会社かや山の家運営員会は、かや山の家を管理運営することを目的に、地元に根差した団体が母体となって設立をされた法人で、施設の管理運営について熟知をされているほか、地元と連携した管理運営が期待できると考えられます。 また、昨年度の施設改修において、新設をいたしました、ジビエ加工施設についても、適切かつ積極的に活用し、施設運営に生かす提案をされており、さらなる誘客促進や利用者の利便性、サービス向上等が期待でき、本町の観光振興、地域振興に寄与できる団体であると、総合的に判断し、選定するものであります。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間といたしております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第121号 加悦椿文化資料館に係る指定管理者の指定について、提案理由のご説明を申し上げます。 本施設の指定管理者については、去る10月5日に指定管理者選定委員会により、指定申請団体とのヒアリングを実施し、同日に開催をされました同委員会で慎重審議をされ、その結果を基に同委員会から答申をいただき、有限会社明人夢村を指定管理者の候補者として決定をさせていただいたものであります。 その理由といたしましては、有限会社明人夢村は、従来からの管理団体であり、その管理運営に関する知識及び経験は、本施設を運営していく上において、必要不可欠なものであると考えられます。また、本施設に隣接をする加工販売施設ちんざんと一体的に管理運営することにより、効果・効率的な施設運営が可能となり、さらなる利用者へのサービス向上、地域の歴史文化の発展等が期待できるものと判断し、選定するものであります。指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間としております。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
    ○議長(多田正成) 各案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 ここで10時45分まで休憩とします。     (休憩 午前10時29分)     (再開 午前10時45分) ○議長(多田正成) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、日程第12 議案第122号 財産の無償譲渡についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第122号 財産の無償譲渡について、提案理由のご説明を申し上げます。 冷凍米飯加工施設は、平成11年8月に建築された鉄筋造平家建ての建物でありまして、竣工時から町の第三セクターでもあります株式会社加悦ファーマーズライスが与謝野町産米を使用し、丹後ばらずしや鯖寿司などの生産販売を行っております。 今般、同施設の指定管理者であります株式会社加悦ファーマーズライスより、町から同施設の譲渡を受け、事業を継続するとともに、コロナ禍を克服するための新たな事業展開をしていきたいという旨の申出があり、これを受け協議を重ねてまいりましたところ、町の方針に合致するものであることから、同施設の譲渡を前提として事務を進めていくこととし、本年9月定例会において、同施設の廃止条例と指定管理者の指定期間の変更について、ご承認をいただきました。 令和3年11月15日に指定管理期間が終了し、翌16日に行政財産から普通財産に移行し、今回、同施設の土地、建物及び備品等について、無償で譲渡をするというものであります。 譲渡の相手方は、株式会社加悦ファーマーズライス代表取締役、西原重一氏であります。 詳細につきましては、井上農林課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 井上農林課長。 ◎農林課長(井上雅之) それでは、議案第122号 財産の無償譲渡についての詳細をご説明申し上げます。 最初に譲渡の相手方を株式会社加悦ファーマーズライスとした理由でございますが、同社が平成11年の施設建設当時から、実質、町の第三セクター会社として、また、当該施設の指定管理者として、これまでの雇用やお米の仕入れなど、地域経済への貢献があることから、譲渡の相手方として随意契約とすることといたしました。また、無償譲渡とした理由でございますが、本来は、町が実施すべき修繕等について、その緊急性から加悦ファーマーズライス社が実施した修繕費等の実績額及び建物の改築や解体費用など、今後、町が当該施設を所有し続けた場合に必要となる費用を評価いたしまして、土地建物及び備品等について、無償で譲渡することとしたものでございます。 次に、譲渡する財産について、ご説明いたします。譲渡する財産は、土地建物及び備品等でございます。 議案書の11ページ、また、議案資料の46ページを御覧ください。まず、土地でございますが、与謝野町字香河424番地のほか全6筆で、面積は3,813平米でございます。 議案資料の47ページを御覧ください。図の中央部にあります建物が、譲渡の対象となる建物でございまして、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)亜鉛メッキ鋼板葺平家建てでございまして、延べ床面積は1,057.66平方メートルでございます。 なお、平面図で斜線で示しております建物は、現在、加悦ファーマーズライス社が所有している建物でございます。これらの土地建物の価値につきましては、昨年の11月に不動産鑑定士による鑑定評価を行い。それから時間が経過をしておりますことから、令和3年12月1日時点での評価に補完をいたしておりまして、その鑑定評価額は土地が640万円、建物が2,060万円、合計、土地建物一体で2,700万円でございます。 ここで、冒頭に申し上げましたとおり、同社が、これまでに実施した修繕費等の実績額が、この鑑定評価額2,700万円を上回っておりますことが、今回、無償譲渡とする理由の一つでございます。 次に、備品等につきましては、議案書の11、12ページの一覧表に記載のとおりでございます。これらの価値につきましては、地方公営企業法に基づきます耐用年数から算定することといたしましたが、いずれの備品等も規定の耐用年数を経過しておりますので、算定価格はゼロ円といたしております。 なお、この備品等のうち炊飯設備や急速凍結機など、一部につきましては、起債の償還が残っているものがございまして、当該議案が承認されましたら、繰上償還を行い、その後に該当する備品等の所有権を移転することで、財務省と協議を行っているところでございます。この事務手続上の関係で繰上償還に該当する備品等に限りましては、所有権の移転日を令和4年3月31としております。 なお、繰上償還に伴い発生します町の実負担分は、加悦ファーマーズライス社が負担することとしておりまして、本定例会における一般会計補正予算(第4号)において、雑入に111万4,000円を計上いたしております。 次に、これまでの経過をご報告いたします。 平成30年3月に町は与謝野町公共施設等総合管理計画(実施計画)を策定いたしました。それにおける冷凍米飯加工施設の評価と方向性は、指定管理者による運営も好調であり、今後は売却等により民間主導の施設にしていくことが求められるというものでございました。これを受けまして、町は指定管理者であります、加悦ファーマーズライス社に対し、施設譲渡についての方向性を提案し、この間、副町長を委員長とし、関係課長で構成します、町有財産活用推進委員会での検討等を含め、協議を重ねてまいりました。 そうした中におきまして、令和3年5月25日付で加悦ファーマーズライス社から土地と建物について、与謝野町産米の有利販売及び地域雇用の確保の場として活用することを目的とし、これまでの経営実績、また、施設管理等を考慮し無償譲渡を願う。そういった旨の要望書が提出をされ、6月23日の町有財産活用推進委員会、8月26日のまちづくり本部会での検討により、同社への無償譲渡の方向性を示し、町長がその方針を決定いたしたものでございます。 施設譲渡の手続を進めるために、さきの9月定例会におきまして、冷凍米飯加工施設の廃止条例と指定管理者の指定期間の変更について、ご承認いただきました。 その後、令和3年11月16日に行政財産から普通財産に移行後は11月18日付で加悦ファーマーズライス社から町有財産譲渡申込書の提出があり、翌11月19日の町有財産活用推進委員会において、譲渡の相手方、譲渡金額の算出方法、起債の残債償還方法等についての最終確認を行い、11月22日に財産譲渡を決定し、11月24日付で町と加悦ファーマーズライス社との間で財産譲与の仮契約書を締結いたしました。なお、当該議案が承認されましたら、その時点で正式に契約が成立するものでございます。 最後に譲渡の相手方であります、株式会社加悦ファーマーズライスについてご説明します。 ご承知のとおり、同社は平成11年7月に町の施設である冷凍米飯加工施設の管理運営及び農林水産物を活用した食品の加工及び販売等を目的に設立されました。現在の資本金は6,100万円で、町が、そのうちの65.6%に当たる4,000万円を出資しております。いわゆる町の第三セクターの会社でございます。 販売先は生協、空港、JRなどがございますが、高速道路のサービスエリアが最も多く、京都縦貫自動車道の道の駅、味夢の里をはじめ、遠くでは埼玉県の高坂サービスエリアなど、全51か所となっております。また、京都大丸、近江八幡、多賀、京都駅では直営店舗を運営されており、会社全体の売上はコロナ禍前の令和元年5月末が7億5,800万円で、コロナ禍の影響を受けた直近の令和3年は6億5,900万円となっております。 損益は、コロナ禍前の令和元年5月末がプラスの1,320万円で、コロナ禍の影響を受けました令和2年は、マイナスの1,220万円となりましたが、直近の令和3年はプラスの380万円、累積損益もプラスに回復しております。 従業者数は、社員、パート含め現在131名、うち約8割が町内雇用と聞いております。コロナ禍前の令和元年が108名でありますので、コロナ禍においても雇用維持、拡大されております。 お米の使用量は、コロナ禍前の令和元年は149トンで、令和2年は118トンと、コロナ禍の影響を受けておりますが、農家にとりましては、重要な出荷先の一つとなっております。 お米の集荷に当たりましては、加悦ファーマーズライス社が米・野菜生産者協議会を組織化され、現在の会員数は38名となっており、本年産のお米を出荷された生産者からは、米価下落が深刻な状況の中、大変頑張ってくれているとの声が届いておりまして、雇用の面、農業振興の面においても、施設の設置目的を十分果たしていただいているものと考えております。 これらの取組につきましては、施設の譲渡後におきましても、一定期間継続して行う旨、譲渡契約に係る覚書において明記をしております。また、第三セクターの株主でございますので、町もチェック等、果たしていくことといたしております。 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 本案についても、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 次に、日程第13 議案第123号 町道路線の認定についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) 議案第123号 町道路線の認定について、提案理由のご説明を申し上げます。 当該路線につきましては、町道倉梯線と町道白糸線を結ぶ新設道路であり、今回、道路法第8条第1項の規定に基づき路線認定をするものでございます。 詳細につきましては、柴山建設課長から説明をいたしますので、ご審議をいただき、ご承認をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 柴山建設課長。 ◎建設課長(柴山進) それでは、議案第123号 町道路線の認定について、詳細をご説明申し上げます。 議案資料の48ページに図面をおつけしておりますので、お開きください。 本路線は、岩滝地内の安田生コン株式会社の南側に位置し、隣接する5名の方が町道認定を受けるために、土地及び費用を出し合って整備されたものです。起点は町道倉梯線、終点は町道白糸線とする延長48.5メートルの道路で、区画は5区画、現在4軒家が建っております。町道付近は4.0メートルで両側には幅30センチの側溝が設けられており、これら全てが町道の認定基準に合致しておりますので、道路法第8条第1項の規定に基づき、町道倉梯支線として認定を行うものです。 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議いただき、ご承認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 本案については、質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 質疑なしと認め、これにて質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(多田正成) 討論なしと認め、これにて討論を終結します。 これより、議案第123号を採決します。 本案については、原案のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(多田正成) 起立全員であります。 よって、議案第123号 町道路線の認定については、原案のとおり可決することに決定しました。 次に、日程第14 議案第124号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)から、日程第20 議案第130号 令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)の以上7件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 山添町長。 ◎町長(山添藤真) それでは、議案第124号 令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は3億3,507万円を追加し、総額を126億5,641万4,000円とするものであります。 それでは、まず歳出の主なものについてご説明を申し上げます。 24、25ページをお開き願います。第2款総務費、第1項総務管理費、第7目地域振興費では、第18節負補交、コミュニティ補助金を250万円追加しております。自治総合センターから、令和3年度のコミュニティ助成事業の追加募集があり、加悦奥区が採択されましたので追加するものであります。財源といたしましては、歳入の諸収入で雑入に自治振興宝くじ助成金を歳出と同額の250万円追加しております。 次に、28、29ページの第3款民生費、第1項社会福祉費、第2目障害福祉費、障害者生活支援事業は、就労継続支援B型施設入所支援等の増加等により第19節扶助費、自立支援給付費を4,400万円追加するほか、総額で6,015万9,000円を追加しております。 同じページの障害者福祉医療事業は、今までの実績から今後の見込みを勘案し、福祉医療費を310万円増加するほか、総額で393万2,000円を追加しております。 次のページ、第3目高齢者福祉費、老人ホーム入所措置事業は、年度当初から入所者が2名増えるなど764万円を追加しております。 介護保険特別会計繰出金は事業勘定への繰出金を1,804万9,000円追加しております。これは、施設入所者等の増加に伴う保険給付費の増加によります一般会計の負担相当分を追加するというものであります。 次に、32、33ページ、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、放課後児童健全育成事業では、12月13日につばきこども園新園舎が開園することから、現在のかやこども園の園舎を加悦地域の学童保育施設として改修するため、第12節委託料、設計委託料を200万円追加しております。なお、年度内では適正な委託期間が確保できないことから、全額を翌年度へ繰り越すことといたしております。 児童手当支給業務では、支給対象児童数が当初の見込みより減少したことから、第19節扶助費、児童手当を1,398万5,000円減額する一方で、来年度予定をされている特例給付等の制度改正のための費用を追加するなど、総額で1,269万2,000円を減額をしております。 次のページの子育て世帯包括支援センター事業では、新しい取組として第18節負補交にひとり親家庭養育費確保支援補助金を30万円追加しております。ひとり親家庭などの子供の心身共に健やかな育成におきましては、養育費の確保は重要であります。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大により、収入を得る機会が減少しているひとり親世帯もあることが考えられますので、確実に養育費の確保を促すため、公正証書の作成等、養育費の取決めに係る必要な予算を上限5万円で補助するものでございます。 次に、36、37ページをお開き願います。第2目児童福祉施設費、認定こども園管理運営事業では、3歳未満児の10月入園が20名あり、職員を増員したことや桑飼保育園を統合したつばきこども園が12月13日に開園することに伴い、保育所施設維持管理事業から予算を組み替えるなどにより、第1節報酬で会計年度任用職員を800万円追加するほか、総額で1,178万6,000円を追加しております。 次の38、39ページ、認可外保育所支援事業では、第18節負補交、小規模保育改修費等支援事業補助金等を総額1,827万6,000円を減額し、保育所等整備事業補助金を2,790万9,000円追加しております。これは旧三河内幼稚園を購入の上、小規模保育事業を実施するNPO法人の園舎改修に対する補助金であり、当初予算に計上しておりましたが、今回の補正予算では、国の交付金で、より有利な事業採択が受けられたということによるものであります。これにより補助金額は増加をいたしますが、国庫補助金も増加し、町負担が320万円程度軽減することになります。 関連して、同じページに小規模保育事業に対する給付のための新規事業として、小規模保育事業を追加し、第19節扶助費に地域型保育給付費を763万2,000円追加しております。支援としては国2分の1、府4分の1、町4分の1の負担となります。 次に、40ページ、41ページの第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費では、休日応急診療所運営事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、受診者数の大幅な減少により、診療収入が減収となったことから、収支不足を1市2町の分担金により補填する必要があるため、第18節負補交、応急診療所運営費等負担金を302万円追加しております。また、第2目予防費、予防接種事業では現在実施中の新型コロナウイルスワクチン接種に加え、本年12月から3回目の追加接種を開始するための事業費として、第12節委託料に新型コロナワクチン個別接種委託料を2,876万4,000円、新型コロナウイルスワクチン集団接種委託料を518万9,000円追加するほか、3回目の追加接種に係る接種体制を構築するための諸経費を追加するなど、総額で5,163万3,000円追加をいたしております。 次のページをお開き願います。健康診査事業では、がん検査委託料等を今までの実績から、今後の見込みを勘案し、総額で444万円追加しております。 第2項清掃費、第2目塵芥処理費、広域ごみ処理運営事業では、前年度の宮津与謝環境組合分担金の精算による余剰分の返還を今年度分担金の減額によって整理することとし、第18節負補交、宮津与謝環境組合分担金を361万9,000円減額をしております。 実際の返還額は1,661万9,000円でありますが、岩滝最終処分場の水処理等を制御する装置の緊急修繕等へ必要額を流用し、その残額を減額するというものであります。 次に、48、49ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第4目農地費、農地等保全対策事業では、本年7月に下山田地内で発生をいたしました、町管理水路の陥没による野田川堤防陥没の対応として、第12節委託料、設計委託料を1,350万円追加するなど、総額で1,462万8,000円を追加しております。 なお、設計委託料1,350万円につきましては、工法検討等もあり全額を翌年度に繰り越すことといたしております。 次に、50ページ、51ぺージ、第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費、企業立地推進事業では、第7節報償費、企業立地促進雇用奨励金を800万円減額するなどしております。これは、町内に進出をしている二つの企業の申請が次年度となるためとあります。 次のページにかけての第7目観光施設管理費、加悦双峰公園管理運営事業では、平成30年に発生をした土砂流入により、駐車場の一部が使用できていない状況であることから、国の国定公園等整備事業の交付金を活用し、土砂撤去を行うこととし、令和3年度では測量設計業務の予算を計上しておりましたが不採択となったため、令和3年度での測量設計業務の実施を断念し、第12節委託料、測量設計委託料を2,000万円を減額しております。 次に、52、53ページの第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第2目道路維持費、道路維持管理事業では、国の道路改良事業費補助金の交付決定により事業費を調整するもので、第14節工事請負費、道路維持補修工事費を816万5,000円減額をしております。 次に、54、55ページの第9款消防費、第1項消防費、第1目常備消防費、常備消防組合負担金では、第18節負補交、宮津与謝消防組合分担金を204万3,000円追加しております。分担金の人口割分について、令和2年度に実施をしました国勢調査の人口数値を用いて再計算したことによる追加であります。なお、他の分担金等につきましても、国勢調査の人口数値を用い分担割合などを決定するものは、同様の見直しを行う必要がございます。 次に、第5目災害対策費新型コロナウイルス対策事業では、事業勘定による減額に加え、第18節負補交に飲食店元気回復応援補助金を2,350万円追加しております。これは、新型コロナウイルス感染症の影響により、営業自粛等の大きな影響を受けた町内飲食店を対象に、誘客や新たな顧客獲得につなげるとともに、消費者が安心し利用できる飲食店の事業継続を目指すため、与謝野町商工会及び与謝野町観光協会を実施主体として実施をされるプレミアム率100%のクーポン発行事業に対し、飲食店元気回復応援補助金として、補助するものでございます。また、町内事業者が新型コロナウイルス感染症対策のための環境整備等を行う費用への補助として、同じく第18節負補交に事業者向け感染症対策補助金を800万円追加しております。加えて国の新たな新型コロナウイルス感染症経済対策として、子育て世帯臨時特別給付金を第19節扶助費に追加しております。18歳以下の児童に対し、一人当たり10万円相当の支援を行う制度であり、5万円の現金給付と5万円相当の支援を行うこととしており、一定の年収を超えると該当しない場合もございますが、まずは18歳以下の2,840人を対象とし、現金5万円給付のために必要な額1億4,200万円を追加しております。 なお、既に児童手当の対象となっています、中学生までの児童分の給付については、申請なしで年内の給付を予定しております。それ以上の年齢の児童分や新たに出生をする児童分につきましては、申請が必要となってくるものでございます。 次に、56、57ページの第10款教育費、第1項教育総務費、第3目教育振興費、新型コロナウイルス感染症対策事業におきましても、第6波に備えた対策として、家庭用貸出しWi-Fiルーターの購入経費等を追加しております。 新型コロナウイルス感染症等の影響により、遠隔授業を実施する場合など、自宅でのインターネット環境が不十分な生徒を対象に、家庭用Wi-Fiルーターを貸し出すことで、学習機会を保障していくというものであります。 第10節需用費に消耗品費を112万2,000円追加するなど、総額で132万円追加しております。財源といたしましては、国庫補助金で公立学校情報通信機器整備費補助金を活用することとし、106万円追加しております。 次に、62、63ページから次のページにかけての第11款災害復旧費、第3項公共土木施設災害復旧費、第1目道路橋りょう災害復旧費では、次ページで第12節委託料、測量設計委託料を200万円減額をしております。 8月の豪雨により発生をいたしました、土木施設の災害に係る測量設計委託料を計上しておりましたが、災害箇所の復旧を京都府が実施することとなったため、全額を減額するものでございます。 第12款公債費、第1項公債費、第1目元金、繰上償還元金において、冷凍米飯加工施設の譲渡に伴い、施設整備のために借入れした地方債の残額を繰上償還することとし、借入先である財務省への補償金と合わせ、総額で559万5,000円を追加しております。 以上が、歳出でございます。 続きまして、歳入について、ご説明を申し上げます。 14、15ページをお開き願います。第10款地方交付税は、普通交付税を3,600万円追加しております。 第14款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目民生費国庫負担金では、歳出でご説明をいたしました自立支援給付費の追加や児童手当の減額等に伴い、総額で2,160万3,000円を追加しております。 府負担分として、次ページ、第15款府支出金、第1項府負担金、第1目民生費府負担金では、国庫負担金同様に同負担金を追加するほか、後期高齢者医療保険基盤安定負担金を減額するなど、総額で1,032万6,000円追加しております。 14、15ページに戻りまして、第2目衛生費国庫負担金では、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種に係る新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金を3,132万8,000円追加をするとともに、第2項国庫補助金、第3目衛生費国庫補助金においても、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を1,214万1,000円追加してございます。 同じく、第2項国庫補助金、第1目総務費国庫補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、事業者支援分として追加配分されたもので、3,604万8,000円追加しております。 第2目衛生費国庫補助金では、歳出で説明をいたしました、認可外保育所支援事業での保育所等整備事業補助金の追加により、保育所等整備交付金を2,480万8,000円を追加、また、子育て世帯臨時特別給付金事業費補助金を歳出でご説明をいたしました、子育て世帯臨時特別給付金と同額の1億4,200万円追加しております。 第6目商工費国庫補助金では、加悦双峰公園の流入土砂撤去が国の交付金不採択となったことから、自然環境整備交付金900万円全額を減額するものでございます。また、第7目土木費国庫補助金では、道路改良事業費補助金の交付決定により1,054万9,000円減額しております。 次ページの第9目教育費国庫補助金では、旧加悦鉄道機関車展示施設の整備のため、国宝重要文化財等防災施設整備費補助金を1,495万円追加しております。 次に、第17款寄附金、第1項寄附金、第2目総務費寄附金では、旧加悦鉄道車輌保存のため、日本冶金工業株式会社様から、ご寄附を頂くなど、企業版ふるさと納税寄附金を1,010万円追加しております。 次に、第18款繰入金、第1項基金繰入金では、旧加悦鉄道車輌保存の経費に地域振興基金を充当しておりましたが、今回財源の組替えを行うなど、各基金繰入金を減額、あるいは追加し、総額で2,774万6,000円を減額しております。 第21款町債では、第13目に過疎地域持続的発展特別事業債を追加しております。これはいわゆる過疎債のソフト事業分であり、ソフト事業の財源として活用するために与謝野町の発行限度額である1億120万円を追加しております。また、当初予算編成時にも言及いたしましたように、令和2年度からの繰越し分も合わせた令和3年度地方債発行額が14億円以下になるよう、第12目臨時財政対策債を5,089万円減額し、調整をいたしております。 臨時財政対策債は、実際の発行額でなく、発行可能額に対し交付税措置をされるということから、今回、臨時財政対策債を減額することにより、後年度の交付税を確保しながら、地方債発行を抑制することといたしております。 以上が歳入であります。 次に、8、9ページをお開き願います。第2表繰越明許費を計上しております。入札不調や他の工事の影響などにより、年度内完了が困難な事業、また、緊急性が高く、完了までの時期を考えると、令和3年度中に早期着手し、令和4年度にかけて実施しなければならない事業など、年度内に必要な工期を確保することが困難で、繰越しせざるを得ないために、財産取得・管理業務等の5事業につきましては、翌年度へ繰り越しすることといたしております。 また、第3表債務負担行為では、与謝野町有線テレビ施設管理運営事業について、期間を令和4年度から令和8年度、限度額を3,028万1,000円として追加をしております。これは、令和4年4月1日から令和8年度までリースで使用する有線テレビネットワーク機器等について、半導体等の部品不足の影響により、早期に機器を確保する必要があることなどから、令和3年度中に契約するため、債務負担行為を追加するものであります。 最後に、第4表地方債補正を計上し、地方債の追加、あるいは変更、廃止をいたしております。 以上が、令和3年度与謝野町一般会計補正予算(第4号)の概要であります。ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第125号 令和3年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出予算に、それぞれ370万円を追加し、総額を16億9,748万1,000円とするものであります。 まずは、歳出からご説明を申し上げます。 13、14ページをお開き願います。第1款総務費では、特定環境保全公共下水道事業において、今後の執行見込みから時間外勤務手当を55万円追加しております。 第2款維持管理費では、特定環境保全公共下水道事業において、石川地区のマンホールかさ上げにかかる修繕費として、第10節需用費、修繕料を80万円追加しております。 第3款事業費では、特定環境保全公共下水道事業において、下山田地区の公共桝新設のため、第14節工事請負費を300万円追加しております。 次ページの第4款公債費、第2目利子は、借入利率の変更により、各種利子償還金を公共及び特環合わせ総額124万1,000円を減額しております。 第5款予備費は16万円を減額し、調整をいたしております。 以上が、歳出であります。 続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。 11、12ページをお開き願います。第5款繰入金、第1項一般会計繰入金は、歳出で申し上げました修繕料の増額等により、特環分を40万円追加しております。 第8款町債は、先ほどの公共桝新設工事の追加や、今年度公共下水道建設事業費の実績見込みから、公共下水道事業債を20万円、特環分を310万円、それぞれ追加をいたしております。 なお、6ページに第2表地方債補正を計上し、同額を変更しております。 以上が、令和3年度与謝野町下水道特別会計補正予算(第3号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議案第126号 令和3年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出にそれぞれ74万5,000円を追加し、総額を3,264万5,000円とするものであります。 まずは、歳出からご説明を申し上げます。 12、13ページをお開き願います。第2款維持管理費では、奥滝地区のマンホールポンプの水位計の更新のため、第10節需用費、修繕料を70万円追加しております。 第4款公債費、第1項公債費では、資本費平準化債の借入利率の変更により、償還利子を1万1,000円を減額しております。 以上が、歳出でございます。 次に、10ページ、11ページの歳入でありますが、第5款繰入金、第1項一般会計繰入金は、歳出で申し上げました、修繕料の追加に伴い80万円追加しております。 第6款繰越金は、前年度繰越金を5万5,000円減額をいたしております。 以上が、令和3年度与謝野町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議いただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第127号 令和3年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案の理由を説明申し上げます。 今回の補正は、事業勘定のみの補正であり、歳入歳出にそれぞれ1億3,032万4,000円を追加し、総額を29億5,298万2,000円とするものであります。 それでは、まず歳出の主なものについて、ご説明申し上げます。 12、13ページをお開き願います。第1款総務費、第3項介護認定審査会費、第2目認定調査費等経費では、認定件数の増や認定に係る時間が長期化していることなどにより、認定調査員報酬が不足をする見込みであることから、第1節報酬、会計年度任用職員報酬を190万4,000円追加をしております。 第2款保険給付費では、第1項介護サービス等諸費から14、15ページの第5項高額医療合算介護サービス等費において、今年度9月末までの各種サービスの利用実績の推移等から今後の必要経費を見込み、追加するものであり、第2款保険給付費を総額で1億1,952万1,000円追加をするというものであります。 次に、第3款地域支援事業費では、第1項介護予防・生活支援サービス事業費及び第2項包括的支援事業・任意事業費において、先ほどの保険給付費と同様に今年度事業推移から今後の必要経費を見込み、追加するほか、人事異動に伴い職員人件費を追加するものであり、第3款地域支援事業費を総額898万7,000円追加いたしております。 第8款予備費は13万8,000円減額し、調整をいたしております。 次に、10ページ、11ページの事業勘定の歳入でございます。第3款国庫支出金、第1項国庫負担金から第5款府支出金、第2項府補助金までは保険給付費及び地域支援事業費の今後の見込みから、それぞれの負担割合に応じ、交付金や負担金等を追加しております。 第7款繰入金、第1項一般会計繰入金につきましては介護給付費、地域支援事業費、事務費分において、それぞれ歳出の事業費に対する一般会計負担分を追加するもので、総額1,804万9,000円を追加しております。 次のページ、第2項基金繰入金は、介護保険事業基金繰入金を2,600万円追加し、収支を調整しております。 以上が、令和3年度与謝野町介護保険特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第128号 令和3年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は、事業勘定では歳入歳出に976万1,000円を追加し、総額を23億6,265万7,000円とするものであります。また、直営診療所勘定では、歳出のみの補正で、歳入歳出の総額に変更はありません。 それでは、まず事業勘定の歳出からご説明申し上げます。 12、13ページをお開き願います。第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費では、税制改正等に伴うシステム改修に係る負担金として、第18節負補交、自治体情報化推進協議会負担金を9万2,000円追加しております。 第2款保険給付費、第1項療養諸費、第3目一般被保険者療養費では、今年度の支給決定額から今後の支出見込みを算出し、第18節負補交、一般被保険者療養費を512万3,000円追加しております。 第3款国民健康保険事業費納付金では、第1項医療給付費分及び第2項後期高齢者支援金等分において、退職被保険者等の納付金の確定により追加するものであり、第3款国民健康保険事業費納付金を総額で29万2,000円追加しております。 第14款予備費は425万4,000円を追加し、調整をいたしております。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。第6款府支出金、第2項府補助金、第2目保険給付費等交付金は、保険給付費の支出見込みから普通交付金を512万2,000円追加しております。 第10款繰入金、第1項一般会計繰入金は、システム改修に係る負担金の増に伴い、一般会計繰入金を9万2,000円追加をいたしております。 第2項基金繰入金は、収支見込みから財政調整基金繰入金を1,300万円減額をいたしております。 第11款繰越金は、決算の確定に伴い前年度繰越金を1,754万7,000円追加しております。 以上が、事業勘定であります。 次に、直営診療所勘定の歳出についてご説明を申し上げます。 18、19ページをお開き願います。第1款総務費、第1項施設管理費、第1目一般管理費では、職員人件費を2万円追加するほか、一般管理費一般経費では今後の執行見込みによりインターネット回線使用料に係る通信料を4万3,000円追加をいたしております。 第2款医業費では、レンタルをしている医療用機器の利用者数が増となったことにより、第13節使用料及び賃借料、機器のレンタル料に係る使用料を4万9,000円追加いたしております。 第3款リハビリテーション事業費では、診療報酬請求電送ソフト更新に係る更新費用として、第10節需用費、消耗品費に9万9,000円を追加しております。 第5款予備費は21万1,000円を減額し、調整をいたしております。 以上が、令和3年度与謝野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第129号 令和3年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は412万9,000円を減額し、総額を3億3,837万2,000円とするものであります。 まずは、歳出からご説明申し上げます。 12、13ページをお開き願います。第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、保険基盤安定負担金の決定により、第19節負補交、保険基盤安定負担金を431万7,000円減額をいたしております。 第3款保健事業費では、職員人件費において、人事異動に伴い第2節給料及び第3節職員手当等を追加、あるいは減額し、総額で22万円を減額しているほか、特定健康診査等事業において、高齢者の保険事業と介護予防の一体的な事業の実施に係る後期高齢者の検診データ作成手数料が不足をすることから、第11節役務費、手数料を40万8,000円追加をいたしております。 以上が、歳出でございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 10ページ、11ページをお開き願います。第3款繰入金、第1項一般会計繰入金は、保険基盤安定繰入金を431万7,000円減額するほか、保健事業費繰入金を18万8,000円追加しております。 以上が、令和3年度与謝野町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の概要であります。 ご審議をいただき、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 最後に、議案第130号 令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。 今回の補正は、収益的収支並びに資本的支出の補正であります。 5ページ、6ページを御覧願います。まずは、収益的収入からご説明申し上げます。 第2項営業外収益、第4目他会計補助金、第6節他会計補助金は一般会計補助金を18万円追加しております。これは、6月補正で追加をいたしました、児童手当に係る一般会計負担分を計上していなかったため、今回追加するものでございます。 次に、収益的支出でございます。 第1款水道事業費用、第1項営業費用の各科目で計上しております職員人件費は、施設の緊急対応等に伴う増額及び共済組合負担金の組合割合の決定により、第3節職員手当等並びに第6節法定福利費を総額で62万円追加しております。 次に、第1項資本的支出、第1項建設改良費、第1目拡張改良費では、与謝浄水場の機械設備の故障に伴う更新のため、第2節工事請負費を362万1,000円追加しております。 以上が、令和3年度与謝野町水道事業会計補正予算(第3号)の概要であります。よろしくご審議をいただき、ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(多田正成) 各案については、本日は提案理由の説明のみにとどめます。 以上で、本日の日程は全て終了しました。 本日は、これにて散会します。 次回は、12月8日午後1時30分から開議いたしますので、ご参集ください。 大変お疲れさまでした。     (散会 午前11時39分)...