令和 1年 12月 定例会(第4回) 阿久比町議会第4回定例会(第2号)1 議事日程 令和元年12月5日(木)午前10時開議 第1 一般質問1 会議に付した事件 議事日程に同じにつき省略1 会議に出席した議員(14名) 1番 大村文俊君 2番 小柳みゆき君 3番 都築清子君 4番 新美三喜雄君 5番 竹内卓美君 6番 山本和俊君 7番 石川英治君 8番 山本良輔君 9番 渡辺 功君 10番 山本恭久君 11番 澤田道孝君 12番 竹内 強君 13番 久保秋男君 14番 瀧塚政明君1 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名 町長 竹内啓二君 副町長 野崎秀幸君 教育長 石井勝巳君 総務部長 大久保英俊君 民生部長 蟹江信裕君 建設経済部長 伴 利郎君 教育部長兼学校教育課長
建設経済部参事 佐野和也君 田中清高君 総務課長 中川 学君 検査財政課長 西永秀行君 防災交通課長 新美利満君 政策協働課長 雉野義弘君 税務課長 細川貴義君 住民福祉課長 竹内久敬君
子育て支援課長 高津政功君 健康介護課長 関 真人君 産業観光課長 大岩峰雄君 建設環境課長 小野寺哲哉君 上下水道課長 新美利幸君 会計管理者兼出納室長 中川浩子君 社会教育課長 新海芳明君1本会議に職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長 新美良幸
議会事務局付係長 長谷川博美 午前10時00分開議
○議長(瀧塚政明君) 皆さん、おはようございます。 本日、開会に先立ちまして、最初にお断り申し上げます。 本日、傍聴席におきまして、手話通訳をさせていただいておりますので、ご了承お願いいたします。 ただいまの出席議員14名です。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。-----------------------------------
○議長(瀧塚政明君) 日程第1、一般質問を行います。 質問の順序は通告順であります。 一般質問の持ち時間は、質疑と答弁を合わせて60分ですので、よろしくお願いいたします。 最初に、3番 都築清子議員の質問を許します。 [3番 都築清子君登壇]
◆3番(都築清子君) 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。 私も、本日はご挨拶を手話でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 改めまして、皆様、おはようございます。 私は、公明党の都築清子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 質問は大きく2つございます。 1、「
地域福祉計画」はどこまで進んだのか、2、災害時「命をつなぐ」受援体制の構築、この2つでございます。 まず、1点目の福祉計画についてでございます。 平成27年度から始まった第1次
地域福祉計画の6年のうち5年が過ぎ、残すところ1年となりました。前半3年がたった折り返しの平成29年の第3回定例会において、「すべての人が地域で共に生き、支えあう「つながる」まち、あぐい」の基本理念のもと、事業の内容や職員の人材育成、また主軸となる
コミュニティソーシャルワーカーの設置についてお聞きをさせていただきました。 その後、さまざまな問題を「我が事」のように捉え、「丸ごと」つながる地域を構築していくために、どこまで進んだのか進捗状況と、これからどう進めていくかについてお伺いをさせていただきます。 1、
生活支援コーディネーター設置から1年がたちます。その活動実績と
コミュニティソーシャルワーカーとの業務内容はどのような違いがあるか教えてください。 2、計画では、
コミュニティソーシャルワーカーを学区単位に設置するとありますが、これまで5年の間、未設置なのかなぜでしょうか、その理由をお聞かせください。 3、さまざまな
地域福祉事業を展開する上で、
社会福祉協議会の委託事業もふえ、オーバーワークになるのではないかと不安があります。実際に、先ごろ行われました
社会福祉協議会の理事会の報告では、時間外勤務があったため補正予算が上がったと聞いております。今後を見据えた職員の年齢や人数は適正なのでしょうか。そのところ、お考えを示していただきたいと思います。 4、福祉部局には、
社会福祉協議会の職員が行います
地域福祉事業を理解し、フォローできる福祉専門の有資格者はおられますか。 続きまして、2点目の災害時の受援体制についてでございます。 災害は、地震だけではなく、温暖化が原因とされる線状降水帯や台風に伴う風水害など、日本各地で甚大な被害が起きています。本町も、今後決して例外ではありません。災害の備えとしてさまざまな対策が考えられますが、最低、ライフラインが復旧するまでの間、「命をつなぐ」ための対策が必要であると考えます。 調べましたところ、愛知県は今年度のうちに、
公益社団法人愛知県栄養士会と災害時支援協定の締結を行うという予定があると聞いております。
食物アレルギーをお持ちの方や病人の方、そして高齢者の食事など、また赤ちゃんのミルクなどを「特殊栄養食品」と言いますが、この特殊栄養食品を必要な人へ適切に渡るよう、
サテライトステーションの立ち上げ支援をしてくださるのが
日本栄養士会災害支援チーム、通称、
JDA-DATと言います。 大規模災害が発生した地域において、避難所や施設、そして自宅、仮設住宅等で被災者に対し、栄養に関する支援活動ができる専門的なトレーニングを受けた栄養士のチームでございます。東日本大震災をきっかけに発足したチームでございますが、その後は、熊本地震や
西日本豪雨災害、胆振東部地震での被災地で、国、または県から要請を受け、支援を展開しているという実績がございます。 災害に備えるためのゴールはございません。避難所等の環境が悪かったり、態勢が整っていなかったがために、本来助かるべき命が失われることは絶対に避けなければならないことであります。さまざまな備えが必要でありますが、災害時には本町だけでは対応がし切れないことも予測し、今回の質問では、支援を受ける側としての「受援」体制に着目をして、整えておく必要があると考え、次の点について伺います。 1、災害時には、阿久比町から保健所、そして県、そこから栄養士会へ要請する形で
JDA-DAT、
栄養士会災害支援チームが支援に入るわけでございますが、その場合には、本町のどこの誰が、現場で指示ができるとお考えでしょうか。 2、災害時応援協定を締結しているのはどのような企業や団体があって、また、
相互応援協定を締結している自治体はありますか。 3、
ドラッグストアと災害時の協定を結んでいる自治体もふえてまいりました。本町でも、生活物資確保の協定を結ぶ考えはいかがでしょうか。 4、「特殊栄養食品」のうち、待ったなしで赤ちゃんのミルク確保は必要だと考えます。液体ミルクを備蓄品に加えるための有効な手段として、保育園や産科医院と連携もあると思いますがいかがでしょうか。 以上が通告による質問です。ご答弁よろしくお願いいたします。
◎民生部長(蟹江信裕君) それでは、答弁をする前に、先ほど都築議員が手話でご挨拶したように、ぜひ私からも、議場にいらっしゃいますご利用の方に手話で挨拶をさせていただきます。少しお時間をいただきたいと思います。 こんにちは。私の名前は蟹江と申します。よろしくお願いします。 ありがとうございました。通じました。 それでは、早速、答弁のほうさせていただきます。 私からは、まず大きな1問目、「
地域福祉計画」はどこまで進んだのかの1点目から始めさせていただきます。 1点目、
生活支援コーディネーターの活動実績と、
コミュニティソーシャルワーカーの業務の内容の違いは何かについてお答えさせていただきます。 初めに、
生活支援コーディネーターは、介護保険事業で地域包括ケアを構築する中で、高齢者の生活支援、介護予防の基盤整備を推進していくことを目的に、昨年10月から活動を開始しいたしました。 昨年度の活動実績としましては、宅老所やサロン、体操教室など、地域の中にある高齢者の集いの場を訪問し、それぞれの特徴や課題を取材いたしました。そして、その資料をもとに、ことし3月には、小冊子に取りまとめた高齢者集いの場マップを作成いたしました。ここにあるのが、そのマップでございます。これは議員の皆様にもお配りしておりますので、ご理解いただけると思います。 このマップは、高齢者の集いの場である宅老所やサロンなど、活動内容等を学区ごとに取りまとめ、民生・児童委員を初めとする福祉関係者や
福祉関係事業所、町内の医療機関、さらに、商業施設や金融機関など、さまざまな施設に配布することで、広く高齢者の方の目に触れるようにしてございます。 今年度につきましては、いきいきクラブ連合会の協力を得て、町内の高齢者の困りごとなどを調査する
高齢者ニーズ調査と、集いの場を運営する担い手側の課題などを調査する
担い手ニーズ調査を行いました。現在、ニーズ調査の結果を取りまとめており、今後の地域課題の洗い出しに活用したいと考えております。 また、以前から宅老所を利用する課題の一つに、宅老所への足である送迎を、
福祉サービスでできないかという課題が長年ございました。 そこで、その課題に応えるため、
生活支援コーディネーターの働きかけにより、宅老所の
ボランティア団体と介護事業所である
阿久比一期一会荘との間で協議調整を図った結果、一期一会荘の所有する送迎者を活用して、ことし7月から、南部宅老所で
宅老所送迎サービスを開始することができました。さらに、南部宅老所の送迎が好評であったことから、この11月からは、開催日の違います福住宅老所においても、試験的に送迎サービスを始めさせていただいております。 このサービスは、
阿久比一期一会荘の地域貢献、社会貢献の一環でもあります。まさに地域の助け合いのあらわれだと考えております。 また、
高齢者ニーズ調査で出てきた課題の一つに、地域の中で、高齢者の日常生活を維持するために必要な軽作業のニーズがございます。 そこで、新たなサービスの開発をするために、
生活支援コーディネーターが中心となり、地域での話し合いを今後進めてまいります。そのための足がかりといたしまして、この2月6日に、高齢者の日常生活を支援するために必要な地域のつながりについて、広く町民の皆様に考えていただくための講演会をちょっと予定しております。 次に、
生活支援コーディネーターと
コミュニティソーシャルワーカーの業務内容の違いについてご説明いたします。
生活支援コーディネーターは、さきに述べました実績のとおり、高齢者福祉に特化した、地域における社会資源の発掘と新たなサービスの開発を役割とした専門職でございます。
生活支援コーディネーターは、地域の集いの場に足を運び、地域の課題を拾い集め、地域の関係者を集めた協議会で話し合い、地域の中で課題を解決するための仕組みづくりのサポートをしてまいります。 一方、
コミュニティソーシャルワーカーは、既存の法制度では支援することの困難な制度のはざまとも言える問題、例えば、ごみ屋敷だとかひきこもり、孤独死などの多様化、複合化した課題に対応するため、地域の中の声なき声を地域課題と捉え、地域住民とともに課題の解決に取り組んでまいります。
コミュニティソーシャルワーカーの役割としては、大きく3つございます。 1つ目は、地域支援です。地域における助け合い、支え合いの活動の促進を図ります。 2つ目は、個別支援です。さまざまな福祉課題を抱えた方への相談、支援を行います。 3つ目は、仕組みづくりです。町福祉部局を初めとする関係機関と連携して、現状の制度では対応できない福祉課題の解決に向け、公民による
支援コーディネート、行政制度のサポート、インフォーマルによる支援の調整などを行ってまいります。
生活支援コーディネーターと
コミュニティソーシャルワーカーは、おのおの対象者に違いはあるものの、さまざまな地域課題を「我が事!丸ごと」と捉え、人と人、人と資源、世代や分野を超えて地域がつながる!そんな社会への道先案内人、いわば、ファシリテーター的な役割を持つ福祉専門職と言えます。 2点目、計画では、
コミュニティソーシャルワーカーを学区単位に設置するとあるが、これまで5年の間、まだ未設置なのはなぜかについてお答えいたします。 第1次阿久比町
地域福祉計画、計画年度は平成27年度から令和2年度になりますが、そこに、「すべての人が地域で共に生き、支えあう「つながる」まち、あぐい」を基本理念といたしまして、基本目標1に、「みんなでつながって、孤独をなくそう。」の重点施策の中で、
コミュニティソーシャルワーカーを社会的に孤立している人へ個別支援をする専門職として位置づけ、令和2年度までに、各小学校区単位に1人ずつ計4名を配置する目標としていますが、ご質問のとおり、設置には至っておりません。 理由といたしましては、地域課題を解決に導くための
住民ネットワークの構築がございます。
コミュニティソーシャルワーカーのみが設置されたとしても、拾い上げてきた地域課題をつなぎ、課題検証をする話し合いの場がなければ、課題は課題のまま残ってしまいます。 困りごとを抱える人や家族が地域で安心して暮らし続けていくためには、公的な支援だけでなく、その人自身が住む地域での日常的な支援の仕組みづくりが、この5年間でなかなか構築できなかったことも大きな要因の一つと考えております。 計画推進に当たっては、この5年間、各
ネットワーク会議の作業部会である孤立防止、
ボランティア参加、担い手育成のそれぞれの部会が少しずつ機能し始めてきています。また、仕組みづくりを支援する
生活支援コーディネーターが昨年から活動をし始めたこともあり、地域においては、以前より地域の困りごとや課題などを「我が事!丸ごと」と捉え、話し合いの場を持つ必要性が大事だという町民同士の意識は、かなりできつつあると感じております。 この状況を踏まえ、今後も公民が一体となって、地域の中で解決していくための話し合いの場、地域住民のネットワークをベースにして、第1次
地域福祉計画の最終年度である令和2年度までに
コミュニティソーシャルワーカーが設置できるよう、今後も引き続き調整してまいります。 3点目、
社会福祉協議会の今後を見据えた職員の年齢や人数は適正なのかについてお答えさせていただきます。
社会福祉協議会は、社会福祉法第109条に規定され、民間の社会福祉活動を推進することを目的とした公共性・公益性の高い民間の社会福祉法人でございます。 地域の人々が住みなれた町で安心して生活することのできる福祉のまちづくりの実現を目指し、各種の
福祉サービスや相談活動、
ボランティア活動の支援、共同募金運動への協力など、さまざまな場面で地域福祉の増進に取り組んでおります。 現在、正規職員といたしましては8人でございます。20代が2人、40代が2人、50代が1人、60代が3人です。 今後は、今までに築き上げてきた地域のさまざまな社会資源とのネットワークをもとに、真に必要となる社会福祉業務を見きわめ、地域に根づいた
社会福祉協議会の利点を生かし、福祉関連事業の委託事業を拡大するなどして人員体制を整え、さらなる地域福祉の推進を図っていただくことが望ましいと考えております。 4点目になります。 福祉部局には、
社会福祉協議会職員が行う
地域福祉事業をフォローできる福祉専門の有資格者がいるのかについてお答えいたします。 代表的な福祉に関する資格につきましては、「社会福祉士」、「介護福祉士」、「
介護支援専門員」、「
精神保健福祉士」などがございます。 現在、
社会福祉協議会には、延べ人数ですが、社会福祉士の資格を持った職員が4名、介護福祉士の資格を持った職員が3名、
介護支援専門員の資格を持った職員が3名、
精神保健福祉士の資格を持った職員が1名います。民生部局においては、現在のところ、福祉に関する資格を有する職員といたしまして、これも延べ人数ですが、社会福祉士が3名、介護福祉士が2名、
介護支援専門員が2名います。 困難事例等については、民生部局の担当職員を初め、
知多福祉相談センター、半田保健所及び障がい
者相談支援センターなどの専門機関や福祉事業所を初めとする福祉関係団体と常に連携しながら協議の場を設け、さまざまな福祉事業に対してフォローに当たっております。 以上となります。
◎総務部長(大久保英俊君) 最初にお断りしておきます。流れからすると手話でご挨拶するところでございますが、あいにく手話できませんので、そのままのご答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。 私から2問目の、災害時「命をつなぐ」受援体制の構築についてお答えをいたします。 1点目の、災害時には町、保健所、県、栄養士会へ要請する形で
JDA-DATが支援に入るわけですが、その場合、本町のどこの誰が現場で指示できると考えておりますかについてお答えいたします。 ご質問にございました愛知県と愛知県栄養士会との災害時支援協定について愛知県に確認したところ、県の健康対策課が、協定を年度内に結ぶ予定で調整を行っているということでございました。 現行の
町地域防災計画で、保健衛生対策として避難所等での保健衛生活動は、健康介護課の保健師が行うこととなっており、基本的には健康介護課の保健師が行うことになると考えておりますが、この
JDA-DATの災害時の支援体制につきましては、今後、愛知県の地域防災計画に盛り込まれる予定でございますので、それを受けまして、町の地域防災計画に反映させてまいりますのでよろしくお願いしたいと思います。 続きまして2点目、災害時応援協定を締結しているのは、どのような企業や団体で、また
相互応援協定を締結している自治体はあるのかについてお答えいたします。 本町では現在、40件の災害協定を締結しております。 企業との協定は12件で、主な企業は、物資の調達に関する協定では、今後、敬称は略させていただきますが、
アピタ阿久比店、
ピアゴ阿久比北店、町内の小売業者の方々、
株式会社アグメント、
株式会社中京医薬品。 応援活動に関する協定では、
株式会社岡戸組、
株式会社キクテック等の町内の建設事業者、
ヤマト運輸株式会社、
東海西濃運輸株式会社。
災害復旧用オープンスペースの提供に関する協定では、
株式会社デンソー、
東邦瓦斯株式会社。 情報収集、伝達に関する協定では、
株式会社ドローンスクール愛知、
CATV愛知株式会社と現在調整中の
ヤフー株式会社などでございます。 団体との協定は18件で、主な団体は、医療に関する協定では、知多郡医師会、
半田歯科医師会、知多薬剤師会。 物資の調達に関する協定では、生協コープあいち、愛知県LPガス協会、JAあ
いち知多農作業受託部会阿久比支部。 応援活動に関する協定では、愛知県建築士会、半田郵便局、阿久比郵便局、
阿久比アマチュア無線非常通信連絡会などでございます。
相互応援協定を締結している主な自治体は、ほたるサミットの参加市町であります滋賀県の米原市、和歌山県の紀の川市、岡山県の真庭市、山口県の下関市でございます。 知多地域災害時
相互応援協定の知多半島5市5町、
愛知県内広域消防相互応援協定では、県内全ての市町村と協定を結んでいます。 3点目の、
ドラッグストアと災害時における生活物資確保の協定を結ぶ考えはについてお答えいたします。 先ほどお答えしたように、本町ではさまざまな災害協定を締結しております。災害時の生活物資の確保に関しては、必要不可欠なものと考えておりますので、町内の
ドラッグストアにも災害協定を結んでいただけるよう話をしていきたいと考えております。 次、4点目、特殊栄養食品のうち待ったなしで赤ちゃんのミルク確保は必要だと考える。液体ミルクを備蓄品に加えるための有効な手段として、保育園や産科医と連携もあると思うがどうかについてお答えします。 町立保育園に確認したところ、現在、保育園では園児にミルクは給仕しておりませんし、給仕するとなれば、保護者の了承を得なければなりませんので、連携は難しいのではないかと考えております。 また、産科医との連携については、特定の医療機関に町の備蓄品を保管し、その医療機関の利用者のみに提供することも難しいと考えております。 災害時の備蓄品として液体ミルクは有効であると考えますが、昨年、議員の一般質問の中でもお答えしたとおり、液体ミルクは、保存期間が常温で12カ月と短いことや、常温で保存できるとしても、本町の防災倉庫のように空調機能のないところでは保管は難しいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
◆3番(都築清子君) ご答弁ありがとうございました。 それでは、一つ一つ再質問をさせていただきます。
生活支援コーディネーターの活動実績を挙げていただきましたが、実際に私も、地元でサロンを立ち上げる際には
社会福祉協議会の方々が伴走をしてくださいまして、地域で自立ができるまで、一生懸命サポートをしてくださったという経験がございます。 再質問は、
生活支援コーディネーターの活動実績の中で、先ほど一期一会荘さんが福祉車両を出していただいて、宅老所さんの送迎を始めてくださったといったお話がありましたが、
生活支援コーディネーターが、その際どのように関わったのか、もう少し詳しく教えていただけますか。
◎民生部長(蟹江信裕君) ありがとうございます。 それでは、もう少し具体的に説明させていただくんですけれども、まず、
生活支援コーディネーターが活動を開始する、それは、まず始めたことが地域への顔のつなぎ。それを兼ねて、先ほど答弁しましたが、宅老所だとかサロンだとか福祉事業所、そこへ何度も足を運んで、まずは顔つなぎをさせていただきました。 そして、行ったところで、その場でいろいろなお話を聞かせていただいたんですけれども、特に宅老所においては、ボランティアの皆さんからのお声の中に、夏の暑い日だとか冬の寒い日、そんな時期になりますと、やっぱり利用者さんは歩いて宅老所に行くのが非常につらいと、どうしても億劫になってしまい足が遠のいてしまうと、そんなようなお声をよく聞きますということを伺いました。 また、一方、事業所のほうを回ってきたところ、一期一会荘においては、長年あそこは阿久比町で介護サービスを提供しております。そして、事業所の中にも、やはり地域に何か恩返し、地域貢献できる活動がないかというのを、これは以前から思っていたそうです。そんなことを
コーディネーターが聞いてきた。そのような情報を、改めて健康介護課のほうに報告がございました。 そして、私どもが一度、一期一会荘にそのような情報を聞いたと、法人の福祉車両のあいている時間を何とか活用できないかというご提案をしたところ、法人のほうも、気持ちよく協力いただく返事をいただきました。そのことを
コーディネーターを通じ、その両者の間を取り持つような活動をいたしました。
コーディネーターはさらに、運営協議会のほうへ何度も足を運んでさらなる問題もまとめたり、また、法人が、一応、試行運転という形でやらせていただいたんですけれども、そのときに
コーディネーターが何度も同乗いたしまして、乗り入れに問題はないかということをチェックしたことで、このような事業が始まっております。 本当に何度も足を運んだ成果が、この事業のサービスの展開になったというふうに、私どもは成果を評価しております。 以上です。
◆3番(都築清子君)
生活支援コーディネーターが取り持って、きめ細やかな対応をしてくださって、宅老所さんの送迎が開始したというお話を今お聞きしまして、地域とそれから福祉施設がつながるというのは本当にすばらしいことだなと思いますし、また、一期一会荘さんの地域貢献の気持ちも本当にすばらしいものだなと思います。改めて感謝を申し上げます。 2つ目の再質問でございますが、
コミュニティソーシャルワーカーの設置ができなかった理由を答弁いただきましたが、私だけでしょうか、理由になっていないような気がいたします。 もう少しお聞かせをいただきたいと思いますが、地域の課題をつなぎ、また、検証し合う場がなければ課題は残ってしまう。また、住む地域での支援づくりのほうが先で、やっとこの5年間で
生活支援コーディネーターを設置することができて、やっと1年、動き始めたところだということが要因であると言われていたと思います。
コミュニティソーシャルワーカーの設置と同時進行であってもよかったのではないかと。地域での支援づくりが未完成でも、たとえ皆さんでつながれていなくても、
コミュニティソーシャルワーカーの設置があれば、第1次の計画どおりであれば、前半の3年で社会的に孤立している人の状況の把握ができ、後半の3年で社会的に孤立している人への個別支援ができたはずで、孤立していた人の中には、個別的支援は地域の支援のほかにも公的支援へつなぎ、救われた人もいたのではないかと思うと、余りにもスピード感がなく、速度を上げて行うべきではなかったかなと思います。 2年前、ここで質問をさせていただきましたときに、お隣の東浦町さんに個人的に視察に行かせていただいたことをお話しさせていただきました。当時、2年前、東浦町は、2人の
コミュニティソーシャルワーカーが専任で活動をしておりまして、現在はもう一人増員し、3人設置で活動をしているということです。 よく答弁には、近隣市町の同行を鑑みといった言葉をよくお聞きします。これはもう、ワンフレーズで私覚えてしまいました。先進的に行っている自治体をお手本にするということはしなかったのでしょうか。
◎民生部長(蟹江信裕君) 大変、手厳しいご質問と受けとめます。 東浦町のを手本にしなかったのかというご質問ですけれども、まずその前に、この平成30年度末現在の県下におけますCSW、再質問におきましては、私、
コミュニティソーシャルワーカーのことをちょっと略してCSWと申し上げます。県内でCSWを設置している市町が、豊川市、長久手市、東浦町、あと、ほぼ数市町村というふうにちょっと伺っております。 私どもも、ことしの8月に、担当課長と係が東浦町のほうへ訪問いたしまして、その辺の事情を聞いてまいりました。 東浦町におきましては、CSW事業に関しましては
社会福祉協議会に事業委託をされているということです。そして、東浦町全6行政区の中に3人設置しているとお聞きしました。そして、その中で常時、ふくし何でも相談窓口というものを開設しているそうです。そうすることで、さまざまな相談を受け付けながら既存のサービスのほうへつなぐだとか、困難事例におきましては関係機関との協議の場を持って対処しているだとか、そういったことの仕組みになっているそうです。そして、CSWが設置されてから、やはり相談件数は非常にふえたと言われております。そうしたことによって地域の実情というものも把握できたと言われますし、そのときに、直接、本当にCSWの本人の方から困難事例、解決事例もちょっと聞きました。 そして、聞いていたときに、聞いたというか東浦町さんが言うのには、初めからCSWが機能したわけではありませんと。それは当然だと思います、ゼロスタートですから。やはりそれは、最初は顔つなぎのために幾度となく地域へ足を運んで、地域の人たちとかかわりを持って、そして、ある程度の時間がたって初めて、CSWという存在を地域の人に知っていただいた。そのことが、まずは第一歩だと聞いております。 その中で、順調に今は活動し始めているんですけれども、同じように東浦町も
生活支援コーディネーターさんもいらっしゃいます。そして、CSWさんも当然いるんですが、その2組が上手に調和をして、今は町内のいろいろな課題について、協調しながら対応しているという新たな仕組みもでき上がったと聞いております。 そのような情報を私どもも持ち帰って、何とか阿久比町のほうの形に置きかえることはできないかということでいろいろ検討いたしましたが、なかなか難しい面も確かにあります。ただ、本当に参考になる情報は多くいただきました。 そして、ちょっとこれは私の個人的な意見になっちゃうかもしれませんけれども、私もことしでこれで4年目になります、民生部長やらせていただいて。そして、思うに、本当に地域福祉というのは、今さらですけれども、本当に難しいなというのが実感です。私は、こういった形でいろんな議員の皆さんから一般質問されます。言葉では簡単に、ここすればいいとか、ああすればいいとか言っておりますけれども、現場はなかなかそういうように動きません、それが実態だと思います。 ただ、今ここ数年、全国で起きています災害だとか事件、事故、そのようなことが起きるたびに、やはり地域のつながりだとか地域の支えだとか、そうしたことがとても大事だなという共通認識を持つようになったというのは、この阿久比町でも確かに感じを持っております。そうした気持ちは高まっているんだというのは感じております。 ただ、それは、人それぞれ価値観だとか認識とかが違います、それは当然です。だから、人の心だとか人の思いを動かす、これほど難しいことはないなというのが実感です。ただ、少しでも動けば、そこに生まれるのは地域のつながりであり、地域の輪です。そして、「我が事!丸ごと」という共通認識が生まれると思っています。 これからの阿久比町の福祉について、今はまず
生活支援コーディネーターができました。次に、CSWを設置することによって、今ある阿久比町の中の地域福祉というのは必ずよくなるものと信じております。だからこそ今、
社会福祉協議会とは設置に向けて協議を進めております。いずれにいたしましても、来年度以降、
コミュニティソーシャルワーカーが設置できるように、今後も前向きに検討していきたいと考えております。 以上です。
◆3番(都築清子君) 東浦町にも出向き、お話を聞いてきたというお話で、民生部長の今までの経験から、熱い気持ちというのは私のほうにも伝わってまいりましたが、東浦町はもっと早くから動いていて、ようやく
コミュニティソーシャルワーカーが実績を上げてきている。最初から、やっぱりうまくいったわけではないといったお話でしたけれども、早くから動いていたのは確かで、愛知県の中で数件しかないにしても、その分、阿久比町は近くにそういった先進事例があったわけですので、もう少し早くから視察に行ったり、動きを早くすることはできたのかなと思うので、多少おくれていた感というのはどうしても否めないかなと思います。 過ぎてしまった時間というのは取り戻せませんので、今からしっかりとスピードを上げていただいて取り組んでいただき、令和3年度からの第2次の福祉計画においては、今回のようにできなかった理由を述べるようなことがなく、しっかりとつくり上げていただきたいと思っております。 続きましての再質問ですが、福祉関連事業の事業委託を拡大するなどとして、
社会福祉協議会の人員体制を整え、地域福祉推進を図っていくことが望ましいというお話が最初の答弁でありましたけれども、望ましいとかそういうのは、何かどこか他人事のように聞こえるのは私だけでしょうか。そもそも
社会福祉協議会の位置づけというのは、阿久比町としてどのような位置づけなのでしょうか、教えていただきたいです。
◎民生部長(蟹江信裕君) 先ほども
社会福祉協議会についての若干の説明させていただきましたけれども、
社会福祉協議会というのは、やはり地域に暮らす人々がともに支え合って、公的な
福祉サービスだけに頼らず、行政、また福祉関係者と協力し合い、地域全体で福祉課題を解決して取り組んでいく地域づくりを推進していく、まずは組織であるということでございます。 共助を実現する地域福祉の重要性が求められている中で、行政と
社会福祉協議会の連携は、今まで以上に欠かせないものとなってきております。阿久比町としても、ともに地域福祉を推進する本当に重要なパートナーという考えで、
社会福祉協議会の位置づけをさせていただいております。 以上です。
◆3番(都築清子君) パートナーであるといったお話でございました。 大事なパートナーでございますので、しっかりとサポートもしていっていただきたいなと思いますが、続きましての質問、再々質問になると思いますが、
社会福祉協議会の職員の皆さん、今まで地域とのつながりが経験が豊かで、顔の見える間柄となり、地域とも連携もとりやすい人材としては最適だと思いますが、それゆえに、需要と人員とのバランスがとれずにオーバーワークになるのではないかと心配でございます。
コミュニティソーシャルワーカーを設置するのは早急にお願いをしたいところでございますが、一方で、今の人員のままで、今の持っている仕事に、さらに
コミュニティソーシャルワーカーの仕事をふやすとしたら、どうしても過重労働になるんじゃないかなというそういったことが予想されます。人員の増員等のところはどのようにお考えでしょうか。
◎民生部長(蟹江信裕君)
社会福祉協議会、先ほど答弁した職員人数です。正規職員というのは8名いるんですけれども、その8名が、本町の地域福祉推進の中心的役割をしっかりと担っているというのは私どもわかっております。 今後も地域福祉を推進する中で、パートナーとして今まで以上に連携を強化してまいりたいというのを先ほど申し上げましたが、地域の実情に応じた事業を持続していくためにも、福祉関連の委託事業を拡大するなどして、自主財源の確保を進め、自主性をきわめていただくこともより必要ではないかということは考えております。
社会福祉協議会の職員の方々は、補助団体ということでいろんなお考えはあるかもしれませんけれども、私どもの補助というのは人件費に対する補助金でございます。これは不可欠なものでございます。引き続き行っていく考えはございますが、組織の自立性を高めるためにも人件費への補助金ではなく、受けていただく事業に対して町からの委託事業をすることによって、今後、
社会福祉協議会の事業の展開も拡大していってほしい。そうしたことを今後も少しずつ、そのようなシフトを変えていきたいというのを私ども考えております。 ご質問の増員等の考えですけれども、このような理由から人件費補助を即決するのではなく、補助金の適正化、また委託事業の見直しも含めて、今後、
社会福祉協議会と協議をする中で検討を進めていきたいと考えております。
◆3番(都築清子君)
社会福祉協議会の皆様には、本当に阿久比町全体で、さまざまな問題に取り組んでいただきまして、私も何度か駆け込み、相談をさせていただき、住民の皆様からのご要望ですとか、ご相談を対応させていただいていておりますので、ぜひしっかりと連携をとっていただきまして推し進めていただきたいと思います。 続きましては、災害時の受援体制の構築についての再質問をさせていただきます。
JDA-DATのことをちょっとお話しさせていただきますが、栄養士会の災害時支援のチームがあるということで、実はこれは、9月の県議会議員の一般質問の中でも取り上げられていたものが、結局、締結に結びついたといった、そういったこともお聞きをしております。 知多半島の中で、この栄養士会がチームを組んで災害時に応援に入っていただけるといったことというのは、余り知られていないことでありますので、ぜひ阿久比町でも、さまざまなところでこういうのがあるそうですよということで、知多半島で、私も広めていきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 再質問の1つ目ですが、災害時に、さまざまな企業や団体と応援協定を締結しているということを教えていただきました。 物資の調達をお願いしている企業は、実際、災害が起きたときにはどのように運んでくださり、誰が受け取り、どう取り扱う計画があるのでしょうか。また、応援活動に関する協定を結んでいる企業さんが幾つもありましたが、そういった企業さんに対する担当は決められていて、どのような町としては動きを想定しているのでしょうか。それぞれ事例を挙げて教えていただけますか。
◎総務部長(大久保英俊君) それでは、物資の調達に関する協定でございますが、これは、町が必要な物資を要請するとともに、町が指定する場所、こちら計画では丸山公園の武道場に配送していただきまして、この計画や災害対策実施マニュアルで定めるところによりまして、救援物資の受け取りは住民福祉班、町の住民福祉課の職員が行います。避難所等への配送は産業観光班、産業観光課の職員が行うこととなっております。その物資を運ぶことにつきましても、先ほど申し上げましたヤマト運輸さんですとか東海西濃運輸さんと提携しておりますので、こちらと協力をしながらということになると考えております。 応援活動に関する協定でございますが、町内の建築事業者は、災害時には緊急災害復旧活動を建設環境課と連携して行っていただくことになります。連携ではないんですが、
阿久比アマチュア無線非常通信連絡会さんですとかドローンスクール愛知さんだとか、個々にそれぞれの情報網を駆使しまして情報収集、被害状況を収集していただきまして、災害対策本部にご連絡いただく、こういうふうになっておりますのでよろしくお願いいたします。
◆3番(都築清子君) 物資の調達をお願いした場合、どういうふうに動くのかというところで、住民福祉課が動き、産業観光課が動くといったことがありましたが、実際に
JDA-DATさんの説明を受けたときに、受援をする体制をとれているか、とれていないかでは、随分対応がスムーズか、スムーズじゃないかというのは雲泥の差があると。 今、部局が2つ分かれているところで、実際に、学校で被災した人は学校教育課だったり、あと福祉避難所だと福祉部がやっていたりと、これは事例ではあるんですが、そうしたところを上手に連携がとれていないと、「学校教育課、そっちが悪い」、「いや、福祉部局、そっちがうまくいかんかったでしょう」と、そこでけんかが起こるんだそうです。そういったことも事例として実際にありましたよと、
JDA-DATさんおっしゃっておりました。 ですので、しっかり横軸を通していただいて、できたら1つ、2つでいいかもしれませんが、動きをどういうふうするかといった訓練的なことも必要ではないかと思いますので、大変ではありますけれども、しっかり受援体制を構築する上では必要ではないかと思いますのでよろしくお願いします。 液体ミルクの備蓄に関しまして、また液体ミルクの性質等に関しまして、10月に、名古屋のささしまライブで行われましたぼうさいこくたい2019というのに私、行ってまいりました。実際に、液体ミルクの製造会社の人や、液体ミルクを提供するときに指導をしていただける栄養士会の人と出会い、お話を聞いてまいりました。現実には、保育園や産科医、または保健センターでローリングストックをしてもらっている自治体もあるとお聞きをしました、液体ミルクです。 ですが、保育園はだめだと、ゼロ歳児とかミルクを差し上げていないのでだめだと。また、産科医さんも公平感が欠けるのでだめだといったお話で、阿久比町で子どもがどんどんふえているのに、これは、阿久比町がしっかりやらなければいけないことの一つなのに、どこもだめだというのであれば、不測の事態にどこで備蓄ができて、どこで入手ができるとお考えでしょうか。
◎総務部長(大久保英俊君) 議員のおっしゃるとおり、液体ミルクは非常に大切な備蓄品としては考えておりますが、先ほどのお答えにもありましたとおり、今の備蓄倉庫ですと空調も整っておりませんので、夏場30度を超えるということもありまして、備蓄には適さないというお答えをさせていただきました。 そこで、備蓄という考えもちょっと変更しましてというか転換しまして、今、日本の国内でつくられるようになってきましたので、備蓄ではなくて災害協定の中で、スーパーですとか、これから進めていく
ドラッグストア、そのようなところと必要な物資の調達の協定をする中で、その品目の中にこの液体ミルクを加えてすぐに調達できるような方法で、備蓄ではなく、すぐ調達というそちらのほうにシフトしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆3番(都築清子君) きょうは、議長のお許しをいただきまして、液体ミルクを議場に持ってまいりました。 こちらが、缶の液体ミルクでございます。こちらが紙パックの液体ミルクであります。 今、国産の液体ミルクはこの2つがございます。赤ちゃんのミルクというのは、母乳が出るお母さんであればそれが最適であります。母乳の出る環境が整うのが大前提ではありますが、災害時には、ストレスがもとで母乳が出なくなってしまうお母さんもいらっしゃるとお聞きをしております。やはり準備はしておくべきだと思いました。 今、災害協定のお店と連携をして、そういったところから災害時には持ってきていただけるような対応をしていただくといった前向き答弁をいただきました。実際にサテライト的に特殊栄養食品ステーションが栄養士会で立ち上り、実際に液体ミルクを提供できる環境が整ったとしても、本町で受援体制的なこちらの周知がないと全く機能しないのかなと思います。実際に、胆振東部地震のときに、液体ミルクを運んでも、周知がなかったので使えなかったといったそういったお話がございました。大変残念なことでございます。 以前、備蓄一覧に液体ミルクを追記していただけるとご答弁があり、その後、調査研究をしていくと答弁がありましたが、実際に、赤ちゃんやお母さんとの接点の多い保健師さんは、この液体ミルクについてどのような感想があったか教えていただけますか。
◎民生部長(蟹江信裕君) 議員の昨年一般質問の中で、そういった記載が必要ではないかということ、ご提案いただきました。 私どもが家庭訪問する際に配布しております「地震・風水害に備えて」というリーフレットです。そこに改めて議員の提案であります液体ミルクについて記載をして、今、配布しております。ありがとうございました。 そして、ご質問の液体ミルクの活用について、実際の保健師たちに聞いてまいりました。保健師たちは、もう阿久比町は全家庭に全てお邪魔してお話をしております。その折に、リーフレットに載っております液体ミルクのことについてお話しすると、ほとんどのお母さんたちは、やはり、もうご存じです。ふだんから出かけるときには、そういった液体ミルクも持ち歩いて利用していますというお母さんも何人かいらっしゃいましたので、かなり普及はしているんじゃないなと私どもも思っております。 本当に災害時のときに、万が一のときに、こういったおむつだとかミルクなどは、赤ちゃんの最低3日分は備えていただくと、それはとてもいいことですのでというのもつけ加えて、今は訪問のときには説明をしております。その中で、赤ちゃんだけではなく、お母さんの体調もしっかりと備えていただくようにということもつけ加えながら説明しております。 今後も、液体ミルクの有効な備蓄に関しましては、皆さんの安心のためにも啓発していきたいなと考えております。 以上です。
◎教育部長兼学校教育課長(田中清高君) これをあわせてやることの利点としましては、学校で工事をやることによって、いろんな授業だとかという教育活動に支障が出る可能性があるものですから、できれば何回も行うのではなくて、1回でやったほうが効率がいいかなというふうにも考えますし、また、工事についても分けてやるよりは、1つの工事でやったほうが経費的にも抑えることができるんじゃないかなというふうに今、考えているところですので、よろしくお願いします。
◆5番(竹内卓美君) 単独で進めるよりも、いろんな意味で子どもたちにも負担をかけることが少ないという判断で一緒にやりたい。それから、当然、建築のことなので、分けてやるよりは1回でやったほうが、いろんな意味でのコストが軽減できる部分も確かにあるということ。
◎教育部長兼学校教育課長(田中清高君) デメリットのほう。
◆5番(竹内卓美君) もありますか。
◎教育部長兼学校教育課長(田中清高君) すみません。メリットのことしか言わなかったもんですから、デメリットとしては、今、考えられるのは、令和5年に、校舎とあわせて予定はしておるんですけれども、当然、陽なたの丘の子たちがふえていくということで、ほとんどの子が自転車通学になります。 それによって、今現状の駐輪場は若干余裕はありますけれども、一気にふえていったときに、やっぱりかなり手狭にはなってくるものですから、それが完成するまでに駐輪場がかなり狭いなという、そういったデメリットはあるかなというふうには思っております。
◆5番(竹内卓美君) わざわざありがとうございます。 何にしても、一緒に工事をするほうが、子どもにとっては負担が少ないのかなということは理解もできますし、費用の面に関してもいいのかなと。ただ、今そこで教育部長言われたように、その間の1年なのか2年なのかわかりませんけれども、その間、ちょっと今の駐輪場では手狭かないうことが出るのかなと。 そこら辺の手狭というのも、言葉では手狭で終わるんですけれども、実際どの程度子どもたちがそういうことを感じてどうなのかなというのは、僕もちょっと今、余りよくわからないんですけれども、ただ、一時期、阿久比中学校が、1,000人ぐらい生徒がいた時期がたしかあったと思うんですけれども、その時期でも今の駐輪場というのは変わってはいない。そのときの自転車通学の子たちがどの程度いたのかというと、多分、今1.5キロメートルだと思うのがもうちょっと広かったんですよね。だから、今、自転車通学で通っている子たちが全員通っているということではないというのもわかりますので、そこら辺で手狭というところでは、どういうふうな判断をしたらいいのかちょっとわかりませんけれども、なるべくそういう懸念を持ってみえるということでしたら、できる範囲の手は打っていただいて進めていただければいいのかなというふうに感じます。 ただ、あくまでも今そういう予定で進めているということなので、その辺の検討をしてみた結果、やっぱりこれは分けてやるべきだというようなことになれば、それはしっかりと方向転換をしていただいて、2回に分けてでも3回に分けてでも、しっかりと子どもたちの安全も確保できるような形でやっていただきたいかなというふうに思います。 それから、また、西門近くに駐輪場を新設するというお考えも持ってみえるようなんですけれども、西門のほうにもし駐輪場を設置した場合に、駐輪場から校舎までの雨対策というのはどんなようなことを考えていますか。今の駐輪場から、坂で屋根のついた階段がたしかあったと思うんですけれども、そのような屋根つきの何か通路みたいなものはお考えでしょうか。
◎教育部長兼学校教育課長(田中清高君) 西門の駐輪場については、特別そこから新たに屋根つきの通路をということは考えてはいなくて、実は、西門の近くの予定地、こちらが今、想定しているところは金工木工室が近いですので、そこには渡り廊下があるものですから、そこを通っていけば、若干雨は避けて校舎へ行けるんじゃないかなというふうに考えております。 以上です。
◆5番(竹内卓美君) 駐輪場からどの程度通路まで、既設のあるというところにもかかわると思うんですけれども、自転車通学で来る子たちというのは、当然かっぱを着て来ると思うんです。駐輪場でかっぱを脱いで、そこからまた傘も持ってということになるとどうなのかなということを思います。 私も自転車通学をしておりましたので、でも、その当時、そういう雨の何もなかったような気がして、それで苦労したという覚えもないんですけれども、そういうことは別にしまして、できる限りのその辺の配慮は、また考えていただきたいかなというふうに思います。子どもたちがなるべく雨に濡れない、そういうことは考えていただきたいかなというふうに思いますので、これから駐輪場、校舎建設いろんなことで検討されていくと思いますので、雨対策ということも含めて考えていただけるようにお願いをしておきます。 それでは、災害時用のホームページについて再質問をさせていただきます。 災害時の情報伝達というのは非常に重要な役割になります。災害時用ホームページを理解するために、確認をちょっとしたいんですけれども、災害時用ホームページとは、ページ全体を簡易表示することにより、多数のアクセス、接続ですね、にも対応でき、災害時に有効に町民に情報を伝えられるが、半面、画像などの情報はなく、文字情報のみでの情報伝達になるのが弱点とは言えないかもしれないですけれども、ということでいいですか。
◎総務部長(大久保英俊君) 災害時用のホームページのトップページは文字情報のみ、簡素化します。 通常のホームページのような画像はないという文字だけになるんですが、タイトルクリックしていただきますと、文字ですとか写真ですとかそういうところにはリンクしていきます。もちろん内容がわかりやすいように、動画ですとか写真が必要な場合はそういうものも見えるようにはなります。情報の中にも、河川の状況の監視カメラとかもありますので、それは動画としても見られるという、そういうものでございます。 トップページはそうでございますが、またそのサイト内で検索をかけていただければ、通常見られているものも消しているわけではございませんので、閲覧することは可能になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆5番(竹内卓美君) それでは、トップページに関しては、今までの、入ったときのホームページとは全くイメージが違って、色もほとんどなければ何もない。ただ、文字の情報の羅列が並んでいるだけということで、ただ、そこからほかのところにリンクで飛んだ場合は、ある程度、写真だとかいうことも見られるということなんですね、はい、わかりました。 繰り返しになりますけれども、災害時用ホームページというのは、最重要な情報手段だと考えます。本来なら、本町の災害時用ホームページの接続限度数の設定を、ちょっと数字のほうで確認したいというところでしたんですけれども、本当につながるのかと。今まで被災地で一番困っているのがつながらないよと、情報が欲しいんだけれども情報が得られないということが、いろいろあったということは見聞きをしておりますので、そこのところで阿久比町、本当に大丈夫なのというところをしっかり確認はしたかったんですけれども、サイバー攻撃ということもある。サイバー攻撃というのは、システムに機能不全を起こさせる攻撃というふうに訳せばいいんですかね。そういうことがあるといけないので、その防止のために数字は公開できないということですので、理解はいたします。 これ以上、ちょっとでもということを言うつもりはありませんけれども、災害時は、在住の町民だけが閲覧するわけでもないと思うんです。町外の親戚の方だとか本町に関係のある方、もしくは海外に赴任されている方、本当にいろんな方が心配されて、今、阿久比町どうなっているんだと、うちの地元どうなっているんだろうということで閲覧する可能性もあると思います。 それで、本当にお願いしておきたいのは、他市町の状況だとかこれまでの被災地の教訓等、あらゆる状況を、もう、いろんな角度から検証をしていただいて、本当に今の設定で問題がないのかということを改めて見直しをしていただければなというふうに思います。本当に大きな災害になってしまったときには、町から発信される情報が頼りになると思います。やっぱりその情報が得られないということのないようにだけは、しっかりと備えていただきたいかな。 個人で、今ほとんどの方がスマホを持ってみえると思うんで、誰でも情報がとれる状況にはあってもその情報もとがない、情報もとにつながらないということだけは避けていただきたいかなというふうに思います。 災害時用ホームページは、本当に何度も何度も言うんですけれども、最重要の情報伝達手段なんですけれども、掲載順位は特には決まっていないということでした。情報を順番に発表していけばいいというものでもないように思うんですけれども、何かしらの基準を考えておく必要というのはないとお考えですか。
◎総務部長(大久保英俊君) もちろん議員がおっしゃられるとおり、どういう順番でもやればいいという、そういうものではないと考えております。その災害によりまして災害の状況を発表する内容が変わりますので、状況にあわせて、災害対策本部にタイムリー指示を出していただきまして発表していくことになります。 また、さきに訓練を行ったということもお話しもしましたが、事前に想定される発表項目のフォーマットのほうは幾つかつくってございますので、それを利用して瞬時に、すぐに発表できるような、そういう体制にはしてございますのでご理解いただきたいと思います。
◆5番(竹内卓美君) 全く何もないというよりも、フォーマットは一応つくってはあるよということだとは思います。 ただ、平時でつくっているフォーマットというのは、得てして災害時に役に立たないということもあり得るのかな。だから、例えば、ここで掲載順位を決めたとしても、やっぱりそれがうまくいかなかったということは、当然あり得る話かなというふうには思います。 ですので、決まっていないからだめ、フォーマットがあるからいいという、そういうことではないとは思いますけれども、何にしても見直し等を、1回つくったからオーケーではなくて、最近の自然災害、台風も含めて、集中豪雨も含めていろんなのを見ていると、今まで本当に想定できなかったようなことが普通に起きてしまっている。今まではこういうタイミングでこうやって発信していけばオーケーだったよ、この情報を出せばオーケーだったんだよというのが、そうじゃなくなっていると思うんです。 ですので、逆に決まっていないということは、実際、災害対策本部でタイムリーな情報がしっかり発信できるということにもなるのかもしれませんけれども、実際の災害対策本部というのは、そういう状況になったときには、もう、すごいみんなが慌ただしく、いろんなことで情報が飛び交って、それを整理するために、いろんな人がいろんなことをやっているというような状況になると思うんで、その場になってその情報を整理してなんてことはなかなか難しい。本当にひょっとすると、情報垂れ流しということもあり得るんではないのかなというふうに思うんです。 ですので、そういうふうになるとしても仕方がないという面もあるんですけれども、今フォーマットがあるからいいとかではなくて、なるべく今後の防災訓練等、いろいろな被災地の情報等を集めていただいて、そういうのも順次見直して、今まではこうでよかったけれどもここ変えようかとかということも、やっていっていただきたいかなというふうに思います。 それと、同じくなんですけれども、災害時用ホームページへの切りかえの規定はないということなんですけれども、要は災害時用ホームページに切りかえなければならないようなときというのは、災害対策本部も本当に緊急事態になっているというふうに思います。切りかえ時期を明記しておけば、早すぎたり遅すぎたりすることもないとは思うんです。なぜその辺を決めておかないのかなと。 先ほど、震度6強以上の地震が発生した場合は、要請がなくても管理会社が切りかえるんだよという規定なんですかね、があるんですよね。片やそういう、地震に関してはいうことなのかもしれませんけれども、地震に関してはその規定があるんですけれども、そのほかの災害に対してはないというのもどうなのかな。一度ちょっと、その辺の何か理由があるとか何かあるんでしたら、ちょっとお教え願いたいかなと思います。
◎総務部長(大久保英俊君) 通常のホームページでございましても、相当のアクセスがなければサーバをダウンさせるということはございませんので、通常の災害以外のことを見たいという方も、当然、外から入ってきますので、その方々のことも考えて、なるべく本当にサーバに負荷がかかるような状況にならなければ、切りかえることは考えておりませんので、なるべく通常のホームページの中に緊急情報を載せるようにして今は運用をやっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆5番(竹内卓美君) ちょっとその件はもう一つ後で、もう一遍ちょっとお聞きしたいかなというふうに思います。 今回も含めてですけれども、平成29年8月からことしの9月に、防災訓練で災害時用ホームページに実際に切りかえて掲載訓練を行ったよということなんですけれども、その訓練をやってみてどんな課題がありましたか。
◎総務部長(大久保英俊君) 課題といたしまして、実は訓練でございまして、実際に軽量化したわけではございせん。災害時用ホームページに切りかえたわけではございませんので、実際に切りかえていないということで切りかえた後の操作はやったことない、こういうことがあります。 また、その掲載した情報が本当に、先ほど議員がおっしゃられたとおり、この掲載した情報が、今のご時世に合っているのかとかそういうことも、また検討はしていかなきゃいけないなと、その辺が課題だと考えております。よろしくお願いします。
◆5番(竹内卓美君) そうすると、実際に災害時用のホームページには切りかえたことがないよということですよね。ということは、実際、切りかえたときに何が起こるかというのは検証がされていないということにつながるかなということだと思います。 ただ、今、総務部長が言われたように、なかなか災害時用のホームページ、もう切りかえてしまうと通常のホームページが見られなくなる。そこら辺でなかなか、そういう切りかえてしまったときに、ほかの方たちに迷惑がかかるというような意味合いなんだろうなというふうに思いますけれども、年に一度、毎年やる必要はないかもしれませんけれども、町の防災訓練のときに、やっぱり実際に切りかえてやってみる。その中で、どんなふうになったとか、うまく切りかわったのか、切かわれなかったのかということも検証はできていないんだと思うんです。ですので、本番になったときに、切りかわらないよとかということはないとは思うんですけれども、やっぱり行政としてそこら辺の検証はしておくべきだろうなというふうに思います。 何にしても、町民を守っていくということは行政の第一義です。切りかえることに関しては、いろんな制約とかいろいろほかの方に迷惑かけるとか、いろんなことがあってそう簡単ではないよということは理解できるんですけれども、難しい問題を今までも、きょう、ほかの議員さんがいろんなことを質問されていろいろと難しい、確かに、一筋縄でいかない問題がたくさんあって、検討します、毎回そんなお答えですねということもあったんですけれども、こういう問題もしかりだと思うんですけれども、担当部署だけではなくて、阿久比町の職員として今こういう問題があるんだ、そのことに関して職員全員がそういうことを整理して、知恵を絞って、妙案でも出てきて、新しい一歩が踏み出せるということができる阿久比町の職員さんであってほしいし、そういうことができる町であってほしいかな、そんなふうに思うんですけれども、それと、あと覚悟もいるのかな。絶対に批判もあるだろうし、迷惑かける人が出てくる、でも、やらなきゃいかんことはやらなきゃいかん。どこでやるんだ、ずっとやらないのかという話にもつながると思うんです。 そこで、じゃ、一番誰が困る、誰が迷惑するのかといったら、やっぱり町民の方々、また、その中でも弱い方々が一番困るんだろうなというふうに思うんで、どこかで最後のとりでみたいな情報のところなので、そこはしっかりと考えていただいて、できないんじゃなくてできる方法を皆さん職員全員で考えていただいて、何か妙案を出していただいて、一度やってみようというようなことはどうなんでしょうか。
◎総務部長(大久保英俊君) 実際に切りかえという話だと思うんですが、このサーバの管理会社とかホームページの管理会社は、実は滋賀県にありまして、サーバは滋賀県にございます。 ですから、そちらの管理会社と協議して、こちらじゃなくてもそちらに行っても、実際に切りかえたことをやってみて、どういうことが起こるかということは、それは一度やってみたいと思っております。 また、中でも短時間ならそこまで迷惑がかからないのかなと思いますので、事前に周知ができたら、短時間なら切りかえを行っていきたいなと、そうは考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆5番(竹内卓美君) ありがとうございます。 出向いてでもやっていただけるという前向きなお答えをいただきましたので、期待をしたいと思います。また、それをやったことについていろんな課題が出てくるかとは思うので、また、その課題をどうやって克服というのか、消していくのかということもやっていただきたいかなというふうに思います。 それでは、最後、もう時間も少しになってきましたので、最後の再質させていただきたいんですけれども、極めて重要な情報伝達手段である災害時用ホームページの存在を周知はしてこなかったよと。これもいかがなものかなというふうには感じますけれども、切りかえが行われてしまえば、災害時用のホームページしか閲覧ができなくなるということで、その閲覧者が戸惑うことはないということも理由の一つにはあったのかなというふうには思います。 が、やっぱり、どこかでそういう情報発信という面に関しての危機意識が薄れているんじゃないのかな。東海豪雨以来、本町は本当におかげさまで、そんなに大した災害も発生しておりません。こういうことに関しても広く町民に周知して、周知することによって災害時の備えを呼びかけるというのが、本当に行政のあるべき姿だろうなというにも思います。周知することによって、やっぱり町民も備えていかなきゃいかんかなとか、災害があるんだよなということを改めて自覚する部分もあると思うんです。 だから、これは大したことじゃないし、仮に周知をしていなくても、これ、見ればわかる話だよねという部分でも、それをやることによる副産物で町民がいいふうに向かうとか、理解が進んでいくということもあると思うんで、その辺のところもしっかりやっていただければというふうに思います。 ホームページだとかそういうところを使って周知していくということなんですけれども、それ以外のことも何はお考えありますか、とりあえず、その2つぐらいですか。
◎総務部長(大久保英俊君) やはり、見ればわかるというそういうのがあるんですけれども、実際にこういう画面に変わりますというのは、事前にお知らせしたほうがいいなというのは確かにございますので、切りかわる画面はこちらでもつくれますので、こんな感じに変わるので、皆さんこういう場合は災害時に変わっていますという、そういうことはいろんな方法で周知はしたいと考えております。よろしくお願いします。
◆5番(竹内卓美君) ありがとうございました。 今回のことに関しては、しっかりとやっていただけるというご答弁でございましたので期待をしております。 何にしても、やっぱり町民の命を守るということは行政の第一義、何にもまさるものだというふうに思います。先ほども申したように、職員一丸となって、難しいで終わるんだったら我々でもできると思います。そこに風穴をあけて何とかしていただくのが行政。そのためには、本当にみんなで課題を共有していただいて、担当課を越えてやっていただくことも必要かなというふうに思います。 同僚議員がやっていた循環バスの問題もそうだと思います。これからの高齢化社会を考えると、何かこのままではよくないというのは僕も思っています。免許返納の問題にしてもそこにつながっていくんじゃないのかな。
○議長(瀧塚政明君) ちょっと竹内議員いいですか。 持論展開は控えていただきまして、通告内容の質問に徹してください。
◆5番(竹内卓美君) 失礼しました。 それでは、そういうことで、町の職員の何ていいますか、知恵を絞って妙案を出していただくことをお願いして質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(瀧塚政明君) 以上で、竹内卓美議員の質問を終わります。-----------------------------------
○議長(瀧塚政明君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は12月6日に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 午後3時54分散会...